キャンプでの調理や登山での湯沸かしをするために必要不可欠なシングルバーナー。携行性に優れており、どこでも手軽に使える燃焼器具として人気のアイテムです。SOTO・イワタニ・コールマンなど多くのブランドやメーカーから販売されており、一体型・分離型といった形の違いやCB缶・OD缶など燃料の違いもあるため、どれを選べばよいのか迷いますよね。
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のシングルバーナー14商品を比較して、最もおすすめのシングルバーナーを決定します。
比較検証は以下の5点について行いました。
果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?シングルバーナーの選び方のポイントもご説明しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
Wilderness Risk Management Japan理事・日本アウトドアネットワーク会員。約20年間野外教育施設で活躍。その後アウトドアコンサルタントとして企画・開発をはじめ、自然環境やアウトドア活動に関する豊富な知識と経験を活かし、チームビルディング・教育研修も行う。アウトドアギアの商品検証や、自治体の青少年育成事業の講師などもつとめる。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
もともと軽量でコンパクトにまとまる商品が多いシングルバーナー。持てる荷物の量に制限がある登山やソロキャンプなどでは、できる限り軽くて小さいものを持ち運びたいものですよね。そこで重量と収納ケースに入れた状態の体積を算出して、携行性の検証を実施。なお、手のひらより小さくまとまるうえ150g以下のものを高評価としています。
調理やお湯を沸かす際に使用するシングルバーナー。使用するうえで火力の強さは外せないところです。 そこで実際に200mLの常温水を加熱し、水温が90℃に達するまでのスピードを評価しました。検証の詳細は以下のとおりです。<使用した計測機器>デジタル温度計TT-508N(TANITA)<計測条件>ケトルに200mLの常温水(約23℃)を入れ、バーナーを最大火力に設定し加熱する。その後、水が90℃に達するまでの時間を計測し評価。2.7kWの標準バーナーを使用している家庭用ガスコンロ(中)の90℃に達した時間の半分の速さである1分未満を高評価の基準とし、火力の強さを検証しました。
山中や湖畔など、風が吹きやすい場所でキャンプをする場合に気になるのが耐風性。風が吹いている状況でも、ストレスなく調理や湯沸かしをしたいものです。そこで、200mLの常温水を加熱している際に横から風速4m/sの風を当て続け、水の上昇温度を評価しました。検証の詳細は以下のとおりです。<使用した計測機器>デジタル風速計CHE-WD1(サンワサプライ)USB充電式モバイルファン Silky Wind Mobile2(RHYTHM)デジタル温度計TT-508N(TANITA)<計測条件>ケトルに200mLの常温水(約23℃)を入れ、バーナーを最大火力に設定し5分間加熱する。その際、モバイルファンを最大風量に設定し50cm離した場所からバーナーに風を当て続け、風速4m/sの風(小枝や葉っぱが揺れる程度)を再現しました。その後、水温を計測し評価。風に影響されず、ホットコーヒーを淹れるのに最適な温度である90℃まで温められた商品を高評価とし、耐風性を検証しました。
点火装置の有無や、火力を調節するつまみの形状によって使い勝手は大きく変わってきます。そこで、モニター5名が実際に使用し、以下の評価項目について定性的に評価しました。なお、ワンタッチで点火できる点火装置があるうえ、火力の微調節がしやすい商品を高評価としています。<評価項目>点火のしやすさ:直感的に操作できて点火しやすいか火力調節のしやすさ:ガスの開閉つまみが掴みやすい形状で、細かい火力の微調節ができるか
調理に使うシングルバーナーだからこそ、五徳に安定感があり快適に調理できるものがよいですよね。そこで、モニター5名が実際の使用シーンを想定して水を入れたクッカー大・中・小を順に置き、以下の評価項目について定性的に評価しました。なお、どんなサイズのクッカーを置いてもぐらつきにくく、快適に調理できるものを高評価としています。<評価項目>五徳の脚の安定感:クッカーを置いたときにぐらつかないか全体のバランス:五徳だけでなくガス缶を含めた全体の安定感はどうか
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
キャンプで使う燃焼器具は、大きく分けてシングルバーナー・ツーバーナー・カセットコンロの3つ。カセットコンロのなかには、風防が取りつけられたアウトドア向けのものもあり、それぞれに特徴があります。
持てる荷物が限られる登山やソロキャンプをする人には、シングルバーナーが最適です。シングルバーナーは、ほかの燃焼器具よりも圧倒的にコンパクトにまとまり軽量な点が最大の魅力。その反面、五徳が小さいものも多いので、フライパンや鍋を使った料理をするのは難しいといえます。
2人以上でキャンプに行く人やファミリーキャンプをする人には、ツーバーナーやカセットコンロが向いているでしょう。五徳が大きいため安定感があり、さまざまなサイズの調理器具を使えます。たくさん料理を作れるうえ、キャンプ飯の種類の幅が広がる点もメリット。しかし、コンパクトになりにくく重いものが多いため、携行性には優れていません。
キャンパーのなかには、焚き火台を使って調理する人もいるでしょう。火加減の調整が難しいものの、アウトドアらしさをより感じられます。以下のコンテンツでは焚き火台とツーバーナーについて紹介しているので、興味のある人はぜひチェックしてくださいね。
シングルバーナーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
登山やソロキャンプでは持てる荷物が限られることが多いので、携行性は最重要です。タイプや使用するガス缶によって携行性は異なるので、しっかりチェックしましょう。
シングルバーナーは、ガス缶とバーナーを直結して使う一体型とガス缶とバーナーをホースでつなぐ分離型の2つのタイプがあります。なかでも、コンパクトな一体型がおすすめです。
この2つの違いは収納サイズの大きさ。一体型は収納サイズが手のひらより小さいものが多く、ケースに入れたとしてもポケットに収納できるほどの大きさでした。ザック内のスペースをほとんど取らないので、ほかの荷物を十分入れられるでしょう。
一方で、分離型はホースがあることでサイズが大きくなりがちで、かさばりやすい印象。ザックに入れる荷物が多い場合は、収納に工夫が必要なこともあるでしょう。
シングルバーナーの一体型は、OD缶を使用するタテ型・CB缶を使用するヨコ型の2つに分けられます。なかでも耐寒性が高く、冬でも炎が安定しやすいOD缶を使用するタテ型のものがおすすめです。
OD缶とは、アウトドア専用に設計されたガス缶のこと。CB缶と比べて高価であるうえ購入場所が限られるものの、燃焼性能に優れており、秋〜冬の低温環境下でも安定した燃焼が可能なのが最大のメリット。また、コンパクトテーブルで使用したときにスペースを取りにくいので、クッカーやスキレットなどの調理器具も余裕を持って置けるでしょう。
対してCB缶とは、馴染みのあるカセットボンベのこと。OD缶と比べて安価でスーパーやコンビニなどで手軽に購入できるものの、低温環境下では燃焼性能が悪かったり燃焼の安定性に欠けたりするため、調理しにくい可能性があるでしょう。またコンパクトテーブルで使用するときは幅を取りやすいので、ほかの調理器具や食材が置けない場合があるといえます。
OD缶のなかには寒冷地に対応した商品のものもあり、特に耐寒性の高いつくりをしています。冬にキャンプをする人や雪山で登山をする人は、寒冷地に対応しているOD缶かどうかを確認して購入しましょう。
キャンプや登山はコロコロと天候が変わることが多いので、どんな環境でも快適に調理できるよう火力の強さに注目することが重要です。実際に200mLのお湯を沸かして時間を計算したところ、最大出力3.8kW以上の商品は風に影響されないほど火力が強く、素早く加熱できることがわかりました。
3.8kW以上の商品が水温を90℃に到達するまでにかかった時間はたったの55〜57秒程度。1分もかからずに90℃に到達するという驚きの結果でした。これは2.7kWの標準バーナーを使用している家庭用ガスコンロ(中)が、お湯を沸かすのにかかった時間である110秒の半分のスピードです。
なかでも、最大出力が4.88kWの「EPI EPIgas」は、風速4m/sの風(小枝や葉っぱが揺れる程度)を横から当て続けても、1分弱で90℃に達しました。常に炎が安定しているため、風が吹いていても素早く加熱できるでしょう。
対して、2.5kWや2.8kWなどの最大出力が小さい商品は、無風の状態でも水が沸騰するまでに90秒ほど時間がかかる結果に。家庭用ガスコンロ(中)と比べて遅いわけではありませんが、3.8kW以上の商品には劣ります。また、風速4m/sの風を横から当てると炎が風に煽られてしまい、5分待っても50℃から変化がありませんでした。
最大出力の高さに加えて、バーナーの燃焼孔(バーナーヘッド)に金属繊維を取り入れた構造だと効率的に燃焼します。金属繊維を使ったバーナーは、多量のガスを一度に燃焼できるので、強い火力を保持しやすいうえ耐風性もあるといえます。最大出力が記載されていない商品は、燃焼孔に注目して選ぶとよいでしょう。
キャンプで快適に調理するために、大事なのは火力の強さだけではありません。火を扱うシングルバーナーだからこそ、簡単・安全に点火できるうえ火力の調節をしやすいことが大切なポイントです。サッと簡単に点火したいなら、点火装置があるものがおすすめ。さらに、ガスの開閉つまみの形状がつまむタイプだと火力の微調節がしやすいですよ。
点火装置があるものは、ガスを少量出したのちボタンを押すだけで簡単に点火できました。点火装置はバーナーの下に位置しており、手を火元に近づけることなく操作できるので、やけどのリスクを減らせるでしょう。
一方で点火装置がないものは、ライターが必要で手を火元に近づけなければなりません。やけどのリスクを減らすためには、できる限り炎口が長いライターを使用するのがおすすめです。
また、火力の調節をスムーズに行うためには、ガスの開閉つまみの形状をチェックしましょう。つまむタイプのものは、指先で細かく加減しながら火力の強さを微調節できました。一方で、レバータイプ(金属の棒状)のものは、やや持ちにくく細かい力加減が難しい印象でした。
つまむタイプには、収納のしやすさの面でもメリットがあります。レバータイプは収納時に邪魔になりやすい一方、つまむタイプは本体から突出していないため、専用の収納ケースに入れやすいでしょう。
シングルバーナーには、五徳の脚が4本のものと3本のものがあります。快適に調理をしたいなら、五徳の脚が4本の安定しやすいものがおすすめです。
五徳の脚が4本のものは調理器具と接する面が大きいため、しっかり調理器具をキャッチしており安定している印象。少しクッカーがずれたとしても、それほどぐらつきませんでした。一方で3本のものは、調理器具と接する面が小さく脚同士の感覚が空いているので、倒れやすいといえます。
さらに安定感を重視するなら、調理器具と五徳のサイズの相性も重要なポイント。サイズの相性が悪いと、バランスが取りにくかったり調理器具をうまく五徳に置けなかったりします。所持している調理器具のサイズに合ったものを選ぶことも重要です。五徳の脚の本数はランキングの詳細情報、サイズは商品画像を参考にしてくださいね。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||
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携行性 | 火力の強さ | 耐風性 | 使い勝手 | 安定感 | 形状 | 燃料 | 最大出力 | 200mLの水が沸騰するまでの秒数 | 風を当てているときの水の温度 | 火力調節方法 | 収納時幅 | 五徳の脚の本数 | 収納時奥行 | 収納時高さ | 点火装置付き | 収納ケース付き | 重量 | |||||||
1 | ユニバーサルトレーディング EPI EPIgas|REVO-3700 STOVE|S-1028 | ![]() | 8位 | とにかく軽量で、環境に左右されない強い火力が魅力なベストバイ | 一体型 | OD缶 | 4.88kW(4,200kcal/h) | 55秒 | 90℃ | つまむタイプ | 5.4cm | 4本 | 5.2cm | 8.9cm | 111g | |||||||||
2 | Newell Brands Coleman|ファイアーストーム|2000028328 | ![]() | 13位 | 火力が強いうえ安定感もある。ストレスなく料理したいならこれ | 一体型 | OD缶 | 3.8kW(3,300kcal/h) | 56秒 | 86℃ | レバータイプ | 6cm | 3本 | 6cm | 11cm | 150g | |||||||||
3 | 新富士バーナー SOTO|アミカス|SOD-320 | ![]() | 5位 | 点火しやすいうえ火力が強い。軽量で携行性にも優れている | 一体型 | OD缶 | 3.0kW(2,600kcal/h) | 56秒 | 90℃ | レバータイプ | 4cm | 4本 | 4.3cm | 7.5cm | 81g | |||||||||
4 | モチヅキ MSR ポケットロケット2 | ![]() | 10位 | 安定感は物足りないが、軽量で持ち運びやすく火力も強い | 一体型 | OD缶 | 2.49kW(2143kcal/h) | 56秒 | 87℃ | レバータイプ | 3.4cm | 3本 | 4.4cm | 7.9cm | 73g | |||||||||
5 | イワタニ・プリムス PRIMUS |115フェムトストーブ|P-115 | ![]() | 11位 | 風が吹くと炎が煽られやすいが、とにかく軽量でコンパクト | 一体型 | OD缶 | 2.5kW(2,100kcal/h) | 87秒 | 70℃ | つまむタイプ | 2.7cm | 3本 | 5.4cm | 7.4cm | 57g | |||||||||
6 | パール金属 CAPTAIN STAG|オーリック |M-7900 | ![]() | 3位 | 炎は風に煽られやすいが、五徳の安定感がかなり優秀 | 一体型 | OD缶 | 3.1kW(2,700kcal/h) | 66秒 | 80℃ | つまむタイプ | 11.7cm | 4本 | 10.5cm | 6.5cm | 300g | |||||||||
7 | 岩谷産業 カセットガス ジュニアコンパクトバーナー|CB-JCB | ![]() | 1位 | 炎は風に煽られやすいが、点火しやすく五徳が安定している | 一体型 | CB缶 | 2.7kW(2,300kcal/h) | 61秒 | 70℃ | つまむタイプ | 8.2cm | 4本 | 6.8cm | 10.9cm | 274g | |||||||||
8 | モンベル JETBOIL|スタッシュ |1824400 | ![]() | 12位 | 安定感はまずまずだが、とにかく軽量で持ち運びやすい | 一体型 | OD缶 | 1.3kW(1134kcal/h) | 75秒 | 80℃ | レバータイプ | 13cm | 3本 | 13cm | 11.2cm | 60g | |||||||||
9 | スノーピーク snow peak|ギガパワーストーブ 地|GS-100R2 | ![]() | 4位 | 非常に軽量で持ち運びやすいが、耐風性と安定感はいまひとつ | 一体型 | OD缶 | 2.9kW(2,500kcal/h) | 65秒 | 46℃ | レバータイプ | 4.4cm | 4本 | 3.5cm | 8.2cm | 75g | |||||||||
10 | イワタニ・プリムス PRIMUS |エクスプレス・スパイダーストーブⅡ|P-136S | ![]() | 7位 | コンパクトで持ち運びやすいが、耐風性と安定感がやや物足りない | 分離型 | OD缶 | 2.8kW(2,400kcal/h) | 83秒 | 65℃ | つまむタイプ | 8.7cm | 3本 | 4cm | 8.3cm | 195g |
形状 | 一体型 |
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燃料 | OD缶 |
最大出力 | 4.88kW(4,200kcal/h) |
火力調節方法 | つまむタイプ |
五徳の脚の本数 | 4本 |
重量 | 111g |
良い
気になる
EPIgasをはじめとする燃焼器具の開発・販売を中心に、登山・アウトドア用品の輸出入および販売をしているユニバーサルトレーディングの「EPIgas REVO-3700 STOVE」。OD缶を使用する一体型のシングルバーナーで、細い特殊金属繊維を用いたバーナーヘッドが特徴の商品です。
携行性の検証では満点に近い評価を獲得。重量は111gと非常に軽量なので、荷物が多くても負担になることは少ないでしょう。収納サイズは手のひらより小さいため、ポケットに入れて持ち運べるのもうれしいポイントです。
また、火力の強さにおいてもほかの商品を上回りました。200mLの常温水が沸騰するまでにかかった時間はわずか55秒。速さは2.7kWの標準バーナーを使用している家庭用ガスコンロ(中)の半分ほどで、素早く温かい飲み物や食べ物を作れるでしょう。さらに、小枝が揺れる程度の風速4m/sの風をバーナーに当て続けても炎がほとんど風に煽られず、無風時と遜色ない時間で水が沸騰しました。山中や湖畔などの風が強い場所でも、火力は影響されにくいといえます。
使い勝手の検証では点火装置があるため、迷うことなくスムーズに点火できました。また、ガスの開閉つまみの形状がつまむタイプなので、指先で細かい調節がしやすいでしょう。一方で、五徳の脚が4本あるもののやや小さいため、サイズの大きいクッカーを置いた場合、安定感に欠ける可能性があるといえます。
大きい調理器具では調理しにくいものの、とにかく軽量・コンパクトで持ち運びやすく、風が吹いていても強い火力を維持できるシングルバーナー。年間を通じて登山やソロキャンプをするすべての人におすすめの商品です。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
EPIgas REVO-3700 STOVE S-1028をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
形状 | 一体型 |
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燃料 | OD缶 |
最大出力 | 3.8kW(3,300kcal/h) |
火力調節方法 | レバータイプ |
五徳の脚の本数 | 3本 |
重量 | 150g |
良い
気になる
アメリカに本社を置き、世界中に展開しているコールマンの系列会社であるNewell Brandsの「ファイアーストーム」。OD缶を使用する一体型のシングルバーナーで、バーナーの周りに風防がついている商品です。
携行性の検証では、重量が150gと軽量なうえ収納サイズは手のひらに収まる大きさだったため高評価を獲得。ザックやズボンのポケットに入れても負担になりにくく、収納スペースを多く取らない点は好印象です。
火力の強さにおいては最大出力は3.8kWで、お湯が沸くまでにかかった時間はわずか56秒。家庭用ガスコンロ(中)の半分の速さで沸騰できるため、調理時間の短縮につながるといえます。また耐風性の検証では、風を横から当て続けても常温水が86℃まで上昇したため高評価を獲得しました。火力が風に影響されにくく、素早く温かい飲み物や食べ物を作れるでしょう。
火力の調節方法はレバータイプですが、コツを掴めば細かい火力の調節はしやすい印象。点火装置がついているため、ワンタッチで楽に点火できるうえ安全面に配慮している点もメリットです。五徳の脚は3本しかないものの表面にギザギザの加工があることで調理器具をしっかりとキャッチできており、安定感は良好。調理器具の大きさによっては倒れやすいと感じましたが、サイズの相性がよい調理器具を使う分にはぐらつきが少なく調理しやすい印象です。
火力の微調節に慣れが必要なものの、安定感と風に左右されにくい火力を兼ね備えているシングルバーナー。温かいコーヒーやインスタントラーメンをよく作る人におすすめの商品です。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
コールマン ファイアーストームをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
形状 | 一体型 |
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燃料 | OD缶 |
最大出力 | 3.0kW(2,600kcal/h) |
火力調節方法 | レバータイプ |
五徳の脚の本数 | 4本 |
重量 | 81g |
良い
気になる
アウトドア用の燃焼器具を多数取りそろえている新富士バーナーの「SOTO アミカス」。OD缶を使用する一体型のシングルバーナーで、すり鉢状のバーナーヘッドが特徴の商品です。
携行性の検証では、重量がわずか81gと非常に軽量であるため、荷物を移動させるときの負担になりにくい点はメリット。また収納サイズも手のひらより小さいので、ポケットに入れて持ち運べます。
火力の強さにおいては、常温の水が沸騰するまでの時間は56秒とトップクラスの結果に。キャンプ場に到着してから、スムーズにキャンプ飯を作れるでしょう。さらに、風を横から当て続けても、1分30秒ほどで90℃に達しました。山中や湖畔などの風が強い環境でも、風に影響されずに温かい飲み物や食べ物を作れるといえます。
使い勝手の面では、レバータイプを採用しているため、火力を微調整しづらい点が気になりました。しかし、点火装置がついているのでワンタッチで楽に点火できる点はメリット。強い力は必要なかったため、初心者や力に自信のない人でも簡単に点火できるでしょう。一方で、五徳の脚は4本あるものの小さいので、大きいサイズの調理器具を載せると倒れやすいといえます。コンパクトなクッカーを使って調理するとよいでしょう。
五徳が小さく安定感はまずまずなものの、風が強い中でもスピーディにお湯を沸かせるシングルバーナー。山中や湖畔を好んでソロキャンプをする人におすすめの商品です。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
SOTO アミカス SOD-320をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
形状 | 一体型 |
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燃料 | OD缶 |
最大出力 | 2.49kW(2143kcal/h) |
火力調節方法 | レバータイプ |
五徳の脚の本数 | 3本 |
重量 | 73g |
良い
気になる
米国カスケードデザイン社の日本総代理店であるモチヅキが取り扱うアウトドアブランド、MSRの「MSR ポケットロケット2」。OD缶を使用する一体型のシングルバーナーで、コンパクトに収納できるよう、五徳の脚が回転する構造である点が特徴です。
重量はたった73gと非常に軽量で、持ち運びの負担になることは少ないといえます。また、収納サイズは手のひらより小さいので、ザックに入れる荷物が多くてもちょっとしたスペースに収納できるうえ、ポケットに入れて持ち運びも可能です。
また、火力の強さにおいても高評価を獲得。200mLの常温水が沸騰するまでにかかった時間は56秒と、家庭用ガスコンロ(中)の半分の速さで沸騰できます。キャンプ場についてから、温かい飲み物や食べ物がほしくなった際に素早く作れるでしょう。さらに、風を横から当て続けても炎がほとんど風に煽られず、87℃まで加熱できました。湖畔や山中などの風が強い場所でも、火力は影響されにくいといえます。
点火する際にライターが必要ですが、火元にそれほど手を近づけなくても点火できました。少し手間はかかりますが、やけどのリスクは低いといえるでしょう。また、ガスの開閉つまみの形状がレバータイプではあるものの、火力の微調節はしやすい印象です。五徳の脚は3本で小さいため、大きいサイズの調理器具を置くと大きさの相性が悪くぐらつきやすいといえます。調理をする際は、小さめの調理器具を使うとよいでしょう。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
MSR ポケットロケット2をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
形状 | 一体型 |
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燃料 | OD缶 |
最大出力 | 2.5kW(2,100kcal/h) |
火力調節方法 | つまむタイプ |
五徳の脚の本数 | 3本 |
重量 | 57g |
良い
気になる
「人と自然をつなぐ」をモットーに、燃焼器具の輸出入や製造販売を行うイワタニ・プリムスの「PRIMUS 115フェムトストーブ」。OD缶を使用する一体型のシングルバーナーで、燃焼効率を高めるよう、バーナーヘッドにメタルファイバーを織り込んでいる点が特徴です。
重量がわずか57gと非常に軽量で、荷物の負担にならない点はメリット。また、手のひらより小さくまとまるため、ちょっとしたスペースに収納できます。
火力の強さの検証では、常温水が沸騰するまでにかかった時間は87秒。風を横から当てたときは、炎が風に煽られて、5分加熱しても70℃から温度が変化しませんでした。無風状態のときはスムーズに調理できますが、山中や湖畔など風が強い環境では水を沸騰させることは難しいといえるでしょう。
一方で点火装置がついているので、迷うことなく簡単に点火できた点はメリット。ガスの開閉つまみの形状もつまむタイプだったため、かなり弱い火力まで調節できました。しかし、五徳が小さく脚が3本しかないため、大きいサイズの調理器具との相性が悪く安定感はいまひとつ。できる限りサイズの小さい調理器具を使うとよいでしょう。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
形状 | 一体型 |
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燃料 | OD缶 |
最大出力 | 3.1kW(2,700kcal/h) |
火力調節方法 | つまむタイプ |
五徳の脚の本数 | 4本 |
重量 | 300g |
良い
気になる
キッチン・リビング用品やアウトドア用品を多く開発しているパール金属の自社ブランド、CAPTAIN STAGの「オーリック」。OD缶を使用する一体型のシングルバーナーで、五徳が大きいのが特徴の商品です。
OD缶を装着する一体型のもののなかでは収納サイズがやや大きく、手のひらと同じくらいの大きさです。しかし、重量は300gと重すぎることはなく、持ち運びにそれほど負担はかからないでしょう。
火力の強さの検証では、お湯が沸くまでにかかった時間は66秒と上位クラスの結果に。家庭用ガスコンロ(中)よりも速く沸騰できるため、調理時間の短縮につながるといえます。しかし、風を横から当て続けると80℃までしか温められず、炎が風に煽られやすい印象です。
一方で、軽い力で操作できる点火装置がついており、迷うことなく簡単に点火できました。ガスの開閉つまみの形状もつまむタイプで大きいため、指先で細かい火力の調節がしやすいといえます。さらに、4本の五徳の脚は大きすぎず小さすぎないので、どのサイズの調理器具を置いてもぐらつかず安定していました。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
キャプテンスタッグ オーリック 小型ガスバーナーコンロ M-7900をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
形状 | 一体型 |
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燃料 | CB缶 |
最大出力 | 2.7kW(2,300kcal/h) |
火力調節方法 | つまむタイプ |
五徳の脚の本数 | 4本 |
重量 | 274g |
良い
気になる
家庭用ガスコンロを中心に、製造・販売を行っている岩谷産業の「カセットガス ジュニアコンパクトバーナー」。CB缶を使用する一体型のシングルバーナーで、五徳が風防の役割を果たす構造の商品です。
展開時サイズは大きいものの収納時のサイズは比較的コンパクトにまとまるので、ザック内のちょっとしたスペースに収納できるでしょう。重量も274gと、それほど負担にならず持ち運べる重さでした。
また、200mLの常温水を61秒で沸騰させることができ、火力も十分。キャンプ場についてから、素早く温かい飲み物や食べ物を作れるでしょう。しかし、風を横から当てると70℃までしか温められなかったため、風の強い場所での使用には向いていないといえます。
点火装置は大きく軽い力で押せるため、簡単に点火できました。ガスの開閉つまみの形状もつまむタイプで持ちやすく、細かい火力の微調節がしやすい印象。さらに、4本の五徳の脚は大きすぎず小さすぎないので、どのサイズの調理器具を使用しても安定し快適に調理できるでしょう。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
イワタニ カセットガス ジュニアコンパクトバーナー CB-JCBをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
形状 | 一体型 |
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燃料 | OD缶 |
最大出力 | 1.3kW(1134kcal/h) |
火力調節方法 | レバータイプ |
五徳の脚の本数 | 3本 |
重量 | 60g |
良い
気になる
国内の有力な登山ブランドであり、世界的にも人気のあるモンベルが取り扱うアウトドアブランド、JETBOILの「スタッシュ」。OD缶を使用する一体型のシングルバーナーで、クッカーとスタビライザー(固定器具)が付属している商品です。
携行性の検証では最高評価を獲得。重量はたった60gなうえ収納サイズは手のひらより小さいため、持ち運びにまったく負担がかからないといえます。ザック内の荷物が多くても、ちょっとしたスペースに収納できるでしょう。
火力の強さにおいては、常温の水が沸騰するまでにかかった時間は75秒と比較的スピーディといえます。しかし、風を横から当てると80℃までしか加熱できなかったため、耐風性の評価は伸び悩みました。山中や湖畔などの風が吹きやすい場所では、調理時間に影響が出るといえるでしょう。
使い勝手の面では、点火装置がついておらず点火する際にライターが必要な点に手間がかかる印象。また、ガスの開閉つまみの形状がレバータイプであるため、掴みづらく細かい火力の調節をしにくいのが難点です。
安定感については五徳にギザギザの滑り止めがついているのは好印象。しかし、五徳の脚が3本タイプであるうえ小さいので、大きいサイズの調理器具を置くときは注意が必要といえます。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
モンベル JETBOILスタッシュをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
形状 | 一体型 |
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燃料 | OD缶 |
最大出力 | 2.9kW(2,500kcal/h) |
火力調節方法 | レバータイプ |
五徳の脚の本数 | 4本 |
重量 | 75g |
良い
気になる
国内の有力なアウトドアブランドとして、数多くのアウトドア用品を手掛けるスノーピークの「ギガパワーストーブ 地」。OD缶を使用する一体型のシングルバーナーで、世界中のアウトドア愛好家から人気の高い商品です。
携行性の検証では満点評価を獲得。重量はわずか75gと非常に軽量なので、ザックに入れてもまったく負担にはなりません。また、収納サイズは手のひらより小さいので、ザック内の荷物がパンパンでもポケットに入れて持ち運べます。
さらに火力の強さにおいては、常温の水が沸騰するまでの時間は65秒と上位クラスの結果に。しかし、風を当てると炎が煽られやすく、5分加熱しても46℃から水温は上昇しませんでした。湖畔や山中など風が強い環境では、調理するのが難しい可能性があるといえます。
使い勝手の面では、ガスの開閉つまみの形状はレバータイプですが、比較的細かい火力の調整はしやすい印象です。しかし点火するときにライターが必要なので、わずらわしく感じるでしょう。五徳の脚は4本ありますが小さいため、大きいサイズの調理器具を置くとぐらつきやすいといえます。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
形状 | 分離型 |
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燃料 | OD缶 |
最大出力 | 2.8kW(2,400kcal/h) |
火力調節方法 | つまむタイプ |
五徳の脚の本数 | 3本 |
重量 | 195g |
良い
気になる
アウトドアで使用する燃焼器具を多く販売しているイワタニ・プリムスの「PRIMUS エクスプレス・スパイダーストーブⅡ」。OD缶を使用する分離型のシングルバーナーで、燃焼効率を上げるためにバーナーヘッドに沿って配置されたプレヒートパイプで、ガスの気化を促進できる構造の商品です。
分離型ではあるものの五徳が小さいので、比較的コンパクトにまとまります。また、重量が195gと軽量であるため、ザックに入れても負担にはならないでしょう。
火力の強さについては、200mLの常温水が沸騰するまでにかかった時間は83秒。風を横から当てたときは炎が風に煽られて、5分加熱しても65℃から水温は上昇しませんでした。無風状態のときはスムーズに調理できますが、山中や湖畔など風が強い環境で調理するのは難しいといえるでしょう。
ガスの開閉つまみの形状はつまむタイプであるため、細かい火力調節がしやすい点は好印象です。しかし点火装置がないため、点火するときにはライターが必要。火元に手を近づける必要があるので、やけどに注意して点火してください。さらに、五徳が小さいうえ本体が軽量だったため、調理器具を置くとぐらつきやすく安定感はいまひとつといえます。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
形状 | 一体型 |
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燃料 | CB缶 |
最大出力 | 2.9kW(2,500kcal/h) |
火力調節方法 | レバータイプ |
五徳の脚の本数 | 4本 |
重量 | 330g |
良い
気になる
アウトドア用のランタンやバーナーを多く開発・販売している、新富士バーナーの「SOTO レギュレーターストーブ」。CB缶を使用する一体型のシングルバーナーで、同ブランドのなかでは人気の高い定番商品です。
一体型ではあるものの五徳がやや大きいため、収納サイズがそれほどコンパクトになりません。しかし重量は330gと平均的なので、そこまで持ち運びの負担になることはないでしょう。
火力の強さについては、200mLの常温水が沸騰するまでにかかった時間は93秒でした。それほど調理時間に影響はありませんが上位商品には劣ります。耐風性の検証では5分加熱しても65℃から変化がなく、風が吹いているときに温かい食べ物や飲み物を作るのは難しいといえます。
点火装置がついているため迷うことなく点火できるものの、押すときに力が必要でした。また、ガスの開閉つまみの形状がレバータイプなので、持ちにくく微調節がしづらい印象です。一方で、4本の五徳の脚は大きすぎず小さすぎないので、どのサイズの調理器具を置いても安定しており快適に調理ができるといえます。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
SOTO レギュレーターストーブの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
形状 | 分離型 |
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燃料 | CB缶 |
最大出力 | 3.4kW(3,000kcal/h)プレミアムガス使用時 |
火力調節方法 | レバータイプ |
五徳の脚の本数 | 4本 |
重量 | 450g |
良い
気になる
国内有数のブランドとして、アウトドア用品を多数取りそろえる新越ワークスの「UNIFLAME セパレートバーナー US-S」。CB缶を使用する分離型のシングルバーナーで、太めに作られたステンレス製の五徳が特徴の商品です。
シングルバーナーのなかでは重量・収納サイズともに大きめであるため、ザックに入れる際に工夫して収納する必要があるでしょう。
火力の強さの検証では、200mLの常温水が沸騰するまでにかかった時間は66秒と比較的速く、スムーズに調理できる印象です。しかし、炎が風に煽られやすいため、耐風性の検証では5分加熱しても66℃から変化しませんでした。山中や湖畔などの風が強い環境では、水を沸騰させることは難しいといえるでしょう。
点火装置がついているので、迷うことなく点火できる点はメリット。ガスの開閉つまみの形状はレバータイプで掴みにくいものの火力が極端に変わることはないため、火力の微調節はしやすい印象です。また、五徳の脚が4本あるので、大きいサイズの調理器具を置いても安定していました。ただし、五徳がテーブル上で滑りやすいので、テーブルを揺らさないように注意しましょう。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
形状 | 一体型 |
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燃料 | CB缶 |
最大出力 | 不明 |
火力調節方法 | つまむタイプ |
五徳の脚の本数 | 4本 |
重量 | 657g |
良い
気になる
ECサイトでタワー式電源タップを中心に販売している、BEVAの「シングルバーナー」。CB缶を使用する一体型のシングルバーナーで、4枚の風防が付属しています。
重量が657gと重いうえコンパクトにまとまらないため、持ち運びにくい印象です。ザックに入れる荷物が多い際は、工夫して収納したり持っていく荷物を減らしたりする必要があるでしょう。
お湯が沸くまでにかかった時間は79秒とそれほど時間がかからないので、スムーズに調理を行えます。しかし風が吹いていると炎が煽られやすく、お湯を沸かすことができませんでした。山中や湖畔などの風が強い環境での使用には向いていないといえます。
一方で、大きい点火装置がついているため、簡単に点火できた点はメリット。ガスの開閉つまみの形状はつまむタイプなので、火力の微調節ができました。また、4本の五徳の脚は大きすぎず小さすぎないため、どんなサイズの調理器具を置いても五徳の安定感があり、快適に調理ができる印象です。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
形状 | 一体型 |
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燃料 | CB缶 |
最大出力 | 2.4kW(2,100kcal/h) |
火力調節方法 | つまむタイプ |
五徳の脚の本数 | 3本 |
重量 | 1400g |
良い
気になる
国内の有力なアウトドアブランドとして、さまざまなキャンプ用品を展開しているスノーピークの「HOME&CAMP バーナー」。CB缶を使用する一体型のシングルバーナーで、折りたたみができる小型のガスコンロのようなつくりをしています。
五徳を本体に収納できますがサイズが大きいので、コンパクトにはまとまりません。重量も1400gと重いため、持ち運びは負担がかかるといえるでしょう。
一方で火力の強さについては、200mLの常温水が沸騰するまでにかかった時間は68秒と比較的速いといえます。しかし、風が吹いている状況だと炎が煽られやすく、5分待っても60℃から変化はありませんでした。山中や湖畔などで風が吹いていた場合、調理時間に影響が出やすいでしょう。
使い勝手については、家庭用のガスコンロと同じ仕組みで点火や火力調節ができるので、迷うことなく操作できた点は好印象。とはいえ、小さいクッカーや鍋と大きさの相性が悪く五徳にうまく置けなかったため、大きいサイズの調理器具を使用するのがおすすめです。
点火装置付き | |
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収納ケース付き |
スノーピーク ホームアンドキャンプバーナーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のシングルバーナー14商品をすべて集めて、どれが最もおすすめできる商品かを検証しました。なお、マイベストでは軽量かつコンパクトで持ち運びやすいうえ風に影響されない強い火力があり、点火・火力の調節がしやすくて調理器具を安定して置ける商品を優れたシングルバーナーと定義しています。
上記の商品を探すため、以下の5項目の検証を行いました。
検証①:携行性
検証②:火力の強さ
検証③:耐風性
検証④:使い勝手
検証⑤:安定感
今回検証した商品
もともと軽量でコンパクトにまとまる商品が多いシングルバーナー。持てる荷物の量に制限がある登山やソロキャンプなどでは、できる限り軽くて小さいものを持ち運びたいものですよね。そこで重量と収納ケースに入れた状態の体積を算出して、携行性の検証を実施。なお、手のひらより小さくまとまるうえ150g以下のものを高評価としています。
調理やお湯を沸かす際に使用するシングルバーナー。使用するうえで火力の強さは外せないところです。 そこで実際に200mLの常温水を加熱し、水温が90℃に達するまでのスピードを評価しました。検証の詳細は以下のとおりです。
<使用した計測機器>
<計測条件>
ケトルに200mLの常温水(約23℃)を入れ、バーナーを最大火力に設定し加熱する。その後、水が90℃に達するまでの時間を計測し評価。
2.7kWの標準バーナーを使用している家庭用ガスコンロ(中)の90℃に達した時間の半分の速さである1分未満を高評価の基準とし、火力の強さを検証しました。
山中や湖畔など、風が吹きやすい場所でキャンプをする場合に気になるのが耐風性。風が吹いている状況でも、ストレスなく調理や湯沸かしをしたいものです。そこで、200mLの常温水を加熱している際に横から風速4m/sの風を当て続け、水の上昇温度を評価しました。検証の詳細は以下のとおりです。
<使用した計測機器>
<計測条件>
ケトルに200mLの常温水(約23℃)を入れ、バーナーを最大火力に設定し5分間加熱する。その際、モバイルファンを最大風量に設定し50cm離した場所からバーナーに風を当て続け、風速4m/sの風(小枝や葉っぱが揺れる程度)を再現しました。その後、水温を計測し評価。
風に影響されず、ホットコーヒーを淹れるのに最適な温度である90℃まで温められた商品を高評価とし、耐風性を検証しました。
点火装置の有無や、火力を調節するつまみの形状によって使い勝手は大きく変わってきます。そこで、モニター5名が実際に使用し、以下の評価項目について定性的に評価しました。
なお、ワンタッチで点火できる点火装置があるうえ、火力の微調節がしやすい商品を高評価としています。
<評価項目>
調理に使うシングルバーナーだからこそ、五徳に安定感があり快適に調理できるものがよいですよね。そこで、モニター5名が実際の使用シーンを想定して水を入れたクッカー大・中・小を順に置き、以下の評価項目について定性的に評価しました。
なお、どんなサイズのクッカーを置いてもぐらつきにくく、快適に調理できるものを高評価としています。
<評価項目>
シングルバーナーによる事故を防ぐには、ガス缶を加熱しないことが大切です。加熱すると、ガス缶内の圧力が高まり、爆発事故につながる可能性があります。
爆発事故を防ぐために守るべき事項は6つ。最も注意しなければならないのは、ガスが漏れないようにしっかりとガス缶を装着することです。しっかり奥まで装着できていないと、漏れたガスに引火して爆発する恐れがあります。
シングルバーナーを2台並べて使うのも、お互いが近い距離にあることで加熱しあうため爆発する可能性も。また、ガス缶を覆うほど大きい調理器具(鉄板・ダッチオーブンなど)を置くことも爆発事故の原因につながります。
ほかにも炭の火起こしで使わない・日差しの強い場所で使わない・ガス缶をほかの熱源の近くに置かないといった注意事項があるので、必ず説明書を読んで使うようにしましょう。
用意するものが多いキャンプでは、どの商品を選べばよいか迷う人も多いでしょう。マイベストおすすめのアイテムを紹介しているので、気になる人は確認してくださいね。
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1位: ユニバーサルトレーディング|EPI|EPIgas|REVO-3700 STOVE|S-1028
2位: Newell Brands|Coleman|ファイアーストーム|2000028328
3位: 新富士バーナー|SOTO|アミカス|SOD-320
4位: モチヅキ|MSR ポケットロケット2
5位: イワタニ・プリムス|PRIMUS |115フェムトストーブ|P-115
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