大月市とは、日本にある山梨県の東部にある地名である。(別名、東洋のパリ)
古くは大槻とも呼ばれていた時期もあったが、関西地方の大槻とはまた別の名称である。
詳しくは概要にて解説する。
概要
大月市 おおつきし |
|
基本情報 | |
---|---|
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、甲信越地方 |
市役所所在地 | 山梨県大月市大月二丁目6番20号 |
市町村コード | 19205-8 |
面積 | 280,25km2 |
総人口 | 21,180人 (推計人口、2023年4月) |
人口密度 | 75.6人/km2 |
木 | 八重桜 |
花 | 山ゆり |
市長 | 小林信保 |
行政区画テンプレート |
寛永10年3月、第10代谷村(現都留市)城主『秋元但馬守秦朝』が農業振興のため完成した水路「五ヶ堰」付近に大槻(ケヤキの別名)が群生していたので、地区名の「大槻」と言うようになり、その後寛文検地の際、駒橋(今の大月橋)より見た月がひときわ大きく見えたところから「大槻」が「大月」となったというのが大月の名前の由来とされている。
現在の大月になるまでは紆余曲折あり、昭和29年8月に北都留郡の大月町、猿橋町、七保町、梁川村、初狩村、笹子村、賑岡村の3町4村が合併、翌9月にはさらに富浜村を合併して現在の形となっている。
市章は「大」を天に向けはねさせて全体を形づくり力強さを、また中央の丸を「月」になぞられ市民の和による発展を象徴したものとされている。市のシンボルの花は「山百合」、木は「八重桜」である。
人口は2023年5月現在約2万1000人前後で減少が続いている模様(かつては4・5万人程の人口地だった)。
交通面では国道20号や国道139号に面し、JR中央線(中央東線初狩~笹子)や富士急行線の基幹駅でもある大月駅と交通のアクセスはしっかりしている。
また市歌は2つあり「大月市民歌」と「だいすき大月」がそれにあたる。
名所・観光地
都心から鉄道に乗って気軽に行ける観光地の一つで富士山の景勝地でもある。
また岩殿山に扇山や滝子山、雁ヶ腹摺山など登山や、富士山を背に八重桜の花見など色々と見所はあるが、何をおいても自慢と言えるのは日本三奇橋と数えられる「名勝猿橋」で、古くは平安時代から作られていたともされており、その造形や景観の良さから松尾芭蕉の句にも読まれており、歌川広重も「甲陽猿橋之図」という名画を残している程。また、日本に残存する数少ない刎橋でもある為文化的な価値もある。
交通
JR東日本
富士山麓電気鉄道
道路
高速道路
国道
主要地方道
有名人・著名人等
自然
関連コミュニティ
関連項目
山梨県:市町村の一覧 | |
---|---|
市部 | 甲府市 - 富士吉田市 - 都留市 - 山梨市 - 大月市 - 韮崎市 - 南アルプス市 - 甲斐市 笛吹市 - 北杜市 - 上野原市 - 甲州市 - 中央市 |
西八代郡 | 市川三郷町 |
南巨摩郡 | 富士川町 - 早川町 - 南部町(山梨県) - 身延町 |
中巨摩郡 | 昭和町 |
南都留郡 | 道志村 - 西桂町 - 忍野村 - 山中湖村 - 鳴沢村 - 富士河口湖町 |
北都留郡 | 小菅村 - 丹波山村 |