子どもの肥満、福島で顕著=原発事故で運動不足か−全国は減少傾向・文科省調査 子どもの肥満、福島で顕著=原発事故で運動不足か−全国は減少傾向・文科省調査 肥満傾向にある子どもの割合を都道府県で比較した結果、幼稚園年長から高校3年までの13学年のうち、低学年を中心に福島県が7学年で最も高かったことが25日、文部科学省の今年度の学校保健統計調査(速報値)で分かった。 全国的には、過去6年間で逆に肥満が改善されており、福島県の担当者は「東京電力福島第1原発事故の影響で、一部地域で屋外活動が制限され、小学生を中心に運動量が減った」と指摘している。 今年4〜6月に健康診断を受けた児童や生徒らから4.9%を抽出。学年ごとに算出した標準体重より20%以上重い「肥満傾向児」の割合を調べた。 その結果、福島は年長から小4までと中3、高3の7学年で1位を占め、小5、小6も2位だった。昨年は原発事故で調査で