傘や長靴とあわせてひとつは持っておきたいレインコート。おしゃれなものやかわいいものも多く、雨具としてだけでなくファッションとしても楽しめます。しかし、安価な商品からアウトドアブランドのアイテムまで幅広い価格、性能のものが販売されており、どれを選べばよいか迷いますよね。
そこで今回は、レインコートのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介。大雨に耐えられるスペックや生地の素材別の特徴など、さまざまな観点から選び方を解説します。ぜひ参考にして、憂鬱な雨の日を楽しめるようなお気に入りのレインコートを見つけましょう。
同志社大学美学芸術学科卒業後、大手アパレルメーカーに勤務。副店長という立場で女性のアンダーウエアを中心に、アパレルの販売・管理に幅広く携わる。流行の一歩先のアイテムを取り入れるのが得意。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
レインコートとは、丈が長くパンツが付属しないコート型の雨具のことです。名前のとおり、コートのように気軽に羽織れます。コートと同じ感覚で着られるデザイン性の高い商品も多数。毎日の通勤から休日のお出かけまで、さまざまなシーンで使える汎用性の高さも魅力のひとつです。
レインポンチョやレインウェアとは形が異なり、向いている着用シーンにも違いがあります。たとえば、レインポンチョは頭からかぶる1枚布のような形で、野外フェスやキャンプなどで活躍。レインウェアは上着とパンツがセパレートのため、雨のなかで作業したいときに向いています。
一方、レインコートは通勤・通学時や街中をちょっと歩くときにおすすめです。一般的にレインコート・レインウェア・ポンチョは雨具の種類として分類されますが、全般をレインコートと呼ぶ場合もあります。通販サイトや店舗によって表記が変わるため、商品を選ぶときは注意してください。
レインコートを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
レインコートを選ぶうえで重要なのは、雨や雪をしっかり防げるかどうか。利用シーンを想定してオーバースペックではない適切なレインコートを選びましょう。
耐水圧は大雨でも浸水しにくい10,000mm以上のものがおすすめです。耐水圧が大きいほど水は生地に染み込みにくくなるものの、そのぶん価格は高くなり重くなる傾向があります。大雨にも備えるなら、価格と性能のバランスがよい耐水圧10,000mm程度を目安に選びましょう。
なお、小雨であれば耐水圧1,000mm程度、やや強い雨でも5,000mmあれば対応できます。耐水圧10,000mm以上あると安心感がありますが、価格を抑えたい場合や好みのデザインがある場合は5,000mm以下も選択肢に入れるとよいでしょう。
ノースフェイスなどのアウトドアブランドであれば、さらに耐水圧が高いものもラインナップしています。台風や登山など過酷な環境下での使用を想定するなら、耐水圧20,000mm以上のレインコートも検討するのがおすすめです。
蒸れにくいものを選びたければ、透湿度5,000g/m2/24h以上のものを探しましょう。透湿度とは、24時間の間に衣服内の汗や湿気をどれだけ外に放出できるのかを示した指標のこと。徒歩での通勤・通学時に着用するなら、透湿度2,000mg/m2/24h程度でも快適です。
ただし、夏場と冬場など、気温や湿度によって快適に着用できる透湿度は変化します。1年を通して使いたいなら、やや高めの透湿度5,000m2/24h以上のものがぴったりです。
さらに快適に着用したい場合や、夏場・運動時など湿気が溜まりやすい環境下で着用する場合は、透湿度8,000g/m2/24h以上のものも選択肢に入れるとよいでしょう。隙間から空気を逃せるベンチレーション機能があれば、より効率よく蒸れを解消できます。
レインコートを快適に着るためには、撥水性や防風性の高さも重要なポイントです。撥水性の高いものは雨を弾きやすく、水滴を払うだけで着用後のお手入れが完了します。出先でレインコートをさっと片付けたい人などにおすすめです。
なお、撥水性と防水性はまったくの別物なので注意してください。撥水性が高くても防水性が低いと、濡れている場所に座ったときなどに水が染み込む場合があります。浸水も防ぎたい人は、撥水性と防水性の両方を兼ね備えたものを選びましょう。
また、秋~春先など冷たい風が吹く季節には、防風性の高いものがおすすめです。冷たい風や冷気をシャットアウトできるので、体感温度が下がりにくくなります。さらに暖かく過ごしたい場合は、中にインナーダウンなどを着込むとしっかり防寒できるでしょう。
レインコートは生地の素材によって価格や見た目、耐久性などの性能が大きく異なります。それぞれの素材の特徴を把握して着用シーンや用途に適したものを選びましょう。
普段使いにはナイロン・ポリエステル素材のレインコートが適しています。多くの商品で採用されている素材で低価格のものが多く、安いものだと1,000円台でも入手可能。速乾性・耐久性にも優れているため、使用頻度が高い通勤・通学用にぴったりです。
なお、防水性を重視する場合は、ビニール素材の商品もおすすめ。ナイロン・ポリエステル素材に比べ重く動きづらいものの、防水性が高く濡れる心配が少ないのがメリットです。雨でもお気に入りの服を着て出かけたい場合は、ビニール素材のレインコートも検討しましょう。
アウトドアレジャーでは、高機能の透湿防水素材が適しています。ゴアテックス®やコロンビアのオムニテック・アウトドライエクストリームなどが代表的。防水性・透湿性の高さで選ぶならゴアテックス®、軽くて蒸れにくいものがよいならオムニテックなど、素材ごとの長所を把握して選びましょう。
透湿防水素材のレインコートは高い耐水圧と透湿度で、過酷な環境でも快適に着用できるのが魅力です。防風性も高いため、吹雪や台風のときにやむを得ず外出する必要がある場合にも向いています。
ただし、透湿防水素材の商品は性能に比例して価格が高く、10,000円以上するものが主流。対して普段使いに適したものであれば数千円で購入できるものが大半です。着用シーンや使用頻度を考えて、オーバースペックにならないか検討したうえで商品を選ぶことをおすすめします。
レインコートは移動手段や普段持ち歩く荷物も考慮して選ぶのがポイントです。どのようなシーンで着用することが多いかをふまえ、適したものを選ぶようにしましょう。
小学生や中学生など子どもの通学用には、ランドセル・リュックに対応したものがよいでしょう。背中部分が大きく広がっており、ランドセルやリュックを背負ったまま着用可能。雨・雪の日の通学でランドセルなどを濡らしたくない場合にぴったりです。
なお、学校によっては通学に使用できる商品が指定されており、ランドセル・リュック対応のレインコートが使えない場合もあるので注意が必要。新入学や進学でレインコートを用意するときには、指定の有無を確認したうえで商品を選びましょう。
レインコートを着て自転車や原付に乗る場合は、ロング丈をチョイスしましょう。足元まで全身すっぽり覆うことで濡れる面積を最小限に抑えられます。事故の原因とならないようレインコートがペダルに干渉しないかも合わせて確認しておきましょう。
ヘルメットをしたままフードをかぶれるものや、自転車の前カゴまで覆えるものなど、自転車通学のスタイルに適したものも販売されています。普段使いには向かない場合もありますが、自転車に乗るときしか着用しないのであれば必要に応じて検討しましょう。
レインコートを快適に着用し、雨による影響を最小限にするためには、身長・体格に合ったサイズを選択しましょう。レインコートは服の上から羽織ることが前提の雨具。素材によっては伸縮性がないこともあるので、普段の服よりもひと回り大きいサイズを選ぶことをおすすめします。
幼児用の80・90・100cmなどの小さいサイズや、130~160cmなどの小学生を対象とした商品も、同様にワンサイズ大きめを選ぶのがベター。子どもの成長に合わせて買い直す必要はあるものの、少しサイズに余裕があり子どもが気に入るデザインを選ぶとよいでしょう。
おしゃれに着たい場合は性能だけでなく、カラーや柄も重視しましょう。レインコートはコンビニや100均で販売されている透明のもの以外にも、さまざまなデザインの商品が販売されています。自分の好みや利用シーンに合うものを選びましょう。
黒やベージュのシンプルなものであれば通勤時にも使用可能。赤いレインコートなどカラフルなものを着れば、雨の日が楽しくなります。アウトドアブランドだけでなくワークマンやしまむらなどでリーズナブルなものを複数用意して、着用シーンやほかの服装に合わせるのもおすすめです。
以下のコンテンツでは、レディース向けのおしゃれなレインコートを幅広く紹介しています。デザイン性の高いレインコートを探しているなら、あわせてチェックしてください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||
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素材 | 耐水圧 | 透湿度 | 撥水加工 | リュックを背負ったまま使用可能 | |||||
1 | AISHITE レインコート | ![]() | 軽量・コンパクトな防水ポンチョ | 不明 | 不明 | 不明 | |||
2 | L.L.Bean トレイル・モデル・レイン・コート ジャパン・フィット|0UMR110004 | ![]() | 耐久性のアップを実現。適度なゆとりのすっきり感がある | 再生ナイロン100%、 防水透湿素材TEK2.5 | 不明 | 不明 | |||
3 | アーバンリサーチ URBAN RESEARCH|RAIN MODSCOAT|R-1130-201UM35 | ![]() | 耐水圧5000mmH2Oのポケット付きレインコート | 表地:ポリエステル100%(撥水加工)、裏面:TPUラミネート | 5000mmH2O | 不明 | 不明 | ||
4 | AP・Room 防水コート | ![]() | 撥水性・防風性・通気性・耐摩耗性ありで着心地のいい防水コート | ポリエステル | 不明 | 不明 | |||
5 | Pajar EWAN レイン ジャケット | ![]() | 耐水性と重厚感を兼ね備えた高性能レインコート | ポリエステル、ナイロン | 不明 | 不明 | 不明 | ||
6 | ゴールドウイン THE NORTH FACE|プリューデントコート|NP12432 | ![]() | フェスからビジネスまで、軽量防水の使えるコート | 表地:ナイロン、裏側:ポリウレタンコーティング | 不明 | 不明 | |||
7 | TULTEX レインコート|1273-1321-2 | ![]() | 大きいサイズの防水防風リュック対応レインコート | ポリエステル | 10000mm | 5000g/m2/24h | |||
8 | BMO レインコート | ![]() | フードとポケットが付いた、大きめサイズのレインコート | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | ||
9 | THE NORTH FACE マウンテンレインテックスコート|NP12431 | ![]() | 3層構造の生地を採用。日常でも使いやすいカラー | ナイロン | 不明 | 不明 | |||
10 | BMO レインコート | ![]() | フードとポケットが付いた、大きめサイズのレインコート | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
当社の人気レインウエアのラミネート構造を一新し、さらに丈夫に快適にアップデート。シェルの裏面に防水透湿素材を接着し、軽さと通気性を確保しながら、耐久性のアップを実現しました。適度なゆとりのすっきりとしたフィット感です。
素材 | 再生ナイロン100%、 防水透湿素材TEK2.5 |
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耐水圧 | 不明 |
透湿度 | 不明 |
撥水加工 | |
リュックを背負ったまま使用可能 |
母子でお揃いを楽しめるデザインが特徴のレインコートです。ベビーポンチョを連結することで、抱っこ時にも対応し、産前から産後まで体型変化に合わせて着用可能。軽くて肌触りの良い素材を使用し、ドローコードでシルエット調節もできるため、快適な着心地を提供します。
素材 | HYVENT Clear D 2.5層構造(表:ナイロン、裏:ポリウレタンラミネーション) |
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耐水圧 | 不明 |
透湿度 | 不明 |
撥水加工 | |
リュックを背負ったまま使用可能 |
優れた耐水圧10,000mmと透湿性10,000g/m2/24hを誇り、雨の日でもアウトドアを楽しむことができます。ガードフラップにより雨の浸入を防ぎ、ベンチレーション機能でムレを軽減。ウエスト調整タブでフィット感を調整でき、袖は取り外し可能で、気温に応じて長袖や半袖として使用できます。
素材 | 表地: ナイロン100%、裏地: ポリエステル100% |
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耐水圧 | 10000mm |
透湿度 | 10000g/m2/24h |
撥水加工 | |
リュックを背負ったまま使用可能 | 不明 |
自転車のカゴまで覆える大きいポンチョで、前方からの雨で荷物が濡れるのを防止できます。生地は撥水&UV加工が施されており、防水力もバッチリ。マジックテープで首回りを調整できるうえ、調整可能なひもと高めの襟元、二重ツバによって顔に雨がかかりにくい設計です。
素材 | ポリエステル100% |
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耐水圧 | 不明 |
透湿度 | 不明 |
撥水加工 | |
リュックを背負ったまま使用可能 |
レインコートはAmazonや楽天などのECサイト以外に、無印・ドンキ・西松屋など実店舗でも手軽に購入できます。実店舗では試着してサイズや着心地を確認できるのがメリット。店舗で実物を確認してからECサイトなどで価格を比較して購入するのも有効です。
価格・スペック・デザインの幅が広いレインコートを選ぶなら、ECサイトが適しています。ファッション・アウトドアブランドからおしゃれなレイングッズに特化したKiUまで、幅広い商品を比較検討できるので、お気に入りの1着を見つけやすいでしょう。
行動派の人に向いたレインスーツや手軽に着られるレインポンチョなども要チェック。シーンに合わせて使い分ければ、雨や雪の日をもっと快適に過ごせるでしょう。
1位: AISHITE|レインコート
2位: L.L.Bean|トレイル・モデル・レイン・コート ジャパン・フィット|0UMR110004
3位: アーバンリサーチ|URBAN RESEARCH|RAIN MODSCOAT|R-1130-201UM35
4位: AP・Room|防水コート
5位: Pajar|EWAN レイン ジャケット
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
各商品の紹介文は、メーカー・ECサイト等の内容を参照しております。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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