便箋が手もとにないので、推測で、30行とします。便箋の最上部のケイと便箋の上端が20ミリとします。30行ということは31本のケイ線がありますが、最上部のケイと最下部のケイの間が200ミリとします。
文字の大きさ(フォントサイズ)はいかほどでしょうか?10ポイントか10.5ポイントですとほぼ3ミリです(正確には1ポイントが約0.3514ミリ)。ここでは3ミリとします。
200÷30で1行の高さが6.67ミリと算出します。これから3ミリを引いた3.67ミリに上記の20ミリを加えて、23.5ミリ(0.5ミリ単位)になります。
ファイル→ページ設定 の「余白」タブで、上を23.5ミリとします。左右はお好みに、下は適当で結構です。「文字数と行数」タブでは、「文字数と行数を指定する」または「行数だけを指定する」に黒丸を入れたほうがいいでしょう。行数と行送りの表示数字は、そのままで結構です(30行と指定しても、あまり意味がありません)。
さて、30行で200ミリですが、3.5ミリ(計算結果では3.67ミリ)上を削ってあるので、196.5ミリ÷30で、1行の高さが6.55ミリとなります。
手紙を書き終えたら、全選択(「Ctrl」+「A」)のうえ、書式→段落 の「インデントと行間隔」タブで、
行間→「固定値」(プルダウンメニューから)
間隔→6.55mm(半角で入力)
とします。なお、6.55mmは、場合によって18ptのように自動的に変わりますが、それは気にしなくてもかまいません。これで印刷してみてください。
上余白が思惑と違う場合→プリンタとの兼ね合いも原因していますが、WORDのほうで微調整してください。すなわち余白の上23.5ミリを、22ミリとか、25.5ミリとかにしてください。
行間が思惑と違う場合→間隔の数値(18pt)を、18.5ptとか17.9ptとか、細かく数値を変更してください。
アドバイス : 印刷を終えたら(必要でしたらそれを保存したあとで)、全選択(「Ctrl」+「A」)で削除(「Ctrl」+「V」)して、ファイル→名前を付けて保存 で適当な名前を付けてください。例えば「便箋」。これをデスクトップなどに保存しておくと重宝します。今後この「便箋」ファイルを開くことで、常に上記の設定が反映された状態で手紙を書くことができます。ここにはフォントサイズや、フォント(楷書体などを使った場合それも)情報も保存されます。上記の削除のとき、必要なら住所氏名などを残しておくのもひとつの方法です。なお、保存した「便箋」のアイコンを右クリック→プロパティ で、「読み取り専用」にチェックを入れておくことも、あわせてお勧めします。
お礼
詳しいご説明ありがとうございました。 私にできるかわかりませんが、確認しながらやってみたいと思います。ありがとうございました。