曖昧さ回避
概要
湖の利用について
水産業の対象として
それぞれの湖によって状況は異なるものの、漁業の場として湖が利用されるのは珍しいことではない。近年では養殖なども行なわれている湖も多い。
水運の道として
産業革命が起こって鉄道などによる大量輸送が可能になる前まで、また、それ以降も河川と並んで湖は水運の道として利用されてきた。
レジャーとして
特に水質がよい湖の湖畔にはキャンプ場などが設置されることも多く、湖上でのボート遊びや魚釣りなどを楽しむ観光客も多い。冬季に全面が氷に覆われるような湖では氷をくり貫いてのワカサギ釣りなども名物となる。
その一方でフィッシングスポーツの為に外来魚を放流されることもあり、生態系への影響が心配されることもある。
伝承などについて
人の近くに存在しながら、その湖底にまで眼が届かないという性質上、湖は人々に様々な想像の種をもたらしている。
昔話などでは「湖の主」と名乗る巨大な怪物や、あるいは「湖の精」と美しい女神などが東洋西洋問わずに存在している。また、近世に至ってなお、ネス湖のネッシーに代表される巨大な生物の目撃情報が世界各地の湖であとを絶たない。
有名な湖
記事があるものは「湖沼の一覧」記事も参照のこと。
- 琵琶湖 - 日本最大の湖
- カスピ海 - 世界最大の湖
- バイカル湖 - 世界でもっとも水深が深い湖。
- チャーゴグガゴグマンチャウグガゴグチャウバナガンガマウグ湖 - 世界で最も読みにくい湖
- 五大湖 - アメリカに存在している5つの巨大な湖。
- 富士五湖 - 富士山のふもとに存在している5つの湖。
ニコニコ動画で有名と思われる湖
- ウユニ塩湖 - OP・EDでの上下のシンメトリー表現をこう呼ぶことがある。
- オマーン湖 - オマーンにあるといわれている幻の湖。
- 漫湖 - 沖縄県に存在している干潟。湖ではなく干潟である。
- レマン湖 - 中央ヨーロッパに存在しているヨーロッパで二番目に大きい淡水湖。
- 諏訪湖 - 長野県に存在している湖。東方Project関連で何かと知名度が高い。一般的には御神渡りなどが有名。
- 霧の湖 - 東方Projectの舞台である幻想郷に存在している湖。
漢字として
- 意味
- みずうみ、という意味がある。またとくに洞庭湖のことをいう。〔説文解字・巻十一〕に「大陂なり」「揚州の浸、五湖有り。浸、川澤の仰ぐ所、以って灌漑するなり」とある。
- 字形
- 形声で声符は胡。
- 音訓
- 音読みはコ(漢音)、訓読みは、みずうみ、うみ。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 湖塩・湖煙・湖沼・湖上・湖畔