ワシントン(CNN) 米国のスティーブ・バノン前首席戦略官らが、2018年中間選挙の共和党予備選で現職上院議員への対抗馬擁立を準備していることが11日までに分かった。バノン氏に近い情報筋がCNNに明らかにした。 標的となっているのはテネシー州選出のボブ・コーカー、ミシシッピ州選出のロジャー・ウィッカー、アラバマ州選出のルーサー・ストレンジ、ネバダ州選出のディーン・ヘラー、アリゾナ州選出のジェフ・フレークの各上院議員だという。 バノン氏は10日夜に放送された米CBSテレビの番組で、「共和党主流派は2016年の大統領選を無効化しようとしている」と主張。党主流派内でトランプ大統領の方針に反対しているのは誰かと司会者から問われると、ミッチ・マコネル上院院内総務とポール・ライアン下院議長の名前を挙げた。 政策課題の実現にあたりトランプ氏が必要とする人物を攻撃する形になることについて聞かれると、共和党