なかなか難しい質問ですねぇ。。
まず「質問者様」というのは日本語ではあまり使いません。
この場合は「質問者さん」が適当です。
役職名や第三者を呼ぶときは基本的には「様」をつけません。
「お客様」など決まった言い方のみです。
自分と直接関係のない人には「役職名+さん」で呼ぶことができます
丁寧や親しみの意味はあっても、尊敬の意味は含まれないので
自分の直接の上司などには使えません
本題の「発音できる」ですが、
ここは「発音する」という言葉自体が敬語と相性がよくないので
「お読みになる」「お話しになる」くらいにしたほうが
自然ですっきりします。
次の「なれますね」は
すこし文法的に難しくなるので、先に参考例を出しますね。
「お読み(お話し)になることができますね」
文法説明は難しいので参考に読んでください。読まなくてもいいです。
「なれる」が漢字で「慣れる」の場合です。
「~になれる」は習慣として受け入れることです。
辞書に書いてありますので読んでみてください。可能ではありません。
しかしこの場合は尊敬語の「お~になる」の場合ですので
「なります」が正しいかたちです。
「お~になる」のうえに尊敬の「(ら)れる」をつけるのは
二重敬語となり誤りです。「お~になられる」は尊敬か可能か判断がつきにくく、不自然に感じるのです。
ですから、一回区切って尊敬と可能を別に表現しました。
「お~になることがおできになる」も敬語の使いすぎで不自然です
つまり「質問者さんもカタカナでお読み(お話し)になることができますね」というのが文法的に正しい日本語です。
あくまでも「文法的」に正しいだけです。
実際はNo2,3さんの「発音できるようになりますね」くらいが
すっきりとしていいでしょう。
お礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。ご親切に教えていただきまして誠にありがとうございました。大変参考になりました。助かりました。