効率的かつ高速で湯沸かしできるジェットボイル。湯沸かしにかかる時間を短縮でき、登山などのアウトドアシーンで重宝します。しかし、フラッシュ・ミニモなどの種類がさまざまなうえ、自動点火装置つき・サーモレギュレーターつきなどもあり、どれを選べばよいか悩みますよね。
そこで今回は、ジェットボイルのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。それぞれのモデルの違いや特徴に触れながら、適した使い方・シーンを解説。本コンテンツを参考に、登山やキャンプなど使用するシーンに合ったジェットボイルを選びましょう。
アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。 「.HYAKKEI」「CAMP HACK」「エンジョイ!マガジン」「価格.comマガジン」「LANTERN」などのwebメディアをはじめ、アウトドア系書籍や旅行雑誌などへの協力・執筆・寄稿多数。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
ジェットボイルとは、アウトドアで素早くお湯を沸かせるギアのことです。フラックスリングというじゃばら状の吸熱フィンにより、クッカーに効率的に熱を伝えます。モデルや使用環境にもよりますが、500mLの水が最速100秒で沸騰。一般的なクッカーの約1/2のガス消費量でお湯を沸かせる点も魅力です。
調理に使えるゴトク・転倒を防ぐスタビライザー・計量カップとしても使えるカバーなども付属。付属品をすべてクッカーに収納できるオール・イン・ワン設計で、荷物をコンパクトにまとめられます。1台でさまざまな用途に使えるので、登山・キャンプの初心者にもおすすめです。
サーモレギュレーター搭載のモデルは、冬山などの低温環境下でも安定した火力を発揮できます。自動着火機能が搭載されたモデルであれば、ライターなどを使用せず着火が可能。アウトドアギアの扱いに慣れていない初心者でも簡単に使用でき、より手軽にキャンプや登山を楽しめます。
ジェットボイルは湯沸かし・炊飯ができて、ラーメンなども作れます。ジェットボイル専用のレシピ本も販売されているので、参考にするのもおすすめです。底にフラックスリングのついた専用のクッキングポットやフライパンも販売されているため、料理に使用したい場合は必要に応じて検討しましょう。
専用のゴトクを使えばほかのメーカーのクッカーも使えますが、火力調整ができないモデルは火力が強く、クッカーの底が焦げやすい点には注意してください。汁気の少ない料理やゆっくり時間をかける煮込み料理は苦手です。料理に使いたい場合は、火力調整機能つきかどうかもチェックしましょう。
ジェットボイルを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
ジェットボイルはモデルごとに特徴があります。重視するポイントや使用シーンに合ったモデルを選びましょう。
お湯の沸騰時間を短縮したい場合は、フラッシュが適しています。バーナーの出力性能を高めており、ジェットボイルシリーズのなかで最も素早くお湯を沸かせるモデルです(2023年7月時点)。使用環境によりますが、500mLの水なら最速100秒で沸騰。さくっと飲みものやカップラーメンを作りたいときにぴったりです。
外側からお湯の沸き具合を確認できるインジケーターがあるのもポイント。フタを開ける手間を省けるので、スムーズに湯沸かしが可能です。容量も1Lあり2人分のカップラーメンを作れるため、カップルでの登山で使うのにも向いています。
一方、火力調整ができないので、料理にはあまり向きません。とろ火にできずクッカーが高温になるため、焦げつきやすくなります。手の込んだ料理ではなく、手軽にインスタント食品を作りたい場合に選ぶとよいでしょう。
携帯性を重視する場合は、スタッシュを選びましょう。スタッシュはジェットボイルシリーズのなかで最も軽量な約200g(2023年7月時点)。次に軽いジップ・マイクロモでも340gなので、140gも差があります。登山など少しでも荷物を軽量・コンパクトにまとめたい場合にぴったりです。
火力調整ができず料理には使いにくいものの、インスタント食品など簡単な料理には使用可能。ゴトクの着脱なしにほかのクッカー類も使えるシングルバーナー構造なので、別のクッカーを持参すれば複数人分のお湯を沸かせます。グループで登山する場合は、ひとつ用意しておくのがおすすめです。
ソロキャンプで調理したい人には、マイクロモがおすすめです。細かく火力調節ができるため、強火からとろ火まであらゆる料理に対応できます。さらに、低温環境でも火力を一定に保つサーモレギュレーターを搭載しているので、冬の雪山や高所などで使用したい人にもぴったりです。
また、0.8Lクッカーを採用しており、軽量・コンパクトで持ち運びに便利な点も魅力。小型ながらも、さまざまな機能を盛り込んでいます。携帯性・機能性のどちらもバランスよく求めたい人は、チェックしてみてください。
調理用として使いたい場合は、ミニモを選びましょう。ミニモはほかのモデルより口が広く、底が浅いモデル。奥までスプーンやフォークを入れてもクッカーに手が触れにくいので、料理や食事をしやすいメリットがあります。取っ手つきでそのまま料理も楽しめるため、荷物を増やしたくない場合にもおすすめです。
火力調整機能がついている点も大きなメリット。サーモレギュレーターにより、低温環境下でも安定した火力を保持できます。とろ火で煮込み料理やスープなどを作れるので、登山だけでなく料理の幅を広げたいキャンプにもぴったりです。
3人以上のグループで使いたい場合は、スモーがおすすめです。スモーは1.8Lの大容量モデルで、1Lのお湯を約4分45秒で沸騰させられます。複数人分のお湯を手早く準備できるのが大きなメリット。1人が持参すれば複数人分をまかなえるので、グループや家族での登山に適しています。
火力調整できるので、料理にも使用可能。サーモレギュレーターを搭載しているため、低温環境下でも安定した火力で調理できます。深さがあり奥までかき混ぜにくいので、スープなどに使うとよいでしょう。山頂で手作りの温かい料理を楽しみたい場合に適しています。
価格が安いものを手に入れたい場合は、ジップをチョイス。2万円を超えるモデルがほとんどのなか、ジップは必要な機能に絞ることで価格を抑えているため、1万円程度で購入できます。0.5Lのお湯を約2分30秒で沸かせるなど、効率のよい湯沸かしも可能です。お湯を沸かすだけであれば選択肢のひとつになります。
ただし、火力調整機能・サーモレギュレーター・自動点火機能などがない点は注意。とくに初心者は安く買うことだけでなく、使い勝手も考慮して選ぶのがベターです。アウトドアギアの使用に慣れている場合や、キャンプ・低山ハイクで使用する場合に適しています。
ジェットボイルはモデルによって、サーモレギュレーターや自動点火装置などバーナー関連の機能に差があります。使用シーンや用途に適したものを選びましょう。
スムーズに点火したい場合は、自動点火装置つきがおすすめです。自動点火装置のあるものは、スイッチを押すだけで点火可能。火元に手を近づける必要がないので、やけどのリスクも減らせます。特にキャンプギアの使用に慣れていない初心者にぴったりです。
自動点火機能つきであれば、点火用のマッチやライターが不要。荷物を減らせるだけでなく、ライターを忘れた場合に点火できないなどのトラブルも回避できます。フラッシュ・マイクロモ・ミニモ・スモーに自動点火機能があるので、検討しましょう。
寒いところで使用したい場合は、サーモレギュレーター搭載モデルがぴったりです。寒いと燃焼効率が悪くなり、火力が不安定になります。サーモレギュレーターが搭載されたものは、-6℃までの低温環境下でも安定した火力をキープ。冬山登山や真冬のキャンプなどで使用したい場合に適しています。
細かい火力調整が可能なのもポイント。お湯の高速沸騰からとろ火まで対応できるので、湯沸かしだけでなく料理にも使用できます。マイクロモ・ミニモ・スモーがサーモレギュレーターを搭載しているので、寒い場所や料理にも使いたい場合は候補になるでしょう。
料理の幅を広げたい場合は、別売りのクッカーが使えるモデルに注目してください。グループで鍋などの料理を囲める1.5Lの大容量クッキングポットや、フライパンとして使えるサミットスキレットなどが販売されています。
クッキングポットは、スタッシュ以外のモデルで使用可能。サミットスキレットはゴトクを併用する必要がありますが、スタッシュであればそのまま使えます。登山やキャンプでも手作りの料理を楽しみたい場合は、検討するとよいでしょう。
本格的なコーヒーも楽しみたいなら、コーヒープレスが使えるモデルを選ぶのもありです。コーヒープレスは、湯切りや落としブタとしても流用できます。コーヒープレスは、フラッシュ・ジップ・マイクロモに対応。少し幅広のグランデ コーヒープレスは、ミニモ・スモー・スタッシュで使えます。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||
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最大発熱量 | 点火装置付き | |||||
1 | モンベル JETBOIL|スタッシュ|1824400 | ![]() | 軽量の200g、スタッキングしやすいコンパクトさ。 | 1134kcal/h | ||
2 | モンベル JETBOIL|スタッシュ |1824400 | ![]() | 200gの超コンパクトモデル | 1134kcal/h | ||
3 | モンベル JETBOIL|JETBOILフラッシュ|1824393 | ![]() | 約100秒で沸騰!シリーズ最速沸騰モデル | 2269kcal/h | ||
4 | ジェットボイル JETBOIL|シングルバーナー|1824325 | ![]() | 高い熱効率とシンプルな機能を両立 | 1134kcal/h | ||
5 | ジェットボイル JETBOIL|スモー|1824382 | ![]() | みんなで楽しめる大容量モデル。機能も充実 | 1404kcal/h | ||
6 | ジェットボイル JETBOIL|ミニモ|1824381 | ![]() | 食事がしやすい広口浅型のカップ | 1404kcal/h | ||
7 | モンベル JETBOIL|JETPOWER|1824379 | ![]() | 低温化でも気化する。3種類のガスを配合したカートリッジ | 不明 |
最大発熱量 | 1134kcal/h |
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点火装置付き |
従来のカップに比べ、口を23mm広く、高さを45mm低く設計した調理用に最適なモデル。調理や食事の際に、カトラリーを持つ手がカップに触れにくく、より快適・安全に使用できます。火加減を繊細に調節できるので、強火での急速沸騰から、小さい炎が安定的に必要なとろ火での煮込み料理まで幅広く楽しめます。
最大発熱量 | 1404kcal/h |
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点火装置付き |
ジェットボイルの使い方は、おもに次の流れになります。まず、ガスカートリッジにバーナーを接続。スタビライザーをガスカートリッジに装着し、安定させたうえで点火・火力調整をします。その後水や食材をクッカーに入れ、空焚きにならないようにしたうえでバーナーに取りつければ完了です。
クッカー内に必要なパーツを収納できるオール・イン・ワン設計なので、しまい方も簡単。各パーツを分離したら、クッカーの中に決められた順番に収納するだけです。使用後は熱を持っているので、冷めるのを待ってから片づけるようにしましょう。
バーナーとガスカートリッジを分離するときは、つまみが閉じているかも確認してください。つまみが緩んでいるとガス漏れの原因になります。移動中の振動でつまみが緩む場合もあるので、収納するときは接続したままではなく、必ず分離するよう注意しましょう。
ガスカートリッジとあわせて使うと便利な小物もチェックしておきましょう。ジェットゲージはガスカートリッジに挿し込むだけでガスの残量を測れる優れもの。ガス残量からお湯を何回沸かせるか把握できるので、無駄にガスを持っていく必要がなくなります。荷物を減らしたい場合は導入を検討してみてください。
クランチットは、ガスカートリッジのガス抜きと穴開けができるギア。バーナーを接続するのと同じ要領でガスカートリッジに固定すれば、ガスが抜けます。さらにてこの原理でクランチットの先端をガスカートリッジにあてて押し込むと穴開けが可能。スムーズに廃棄したい場合におすすめです。
ジェットボイル以外にもさまざまなアウトドア用バーナーが販売されています。自分の用途にぴったり合うものを選んで快適にアウトドアを楽しみましょう。
1位: モンベル| JETBOIL|スタッシュ|1824400
2位: モンベル| JETBOIL|スタッシュ |1824400
3位: モンベル| JETBOIL|JETBOILフラッシュ|1824393
4位: ジェットボイル| JETBOIL|シングルバーナー|1824325
5位: ジェットボイル| JETBOIL|スモー|1824382
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