Time for a New Hat! ―Fedoraプロジェクトリーダーが交代へ OS・デスクトップ 階戸アキラ 41 2024-12-13 HiFive Premier P550のUbuntu対応、BPI-F3のRVV 1.0のテスト、Ubuntu 25.04(plucky)の開発; Foundationのロードマップ OS・デスクトップ 吉田史 51 2024-12-13
(1)はこちら、(2)はこちらから。 CPANへのリリース さて、いよいよCPANへのアップロードを行っていきましょう。 Changesを書く まずは、リリース前にモジュールの変更履歴をChangesファイルに書きます。Minillaが出力したChangesのひな型に{{$NEXT}}という文字列がありますが、その次行以降に続けて箇条書きで変更内容を記述します。 この{{$NEXT}}部分がリリース時にv0.0.1 2018-02-17T18:42:09Zのようにバージョン番号とリリース時間に自動置換され、CPANモジュールに同梱されます。 アップロード用の設定ファイルを配置する CPANモジュールをPAUSEにアップロードするための設定も必要です。.pauseというファイルをホームディレクトリ上にパーミッション0600で作成し、次のようにPAUSEアカウントとパスワードを記述します。
Percona XtraBackup(以降、PXB)とは、Percona社が公開しているオンラインでMySQLのバックアップを取得できるOSSツールです。 一般的にMySQLのバックアップはmysqldumpクライアントを使用するかと思います。mysqldumpは論理バックアップであり、データベース内のデータをテキスト(INSERT文)として保存します。そのため、リストアにはINSERT文を使用しなければならず、遅いのが難点です。 今回紹介するPXBは、物理バックアップであり、実際のデータベースのファイルを物理的にコピーすることでバックアップを取得します。リストアはそのファイルに対して、バックアップの開始時間からの差分データをリカバリしてファイルを配置するだけなので、論理バックアップのリストアよりも高速です。 Percona XtraBackupの動作について PXBは、トランザクションに
Perl Hackers Hub 第44回LINE Messaging APIで作るchatbot―LINE::Bot::APIとngrokでお手軽に!(2) 前回の(1)はこちらから。 Echo botを作ってみよう (1)でbotを開発する環境が整いました。(2)以降では公式SDKとPSGI(Perl Web Server Gateway Inter face)/Plackを利用して実装します。 リスト1は入力されたテキストをオウム返しする簡単なEcho botです。最初に、前節で作成したLINE@アカウントをLINE::Bot::APIで利用するための設定が必要です。(1)がその設定で、Developer centerで取得したChannel SecretとChannel Access Tokenを記述します。(2)からは通常のPSGIアプリケーションです。 リスト1 echo.p
本連載では第一線のPerlハッカーが回替わりで執筆していきます。今回のハッカーはacotieこと横山彰子さんで、テーマは「新人さんのための仕事で使えるPerl基礎知識」です。CPAN環境の構築方法や変数の扱いなど、新人さんがPerlで最初につまずきがちなこと、苦手とされがちなことを、ピックアップして解説していきます。 今どきのCPAN環境構築術 Perlの最大の特徴はCPANにあります。CPANは「Comprehensive Perl Archive Network」の略で、Perlで書かれた世界中のソフトウェアを集めた巨大なアーカイブです。CPANには再利用性・汎用性の高いモジュールが登録されているため、Perlを使って何か新しい作品を作り始めたいときに、先人の知恵を借りてスピーディかつスマートに開発できます。 登録モジュールの検索やドキュメントの閲覧サービスも提供されているため、Per
8月1日(現地時間)、KDE 4.9が当初の予定通りにリリースされた。パフォーマンスの向上と安定性に力を置いたバージョンで、数多くの新機能が追加されている。5月にコントリビュータのClaire Lotionさんが亡くなるという悲劇に見舞われたものの、まずは無事に、しかもスケジュール通りに公開にこぎつけたことを高く評価したい。 KDE Release 4.9 - in memory of Claire Lotion ご存知の通り、KDEはC++ベースのツールキットであるQtを基盤にしている。もともとノルウェーの一企業であったTrolltech社によって開発され、現在はNokiaの下でのOSSプロジェクトとして活動しているQtだが、Nokiaの業績悪化に伴い、大きな岐路に立たされている。Nokia主導で進められてきた他のOSSプロジェクト同様、NokiaはQtをも放り出そうとしている可能性
近ごろの仮想化事情 最近の「クラウド」(という言葉)の普及にともない、クラウドを支える技術としての仮想化も、一気に普及段階に入ってきました。OSレベルの仮想化はもちろん、ディスクなどのハードウェアやネットワーク、OSより上のレイヤでもミドルウェアやアプリケーション、デスクトップ環境まで仮想化する技術やサービスが次々と立ち上がっています。 もちろん、OSまわりの仮想化についても、利用目的によってさまざまな仮想化技術が開発され、利用が進んでいます。仮想化というと誰もが思い浮かべるハイパーバイザ方式の仮想化ソフトでは、CPUの挙動まですべてエミュレートする完全仮想化と一部処理をホストOSネイティブに振り分ける準仮想化、さらにこれらをハードウェアから支援する機能も、チップメーカ等で開発が進められています。 LXCって何? VPSは、実際に動作している物理サーバの上で複数の仮想サーバを動作させ、個
Resultクラスの拡張 Resultクラス、ResultSetクラスは自分の好みに合わせて拡張できます。 カラムのinflate/deflate $tweet->created_dateのようなつぶやきの日付を取りたい場合、カラムの値そのままではなくDateTimeオブジェクトを返してくれたらうれしいと思います。その機能を実現するのがカラムのinflate/deflate機能です。inflate(膨らませる)は文字どおりカラムのデータをPerlオブジェクトに変換する機能で、deflate(収縮させる)はPerlオブジェクトをカラムデータへ変換する機能です。 Resultクラス内で __PACKAGE__->inflate_column('column_name', { inflate => sub { # カラムデータからオブジェクトを作って返す }, deflate => sub {
株式会社ミクシィ 研究開発グループの前坂です。前回の記事でmemcachedは分散に長けた高速なキャッシュサーバであることが紹介されました。今回はmemcachedの内部構造がどう実装されているのか、そしてメモリがどう管理されているのかをご紹介します。また、memcachedの内部構造の事情による弱点も紹介します。 メモリを整理して再利用するSlab Allocationメカニズム 昨今のmemcachedはデフォルトでSlab Allocatorというメカニズムを使ってメモリの確保・管理を行っています。このメカニズムが登場する以前のメモリ確保の戦略は、単純にすべてのレコードに対してmallocとfreeを行うといったものでした。しがしながら、このアプローチではメモリにフラグメンテーション(断片化)を発生させてしまい、OSのメモリマネージャに負荷をかけ、最悪の場合だとmemcachedのプ
Cから継承したAPI プログラマにとって、ログの解析や作成などに含まれる日付や時刻の操作は切っても切り離せない分野のひとつです。もちろんPerlにも日付や時刻を操作するための関数は組み込まれています。 ただし、Cから継承してきたlocaltime()やgmtime()の返り値は、お世辞にもわかりやすいとはいえません。リストコンテキストで呼び出せば年月日、時分秒などの値を取り出せるとはいえ、単一の配列で受け取ると、個々の要素を使うときに直感的ではなくなりますし、明示的な名前をつけたスカラー変数を並べて受け取るのはいかにも冗長です。 use strict; use warnings; # 短いけれど非直感的 my @tm = localtime(); $tm[5] += 1900; $tm[4]++; printf "%04d-%02d-%02d %02d:%02d:%02d\n", reve
SONYから1月に発売されたVAIO Type Pは、IntelのMenlowプラットフォーム(旧ブランド名『Centrino Atom』)を用い、最小構成で600gを切ることも可能な、非常に軽量なノートPCです。 ただし、Menlowプラットフォームは幾つかの点で特殊であり、Ubuntuを「そのまま」使おうとすると少々やっかいなことになってしまいます。そこで今回から何回かにわけて、この環境でUbuntuを使うためのレシピを紹介します。 VAIO Type P VAIO Type Pが採用するMenlowプラットフォームは、一般的なNetbookで利用されるAtomプロセッサ環境とは、幾分異なった構成となっています。 特徴的なのは次の点です。 通常のAtom環境で利用されるi945系チップセットではなく、US15W(以下、コードネームの「Poulsbo」とします)という独自のチップセッ
ソフトウェアなどを使いこなすために、ストレスを感じながらもしぶしぶ覚えなければならないようなノウハウ、「バッドノウハウ」がテーマの本連載、第4回の今回はブラウザのBKを、<form>タグに関連するものに絞って取り上げたいと思います。 URLの+と%20の関係 HTMLの<form>タグを使うと、ブラウザからサーバにデータを送ることができます。<form>にmethod="GET"という属性が指定されている場合、ブラウザは、以下のように、キーと値のペアをURLの末尾に付加してサーバにリクエストを送ります。 http://example.com/webdb.cgi?key1=value1&key2=value2 これらのペアを「クエリ」と呼びます。このときキー、あるいは値に=などの予約記号が含まれている場合、%3Dのように%+16進数でエンコードします[1]。 ところが、これには例外があり
mod_perlの教訓 一昔前まで、Perlである程度大規模なウェブアプリケーションを書くときはmod_perlと呼ばれるApacheモジュールを利用するのが一般的でした。 ところが、Apache、mod_perlともに大規模な改修が行われ、後方互換性が失われた結果、古いmod_perlのアプリケーションを抱えている企業は、リスクや不便を覚悟で古いApacheを使い続けるか、Apache、mod_perlともに新しい環境に移行するか、あるいはまったく異なる第三の道を模索するかの選択を迫られることになりました。 同じようなことは、もっと小規模なアプリケーションでも起こりえます。たとえば、昔ながらのCGI環境で実行していたものをもっと高速な環境に移行したくなったとき。たしかにmod_perlにはApache::PerlRunと呼ばれる互換モードもありますが、これまではアプリケーションそのものを
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