2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧
2005年2月9日をもってウバタマは活動を停止するのだろうか? もし事実なら非常に残念だ。彼の音楽がもう聴けなくなるのか!? http://home.att.ne.jp/omega/ubartmar/
●ラシッド・タハ / テキトハ? おぉっ、前作以上に良いじゃないか。アラブ風の旋回するような旋律に、彼の力強いだみ声ボーカルがかぶさる。 アラブ音楽に特徴的な反復する旋律はロックのフォーマットと合っていると思う。ロラン・バルトは『明るい部屋』の…
今日は休日出勤を癒すためにCDを4枚も購入。1枚が上記のテテ。残りは次の3枚。 ●バンド・エイド20 / ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス ナイジェル・ゴドリッチによるプロデュースの現代版ドゥ・ゼイ・ノウ。やっぱり曲がダメダメなのは如何ともしがたく…
●テテ / ア・ラ・ファヴール・ドゥ・ロートン フランスのレニクラことテテの2ndアルバム。特に熱唱したり、高音を張り上げたりするわけではない自然体の歌声が、メロウな美メロとともに情感溢れる厚みをもって迫ってくる最高の黒人フォークロック。言葉を口…
ライブレポをしているサイトがいくつか紹介されているなかに、2005年1月16日の日記が紹介されていた。「レポート@名古屋1」というやつ。 http://bonobo.exblog.jp/1724817/
●吉田鈴香『アマチュアはイラクに入るな』(亜紀書房) ●伊勢崎賢治『武装解除』(講談社現代新書) 前者は「プロのNGO」がどのように危険地域で活動しているのかに関する分かりやすい概説書。平和構築の現場においても、ビジネス書におけるコンサル会社風フ…
モデムが故障してしまったため、しばらく更新できなかった。1月はかなり快調に日記を書いていたのだが、結局は毎度の如くの更新頻度に落ち着いた…。
ビースティーズの前座はLe Tigre(ル・ティグラ) という女性三人のバンド(女性二人に男性一人かと思ったら、どうやら違うらしい)。80年代のキッチュなテクノポップをキッチュにリサイクルしたバンドと言えばいいだろうか。サイケデリックな服装で、無表情…
19時頃に会場の電源が落ちる。ステージ上のスクリーンは真っ白に光輝き、ホワイトアウト状態。一体、何が起こるのだろうか? 期待が高まりつつ見守っていると、スクリーン上にどこかの一室らしき光景が映し出される。しかも見慣れない不思議な光景だ。人間が…
実のところ、上記の問題は多くの人には関心がないように思える。多くの人が興味があるのは結局のところ「思想談義」だ。だが、その場合でも議論の整理は必要だと思う。上記の政治的圧力問題以外に議論を拡張する場合には、「今回の題材がそもそもNHKに相応し…
いくつかのざっとサイトを見てみたら、内容改変前のもともとの番組内容が偏向していたという前提でNHKを批判しているものが予想外に多くて驚いた。あるいは、1日前に会ったのでは改変できないだのといった不可思議な意見も見られた(1日あればかなりの仕事は…
朝からワクワクして落ち着かない(笑)。とりあえず最新アルバム『トゥ・ザ・5ボローズ』を聴きなおす。ロック的感覚に裏打ちされながら、トラディショナルなスタイルでのヒップホップが全面的に展開される。やはり最高にかっこいい! 朗読と歌の境界上に存在…
ビースティ・ボーイズ / イル・コミュニケーション やはりこのアルバムは最高に盛り上がる。最近のオールド・スクールなビースティーズを絶賛する人に限って、このアルバムの曲を馬鹿にする傾向があるがくだらない意見だ。ビースティーズの真骨頂は音楽の領…
V.A. / TROJAN LOVERS BOX SET ご存知TROJANのラヴァーズ・ボックス・セット。久しぶりにラヴァーズを聴きながら、ブログのデザインを変更したり、大量に書き込んでしまった。冬にラヴァーズでもないけれど(笑)。このボックス・セットは低価格3枚組なので、…
平田弘史『日本凄絶史』(青林工藝舎) 『血だるま剣法』ほどには感銘を受けなかった。短編集であるためなのかもしれないが、それ以上にこの手の昔を劇画を読んでいてよく感じるのだが、コマの流れに飛躍を感じる瞬間があり、結果として話が読めなくなる箇所…
堀紘一『会社が放り出したい人 1億円積んでも欲しい人』(PHP) 堀紘一『これから5年 かしこい頭の使い方』(PHP文庫) どちらも思ったとおりおもしろくなかった。どれも同じような志の小さな処世術的エッセイ。彼は行進曲を聴くと元気が出るから、毎朝聞き…
山本真司『40歳からの仕事術』(新潮新書) 山本真司『30歳からの成長戦略』(PHP) 前者は思ったよりもおもしろかった。外資系コンサルティング・ファームであるA.T.カーニーのヴァイス・プレジデントによる非常に明快な仕事術。この手の本としては傑作とい…
堀義人『吾人の任務』(東洋経済) 堀義人『人生の座標軸』(講談社) 前者は思ったよりもおもしろかった。民間のビジネススクール、グロービスの創業者の自伝。努力しつつ夢に向かって進んでいるところが○。 後者は思ったとおりおもしろくなかった。彼の言…
2005年1月8日の朝日新聞にボノとビル・ゲイツの共同声明が掲載されていた。先進国の指導者(日本を「指導」しているのは誰だ?)に対して、以下の4点の実施を主張している。 ・対外援助額の倍増 ・貧困国の債務帳消し ・貧困国の自立に向けた不公平な貿易ル…
思い立って、テーマを変更。しかし、これだけの変更でも面倒くさくて、時間がもったいなく感じてしまう…。 ところで、これまでは気にならなかったのだが、今回のフォーマットだと、段落の区切りが明瞭ではないため、やっぱり頭を一文字下げて書いていかない…
ダニー・ハサウェイ / ソングス・フォー・ユーLIVE! 昨年、発売されたネオ・ソウルの巨人ダニー・ハサウェイの未発表音源満載のライブ・アルバム。このアルバムを何度も聴いていると、33歳で自ら命を絶ったこの天才ミュージシャンの音楽は死後数十年経っても…
庵野秀明『キューティーハニー』(2003年) 率直に言って、これを褒めるのは難しい。単にダメ映画。やはり庵野にはアニメに期待かなぁ。アニメ版はもうレンタルされているのだろうか。
Klaus Nomi / Simple Man フーコーと並び、最も早くエイズで亡くなった大物の一人。ロックオペラの怪人クラウス・ノミを久しぶりに聴きなおす。チープでスカスカの80sポップス的サウンドに合わせてノミが巻き舌、ファルセット、ベルカントで歌い上げる。オペ…
久坂部羊『破裂』(幻冬舎) 「医者は、三人殺して初めて、一人前になる」という惹句はなかなかインパクトがあって良い。内容もなかなかおもしろい。一人前の医者になる前の未熟な状態での治療のために、何人もの患者が犠牲になっているという制度的問題への…
フェルディナント・ヤマグチ『恋愛投資概論』(ソフトバンク・パブリッシング) 笑える。切込隊長こと山本一郎の『投資情報のカラクリ』を購入しようとした時に、表紙の折り返し部分の広告に爆笑優良企業研究と書いてあったので、ついこっち方を購入(笑)。 …
アタウアルパ・ユパンキ / エストレリータ(小さな星) 年末にJRのホームで売っていたので、待ち時間中に購入。1000円。フォルクローレ・ギタリストと言えば、もちろんユパンキ。哀愁を帯びたギターの音色。こもったような高音の弦の震えが心に沁みる。
原作:宮藤官九郎 漫画:山田玲司『ゼブラーマン』(小学館) 主人公の職業は教師なのだが、生徒からは見離されているダメ教師だし、家庭も崩壊。本当にダメな大人なのだ。その彼がヒーローオタクが高じて、なりゆきで子供の頃にTVでやっていたゼブラーマン…
カニエ・ウェスト / ザ・カレッジ・ドロップアウト HipHopシーン昨年最大の問題作。さすがにヒットメーカーだけあって、音作りのクオリティはさすが。 ライムもインパクトがあり、カニエ自身の自伝的な作品になっているのだが、短い1stトラック「イントロ」…
ティナリウェン / アマサクル カダフィのキャンプに集い、革命理論を学んだメンバー達が結成したバンド、ティナリウェンのセカンドアルバム。静かで素朴な音に乗せて歌われるのは、強靭な不屈の精神。砂漠のブルース最高! 確かにじわっと癖になる音で、最近…
今年もよろしくお願い申し上げます。