テレワークやオフィスワークの際に、机の下で足元を温めるのに特化したデスクヒーター(足元パネルヒーター)。しかし、折りたたみ可能なタイプや、円柱型でふくらはぎまで温められるワイドなパネルヒーターなど種類はさまざまあります。また、アイリスオーヤマやニトリ、パナソニックなどたくさんのメーカーから販売されているので、どれを買うべきか迷ってしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のデスクヒーター25商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのデスクヒーターをランキング形式でご紹介します。
イシハラクリニック副院長・ヒポクラティック・サナトリウム副施設長・フェムテック・ジャパン理事・健康ソムリエ理事・ロングライフラボ理事を兼任して勤めている。現在は父の経営するクリニックで漢方薬処方を中心とする診療を行うかたわら、テレビ・ラジオへの出演や、執筆・講演活動なども積極的に行い、「腹巻」や「生姜」などによる美容と健康増進の効果を広めることに尽力している。二児の母、女性としての視点からアドバイスにも定評がある。 著書に13万部を超えるセラーとなった『お医者さんがすすめる 不調を治す10倍ショウガの作り方』(アスコム)他、約70冊を著書。テレビ東京「主治医が見つかる診療所」レギュラー出演中。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
温まりやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「10分間で脚全体がコタツのように温まる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
消費電力が小さな商品としてユーザーがとても満足できる基準を「1日中使っても電気代の負担が少ない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
デスクヒーターを使ううえで便利な機能が搭載している商品としてユーザーがとても満足できる基準を「作業や仕事に没頭できるよう快適な温度が保てる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使い勝手がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「設置場所に困らず片づけもラクな商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
安全性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「火事ややけどのリスクを最小限に減らせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
片づけても邪魔にならない商品としてユーザーがとても満足できる基準を「片手で軽々運べて、ちょっとした隙間に収納できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
コロナ禍を経て在宅勤務の機会が増えた人も多いのではないでしょうか。さらに電気代が値上がりしている今、節電しながら暖を取れるものがほしいですよね。
デスクヒーターとは、その名のとおりデスクの下に設置して足元をピンポイントで温められるヒーターのこと。部屋全体を暖められないものの、セラミックファンヒーター・電気ストーブなどのヒーターやエアコンよりも節電できるのが魅力です。電気ひざ掛けと並んで冬場の電気代を抑えたい人におすすめできるアイテムといえるでしょう。
デスクヒーターの中には電熱線が入っており、短時間でしっかりと足を温められます。エアコンを使用していても足元の冷えが気になる人や、デスクワーク中の寒さが気になる人におすすめですよ。
作業するときの基本は頭寒足熱。頭が温まるとのぼせたような感覚になり、集中力が落ちがちです。また、長時間座りっぱなしだと血行が悪くなり、足が冷えたりむくんだりします。長くデスクワークをするなら、部屋全体より足を温めるのがおすすめですよ。
日中であれば、エアコンを使わずにデスクヒーターだけを使用しても温かく感じられます。テレワークが多い人は、電気代を大きく節約できるのでとくにおすすめです。
電気代を抑えながら足元を温められるのが特徴のデスクヒーターと電気ひざ掛け。似た特性を持っており、どちらを買うべきか迷ってしまいますよね。
結論からいうと、デスクだけで使うならデスクヒーター、デスク以外でも使いたいなら電気ひざ掛けがおすすめです。
デスクヒーターは、床に置いて使用する暖房器具。仕事中、無意識に足が動いてもずり落ちる心配がないので、作業に集中しやすいでしょう。
電気ひざ掛けは、デスク以外でも使える汎用性の高さが魅力。ソファでくつろぎながら毛布のように使ったり、肩に掛けてケープのように使ったりできますよ。
デスクヒーターを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
デスクヒーターは大きく次の4つのタイプに分けられ、使い方や温まり方に違いがあります。今回4つのタイプをすべて試したところ、円柱型やコの字型の商品が最も温かく感じられました。
円柱型は丸めて収納するタイプ。足の前だけでなく裏側までヒーターが回り込んでいるため、足元が温かさで包まれるのが特徴です。フタやブランケットがついている商品を選ぶと、冷気が入り込む隙間をもっと減らせるため、まるで自分のデスクがこたつになったかのような気分を楽しめます。
コの字型は足の前に設置するタイプで、使わないときは折りたたんでコンパクトに収納可能。片づけや設置がラクでありながら、円柱型に近い包み込まれるような温かさが感じられますよ。
マグネット型は、デスクの裏に貼りつけて固定するタイプ。一度貼りつけると剥がしづらいので、シーズン中は貼りっぱなしになるでしょう。距離が近いひざや太ももはしっかり温められますが、足先には届かず。つま先が冷える人には、あまり向いていません。
パネル型は、コの字型と同様に足の前に設置するタイプ。折りたたみはできませんが、薄型で小さいので収納場所には困らないでしょう。しかし、ほかのタイプよりもパワー不足な点が気になります。つま先は少しだけ温まったものの、冷え性の人は物足りなく感じるかもしれません。
円柱型は足全体を覆えるため温かいといえますが、反面立ち上がるのが大変なところが弱点。とはいえ、作業中はめったに立ち上がらないので問題ないという人もいるでしょう。自分の作業スタイルにあわせて選んでくださいね。
コの字型のデスクヒーターは足全体を温められますが、より温かさを感じたいなら足置きつきのものがおすすめ。足置きが熱を発するので、足の裏から温まれます。
基本的にデスクヒーターの温かさは消費電力と比例しますが、足置きがあれば消費電力が低めの商品でも温かく感じられる傾向が。節電の観点からも、足置きつきの商品がおすすめですよ。
しかし、なかには足置きに電熱線が通っていない商品も。フローリングに足を直接置くよりは温かく感じられますが、しっかり温まるだろうと思って購入すると期待とは違う結果になるおそれがあるので、事前に確認しましょう。
足の裏には毛細血管が多く通っており、この血管を広げるとかなりの面積になります。加えて、ふくらはぎがポンプとなり熱をからだ全体に送り出すので、足の裏を温めるのはからだ全体を温めるのにとても効果的。その点で足置きが発熱する商品はおすすめといえます。
自宅で使うのであれば絶対におすすめな足置きつきモデル。一方、衛生的に使うためにも靴を脱ぐ必要があるため、会社の雰囲気や職業によってはオフィスで使いづらく感じるかもしれません。
デスクヒーターのなかには、ブランケットが付属した商品があります。実際に使用したところ、ひざからつま先まではあまり違いがなかったものの、太ももが温まりました。より広い範囲が温まり、こたつに入っているかのような感覚を高められますよ。
一方、会議が多い職種だったり冷え性でトイレに行くことが多かったり、デスクから席を立つことが多い人だと、ブランケットを片づけるのがやや手間に感じられるでしょう。ブランケットつきの商品をわざわざ選ぶ必要はありません。
なお付属するブランケットのほとんどは、専用に設計されたものではない一般的なブランケットのため、単にひざ掛けとしても使えます。ブランケットが付属していないデスクヒーターでも、縦70〜80cm・横110〜130cm程度のブランケットを別に購入すれば一緒に使えるので、ぜひ検討してくださいね。
デスクヒーターには遠赤外線が使われており、発熱面に布地が長時間接触していると、やけどや火事のリスクも少なからずあります。使用する際はブランケットが外側にかかる程度にしましょう。
デスクヒーターは想像よりもパワフルで、最大出力で使用しているとすぐに暑く感じることも。しかし、電源を切るとすぐに冷えてしまいます。
折りたためるコの字型であれば、ほとんどのデスクヒーターに温度調節機能がついています。さらに温度調節機能があるもののなかでも、弱・中・強のように、3段階以上の調節ができるものがおすすめ。仕事に集中できる、寒すぎず暑すぎない快適な温度を保てますよ。
体感にあわせて変更しやすいだけでなく、省エネにも期待できるでしょう。
ほかの暖房器具と異なり極端な高温が出るわけではないため、事故のリスクは比較的低いデスクヒーター。とはいえ電熱線の通った暖房器具である以上、火事ややけどといった事故のリスクがまったくないとはいえません。
デスクヒーターを職場や自宅で使用していると、仕事に集中してつい電源を切り忘れることもあるでしょう。オフタイマーを搭載している商品であれば、指定した時間が経過すると自動で電源が切れるため、切り忘れを防止できます。
なかには、本体の角度が45度以上傾くと自動的に電源が切れる機能を搭載した商品も。うっかり倒してしまったときでも、脚にいきなり高温の部分が触れることがありません。
さらにタイマーを設定しなくても、一定時間が経過すると電源が切れる商品もあります。事故のリスクや電気代をできるだけ下げるなら「自動オフ機能」がついたデスクヒーターを選びましょう。
デスクヒーターやホットカーペットといった暖房家電は、電熱線を使って高温を保ちます。
火を使わないぶん安全に思われがちですが、電熱線が接触不良を起こして異常な高温になったり、本体の内部に熱がこもったりすると、火災の原因に。そのためほとんどの商品に自動オフ機能がついています。
こういった機能に頼るだけでなく、本体を折り曲げない・コードをねじらないなど使用上の注意を守ることも重要です。使用前には必ず説明書や注意書きを確認しましょう。
子どもだけでなく、大人でも使用時に低温やけどをする可能性があります。強モードや一番あたたかいモードで長く使いすぎるのはおすすめしません。低温やけどは水ぶくれになったり、最悪の場合は皮下組織を損傷したり、重大事故に至ることもあるので注意が必要ですよ。
デスクヒーターを使わないときはたたんだり、デスクのまわりを整理するときによけておいたりする必要があります。デスクのまわりにサッと片づけられる商品を選ぶなら、コの字型かつ厚さ3cm程度・重量2kg未満のものを選びましょう。
デスクヒーターのなかでも温まりやすい円柱型ですが、片づけるには丸めなければいけず、結束バンドをしないと広がってきてしまうこともあります。さらにきつく丸めすぎると断線のおそれも。すぐにコンパクトになるコの字型のほうが安全かつ片づけのストレスは少ないでしょう。
デスクの近くにビジネスバッグを置いている人や引き出しが別になっている人なら、たたんだときの厚さも重要です。今回計測した結果、たたんで3cm程度の厚みなら足元に置いても邪魔にならないことが判明。対して4.5cmほどあると足元をやや圧迫される印象でした。
片づけるためにわざわざ席を立つのは正直面倒ですよね。席に座りながらササッと片づけやすいのは、2kg未満のデスクヒーター。3kg近いものでは、座りながら片づけると腰に負担がかかる感覚です。十分な機能を備えつつ、できるだけ軽いものを選びましょう。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||
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温まりやすさ | 消費電力の小ささ | 機能性(デスクヒーター) | 使い勝手のよさ(デスクヒーター) | 安全性への配慮(デスクヒーター) | 片づけやすさ | 形状 | 本体高さ(公称値) | 本体重量(公称値) | 本体幅(実測値) | 消費電力(公称値) | 消費電力(実測値) | 1時間あたりの電気代 | 電源コードの長さ | タイマー機能 | 転倒時自動オフ機能 | 温度調節可能 | |||||||
1 | ATTARA movement パネルヒーター | 足をゆったり出し入れできた。延長コードで場所を選びにくい | 円柱型 | 52cm | 1.6kg | 最大幅:156.5cm/最小幅:53cm | 180W | 168W | 5.19円 | 1.4m/延長コード使用時:2.5m | |||||||||||||
2 | 優良國際 ロイヤルパネルヒーター|lff-d2205 | 5位 | 温かさ重視の人に!こたつのように足全体がポカポカ温まる | 円柱型 | 58.0cm | 約1kg | 最大幅:140cm/最小幅:39cm | 195W | 209W | 6.48円 | 1.4m | ||||||||||||
3 | Delmac 遠赤外線デスクヒーター | 迷ったらコレ!ブランケットと足置きで足元全体が温まる | 円柱型 | 51.5cm | 1.24kg | 最大幅:130cm/最小幅:38cm | 100W | 100W | 3.11円 | 1.45m | |||||||||||||
4 | Orthland デスクヒーター | 6位 | フタがなく足裏に電熱線もない。機能性と電気代の安さは優秀 | 円柱型 | 50cm | 1.08kg | 最大幅:128cm/最小幅38.5cm | 約124W | 145W | 4.50円 | 1.5m | ||||||||||||
5 | 勝者 遠赤外線パネルヒーター | 省エネながら足全体がポカポカ!電源の確保には気をつけよう | コの字型(蓋つき) | 50cm | 1.58kg | 最大幅:99cm/最小幅:39cm | 200W | 169W | 5.24円 | 1.5m | |||||||||||||
6 | 万通商事 TOKAIZ|パネルヒーター|TPH-001 | 3位 | デザイン重視の人向け!デスク以外でも使える背高モデル | コの字型(蓋つき) | 59cm | 2.43kg | 最大幅:99.5cm/最小幅:40cm | 200W | 213W | 6.59円 | 1.5m | ||||||||||||
7 | Joyhouse 遠赤外線パネルヒーター | 電気代を抑え、足先がポカポカ温まる。ひざ下を包む円柱型 | 円柱型 | 約540mm | 約1.45kg | 最大幅:119cm/最小幅:39.5cm | 100W | 103W | 3.18円 | 約1.8m | |||||||||||||
8 | Miriyon 遠赤外線デスクヒーター | ヒーターが前面のみでやや寒い。集中を妨げないオフ機能つき | コの字型 | 51cm | 1.47kg | 最大幅:99cm/最小幅:38.5cm | 不明 | 83W | 2.56円 | 1.5m | |||||||||||||
9 | ニトリ 折りたためるパネルヒーター(NI グレー)|8301709 | 幅広いタイマー機能と、折りたたんだ際のコンパクトさが魅力 | コの字型 | 50cm | 1.65kg | 最大幅:99cm/最小幅:40cm | 170W | 174W | 5.39円 | 1.5m | |||||||||||||
9 | アイリスオーヤマ アイリスプラザ|ぐるポカ パネルヒーター|APH-R12A-T | 1位 | 軽量コンパクトで設置場所を変えやすい。ひざ上は温まらず | 円柱型 | 約320mm | 約0.86kg | 最大幅:138cm/最小幅:32cm | 120W | 129W | 3.98円 | 約1.5m |
消費電力(実測値) | 168W |
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1時間あたりの電気代 | 5.19円 |
電源コードの長さ | 1.4m/延長コード使用時:2.5m |
温度調節可能 |
良い
気になる
10分運転するとつま先は9.3℃も上昇し、温まりやすさは高評価を獲得。隙間が多いもののフタで上部を覆うため、ほかの商品が苦戦したひざ周辺の温度も10分間で6.5℃上昇しました。電熱線が通っている足裏パッドの温度がとても高く、足全体をほどよい温かさで包み込めます。
5段階の細かな温度調節と、30分~4時間までの6段階のタイマー機能を搭載。転倒時自動オフ機能があるうえ使用中にボタンが熱くなることもなく、安全性にも配慮されています。
重さは1.6kgとやや重く、丸めても厚さ15.5cmとかさばるため、片づけにくいところはネックです。とはいえ、フタを取り外せばキッチンやハイデスクなど立ち仕事でも使えるので、便利なデスクヒーターを探している人はぜひ検討してくださいね。
形状 | 円柱型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:156.5cm/最小幅:53cm |
atrise パネルヒーターの評判・口コミは悪い?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
消費電力(実測値) | 209W |
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1時間あたりの電気代 | 6.48円 |
電源コードの長さ | 1.4m |
温度調節可能 |
良い
気になる
温度は3段階から選べ、使用シーンに合わせやすいところがメリットです。人感センサーやタイマーはありませんが、転倒時自動オフ機能があり安全性にも配慮されています。4時間続けて使うと自動で電源が切れるため、消し忘れ防止にぴったり。運転中にボタンが熱くなることもなく、安全に使えますよ。
使用時の幅は39cm、高さは58cmとスリムで、デスクの下に設置しても邪魔になりません。一方で、操作ボタンが内側にあることが気になりました。本体の上部ではあるものの、フタとデスクの影になって操作部は暗く、覗き込まないと操作しにくいでしょう。
消費電力は平均209Wで、1時間あたりの電気代は6.48円と比較した商品のなかでは高め。とはいえヒーターやエアコンに比べるとだいぶ安く、節電を意識している人にもおすすめです。
カラーはファブリックベージュ・グレーの2色展開。実測した重量は1.17kgと軽量で、場所の移動も負担なく行えます。巻いても厚さ14cmと大きめで、収納にはスペースが必要なものの、スカートを履いているときや雪が降っている日など、こたつのように温まりたいときにおすすめの1台です。
形状 | 円柱型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:140cm/最小幅:39cm |
Lafuture ロイヤルパネルヒーターの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
消費電力(実測値) | 100W |
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1時間あたりの電気代 | 3.11円 |
電源コードの長さ | 1.45m |
温度調節可能 |
良い
気になる
機能性も申し分ありません。3・6・9時間のタイマーと3段階の温度調節機能付き。転倒時自動オフ機能や3時間のオフタイマーなど、基本的な安全対策も備えていました。運転中も操作ボタンは熱くなりにくいため、やけどを気にせず使えるでしょう。
中モードで運転したときの消費電力は、1分後・10分後ともに100W前後に抑えられていました。1時間あたりの電気代は約3.11円と比較した商品のなかでも安め。エアコンと併用しても電気代はそれほど気にしなくてよさそうです。
コードは1.45mと長くはありませんが、本体はコンパクトで幅を取りにくい設計。操作部が円柱の側面にあるため、「もっと温かくしたい」「休憩するから切っておこう」というときも椅子に座ったまま温度調節しやすいでしょう。
形状 | 円柱型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:130cm/最小幅:38cm |
Delmac 遠赤外線デスクヒーターの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
消費電力(実測値) | 145W |
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1時間あたりの電気代 | 4.50円 |
電源コードの長さ | 1.5m |
温度調節可能 |
Orthlandの「デスクヒーター」は、フタがついておらず背が高い人でも足を出し入れしやすい円柱型。使用後は巻いて片づける手間があるものの、接続部分がわかりやすいため直感的に組み立てられるでしょう。
足元にパッドがついていることで、すねやつま先の部分は稼動前と比べて7〜8℃上昇。サーモグラフィで見たところ、ヒーター全体がじんわりと温かくなっているのがわかります。ただしフタがついているわけではないため、ひざの部分は2.1℃しか上昇せず。足元がすっぽり覆われる商品と比べると、物足りなさは否めませんでした。
また、足置きパッドには電熱線が通っていないようで、足の裏から温まるわけではありません。足元のパッドは固定できず、ふと足を動かしたときに一緒にずれてしまうのが気になりました。
一方温度調節が5段階と豊富で、タイマーも2時間おきに8時間まで設定可能。4時間稼動していると自動で電源が切れるため、消し忘れは減らせるでしょう。上位の円柱型の商品と比べると、電熱線が通っている場所が少ないため、1時間使用しても4.50円と電気代が比較的安いのもポイントです。
ひざ上が温まりにくいのは難点ですが、足を露出しないで済むパンツスタイルが多い人や、ひざ掛けと併用する予定の人なら、それほど気にしなくてよいでしょう。
形状 | 円柱型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:128cm/最小幅38.5cm |
Orthland デスクヒーターの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
消費電力(実測値) | 169W |
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1時間あたりの電気代 | 5.24円 |
電源コードの長さ | 1.5m |
温度調節可能 |
勝者の「遠赤外線パネルヒーター」は、左右のカバーや付属の毛布を使用することで足を360度包める商品。凍えやすい足元をやさしく温めると謳っています。
足の出し入れにはやや時間がかかりますが、足全体を包む構造による圧倒的な温まりやすさが特徴。10分間使用したところ、つま先の温度が8.5℃、すねの温度が7.2℃、ひざの温度が5.5℃上昇しました。足置きがついているので足の裏からしっかり温まり、冷え性の人にもおすすめです。
平均169Wと消費電力が小さく、1時間使用しても電気代は5.24円。テレワーク中、電気代をあまり気にせずに使えますよ。5段階の温度調節や、30分〜4時間の6段階で設定できるオフタイマーなど、機能性の高さも魅力。使いたい温度や時間にあわせて自在に調節できるでしょう。
折りたたんだときのサイズは大きいもののブランケット込みでも重量が約1.6kgと軽量で、使わないときは楽に収納できます。コードが1.5mとやや短いので、設置場所からコンセントまでの距離はあらかじめ調べておくのがおすすめです。
形状 | コの字型(蓋つき) |
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本体幅(実測値) | 最大幅:99cm/最小幅:39cm |
勝者 遠赤外線パネルヒーターをレビュー!口コミ・評判をもとに徹底検証
消費電力(実測値) | 213W |
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1時間あたりの電気代 | 6.59円 |
電源コードの長さ | 1.5m |
温度調節可能 |
万通商事の「パネルヒーター TPH-001」は収納しやすいコの字型のデスクヒーター。デスクヒーターは基本的にグレーの無地のものが多いですが、同機はリラックスできる葉っぱ柄や寒い季節によく似合うノルディック柄など、かわいらしいデザインが豊富に選べます。
コの字型でありながらフタと電熱線が通った足置きパッドがついているため、円柱型同様に脚回り全体が温まる構造になっています。フタはチャックで取り外し可能なため、デスクだけでなく、キッチンやリビングのソファで使うのにも適しています。
ただし、ふくらはぎまでヒーターが回り込んでいないため熱が逃げやすい点に注意。熱が直接当たるすねやつま先は5.5〜7℃ほど温まったものの、ひざは3.5℃ほどとまだ肌寒さが残る結果になりました。
とはいえ本体の背が高く57cmとやや大きいため、コの字型のデスクヒーターのなかでは比較的温まったほうだといえます。デスクのサイズによっては手狭に感じられる可能性があるため、引き出しがデスクについている人や厚みのある椅子に座っている人は注意しておきましょう。
形状 | コの字型(蓋つき) |
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本体幅(実測値) | 最大幅:99.5cm/最小幅:40cm |
消費電力(実測値) | 103W |
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1時間あたりの電気代 | 3.18円 |
電源コードの長さ | 約1.8m |
温度調節可能 |
良い
気になる
Joyhouseの「遠赤外線パネルヒーター」は、消費電力が小さく、足先が温まる商品を探している人におすすめです。実測した消費電力は103Wと比較した商品のなかでも小さく、1時間あたりの電気代も3.18円と安め。10分間稼動させると、つま先は4.8℃、すねは3.9℃上昇しました。ひざは温まりにくかったものの、電気代を抑えながら温まりたい人に向いています。
9・6・3時間のタイマーと3段階の温度調節機能つき。使用中に操作ボタンが熱を持つこともありません。本体が高温になったり転倒したりすると自動でオフする機能も搭載し、安全にも配慮されていました。
コードは約1.8mと長めで、コンセントから離れていても使いやすいでしょう。円柱の外側、右部分に操作ボタンがあり、椅子に座ったまま操作しやすいところも魅力です。
しっかりと丸めても幅は13cmとやや厚く、スリムには収納できません。とはいえ重さを実測したところ電源ケーブルを含めて1.32kgと軽めで、座ったまま片づけやすいでしょう。足先を温めたい人はぜひ検討してくださいね。
形状 | 円柱型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:119cm/最小幅:39.5cm |
消費電力(実測値) | 83W |
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1時間あたりの電気代 | 2.56円 |
電源コードの長さ | 1.5m |
温度調節可能 |
Miriyonの「遠赤外線デスクヒーター」は上部が丸みを帯びて膨らんでいるコの字型のデスクヒーターで、目の前の3面に加えて足裏、足上の5か所を温めます。足裏のパッドはふかふかとした踏み心地で、付属しているブランケットの触り心地もよく、リラックスしながら温まれる1台でしょう。
実際に検証したところ、足裏のパッドも発熱するため、10分間でつま先の温度は4.1℃上昇。一方ですねやひざの前に来る3面ヒーターをサーモグラフィで撮影したところ、10分経っても緑っぽいままで、手を近づけてほんのりと温かさを感じる程度です。
加えてヒーターがふくらはぎまで回り込んでいるわけではないため、ひざの温度上昇幅は2.9℃、すねは1.9℃に留まります。ブランケットがついており温かさはある程度確保できるものの、それほどサイズが大きくないため太ももは寒さを感じるかもしれません。
一方安全性に関する工夫は多く、電源をつけたあとにタイマーを設定しないと15分で自動的に電源が切れます。さらに30分から4時間まで細かくオフタイマーを設定できるため、作業に没頭したときでも温まりすぎるおそれはないでしょう。
形状 | コの字型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:99cm/最小幅:38.5cm |
消費電力(実測値) | 174W |
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1時間あたりの電気代 | 5.39円 |
電源コードの長さ | 1.5m |
温度調節可能 |
大手インテリア販売店として知られるニトリの「折りたためるパネルヒーター(NI グレー)」。本体の上下にストラップがついており、折りたたむ際にパネルが広がらないよう固定できます。
10分間ですねとつま先がそれぞれ4.6℃・3.5℃上昇ししっかり温まりました。一方で、ひざの温度上昇は1℃にとどまったので、足全体を温めたい人はブランケットを一緒に使うとよいでしょう。
強モードの消費電力は約174Wで、1時間あたりの電気代はおよそ5.39円。節電しながら使用できる点が魅力のひとつです。3段階の温度調節が可能なので、弱モードにすればさらに電気代を抑えられますよ。
1〜6時間の4段階で設定できるタイマー機能を搭載しているほか、タイマーを設定していない状態でも8時間経過すると自動で電源が切れるため、切り忘れの防止が可能。転倒時自動オフ機能も搭載しているので、安全性に配慮された商品といえるでしょう。
折りたたんだ際の厚さが3.5cmと薄くコンパクトなので、簡単に狭い隙間に収納したり壁に立てかけたりできます。しかし、コードがやや短いので、デスクとコンセントの距離が遠い人にはあまり向いていません。
形状 | コの字型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:99cm/最小幅:40cm |
ニトリ 折りたためるパネルヒーター(NI グレー)をレビュー!口コミ・評判をもとに徹底検証
消費電力(実測値) | 129W |
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1時間あたりの電気代 | 3.98円 |
電源コードの長さ | 約1.5m |
温度調節可能 |
良い
気になる
アイリスオーヤマの「アイリスプラザ ぐるポカ パネルヒーター APH-R12A-T」は、コンパクトで汎用性の高い商品がほしい人におすすめです。足置きやフタがなく、1枚の丸まった板のような形状。しっかり巻くと幅13cmまで小さくなります。重量を実測したところ0.84kgと軽く、座ったままでも片づけやすいでしょう。
消費電力は129Wと小さく、1時間あたりの電気代が3.98円と安いのも利点。テレワークで使っても電気代を抑えられるでしょう。
温度は3段階から選択できます。タイマーはありませんが、電源を入れてから4時間経つと電源が切れる機能を搭載。転倒時自動オフ機能もあり、ボタンが熱くなりにくいなど安全性にも配慮されていました。
操作ボタンは内側の右にあり、座ったまま目視で操作できます。コードは約1.5mと長いとはいえないため、コンセントが遠い場合は注意しましょう。
10分間の運転でつま先が5.2℃上昇したのに対し、ひざは0.3℃にとどまりました。高さがなくひざや太ももを温めるにはやや不向き。コンパクトで設置しやすいため、デスクや自室のスペースが限られている人は検討してもよいでしょう。
形状 | 円柱型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:138cm/最小幅:32cm |
消費電力(実測値) | 280W |
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1時間あたりの電気代 | 8.68円 |
電源コードの長さ | 1.8m |
温度調節可能 |
家電の設計から販売まで行う、中国発のメーカーHAGOOGIの「パネルヒーター」。スタンドが付属しており、転倒のリスクを減らせます。
足全体を温められる、パワフルさが魅力。強モードで10分間運転したあと、ひざ・すね・つま先の箇所で温度がそれぞれ2.1℃・6℃・4℃上昇しました。1位の商品のように足全体を覆う構造ではないので、簡易的に使える商品を探している人におすすめです。
タイマーは3時間・6時間・9時間で設定が可能。また、設定しなかった場合も3時間で自動でオフになります。転倒時自動オフ機能もあるものの、運転中の操作ボタンの温度は45.8℃とやや高め。子どもが使用する際は操作パネルを触り続けないよう注意が必要です。
使い勝手のよさの検証では、まずまずの評価に。コードが1.8mと長いため設置場所を選びにくい点はメリットといえますが、本体重量を実測したところ3kgを超えました。軽量が謳われている商品ですが、片手では運びづらい重量なので頻繁に動かすような使い方は向いていません。
温まりやすいぶん、消費電力は大きめ。温度設定を強にすると約280Wとなり、1時間あたりの電気代はおよそ8.68円です。3段階の温度調節ができるので、最初に一気に温めてから徐々に下げていくとよいでしょう。
デスクとコンセントの距離が少し遠い人や、足の出し入れが簡単なものがよい人におすすめですよ。
形状 | コの字型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:119cm/最小幅:45cm |
HAGOOGI パネルヒーターをレビュー!口コミ・評判をもとに徹底検証
消費電力(実測値) | 178W |
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1時間あたりの電気代 | 5.50円 |
電源コードの長さ | 1.4m |
温度調節可能 |
家電やインテリア雑貨を販売するLafutureの「パネルヒーター」は、Amazonや楽天市場、ヤフーで売れ筋の商品です。
10分間使用したところ、ひざの温度は1.8℃、すねが5.2℃、つま先が3.5℃上昇しました。トップクラスの商品に及ばないものの、十分に温かいレベルです。
強モードの消費電力は約178W。1時間あたりの電気代はおよそ5.50円で、ファンヒーターなどの暖房器具よりも安く使用できます。3段階の温度設定が可能なので、温まったあとは下げるとさらなる節電が期待できるでしょう。
タイマー機能は搭載していないものの、4時間経過すると自動で電源がオフになるため切り忘れを防止できます。転倒時自動オフ機能も備えているので、安全性に配慮された商品といえるでしょう。
折りたたんだ際の小ささも魅力。厚さが3cmと薄いので、ちょっとした隙間に収納しやすい商品です。しかし、コードが1.4mと短い点には注意が必要。購入する前に、あらかじめデスクとコンセントの距離を測定しておくのがおすすめです。
今回検証したもののほかにも多くの柄があるので、見た目にこだわりたい人はこちらを検討してくださいね。
形状 | コの字型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:99cm/最小幅:41cm |
消費電力(実測値) | 203W |
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1時間あたりの電気代 | 6.29円 |
電源コードの長さ | 1.5m |
温度調節可能 |
「生活をちょっとアゲるFUKUOKAブランド」がコンセプトのREDHiLL。海外製の商品の販売メーカー・ハイスピリットによるブランドで、ハンディクリーナーやスマホ関連のグッズなど、生活雑貨・家電を広く販売しています。
コの字型かつ足置きパッドやブランケットもないため、足全体の温まりやすさは平均3.6℃と物足りない結果に。ひざ上は1.9℃しか変わらず、ほとんど温まりませんでした。包まれていないぶんしばらく使っても温まりすぎることはないため、オフィスやコワーキングスペースなど適度に集中力を保ちたいときにはよいかもしれません。
タイマー機能はなく、操作パネルは電源ボタンと温度を調整する矢印ボタンのみ。シンプルで直感的に操作しやすいものの、操作部は内側かつ中央部にあり本体のサイズが広いため、座りながらだとやや遠く感じられます。覗き込むようにしないと操作しにくいでしょう。
とはいえそのぶん、使用中でも操作部は温まりにくく、10分使っても33.5℃とやけどのリスクは少ない温度に。さらに3時間連続で使用していたり45度以上傾いたりすると自動でオフになるなど、基本的な安全性はおさえていますよ。
形状 | コの字型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:99.7cm/最小幅39.5cm |
消費電力(実測値) | 144W |
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1時間あたりの電気代 | 4.46円 |
電源コードの長さ | 1.8m |
温度調節可能 |
HAGOOGIの「パネルヒーター FPH-G23」は薄手で折りたたみもラクな形状のコの字型。薄手なものの不織布・アルミニウム板・断熱材・反射膜・炭素繊維・発熱面の6層構造で、防寒性が高いという触れ込みです。
10分稼動させた本体をサーモグラフィで確認した結果、ほんのりとオレンジに色づくほど温まっています。足の上までヒーターがカバーする円柱型とは異なり上部にヒーターはないからか、ひざやすねのような足の上部分に行くほど温度が上がりにくいのが難点。
つま先の部分は5.4℃上がったものの、ひざやすねは1℃前後しか温度が変わらず、体感ではほとんど温度の変化が感じられませんでした。使っても寒く感じられる場合は、付属しているブランケットを使用しましょう。直接太ももやひざに温かい空気が通っているわけではないものの、冷気が逃げにくくなります。
本体があまり温まらないぶん、10分稼動しても内側にある操作部の温度は熱すぎない30.4℃。転倒時オフ機能や3時間での自動オフ機能も搭載しています。
ただし操作部が内側にあるぶん、稼動中に操作しにくい点には注意しましょう。
形状 | コの字型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:99.3cm/最小幅:40cm |
消費電力(実測値) | 135W |
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1時間あたりの電気代 | 4.17円 |
電源コードの長さ | 1.4m |
温度調節可能 |
良い
気になる
Bounviの「パネルヒーター」は、手に取りやすい安価な商品を探す人におすすめです。ECサイトで3,000円台で購入できるお手頃価格が魅力。実測した消費電力は135Wで、1時間あたりの電気代は4.17円と抑えられていました。
温度は3段階から選べます。タイマー機能はないものの、稼動から3時間後に自動で電源がオフになる機能や転倒時オフ機能を搭載。操作ボタンも熱くならず安全に使えるでしょう。
操作ボタンが本体外側の下部にあり、座ったままでは操作しにくいところはネック。一方で、使用時の寸法を実測したところ幅40×高さ49.5cmとゆとりがあり、楽な姿勢で使えます。コードは1.4mしかないため、コンセントと使用したい場所の距離は事前に確認しましょう。丸めたときの幅は厚いものの、電源ケーブルとブランケット込みで0.78kgと軽量です。椅子に座ったままでも片づけられますよ。
ただし、ブランケットをかけてもひざまで温まりにくいところが難点。稼動10分ですねは4.4℃上昇したものの、ひざは0.6℃にとどまりました。お手頃価格で足先だけ温まればよいという人は、検討してはいかがでしょうか。
形状 | 円柱型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:120.5cm/最小幅:40cm |
消費電力(実測値) | 111W |
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1時間あたりの電気代 | 3.44円 |
電源コードの長さ | 約1.5m |
温度調節可能 |
Miriyonの「遠赤外線デスクヒーター」は、Amazonや楽天市場で人気の商品。付属のブランケットを一緒に使うと、こたつのような感覚を楽しめます。
特筆すべきは、つま先がしっかり温まること。足置きからの加熱により、検証ではつま先が10分で6.4℃上昇しました。足先を温めたい冷え性の人に向いています。
また、消費電力が小さいのもうれしいポイント。強モードでも約111Wで、電気代はおよそ3.44円。足置きによって足を直接温められるので、低い出力でも温かく感じますよ。
温度は弱・中・強の3段階で調節可能。タイマー機能は搭載していないものの、運転開始から3時間経つと自動で停止するため切り忘れは防止できます。
折りたたんだときのサイズは縦が約51cm、横が約40cm、厚さが約5cm。厚さはあるものの、横幅がコンパクトで使いやすいでしょう。コードの長さが約1.5mと短めなので、机とコンセントの距離が遠いと設置が難しい点には注意が必要。
足の裏から温まれる商品を探している人におすすめです。
形状 | コの字型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:99cm/最小幅:38cm |
消費電力(実測値) | 167W |
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1時間あたりの電気代 | 5.16円 |
電源コードの長さ | 1.5m |
温度調節可能 |
手頃な価格でシンプルな家電を扱うアイリスオーヤマの「デスクパネルヒーター」は、無段階で温度調節ができるコの字型の商品。
10分間の使用後、すねの温度が4.7℃、つま先の温度が3.5℃上昇しまずまずの結果に。しかし、ひざの温度上昇は0.7℃にとどまりました。足全体を温めたい人は、ブランケットを一緒に使うのがよいでしょう。
最も強いモードの消費電力は約167W。1時間あたりの電気代はおよそ5.16円と安く使用できます。温度を下げるとさらなる節約が可能です。
タイマー機能は搭載していませんが、6時間つけっぱなしにすると自動で電源が切れるので、切り忘れを防げます。操作ボタンの温度が32.1℃と低く、安全性に十分配慮された商品といえるでしょう。
折りたたむとコンパクトにできますが、厚さが5cmあるため収納場所はしっかり確保する必要があります。また、電源コードが1.5mと短めなので、設置する場所の近くにコンセントがあるか購入前によく確認しましょう。
形状 | コの字型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:104cm/最小幅:45cm |
消費電力(実測値) | 189W |
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1時間あたりの電気代 | 5.86円 |
電源コードの長さ | 1.6m |
温度調節可能 |
大手ECサイトで売れ筋上位に入るFenadekの「パネルヒーター」。コの字型で正面のパネルが2枚分あり、本体幅は広げると130cmと大きいのが特徴です。
フタや足置きがついていないため、ひざ上が温まりにくいのはいうまでもありません。パネル1枚ごとに電熱線が分かれて配置していますが、パネル同士の接続部分に電熱線が通っていないため、パネルが近いすねやつま先も温まりにくいのが惜しいポイント。
そのわりにパネルのサイズが大きいため、消費電力はやや高いのも気になります。1時間使って5円以上はかかるため、毎日仕事中に使っていると1,000円ほどにのぼることも。
そんな使いすぎを防げる2時間・4時間ごとのタイマー機能はついており、電源をつけると自動的に2時間または4時間のタイマーがセットされます。自動オフ機能はついていないものの、消し忘れることは少ないでしょう。
フタや足置きがついていないぶん、片づけも組み立てもとにかくスムーズ。シンプルなデザインで安っぽさを感じず、オフィスや自宅にも設置しやすいのはおすすめポイントになるでしょう。
形状 | コの字型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:130cm/最小幅:54cm |
消費電力(実測値) | 104W |
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1時間あたりの電気代 | 3.22円 |
電源コードの長さ | 1.5m |
温度調節可能 |
SPOZGOの「パネルヒーター」はフタがついたコの字型のパネルヒーター。フタにはスマートフォンやタブレット端末を置ける隙間が空いており、ソファに座って温まりながらスタンドとして使うのもおすすめです。
片づけやすい形状のコの字型ですが、折りたたむと厚さ5.5cmに。デスクまわりにたたんで置くとやや狭く感じられるでしょう。
また、コの字型の形状が仇となり温まりやすさの項目では評価が伸び悩むことに。ふくらはぎまでヒーターが回り込んでいるわけではないため、足全体が温かさに包まれるような感覚はありません。
10分検証した結果、ひざの部分が1.3℃、すねは1.4℃までしか温まりませんでした。最も温まったのはつま先ですが、それでも上昇したのは4℃のみ。足裏のパッドにも電熱線が通っているものの、端まで細かく通っているわけではないのか、ほんのりと冷たく感じられました。
そのぶん強モードにしても電気代はかなり安く抑えられます。長時間使用するときや足先だけが寒いときに使うなら候補にしてもよいかもしれません。
形状 | コの字型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:92cm/最小幅:40.5cm |
消費電力(実測値) | 186W |
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1時間あたりの電気代 | 5.77円 |
電源コードの長さ | 1.8m |
温度調節可能 |
国内の大手家電メーカー、パナソニックの「デスクヒーター」は、ベーシックなコの字型の商品。シンプルな柄が入っています。
10分使用したところ、すねやつま先にあたる部分はそれぞれ4.2℃・3.2℃上昇ししっかり温まりました。しかし、ひざの温度上昇は0.9℃にとどまり、上位の商品と比べて足全体は温められない結果に。
消費電力は約186W。1時間使用したときの電気代はおよそ5.77円で、デスクヒーターのなかではやや高めですが、セラミックファンヒーターや電気ストーブよりはかなり安く使用可能です。
温度は強・弱の2段階で調節が可能。十分に温まったら温度を下げると電気代の節約ができますよ。しかし、タイマー機能や自動オフ機能はないため使用後の切り忘れには注意しましょう。
転倒時自動オフ機能はないものの、運転中の操作ボタンの温度が27.9℃とかなり低く抑えられていたので、子どもが使用する際もやけどのリスクは低いといえます。
形状 | コの字型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:104cm/最小幅:45cm |
消費電力(実測値) | 100W |
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1時間あたりの電気代 | 3.10円 |
電源コードの長さ | 1.8m |
温度調節可能 |
アイリスオーヤマの「デスクヒーター」は、上から被せられる専用のブランケットが付属するマグネット型の商品。こたつに近い感覚で使用できます。
すねやつま先はあまり温まらなかったものの、ひざのあたりは10分で6.3℃上昇。今回検証した商品のなかでは最もひざが温まりました。また、消費電力が約100Wと小さく、1時間あたりの電気代は約3.10円。長時間使用しやすい商品といえます。
小型で軽量なので、使わない時期は簡単に収納可能。マグネットを机に貼るためのテープがかなり強力で剥がしづらいので、夏場もマグネットは机の裏に貼りっぱなしにしておくのがおすすめです。
機能は限られており、できるのは電源のオン・オフのみ。しかし、3時間つけっぱなしにすると自動で電源がオフになるので、切り忘れは防止可能です。
マグネット型のなかではしっかり温まるので、机の下で場所をとらない商品を探している人は検討してもよいでしょう。
形状 | マグネット型 |
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本体幅(実測値) | 46cm |
消費電力(実測値) | 136W |
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1時間あたりの電気代 | 4.20円 |
電源コードの長さ | 約1.8m |
温度調節可能 |
スマートフォンの周辺器具や季節家電を販売するトップランドの「コンパクトパネルヒーター」。マグネットとスタンドがついており、机の裏への貼りつけと床への設置の、2Wayで使用できる商品です。
2つの使い方をどちらも行ったところ、机の裏に貼りつけるとひざを、床に置くとすねとつま先を中心に温められました。設置スペースや温めたい箇所によって置き方を決めるとよいでしょう。しかし、どちらも暖房性能は上位の商品に及ばず。足全体を幅広くしっかり温めたい人には向いていません。
強モードでの消費電力は約136W。1時間あたりの電気代はおよそ4.20円で、安く使用できます。3段階の温度調節ができるので、温まったあとに温度を下げるとさらに電気代を抑えられますよ。
タイマー機能は搭載していないものの、8時間使用後に自動で電源が切れます。ほかの商品よりも電源が切れるまでの時間が長いので、電気の無駄づかいを避けるためにできる限り自分で切るよう心がけましょう。
形状 | パネル型、マグネット型 |
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本体幅(実測値) | 40cm |
消費電力(実測値) | 133W |
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1時間あたりの電気代 | 4.11円 |
電源コードの長さ | 2.0m |
温度調節可能 |
家具や家電など、日用品を多く販売する山善の「パーソナルパネルヒーター(フリースひざ掛け付)」。面テープで側面のパネルと足置きを固定でき、転倒の防止が可能です。
すねやつま先はやや温まったものの、ひざの温度は変化せず。ひざ掛けは付属していますが、大きな効果は感じられませんでした。また、足置きに電熱線が通っておらず、つま先の温度変化は2.5℃にとどまる結果に。足の裏から温まりたい人にはあまり向いていません。
消費電力は約133Wで、1時間使用しても電気代はおよそ4.11円。ほかのヒーターよりも安く使用可能です。また、温度を弱から強まで無段階で調節できるので、さらなる省エネもできますよ。
折りたたんだときのサイズは、コの字型の商品のなかでもやや大きめ。とくに厚さが約5cmあるので、隙間に収納する場合はスペースをしっかり確保しましょう。
タイマー機能や自動オフ機能を搭載していないので、使用後の切り忘れに注意が必要です。
形状 | コの字型 |
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本体幅(実測値) | 最大幅:110cm/最小幅:51cm |
消費電力(実測値) | 86W |
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1時間あたりの電気代 | 2.67円 |
電源コードの長さ | 1.9m |
温度調節可能 |
山善の「ミニパネルヒーター」は、軽量・コンパクトで持ち運びやすいのが特徴の商品です。
10分使用したところ、つま先やすねのあたりはやや温まるものの、ひざまでは熱が届かず。足全体をカバーするのは難しいでしょう。運転時の消費電力は約170Wでしたが、自動で電源オフを繰り返したため平均では86Wと小さい結果に。省エネ性能は高いといえます。
タイマー機能や温度調節機能は搭載せず、できるのは電源のオン・オフのみ。機能性の検証では評価が伸び悩みました。過熱時自動オフ機能や転倒時自動オフ機能もないので、使用する際は電源の切り忘れや転倒に十分注意しましょう。
今回検証した商品のなかでもとくにコンパクトで、使わないときは簡単に収納できます。加えてコードが1.9mと長いので、設置場所を選ばない点はメリットといえるでしょう。
形状 | パネル型 |
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本体幅(実測値) | 40cm |
消費電力(実測値) | 30W |
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1時間あたりの電気代 | 0.94円 |
電源コードの長さ | 1.6m |
温度調節可能 |
ニトリの「くっつけられるマグネットヒーター(NI ホワイト)」は、デスクの裏に付属のマグネットで固定するタイプの商品。
ヒーターから近いひざでも10分後の温度上昇は1.6℃にとどまり、すねやつま先の位置ではほぼ温度変化がみられず。寒い季節を乗り切る暖房器具としてはパワー不足な印象です。
あまり温まらないぶん、消費電力はおよそ30Wと今回検証した商品のなかでは群を抜いて小さく、1時間つけっぱなしでも電気代は1円未満。しかし、強弱の調節はできません。
コの字型の商品よりもコンパクトで収納しやすい点はメリットといえます。また、電源を入れると強制的に1・2・3時間いずれかのタイマーがセットされる仕組みなので、つけっぱなしを防止可能。使い勝手のよさや安全性に配慮された商品といえるでしょう。
形状 | パネル型、マグネット型 |
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本体幅(実測値) | 32cm |
マイベストではベストなデスクヒーターを「電気代が安く、ミニこたつのような役割を果たす商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のデスクヒーター25商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。
検証①:温まりやすさ
検証②:消費電力の小ささ
検証③:機能性
検証④:使い勝手のよさ
検証⑤:安全性への配慮
検証⑥:片づけやすさ
今回検証した商品
温まりやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「10分間で脚全体がコタツのように温まる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
冬の室内を想定し、室温を20℃に設定。デスクヒーターを設置し、つま先・すね・ひざの3か所に相当する位置に温度ロガーを配置しました。各商品の最も強いモードで10分間運転し、温度変化を記録。3か所の平均温度が高いものほど高評価としました。
消費電力が小さな商品としてユーザーがとても満足できる基準を「1日中使っても電気代の負担が少ない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
運転開始から1分後・10分後の消費電力をワットモニターで計測し、平均値が低いものを高評価としました。
デスクヒーターを使ううえで便利な機能が搭載している商品としてユーザーがとても満足できる基準を「作業や仕事に没頭できるよう快適な温度が保てる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
使い勝手がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「設置場所に困らず片づけもラクな商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
安全性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「火事ややけどのリスクを最小限に減らせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
運転10分後に操作ボタンの温度をサーモカメラで測定し、やけどのリスクがないかを確認。さらにテスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
片づけても邪魔にならない商品としてユーザーがとても満足できる基準を「片手で軽々運べて、ちょっとした隙間に収納できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
1位: ATTARA movement|パネルヒーター
2位: 優良國際|ロイヤルパネルヒーター|lff-d2205
3位: Delmac|遠赤外線デスクヒーター
4位: Orthland |デスクヒーター
5位: 勝者|遠赤外線パネルヒーター
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
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コスメ・化粧品
ベビー・キッズ・マタニティ
キッチン用品
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投資・資産運用
ローン・借入
ビューティー・ヘルス
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