【2024年】オーガニックシャンプーのおすすめ人気ランキング19選【徹底比較】

1994年にアメリカ・NYで創業した、ジョンマスターオーガニック。米国の有機認証機関USDAに準じた製品づくりが特徴で、日本でも人気のオーガニックヘアケアブランドです。今回、オーガニック認証の検証で高評価を獲得しました。

アミノ酸系ベースのやさしい成分ながら皮脂を落としきり、洗浄力は高評価を獲得。頭皮にやさしく皮脂をしっかりと浮かせられるため、さっぱりとした洗い上がりを目指せるでしょう。

今回検証した「L&Rシャンプー N」のハーブの複雑な香りは、リラックスタイムにぴったりですが、泡立ちはやや水っぽく髪になじみにくい印象。仕上がりもさらさら系の軽やかさがありますが、やや広がりやすく乾燥や引っ掛かりが気になる様子です。洗い心地・仕上がりともにそこそこという結果でした。

動物実験に関しては徹底したこだわりがあり、リーピングバニープログラムに賛同しています。動物由来の成分を使用しないビーガンフレンドリーにも力を入れていますが、一部原料（ハチミツ・ミツロウ）は配合を認めているブランドなので、気になる人は注意しましょう。

「レベナオーガニック リファイニング スカルプシャンプー」の仕上がりはさらさらと軽いですが、まとまりやすさや指通りはそこそこ。髪の短い人や頭皮ケアを重視する人向きの仕上がりといえます。

洗浄力の検証では、プレパラート上の脂をしっかりと浮かせ、高い洗浄力を発揮しました。脂性肌の人も物足りなさを感じることなく、爽快感のある洗い上がりを目指せるでしょう。

グリーンアップル系の爽やかながら甘さのある香りは好印象。軽くやわらかな泡で髪と頭皮をやさしく包み込んでくれるので、洗い心地もよいでしょう。

レベナオーガニックは、国際有機機関エコサートの認証原料を使用した日本ブランド。商品自体に認証を受けているわけではないうえ、動物実験についても原料単位で管理されてはいません。「厳密なオーガニック基準を通過した商品が欲しい」という人には向きませんが、そこだけ気にならなければ快適に使えるオーガニックシャンプーといえます。

エシカルビューティーの「gemma ORGANICS Shampoo W」は、「日本ではじめてCOSMOS ORGANICの認証を受けた」と謳うサロン専売商品。植物の新芽に含まれる保湿成分に着目した植物療法（ジョモセラピー）をもとに開発された1本です。

アミノ酸系とベタイン系をブレンドしたマイルドな成分が皮脂をしっかりと浮かせ、洗浄力は高評価を獲得。乾燥肌向きの処方ですが、頭皮にやさしくさっぱりと汚れを落とせます。

髪の仕上がりはやや広がりやすいものの、指通りはある程度期待できる印象です。髪ダメージが気になる場合は、トリートメントやヘアマスクなどのケアを並行して行いましょう。泡立ちはそこそこですが、ローズ系の甘い香りはやや好みが分かれる印象です。

ボトルの一部に環境にやさしいバイオマスプラスチックを使用しているほか、売り上げの一部を「Because I am a Girl」運動を展開する国際NGOプランインターナショナルへ寄付するなど、環境・社会問題に意欲的に取り組んでいる企業である点も特徴的です。

「アーマ リフレッシング シャンプー」は、国際有機認証機関ICEAの認証を持ち、COSMOSの規格をクリアしている製品。イタリア・kemon社のブランドであるヴィラロドラは、日本ではサロン専売メーカー・ミルボンが販売をしています。

今回の検証では、アミノ酸系のやさしい成分ながら、高い洗浄力を発揮しました。すっきりと爽快感のある洗い上がりを目指せるでしょう。

ほっとできるやさしいアロマですが、泡立ちはそこそこ。キメは細かいものの、泡の量が少ないので、しっかりと泡立てたい場合には、1回の使用量を多めにしましょう。

また、仕上がりはキシキシ感が気になるうえ、指通りもよいとはいえません。髪が短めの人や頭皮ケアを重視する人向きといえるでしょう。

COCOALUNEの「ドットエヌ ボリュームアップシャンプー」は、国際有機認証のCOSMOS ORGANICの認証を持つ商品。ドットエヌコスメ基準の「シリコンや合成香料などを含まない10のフリー」を掲げるなど、内容成分にこだわったアイテムです。

アミノ酸系とベタイン系をブレンドしたやさしい成分ながら、皮脂をしっかりと浮かせ、洗浄力は高評価を獲得しました。頭皮にやさしくさっぱりとした洗い上がりを目指せますが、植物エキスが豊富なので敏感肌には不向き。乾燥肌〜普通肌向きといえます。

ただし泡立ちはよく髪と頭皮をやさしく包み込みますが、しっかりめのハーブ系の香りはやや好みを選ぶ印象です。

しっとりとまとまりやすい仕上がりですが、ややキシみやすく、指通りがよいとはいい難い印象。保湿成分は少なめなので、指通りの悪さが気になる場合には、重めのテクスチャのトリートメントやアウトバスケアアイテムを使用するのをおすすめします。

「トイラボ オーガニックシャンプー」は、指通りがよく、しっとりと収まりのよい髪の仕上がりが好印象。髪が広がりやすい人やダメージが気になる人におすすめです。

スパイシーな香りはやや独特な印象で、泡立ちもまずまず。ある程度皮脂を浮かせる力のあるタウリン系の成分がベースですが洗浄力はマイルドなので、洗い足りない場合には2度洗いもおすすめです。

シンプルで頭皮と髪にやさしい成分構成ですが、精油が豊富な処方なため、敏感肌が気になる場合には避けたほうが無難でしょう。

トイラボは「生産者の顔が見えるオーガニックコスメ」を提唱する日本ブランド。商品そのものに認証はありませんが、エコサート認証を受けた原料を配合しているほか、日本産にこだわった成分と製法が特徴です。製造段階での動物実験は行わないことも明示されています。

1921年、スイスでルドルフ・シュタイナーが創業したヴェレダは、日本でも人気のナチュラルコスメブランド。

日本向けに作られた「セージ ヘアシャンプー」は、国際有機認証機関ネイトゥルーの認証を取得している商品です。

弾力のあるモチモチ泡は魅力ですが、今回検証した「セージ ヘアシャンプー」の場合、ミントやメントール系の香りが強く、非常に清涼感があります。春夏シーズンやメントール系のシャンプーが好きな男性向きといえる洗い心地でしょう。

髪の仕上がりはふんわり軽やかですが、指通りがよいとはいえず、シルエットも広がりやすい点はマイナス評価となりました。洗浄力もやさしいため、洗い足りないと感じる場合は2度洗いもおすすめです。