ポワルンとは、ポケットモンスターに登場するNo.351のポケモンである。初登場はルビー・サファイア。
基礎データ | |||
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名前 | ポワルン | タイプ | 通常: ノーマル 太陽: ほのお 雨水: みず 雪雲: こおり |
英語名 | Castform | 高さ | 0.3m |
分類 | てんき | 重さ | 0.8kg |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | てんきや |
♀:50.0% | ― | ||
グループ | ようせい / ふていけい | 隠れ特性 | ― |
孵化歩数 | 6400歩 | 捕捉率 | 45 |
世代 | 第3世代 | 努力値 | HP+1 |
進化 | 進化しない | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #351 | 図鑑の色 | 通常:灰 太陽:赤 雨水:青 雪雲:白 |
ジョウト | #― | ホウエン | #142 (RSE) #147 (ORAS) |
シンオウ | #― | イッシュ | #163 (BW2) |
カロス | #― | アローラ | #181 (SM/アローラ) #108 (SM/アーカラ) #077 (SM/ウラウラ) #069 (SM/ポニ) #220 (USUM/アローラ) #121 (USUM/アーカラ) #084 (USUM/ウラウラ) #082 (USUM/ポニ) |
ガラル | #― | ヒスイ | #― |
パルデア | #― |
図鑑説明
- ポケットモンスタールビー、オメガルビー
- てんきに よって すがたが かわる ポケモン。 ちいさい からだを まもる ために だいしぜんの おおきな パワーを つかえる ように なった。
- ポケットモンスターサファイア、アルファサファイア
- しぜんの ちからを うけて たいよう あまみず ゆきぐもに すがたを かえる ポケモン。 きしょうが かわると きしょうも かわるぞ。
- ポケットモンスターエメラルド
- てんきに よって すがたを へんかさせる。きおんや しつどなど てんこうの へんかが さいぼうに えいきょうを あたえるらしい。
- ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン、Y
- しぜんの ちからを うけて たいよう あまみず ゆきぐもと すがたを かえる のうりょくを もっている。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、プラチナ、ブラック・ホワイト、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
- てんきによって すがたが かわる。 みずのぶんしと そっくりなことが さいきんになって はっけんされた。
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー、X
- きおんや しつどの へんかが からだの さいぼうに えいきょうして すがたを かえる ポケモン。
- ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
- きおんや しつどが さいぼうに えいきょう するため てんきによって すがたが かわってしまう ポケモン。
- ポケットモンスターサン
- ポワルンのすがた
- てんきに よって すがたを かえる。 きおんや しつどの へんかが さいぼうに えいきょう するらしい。
- たいようのすがた
- よく はれた ひの ポワルンの すがた。 ひふに ふれると いがいに あついので ちゅうい しよう。
- あまみずのすがた
- あめに したたる ポワルンの すがた。 からだを おすと スポンジのように すこし みずが しみだしてくる。
- ゆきぐものすがた
- ゆきに ふられる ポワルンの すがた。 ぜんしんが こおりの ようで たいおんは マイナス5ど ぜんご。
- ポケットモンスタームーン
- ポワルンのすがた
- きおんや しつどに さいぼうが びんかんに はんのうし すがたが かってに かわって しまうのだ。
- たいようのすがた
- かいせいに めぐまれたときの ポワルンの すがた。 からだは ポカポカと ほてっているぞ。
- あまみずのすがた
- ふりしきる あめに うたれる ポワルンの すがた。 からだは しっけを おびて ぬめっている。
- ゆきぐものすがた
- あられに ふられる ポワルンの すがた。 ひふは つめたく こおりの ように ツルツルだ。
- ポケットモンスターウルトラサン
- ポワルンのすがた
- てんきに よって すがたが かわるが かがくてきな はんのうの けっかで じぶんの いしでは ないらしい。
- たいようのすがた
- はれた ひの ポワルンの すがた。 ヒーターのまえに おく じっけんでは この かたちに へんかしなかった。
- あまみずのすがた
- あめに うたれると このすがたに へんかする。 みずで すこしだけ からだが ふくらみ ブヨブヨしている。
- ゆきぐものすがた
- あられを あびる ポワルンの すがた。 れいとうこに いれる じっけんでは この かたちに へんかしなかった。
- ポケットモンスターウルトラムーン
- ポワルンのすがた
- てんきに よって すがたが かわる。 きしょうが あらくなるほど きしょうも あらっぽく なってくる。
- たいようのすがた
- あつい ひざしを あびていると このすがたに かわる。 ほてった からだを さわると パサパサするぞ。
- あまみずのすがた
- あめに うたれる ポワルンの すがた。 シャワーを あびせた じっけんでは この かたちに へんかしなかった。
- ゆきぐものすがた
- あられに うたれると この すがたに へんかする。 ぜんしん つめたく ひふは すこし こおっているぞ。
概要
三世代ではアクア団やマグマ団の事件を天気研究所で解決するともらえる貴重なポケモンだった。専用特性「てんきや」によって、天候に合わせてタイプと姿が変わるという他に類を見ない性質がある。ある意味フォルムチェンジの先駆け的存在。
てんきポケモンの名に恥じず、特性「てんきや」に加え、天候でわざタイプの変わる準専用技ウェザーボールをはじめ天候に関する技を大量に習得する。
なお、ウェザーボールと違ってすなあらし下ではポワルンは変化しない。変化すれば貴重な岩タイプ特殊アタッカーとしての道が開けるのに…
当然天候パーティでの起用をしたいが、単天候パーティにはそれらの天候に特化したより強力なポケモンが居るためなかなか難しい。複合天候もしくは技のレパートリーで差別化を図りたいが、複合天候パーティの扱いにくさと低種族値の壁が立ちはだかる。
特性と技レパートリーは他に類を見ない面白い物なのだが、いかんせんこの種族値では実戦的とは言い難い。
せめて特攻と素早さが100でもあればまた違ってくるのだが……
「てんきや」が足を引っ張って今後隠れ特性を貰える可能性がほぼゼロなのも痛い。
第四世代では、ポワルン専用技だったウェザーボールをロズレイドを初めとした何種類かのポケモンが習得。アイデンティティの更なる危機に立たされることに。
第五世代において、差別化に重要となるハイドロポンプを新たに習得。また、特性ひでり、あめふらしを持った一般ポケの登場により天候パーティ自体が大幅に強化された。複合天候パーティも組みやすくなり、環境自体は一応追い風となった。
しかし、第六世代では特性による天候のターン数が永続から5ターンに弱体化されたため、再びポワルンの立場は危うくなった。一応、ORASでは天候に関わる新たな高火力技として暴風を習得。
第七世代では天候発生の特性を持つポケモンが増加したが、ポワルン自身は特に強化されておらず、悪い意味で平均的な種族値が足を引っ張ってしまっているのは変わらない。ストーリー中ではマオの試練でぬしのラランテスに呼び出され、にほんばれによるサポートをしたり強力なウェザーボールを連発してくるため、むしろそちらの方が印象に残っている人も多いかもしれない。
第八世代の『ソード・シールド』ではまさかのリストラ。強化云々以前に出番すらもらえなかったが、ダイパのリメイクである『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』でようやく復活。強化や弱体化は特になかったが色違いがフォルムチェンジにも反映されるようになった。正確に言えば先にPokémon HOMEでデータとして閲覧できたが、本編シリーズに実装されるのはこれが初めてである。
まったく関係ないが気象庁がコイツのバッタ物を作りやがった