無敵とは、敵の無い事。あまりにも強くて敵がいない状態を表す言葉である。
概要
首位を独占している個人・団体などにこの単語が使われやすい。
「スポーツ界においては彼は無敵」「無敵のヒーロー」などのように使われる。
日常会話でこの単語が使われるときは不安のないさまや十分に準備ができていることについての表現としても使われる。
山口県には無敵と言う苗字が実在する。希少姓である。 →日本の苗字(名字)の一覧を参照
コンピューターゲームにおける「無敵」
アクションゲームやシューティングゲームなどにおいては、敵キャラクターや敵の攻撃に当たると1ミスになったりダメージを受けてしまい、敵キャラはプレイヤーにとっては厄介な存在になる。
そこで敵キャラからの攻撃を防ぐための手段として、一定時間無敵になれる効果のアイテムがある。「スーパーマリオ」シリーズに登場する「スーパースター」→が有名か。
なお、無敵になっている時には無敵であることを表すため、自キャラが光り輝いたり専用の音楽が流れる場合がほとんど。→無敵用BGM
無敵アイテムを取ったり使ったりすると一定時間敵や敵の攻撃に触れても平気になり、ゲームによっては触れた敵を倒してしまうこともでき、文字通り無敵になる。
なお、アクションゲームの場合は敵の攻撃は防ぐことができても穴に落ちて死ぬことは防げないことがほとんどで、FC版「スペランカー」のように一番多い死因が落下死の場合はありがたみが薄いということもたまによくある。
無敵だからといって調子に乗った結果効果が切れた瞬間にダメージを受けるのは誰もが通る道。
無敵時間
アクションゲームやシューターなど、ライフ制を採用している多くのゲームでは、敵に当たったり攻撃を受けたりするとライフが減る。その時、多くの場合はダメージを受けた時に自キャラが一時点滅したり消えたりする。これはダメージを受けた後の立て直しのために一瞬だけ無敵になっていることを示している。
もしこの無敵時間がなかったら、ダメージを受けて自キャラが硬直している間にまたダメージを受けてその繰り返しでハメられて死亡…ということもありうるのでライフ制ゲームにおいて無敵時間は重要なものとなる。
なお、一部ではあるが「デスクリムゾン」など無敵時間がないせいで難易度が上がっているゲームもある。
格闘ゲーム等における無敵
格闘ゲームや対戦に重きを置いたアクションゲーム等では一部の行動の一瞬の間だけあたり判定、つまり攻撃を受ける判定が無くなることを無敵と言う。
昇龍拳系の技やバックステップなどの緊急回避行動に多く搭載されており、昇龍拳をはじめとする無敵付きの攻撃は相手の攻撃を避けるだけでなく攻撃をいなして逆に相手を攻撃する目的で多く使われる。
無敵の中でも一部だけが無敵になることは「上半身無敵」や「足元無敵」と呼ばれ、一部の技に対してのみ無敵の場合は「飛び道具無敵」や「投げ無敵」などと呼び、絶対的な無敵は「完全無敵」と呼ぶこともある。
無敵と同じように相手の攻撃を受けても動作は妨害されないが、ダメージ自体は受けるという状態は無敵ではなく「アーマー」と呼ばれる。
これらとは対称的に「真空投げ」のように「完全無敵」を無効化する手段を後述の「無敵貫通」と呼ばれる。
小学生の無敵
日本の小学生は「はい、バリアーwww」などと言うと謎の怪光線や未知の菌に対して無敵になれる。
物理攻撃と教師の雷には弱い。
無敵!?なにそれ美味しいの?「無敵貫通」って知ってる?
無敵とはあらゆる障害にも干渉されず一方的に無双できる状態であるが、逆に相手側からすれば打開策が必要であり、それがイタチごっこの要因「矛盾」となる。無敵が「盾」ならば、それを打ち破る「矛」が存在するのも事実であり、タイムアップや穴に落ちるなどが「矛」であり、用語としてはスマホゲーの「フェイトグランドオーダー」で確立されている「無敵貫通」と言われる。
無敵な気分になれるピコカキコ
スーパーマリオブラザーズ 無敵BGM | |
星のカービィ 無敵BGM | |
スーパーマリオ64 メタルマリオ |