小学館の漫画アプリ・マンガワンで連載中の松木いっかさんによる漫画『日本三國』の舞台化が決定。7月25日(金)から8月3日(日)まで東京・品川のシアターHで上演される。
脚本/演出を、これまで『戦国BASARA』『血界戦線』などの舞台/ミュージカルを手がけてきた西田大輔さんが担当。
主人公の三角青輝(みすみあおてる)役を、メディアミックスプロジェクトから派生したバンド・Argonavisのメンバーで、過去『ハイキュー!!』『文豪ストレイドッグス』といった舞台に出演した橋本祥平さんがつとめる。
三国時代の日本の再統一を目指す『日本三國』
『日本三國』は、小学館の漫画アプリ・マンガワンで2021年11月24日から連載中の松木いっかさんによる漫画。コミックスは既刊6巻。
軍閥が割拠する戦乱の世を経て──西国の大和、東国の武凰、北国の聖夷──三国に分かれた旧日本国を舞台に、主人公の三角青輝が日本を再統一し、泰平の世を築こうとする物語だ。
漫画『日本三國』1巻/画像はAmazonより
舞台版で橋本祥平さんが演じる三角青輝は、幼い頃から日本の文化や兵法書まで、広く雑多に知識をため込んできた頭でっかちの理屈屋で変わり者。
一方で、将来的に奇才軍師と呼ばれる人物であり、眼の前の難事・難題を、理路整然とした弁論でことごとく解決。各国の各勢力の思惑が水面下でぶつかり合う内政で、その実力を遺憾無く発揮していく。
なお、『日本三國』は3月19日(水)0時にも重大発表を控えている。
舞台化は「この上ない僥倖」 原作者・松木いっかのコメント
舞台化決定に伴い、舞台公式サイトでは松木いっかさんのコメントも公開されている(外部リンク)。
演劇は、古代ギリシアの時代まで記録を遡ることができる歴史ある芸術です。
デルポイやアテナイなどの劇場では、演劇を通じて神話や政治、哲学が語られ、人類史の発展に大きな役割を果たしました。
そうした長い歴史を持つ媒体で、原作を表現していただけることは、この上ない僥倖です。
古代の人々が演劇に心熱くさせたように、この演劇もまた、現代に生きる私たちを魅了させてくれることでしょう。
私はそう信じております。
舞台『日本三國』の他のキャストを含む詳細は未発表。続報を待とう。

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