今日は「ボケたらごめんね」です。
「誰もが人に迷惑をかけている。
(だから)「ボケたらごめんね」でいいんです。
…
いまのうちに、嫁や娘たちに、”ボケたらごめんね、
でもボケるかボケないかは仏さまの決めることで…許してね…”」
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「ボケたらごめんね」
すばらしい言葉、言い方を教えてもらった気分!
漫才なら別だけど、普通は自分の意思で、好んでボケになれるわけじゃない。
ボケ、認知症は病気だから仕方のないことなのだ。
(広い意味で「不可抗力」。
自分で責任をとれることではない)
まだなったわけじゃなく、これからなるかどうかは「仏さまの決めること」なので
わからない。
(なった「暁には」、仏さまが「なりなさい」とおっしゃったと思おう)
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深くうなずかされたのは、(まだボケていない)「いまのうちに」言っておく
ことの大切さ。
認知症になってしまってから「ボケてごめんね」と言えるか知れないけれど、
あらかじめ言っておく(予防線を張っておく)ことは、少し安心につながりそうな
気がする。
大根を 洗ふとは 輝やかせること 岡本 眸