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“蹴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
91.1%
しゅう3.1%
けっ2.2%
けり0.8%
0.8%
けつ0.6%
しう0.6%
0.3%
キック0.3%
0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしてつてまゐります品物しなものらないと、ひどいんですぜ、そりや、んだり、つたり、ポカ/\でさ。我又不善擇人參可否われまたにんじんのかひをえらぶことをよくせず
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「なにまたすぐ出て来るよ」来太はむぞうさに一しゅうした、「……ときに杉浦君はどうしました、まだここにいるんでしょう?」
花咲かぬリラ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
と足を取ってすくわれたから仰向に倒れる処へ、甚藏が乗掛って掴まえようとする処を、新吉が足を挙げて股をけったのが睾丸きんたまに当ったから
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そのひましたがひたりし翁は、これも傘投捨てて追ひすがり、老いても力や衰へざりけむ、水をけり二足ふたあし三足みあし、王の領首えりくびむづと握りて引戻さむとす。
うたかたの記 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
犬二三霜ばしら
一点鐘 (旧字旧仮名) / 三好達治(著)
理由わけわからぬ囈語うはごとをいつて、意識いしきまつた不明ふめいつた。つひには異常いじやうちからくははつたかとおもふやうにおしなあし蒲團ふとんけつ身體からだ激動げきどうした。枕元まくらもと人々ひと/″\各自てんでくるしむおしなあしおさへた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
この興奮劑は、私が羅馬で、ある伊太利の藪醫者——あなたなんぞは一しうするでせうが——から貰つたものですよ、カァター。
「ああ、早く歸りたい、なア」と、渠はさもつらさうに云つて、うつ向きに長くなり、投げ出した毛脛の足を以つて、右と左りをかたみに、疊のりをする。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
知っているくせに。……もっと黒檀紳士は、明けっ放しの人かと思っていたわ。つまり、四十ヤードスクラムからスリークォーター・パスになって、それを、私がカットして好キック
一週一夜物語 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
若ければ、火ぶせの舞ひの 榾の火をゑはらゝかし、たのしかるらし
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)