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2021-06-10

anond:20210610013233

まずどれだけ読解力がなかったら「映画は90分以内に限る」がテーマだと勘違いできるのか戦慄するんだけど(「誰か一人に見せたい映画を撮れ」とかの伏線ガン無視したんか)、あの作品テーマは「フィクション」で、登場人物の想いとか熱量とかもあるにはあるんだけど、というよりは「作品としての上手さ・巧みさ」そのもの目的解釈すべきかと。

起承転結とか伏線の回収とか、フィクションとしてあまりにも綺麗な作りをしているんだよな。

映画映画であると同時に、それ自体が「映画であるという自己参照構造面白みがある。「面白映画とはこういうものだ」と語りながら、大胆不敵にもそれ自体が「面白映画」を例示しているわけ。(「俺が面白いと思った」という話ではなく、ギミックとして「面白映画」という役割を演じているということ。)

記事への反応 -
  • 「映画は90分以内に限る」 だけでしょ? 才能がある人達が運命的な出会いを通して花開いていくストーリーライン自体はテーマじゃなくて「映画は90分」を語るための溶媒なわけだ...

    • まずどれだけ読解力がなかったら「映画は90分以内に限る」がテーマだと勘違いできるのか戦慄するんだけど(「誰か一人に見せたい映画を撮れ」とかの伏線ガン無視したんか)、あの作...

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