Windows Updateについて・・・

こんばんは。 確かに「やり残したものがあるの？」という不安な気分になるのはわかりますが、ほとんどの方にとっては素直にWindows Updateで検索・表示されたものだけを適用するようにするべきです。 ”MS0x-xxx（xxxxxx）”というのは、脆弱性番号とよばれるもので、記号・数字の意味は左端から4桁がMS+年号、次の3桁が脆弱性番号（その年の通し番号）、括弧の中がサポート技術情報検索に利用できる番号です。 セキュリティー専門家の間では、「MS-049の脆弱性が～」などの表現で特定のセキュリティー・ホールを指したりするケースがあります。 同じWindowsXPでも、製品やバージョンはもちろんのこと、稼動しているサービスなどによっても必要なパッチは変わってきます。 あるパッチが過去の複数の脆弱性を含んでいる場合がありますので、単純に番号が揃っているかどうかという問題ではありません。 パッチの適用は意外とデリケートな作業ですので、無理に不要なものをインストールしてしまうと、下記過去ログのケースのように不具合が出やすくなってしまいます。（セキュリティー対策でいえば、＜重要な更新＞だけが必須項目といえるでしょう。） ↓ ＜過去ログURL＞ http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=704944 パッチ適用は最重要項目ですが、必要なものだけを適用するという事も大切なわけです。 ただし、ほとんどの方にとっては自分で必要なパッチを判断するのは難しいでしょうから、「自分のPCの環境を調べ、必要なパッチをリストアップする作業」を代行してくれるWindows Updateのみを利用するのが合理的です。 加えて、パッチを適用する際には闇雲に作業するのではなく、少なくともどんな目的で適用するものなのか目を通してから適用するようにしてください。（詳しい理解は必要ありませんが、何に対するパッチなのかを把握しておけば、トラブル解決がしやすくなるでしょう。） というわけで、Windows Updateの＜更新のスキャン＞で新しいものが表示されない状態なら、必要なパッチは全て適用できているということになります。 ところで、Windows UpdateではMS-Office関連の製品（ワードやエクセルなど）に対するパッチは適用できないケースが多いため、これだけは下記Office専用のサイトでパッチアを当てる必要があります。 ↓ ＜Office UpdateのURL＞ http://office.microsoft.com/officeupdate/ 以上、参考になれば幸いです。 それでは。