No.12とは、KNACK制作のアニメシリーズ「チャージマン研!」第13話「対決!海底都市!」に出てくるロボットの名称である。その無機質なまでのインダストリアルデザインには無駄が一切無く、仮面ライダー555や変態仮面などにも影響を与えている。
概要
海底都市を管理するロボットの一体で、「空調環境を整える」役割を持つものと考えられる。その名が示すとおり「海底都市」は「海底」に都市があるのであり、「外部の膨大な水圧に対抗するには内部の空気圧を高めに調整(これを飽和潜水仕様という)しなければならない」という問題がある。ただ単に窒素や酸素を増やしても健康被害のおそれがあり、「内部空調(気圧)の管理」というのは思った以上に重責なのである(同じく海底都市であるLeMUも本件の50年ほど前に水圧に耐え切れず圧壊している)。
水族館としても機能する外部とは異なり、中央にあるコントロールルームでは(ロボットが主に仕事をするということもあり)人が長期間生存することは考えられてはいない。その為局長が酸欠のため白くなったり、No.12が発する音が歪んで聞こえたりといった弊害も見られた。
No.12達ロボットを操るにはアドミニストレータ権限を付加するトランシーバ型端末を持って命令する必要があり、普段は局長が管理している。が、ジュラル星人による海底都市爆破作戦の際に、洗脳された渚先生によりそれを奪われて酸素を止めるよう命令されてしまった。またこのときに「この部屋の機械を全部壊すんです!」という要求にも応える辺り、局長級の権限はかなり強いようである。