甘くメロウな2度めの『あまいひとくち』──asuka andoの2ndを期間限定プライズ・オフでハイレゾ配信
“メロウすぎるにもほどがある”1stアルバム『mellowmoood』を2015年にリリース以来、2016年には7インチ・シングルを連続3枚リリース、さらには全国を飛び回り、各地でライヴを行うなど、着実にその活動を活発化させているレゲエ・シンガー、asuka ando。そんな彼女が、このたび2ndアルバム『あまいひとくち』をリリースする。今回も前回に引き続き、バックバンドには辣腕レゲエ・アーティストたちが参加し、彼女の代名詞とも言えるラヴァーズ・ロックから、ダンスホール調の楽曲まで多彩な表現がアルバムを彩っている。OTOTOYでは本作をハイレゾ配信するとともに、独占企画として期間限定(1月6日〜1月31日まで)プライスオフ価格 2,000円(税込)にて配信開始。さらにはインタヴューも敢行いたしました!
ハイレゾ配信、期間限定プライスオフ価格2,000円(税込)
asuka ando / あまいひとくち(24bit/48kHz)
【Track List】
01. 今夜がトロピカル
02. あまいひとくち
03. あなただって、そうでしょ
04. ふゆのおわり
05. ミス・アプリコット
06. CHOOSE ME
07. だいすき
08. アツイヨルノウタ
09. かなしいほんと
10. そして
期間限定プライスオフ価格2,000円(税込)
プライスオフ価格は1月6日〜1月31日まで
【配信形態 / 価格】
24bit/48kHz WAV / ALAC / FLAC
AAC
単曲 300円(税込) / アルバムまとめ通常購入価格 2,500円(税込)
INTERVIEW : asuka ando
asuka andoの2ndアルバムは、レゲエというジャンルをひとつの背景にしながら、現在の日本のインディ・シーンでひとつ主流となりつつあるグルーヴィーな彩りを揃えたポップ・ミュージックのひとつのエポックメイキングな作品と言えるだろう。あれもいいけど、これもいい。R&B的なリズム・アプローチが氾濫し過ぎている感のあるシーンにとって、その存在感は逆に新鮮ですらある。メロディ、コーラス、余韻と余白、機微なる表現に溢れた日本語詞、そしてレゲエのふくよかなリズム。これらが描くそのサウンドはレゲエをひとつ媒介にして生まれた、レゲエの枠内に治らない、ポップ・ミュージックのひとつの良きかたちと言えるだろう。また、本作で彼女が示したより広い、レゲエという音楽への愛情もまた魅力だ。本作を経て、レゲエのその音楽の魅力に目覚めるなんてこともある意味で簡単だ。
インタヴュー&文 : 河村祐介
写真 : 沼田学
ライヴに対する気持ちも変化して
──1stアルバムを出して、ものすごく状況が変わったと思うんですよ。それ以前にも日本各地を色々回られていたと思うんですけど、1stが出て格段に増えましたよね。やはり外を回って、アルバムという存在の大きさに気づいた、とかありますか?
やっぱり歌を一緒に歌ってくれる率が高くなる。「大合唱率」と言えばいいんでしょうか。
──新しいっすね、その指数(笑)。
私もライヴに行って、そのアーティストの曲のなかで、知っている曲が聴けるのがうれしかったりするじゃないですか。それぞれ行った各地のファンの方々が「いつも聴いている曲が聴けた」と凄いよろこんでくれて。そのあたりで、ライヴへの取り組み方というか、姿勢が少し変わりましたね。
──具体的にどのあたりですか?
まずライヴの前に必ず自分を「整える」みたいな部分。今までは会場に来て、そのままバーンってライヴできるタイプだと思っていて、わざわざ直前に集中しなくてもすぐにライヴのモードにリセットできる人間だと思っていたんです。それが最近は、ライヴの前にひとりになる時間をしっかり設けるようになって。そうしたら集中力が増したり、ライヴが終わった後も冷静に振り返れたり。そういった部分の姿勢が変化しましたね。あとは、前のインタビューの時言ったかもしれませんが、元々あんまりライヴが好きじゃなかったんです。本当は不在ライヴとかしたかったんですけど(笑)。
──なにそれ、マルチの音源をダブ・ミックスしているだけとか?
そういうのとか(笑)。私がいなくとも、曲が一人歩きしてくれればいいって気持ちが強かったんです。でも、ライヴをちゃんと見に来てくれている人たちがいるって実感したら、「その人たちに楽しんでほしい」って気持ちがいっそう増えてライヴに対する気持ちも変化して。
──アルバムを出した効果がすごいある感じがしますね。でも地方を回るのも、基本的には誰かの紹介とか人伝いが多いじゃないですか。突然のオファーとかありますか?
まだあります。先日もとある地方に行ってきたのですが、公開している連絡先にいきなり「◯◯というところなんですけど…… 」というメールが来て。でも行くまで誰だかもわからないわけじゃないですか。そういう突発的なオファーも、わりと受けていますね。
──それは本当にアルバムの効果と言えそうですね。CDという媒体の効果といいますか、
そうそう。
──曲作りに関してのお話に入っていこうと思うんですけれど。さっき「大合唱率が上がった」と仰ってましたが、それが曲作りに影響したところってあったりするんでしょうか。こう「わかりやすいフックを」みたいな。
ああ…… それは…… ないのよね(笑)。残念ながら。
──「そこまで媚びねえよ」っていいうね(笑)。
そう。あと、ラ、ラッパー…… じゃないからね(笑)
──びっくりした。「私ラッパーだから」って言われたらどうしようかと… (笑)。
ハハ(笑)。もともと「サビはみんなで歌えるもの」という考え方が頭にあるので、そんな変な曲を作ったりはしないんですけど。これまでと作り方が変わったりはしてないけど、「ライヴでちゃんと歌える曲」ということをより意識するようになったかもしれない。「こういう系統の曲がないから作ろう」みたいな。
──なるほど。その一部がシングルの「今夜がトロピカル」みたいな曲じゃないかと思っているんですけど。ダンスホール・タイプの曲でわりとライヴ栄えするというか。
まさにその通りです。
──やっぱりあの時代のダンスホールを、ライヴのパーツとして欲しかったってことですかね。
そうです。あとはプロデュースしてくれてるARIくんから「やっぱり“レゲエができる”というのはポイントだから、ラヴァーズの歌ものももちろんだけど、ダンスホールっぽいものもあるといいよね」って課題曲を出された感じですね。
──ああ、そうなんだ。じゃあここは意外とARIさんの一言が大きかったんですね。
そうですね。でも「こういう曲を作ったら?」っていうことは全体的に言われていますね。
──それはもしかして、1stアルバムの時より多いですか?
全然多い。今回のクレジットとしてはARIくんは「共同プロデュース」と言ってるくらいなので。もともと人からなにか言われて曲を作れるタイプではないので、すごく大変でしたね。「みんなに喜んでもらえる曲を作りたい」という気持ちはあるので、一番近い第三者としてのARIくんの意見はとてもありがたい。だから、なるべく応えたいんですけど、10投げられて3返せたかな…… みたいな感じで。
──今回のアルバムではARIさんのアドバイス的なアイデアから作られた曲と、自分で温めてきた曲というのが全体像かな。
そうですね。
──客演もちょこちょこやってるじゃないですか。G.RINAさんとか、EVISBEATSさんとか。そこからのリスナーの幅が広がった感とかありますか?
それはすごくあると思ってます。EVISBEATSさん経由で知ってくれた方もすごくいらっしゃってて。もともと私もヒップホップ畑で何かやりたいと思っていたのに対して、すごくベストな形でシングルを出させていただいたと思っているんです(「今日は休みだ feat 田我流 / Special Special feat asuka ando」)。だからこそ、もっとその層にも刺さるようなアーティストになりたいなとは思っていますね。G.RINAさんに関しては、私が一番勝手に影響を受けていた方なので、本当にうれしくて。そんな方から「コーラスやってくれませんか?」なんて…… 。それにG.RINAさんのおかげで「あーコーラスのアスカちゃん、聴いてみようかな」みたいな方も増えましたね。
ファンデーション・リディムでやるということと、歌モノでやるってことはわたしの中では全然違って
──なるほど。2ndを聴いた感じでいうと、全体が立体的な感じがしていて。起伏がさらについたというか。おきゃんな「今夜がトロピカル」から始まり、割とエレガントな「あまいひとくち」があったりとか。歌い方に関しても、「あなただって、そうでしょ」みたいなちょっとコミカルな部分もありつつ、「ふゆのおわり」とか「かなしいほんと」とかは今までの「asuka andoといえば」というストレートなイメージの曲もちゃんと入ってて。声色の使い分けとか、多様な表現とかいろんな表現をプレゼンしようみたいな意識はありました?
歌声の使い分けみたいなことでいうと、ダンスホールで、ファンデーション・リディムでやるということと、歌モノでやるってことはわたしの中では全然違っていて。
──自分でいちから作るるシンガー・ソング・ライター的な部分と、ファンデーション・リディムに乗せるいわゆるレゲエ・マナーでやるのとってことか。
そうそう。言ってしまえば歌モノはすごく真剣に考えるけど、ファンデーション・リティムの方はもうちょっとラフに考えているかもしれないですね。
──レゲエの良さ的な勢いがうまく出ればいい、みたいな?
そうそう! なおかつ言っていることがわかりやすくて、そのラフなことの良さを追求するっていうね。
──かたやさっき言ったラヴァーズもののオリジナル曲の方は、曲全体の完成度を、イメージも含めて詰めていくと。曲作りで言うと、ARIさんのアドバイスで生まれるものがひとつありつつ、「かなしいほんと」みたいな曲は、自分で鼻歌&歌詞から作って、徐々に肉付けしていく感じなのかな。
まさにそれで、いちおうアカペラの素材かなにかをARIくんに渡したのかな。それにギターをまずはつけてもらって、バンドで膨らませるみたいな感じだったかな。「かなしいほんと」に関してはメロディと歌詞が完全にできてたんですよね。それは「ゆめで逢いましょう」とかと同じ作り方ですね。
──いわゆる昔から自分でやってきたスタイルということですよね。かたや、さっきみたいに、ARIさんからのお題で作るタイプがあって。さらにいうと「ミス・アプリコット」みたいな、Hatayoungさんとやっている曲は? Hatayoungさんとは、1stアルバムでも「煙の中のマーメイド」をやっていて、これがまたちょっとバンドものとは異質な曲じゃないですか。
これはHatayoungの歌入りデモがあるのよ(笑)。そこから一生懸命作りました。
──おもしろいですね。
だからアルバムは、ARIくんのアドバイスから作る曲、自分であたためてきた曲、それとHatayoungプロデュースの3つのヴァージョンで成り立っているのかな。Hatayoungプロデュースはトラックが送られてきてという感じだから、ちょっとEVISBEATSさんのときの客演に近い感覚はあるかも。というかHatayoungのは歌詞もメロディももともとあったので、これは替え歌っていう感じの作り方かも(笑)。
──「CHOOSE ME」はARIさんとやっているアコースティック・ライヴの感覚を反映した感じですよね。
ARIくんとのデュオのアコースティック・ライヴは、いちばん地方でも多くやっているスタイルだからプレゼンしておきたいなというのはひとつあって。やっぱり普通の音源にもっとも近いバンドで呼ばれたいというのはあるんだけど、いろいろ大人の事情もあると思うのでこのミニマムなスタイルというのが呼ばれる機会がどうしても多いんですよ。そこで「どんな感じかな、うちのお店で合うかな……」みたいなところがイメージしやすい楽曲も今回のアルバムには入れたいなと思って。あとは“パイセン”って呼んでいるヴィンテージなリズムボックスを使った楽曲を入れたいというのがあって、「CHOOSE ME」もそうだし、最後の「そして」もリズムボックスの曲ですね。
──あとは「あなただって、そうでしょ」の歌詞の感じの、おおらかで若干コミカルな感じは、井の頭レンジャーズの客演でカヴァーした「愛のさざなみ」の島倉千代子感みたいなのを感じてしまったんだけど、カヴァーでインスピレーション受けることってある?
それは気にしてなかったなぁ(笑)。でもそういう昭和歌謡を歌ったことによって、レコーディングのためにすごく練習するから、それが入ってるのはるかもしれません…… 。
今回の組み合わせも私にとってベスト・ポジション
──2016年に出た3枚のシングル以外の制作期間はどんな感じなんでしょうか。
シングル以外の曲は、ほとんど2017年中に作りました。だから、2017年は本当にがんばったと思う。本当は3枚の7インチを2016年に出して、それが先行シングルとして2ndアルバムがすぐに2017年の頭とかに出そうと思ってたの。でも全然、曲ができなくて、それで「あまいひとくち」も最後の追い込みという感じでシングルとして作って出した感じなんだよね。
──なかなか曲ができなかったということなんだけど、いちばん辛かった、大変だった部分というのはありますか?
締め切りのリミットがあるじゃないですか? 曲ができない私をみかねて、ARIくんがレコーディングの日を決めちゃって、そういう作り方をするようにして。その日までに作らなきゃならないし、だからといって時間を理由に妥協をしたくないっていうのもあったし…… っていうのもあったかもしれないけどもうほとんど辛かったことは覚えてないかも(あっけらかんと)。
──早い!
辛いことはすぐに忘れる!
──あと制作に関していうと、ずっとふたつの視点があると思ってて。それは単純にシンガー・ソング・ライター的な視点と、あとはプロデューサー的な感覚。ARIさんとも相談して決めてるかもしれないけど、曲調によって「あのドラマーにこの曲は叩いて欲しい」とか、そういう感覚で采配していると思うんですよ。
そうね。
──いまのご時世、下手をしたらバンドはひとつにして、まとめて数日とかで楽器のレコーディングを済ましちゃおうなんてことは予算的にざらだと思うんで、結構、そこはこだわりとして豪華な作り方をしているとも言えるなと。
そうやってサウンドのスタイルによって、ミュージシャンの方たちを采配をしてレコーディングをしてますけど、でも、ライヴに関していうとゆくゆくはいろんなレゲエ・ミュージシャン、全国各地のレゲエ・ミュージシャンの人たちが私の曲を演奏できるというのが夢(笑)。
──ああ、よくレゲエ・シンガーとかディージェイが来日して、日本のバンドが演奏するというアレですね。でもツアーとかもそのときの稼働可能なメンバーを連れていくという感じは良いかもしれませんね。
固定バンドにしないことのいいことと悪いことはいろいろあって。お互いいつもフレッシュでいたいというのもあるし、なにをやってもレゲエになる、みたいなコンビネーションのときもあって、すごいなって思うこともあったり。
──レコーディングは別でね。
そう。偉そうなこと言いますけど、「この曲はあの人じゃないよね」とかめちゃくちゃ勝手にレコーディングしといて「やっぱりあの人だったのかもしれない」と思ったりとかね(笑)。7インチに関していうと、1曲のマスタリングすらもいろんなエンジニアの方でカッティングしてみて、何種類も聴き比べたいくらいなんですよね。
──贅沢ですね。
でも、どういうことになるかわからないじゃないですか。
──レゲエのミュージシャン感覚(レゲエは基本、各プロデューサーが集めたバンドに、そのときどきのシンガーが歌う)が特殊ですけど、シングル、曲単位でアルバムのなかでいろんな組み合わせで作るていうところまでやってて、本当にそういう作り方が好きなんだろうなって。
そうですね。曲によってイメージされるミュージシャンが完全にハッキリしているので、今回の組み合わせも私にとってベスト・ポジションだと思います。
──さっきのツアーの話とか「ライヴ前に整える」もそうだけど、やっぱり1stを出したときよりも現実的な部分も見えたり、いろいろお客さんの心理を理解したり、それを踏まえた上で、そのときの最上のものを届けるみたいな部分はさらに気をつけるようになったのかなと。プロ意識というか。
そうですね。
──それがプロダクションにも発揮されているのが今回のアルバムということですね。
その通りでございます。
ラヴァーズ・ロック・レゲエをかけてて「やっぱりここなんだよな」って
──プロデュースというところでいうと、今回アートワークは「今夜はトロピカル」「あまいひとくち」の7インチに続いて、NONCHELEEEさんが手がけていますが。
いちばんはじめにミーティングをしていろいろ話していて。彼も私もサンプリング的なものが好きなので、まずは好きなアンリ・ルソーの感じに通じるものがあるのと、もうひとつはミニー・リパートンのライオンを携えているジャケット(『Adventures In Paradise』)の感じがいいな、と伝えてやりとりしていたらこのジャケットが生まれたという。冬にリリースする、というのもあるのだけど、南国っぽく、それでいて何か違和感を感じさせるものを描いて欲しかったので、傑作できちゃったな! と。
──2ndはこれで完成しましたが、ひとつ完成させるとまた今度は次にやりたいことがでてきてるんじゃないですか?
そうですね。まずはとにかく良いラヴァーズ・ロック・レゲエを作りたいというのが、めちゃくちゃありますね。どこかで、DJのひとたちがラヴァーズ・ロック・レゲエをかけてて「やっぱりここなんだよな」って思ったことがあって。いまは、そういうところと自分の曲が並べてかけられてもまだ違和感があるんだけど、そこを目指したいなと思って。
──ダブ・ヴァージョンは、シングルではあるけど、せっかくだからまとめて出して欲しいなっていう感じあるかも。
そう。ダブバージョン全て素晴らしいので10インチでリリースも考えられたらいいな、と思ってて(P-VINE 担当安藤氏をチラッと見る)。
──最後に「あまいひとくち」を表題にしたのは? 先行シングルということ以上になにかあるのかなと。
前作は歌詞の内容とかが、どこか「成就しない恋」みたいなものが多かった気がするんですよ。
──悲恋系ね。
今回も「かなしいほんと」とか、すごい悲しいんだけど。
──悲しいね…… 。
なんですけど、もうちょっと今回のアルバムは普通に家でかかっても平気な感じになったと思う。思春期というかもうちょっと大人かな、そのぐらいの世代の人が「どういうことを言っているんだろう」って、より聴き込むとか、調べるとか、そういう含みを持たせて作っていて。あと、アルバム自体を総称するような感覚がなくて、もちろん「かなしいほんと」でも「ふゆのおわり」でも、今回のアルバムの感じじゃないですか? だけど「あまいひとくち」はなんか幸せそうじゃないですか。
──おいしそう。
そうそう、食べること好きだし、ほら「食」って流行ってるじゃないですか。
──人間が生まれてから「食」が流行ってなかったことないでしょ(笑)。どんぐりとか縄文時代から流行ってるっしょ。
そっか(笑)。そう思うとすごい普遍的なテーマだったりするじゃないですか。ともかくそういう、幸せそうなイメージとかも込みで、アルバム・タイトルはつけました。あとこのタイトルなんで、グッズもね●●●とかで考えてて。
──いいですね。季節的にも。
そうなの。
RECOMMEND
アルバムには、LITTLE TEMPOや川上つよしと彼のムードメイカーズ、KEN2D SPECIAL、Reggaelation IndependAnce、Tuff Session、cro-magnonといったバンドのメンバー、エマーソン北村など、レゲエをはじめとするさまざまなジャンルの腕利きのアーティストたちがバックを固める1stアルバム。
asuka ando / jiri jiri (dry&steady mix) / jiri jiri (cumulonimbus dub)(24bit/48kHz)
デビュー作となった自主制作盤「dream of you」に収録され、7インチでも2度カットされた最初期のasuka andoの代表作とも言える1曲。
思い出野郎Aチーム / ミラーボールの神様
思い出野郎Aチームの楽曲「ミラーボールの神様」をEnjoy Music Clubとのコラボ・ヴァージョン、さらにはラヴァーズ・ロック・レゲエに大胆にアレンジ、asuka andoをシンガーに迎えたヴァージョンを収録。
堀込泰行 / エイリアンズ(Lovers Version)
CMでも話題になったキリンジ時代の名曲をラヴァーズ・ロック・レゲエへとカヴァー。さらなるアダルトな世界観を獲得した名セルフ・カヴァー。
TRADITION / CAPTAIN GANJA AND THE SPACE PATROL
UKラヴァーズ・ロック系のバックを務める敏腕バンドが放ったサイケデリックな1980年のカルト・ダブ・アルバム。2017年再発されひとつの事件に!
LIVE SCHEDULE
2018年1月7日(日) 良音祭:京都MUSE、West Harlem
出演 : w/ BASI & THE BASIC BAND, PUNCH & MIGHTY, Ricke-G and more
2018年1月13日 福岡The Dark Room
2018年1月14日 佐賀King Kitchen
2018年1月15日 福岡Green Room
2018年1月18日(木)代官山蔦屋書店(インストアライブ)
2018年1月21日(日)立川 Cafe Garge
出演 : LITTLE TEMPO
2018年2月4日(日)吉祥寺 Warp
出演 : w/ KARAMUSHI & SUPER FRIENDS
2018年2月7日(水)横浜Grass Roots
2018年3月2日(金) Motion Blue Yokohama
2018年3月10日(土)広島音楽食堂Ondo
Carroll Thompson Japan Tour
2018年3月17日(土) @大阪Socore Factory
2018年3月25日(日) @名古屋Live & Lounge VIO
PROFILE
asuka ando
メロウなムードまといつつ、レコード盤をこよなく愛するLovers Rock Reggaeシンガー。2011年、自主制作盤『dream of you』に収録された「jiri jiri」が幻の7インチとなり、話題に。2015年エマーソン北村をゲストに迎えた7インチ・シングル「ゆめで逢いましょう -see you in my dreams-」を含む©メロウすぎるにもほどがあるファースト・フル・アルバム『mellowmoood』リリース。その後、井の頭レンジャーズや思い出野郎Aチーム、EVISBEATSとの7インチ・リリースを重ね、2016年、2017年に7インチ3枚連続+1枚リリースし満を持しての2ndアルバム発売となる。東京を拠点に全国各地でフロアを震わせている「asuka ando dub u set」のライヴも好評。