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死因とは、死んだ原因のことである。
概要
その人が死んだ原因を指す言葉。病気、事故、事件、災害、戦争などを問わず全ての場面で使われる。
厚生労働省の資料によると、2018年時点で日本人の死因の第1位は悪性新生物(がん)で27.9%。2位が心疾患、3位が脳血管疾患となっている。これには高齢化の進展や医療技術の進歩が影響していると考えられる。20代や30代の死因1位は自殺となっている。
日本以外に目を向けると、東南アジア、中央アジアの紛争地帯、北アフリカを除くアフリカ大陸の各国の最多死因はおおむね「HIV・エイズ」や「結核」となっている。それ以外の国の最多死因は心疾患やがんが多い。
死因を判断するのは日本では検察官・検視官・医師などの専門職の人であり、検察が判断するものは「検視」、医師が判断するものは「検死」や「検案」と呼ばれることが多い。ただし、この辺りの言葉の区別については曖昧である。
フィクションの世界では人が死ぬのがよくあることである場合もあるので、死因もそれに応じて多種多様である。
ニコニコ動画のコメントとしての「死因」
死にゲーなどの死ぬシーンが多い動画では、「死因:○○」というコメントがされることがある。
ニコニコ動画のタグとしての「死因」
ある人物が亡くなった場合、その人物やゆかりのあるキャラクターの動画に、ジョークとして「死因」というタグが付けられることがある。もちろん本当の死因ではないが、状況によっては不謹慎と批判されることもある。タグをつける際は「ジョークが通用する動画かどうか」についていったん考えた方がよいだろう。
ニコニコ大百科に記事のある死因
「死因:○○」系
その他死因に関連する言葉
厳密には直接的な死因ではないものや、ネタ的なものも含めた。