日本にいる日本人が書いた記事を日本メディアが海外ニュースとして報道するマッチポンプ感についてはひろゆきが触れていたが、それに加えてNew York Timesの元の記事自体も結構ひどい。
「自決」という強いワードを使ったのは成田本人にしても、元々の「既得権益層にいる強者老人が自主的に引退していく風潮を作ろう」という文脈から単なる高齢化社会にテーマをずらして「既得権益層」「自主的」といったキーワードをオミットした上に、
Seppukuの解説に"ritual disembowelment that was a code among dishonored samurai(落ちぶれた侍がやる儀式)"と「弱者」の文脈を勝手に付け加えることで
「役に立たない老人はさっさと殺して世代交代しましょーよ」みたいな激ヤバ差別主義者に仕立て上げられている。
しかも件の発言含めてこれまで日本国内で炎上らしい炎上はまだしていなかったはずなのだが、なぜか日本で既に炎上したことになっており国内の有識者からの批判意見がズラズラと並べ立てられている。
よく見ると上記のような文脈で批判されているのでどれも芯を食っていないんだが、批判批判批判!!たまに擁護する人もいるよ…あと批判批判批判批判!!って感じなんでまあ印象が悪い。
というか「海外で炎上してるぞ!」で炎上してるニュースの元ネタが「日本で炎上してるぞ!」って完全にマッチポンプで草なんだが。
炎上するように文脈を切り貼りする&炎上をネタに炎上させてPV稼ぐって、タブロイド通り越して5chまとめサイトのやり口と同じだけどNew York Timesブランドとしてどうなんスか?