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秋葉原

登録日:2012/05/02 Wed 08:18:31
更新日:2024/11/17 Sun 12:15:36
所要時間:約 17 分で読めます




Aki(ba)(ha)hara

概要

  • 東京都台東区にある地区。秋葉原駅から北へ大体400m。閑静な街。
本来の読みはあきばはら。
だが駅名はあきはばら駅。
ややこしい。
なお、現在では地名も、あきはばらと読むのが一般的である。

  • 東京都千代田区外神田・秋葉原駅周辺の電気街でありオタク街。
大阪日本橋と並び東の秋葉原・西の日本橋と呼ばれる有数の電気サブカル街でありカオスな街である。。
最早日本人でその存在を知らない人は居ない街。日本どころか世界中のオタクの人にも知られる程の知名度を誇る。
知名度だけで規模と洗練度は大阪日本橋と愛知大須の方が上であるという意見もあるが、首都圏ゆえの物流の多さと早さにアクセスの良さ、土地を贅沢に使い多方面に店舗を構えている各ショップ等、
決して上ふたつに負けていない強みも持っている。
タグの通り「実はいうほど広くはない」のだが、店舗の密集度では確実に秋葉原が上である。
また、東京都内では池袋(池袋乙女ロード)*1や中野(中野ブロードウェイ)などもオタクの聖地として有名。
秋葉原と中野は総武線で、秋葉原と池袋は山手線で行けるので、時間に余裕のある方は両方行ってみるのも楽しいかもしれない。

その歴史は古く明治の始め頃、この地が火災の緩衝地帯の空き地に秋葉の原や秋葉っ原と呼んでた事によりこの地が秋葉原になった。
明治中頃に神田川の舟運を宛てにして日本鉄道線(現在の東北本線)の秋葉原貨物駅が開業、明治後期に中央本線のターミナル駅の万世橋駅(現在は廃止)が開通。
東京市電(後の都電)の重要系統が集まることもあり、東京の鉄道の要衝地として栄える。
その後は空襲で焼け野原になったり闇市になったりしながら1965年に神田に書泉ブックマートが出来たりしながら、
1974年辺りには現在と殆ど代わらない秋葉原になった。
※詳しい歴史は本家や某笑顔等で調べて下さい。

西に皇居や水道橋、九段下、神保町、御茶ノ水。
東の隅田川を越えれば国技館のある両国(近距離にあるためか秋葉原に来たオタク力士たちの姿をよく見る)。
北は上野や浅草、南は東京駅に日本橋デパート街と、まさに交通・文化の要所が揃っている。

電気街としての秋葉原

近くに東京電機大学がある事が影響し、電気街として発展していった。
ラジオ会館等の電子機械・電機機械専門店が建ち並び『此処で買えない電機部品は無い』と言わしめる程の規模であった。
ここまで規模の大きい電気街は世界的にも珍しく*2、業者から一般観光客まで幅広い人物が電化製品や部品を買いに来る場所である。
一方で、客層や需要の変化、建物の老朽化などで店舗数が減っており、現在ではPCの普及によりパソコンパーツのイメージが強いかもしれない。
その他、オーディオ機器やスマートフォン・タブレット端末を扱う店舗も存在する。。

サブカルとしての秋葉原

現在は電気街よりも知名度・イメージ・目的はこちらの方が多い。
電気街という【素人お断り】の店は一般人には近付き難い。
だがラジオ部品から始まりテレビ・ビデオなどのメディアハード関連商品を扱えば、長じてビデオソフトやテレビゲームの取扱に至るのは自明の理であった。
ここからアニメ等のサブカルを好んだ若者が集まり始めたため、関連品としてサブカルチャー商品の取扱も発展していった。
当初はついでだったのである。まさにどうしてこうなった。
ところが2000年代には電気街よりもサブカルチャー系の店舗が軒を連ね、訪れる人もサブカルチャーが大衆化したり海外に発信した事も影響し、
多種多様の人が訪れる街になる。『アキバ系』や『オタク』もこの辺りから言われ出した。
この頃はエロゲーやエロ同人の立て看板*3や怪しい電子パーツを売っている店が平気で歩道に立ち並ぶ等もしていた。
現在ではこうした物は淘汰されているが、依然としてアニメ、ゲーム、アイドルなどのグッズ、TCGを取り扱うショップは多い。

自重しない鉄則の秋葉原

歩行者天国も行われているが2008年以前は正にカオスで、女装やらコスプレやらメイドやらステレオタイプのオタクやらが一般人に混じっている状態。
立て看板が平気で路上に立ち並んでいた時代でもあり、18禁のエロゲやエロ同人の表紙が路上に大量に並んでいたりなんて事もざら。
更に2006年までは鉄道オタクの聖地、交通博物館が秋葉原近くにあり、鉄道オタクまで混ざり合う超カオス状態。
しかし同時にパフォーマンスとは名ばかりの露出行為を行う女性が逮捕されるなど、悪い意味でも無法地帯だった。
無差別殺傷事件の後に休止したが2011年から日曜日のみで再開した。しかし、08年以前のカオスさは良くも悪くも漂白されている。
とはいえ、未だに女性キャラクターの衣装を着て歩く 男性 *4などを見かける機会も多い。
更に闇市から始まっているので店も余り自重しない。

だが鉄則は本物で秋葉原にある店舗間で決まり事があり、それを守りながら販売をしている。
秋葉原には平成初期の頃から『中央通りは午後8時で閉まる』というスラングがある。
中央通りに面した店舗は電気屋、PC関連、フィギュアショップが主なため、実際に夜の浅い時間でシャッターを下ろす。
もっとも、今は24時間営業のゲームセンター、コンビニ、漫画喫茶などがあるので昔ほど真っ暗にはならない。

実は交通の要所秋葉原

さっきも述べたとおりに戦前以来から秋葉原は様々な鉄道網が通る交通の要所でもある。
舟運が衰退し、都電や貨物駅が廃止された後も秋葉原駅には
が通っており、駅も東西南北に十字の形をしている。
更に秋葉原周辺にも銀座線都営新宿線等の地下鉄が通っていて、鉄道網としてはかなり優遇されている土地である。
鉄道だけでなく、東京スカイツリーや東京ビッグサイトへの直通バスも出ていたり、ビジネス街につながる高速道路の出入口もある為、車の通行量もそれなりに多い。
その一方で、UDX前からJRを潜る東北本線明神坂架道橋は、東北新幹線が地上に出てくるポイントで制限高が2.8mと非常に低く、トラックが立ち往生するのはもはやお約束である。

かつては鉄道ファンの聖地であった交通博物館が戦前より存在したが、建物の老朽化により大宮の鉄道博物館に移転。
施設は取り壊された。
この博物館はもともと中央本線万世橋駅の駅舎後を間借りしていたのだが、駅自体が戦時中に廃止され、戦後に駅部分も博物館に編入された。
後にホームや階段の遺構は、カフェなどが集うおしゃれな施設へと生まれ変わり、トレインビューカフェと化したホームが快速線車内からも確認できる。

さらに、近くにたった開業からたった2年しか使われなかった東京地下鉄道(今の東京メトロ銀座線)の万世橋駅跡が今も残っている。
こちらは暗い上に遺構らしい遺構が残ってないため車内からは確認出来ない。

余談ではあるが、交通博物館が存在するからか、
アニメ「電光超特急ヒカリアン」では主人公達を含めた日本全国のヒカリアン達の拠点であるJHR基地(ヒカリアンステーション)は秋葉原に存在するという設定であった。

【昔】秋葉原【今】

戦前には青果市場が存在しており、物流の要所として機能していた。
秋葉原駅も開設当初は貨物のみを扱っており、1975年まで貨物ターミナルが隣接し貨物の取扱を行なっていた。

現在は量販店の台頭や老舗店舗の閉店で電気街の面影は昔よりも薄く、
代わりにアニメ・ゲームを中心にサブカルチャーの店が多い。
かつては飲食店が殆ど無く、そこから生まれた『おでん缶』が飲食店代わりだったが現在は飲食店も増えている。
上記に書いた通り1974年辺りから殆ど変わってないので殆どの建物が老朽化している為、再開発真っ最中。
お洒落なお店やマンションも増えた為、この先秋葉原が違う街になるかも知れない……。

駅周辺は2000年~2010年の10年間で大幅な改築が進み、中央改札の完成とともに巨大なヨドバシカメラのビルが建ち、
駅ビルのアキハバラデパートはアトレへと変化、電気街口の広場(バスケットコート)はUDXなどの高層ビルに変わっていった。
エスカレーターがパイプのように飛び出していたサトームセンが消えた一方、ラジオ会館が建て直されてリニューアルオープン。
バスケットコートなどで行われていた企業イベントは、中央通りのベルサールなどで開催されるようになった。

2010年前後からの目玉として、レンタルショーケースによるお宝グッズの個人販売が挙げられる。
「メルカリとかのほうが早くね?」と思うかもしれないが、たまにとんでもないお宝が並んでいたり、
目当てのフィギュアを安く買えたりするので見ていて飽きない。

2020年から世界的に蔓延しているコロナウイルスの影響で秋葉原も大打撃。
店舗の撤退が相次ぎ、駅前一等地のビルが丸々がら空きになる事態も発生しているが、今となっては盛り返すのも時間の問題だろう。

因みにあの特徴的な秋葉原の風景は駅の西側、中央通りになる。勿論駅の反対側(昭和通り)も秋葉原なのだが殆ど秋葉原っぽくない。
ちなみにその中央通りも歩いてみると実際は大して距離はない。

秋葉を渋谷のようなオシャレな町に変えようとする悪の組織と戦うヒーローがいるらしい。

■世代差■

上記のような発展を遂げてきた街のため、実は「アキバ系」と言っても様々な種別がある。

  • 平成サブカル派
よく言われる「アキバ系」がこれ。かつては若年層が多いと言われていたが、彼らが年を重ねた結果、令和の現在では中高年層も多い。
アニメ、漫画、ゲーム、ホビーを好みアイドルの青田買いに走る。近年だとVTuberなども人気。
もっとも、平成後期頃になると深夜アニメなんかも一般的な文化になってきたため、オタク趣味一辺倒ではない人も多くいる。
フィギュア、TCG、ビデオゲームなら任せろ!

  • アイドルオタク
神保町はもう古い!
今や地下アイドルの聖地は秋葉原。ステージ付きのクラブやメイド喫茶を兼ねたグループなど形式も様々。
AKB48はその名の由来通り、立ち上げの当初からアキバを本拠地にしており、ショップやカフェを展開している。

  • 旧サブカル派
アニメ、漫画は好むがメイドやアイドルには興味が無い層が多い。主に50代以上のシニア中高年層。
昔はラジオのパーツ屋が並んでいた、バスケコートがあったと言い出すのはこの辺り。
アキバはこんなカルい街じゃ無かった……寂しくなったな。
だからと言って今の秋葉原をバカにしているだけではいけないぞ。

  • 電気野郎
孤高の一派。歴史は最も長い秋葉原系。
アイドルもアニメにも興味を持たずに部品買い。中高年層に多い。
かつてはやんちゃをやっていたが今は落ち着いた大人が多いので、尊敬している若者も多いはず。
秋葉原は好きだがメイドやアイドルやアニメ漫画が好きなワケじゃない!両方好きだぞという人もまぁまぁいる

  • ゲーマー
大手のゲームセンターが立ち並ぶ秋葉原には、当然ながら猛者も集う。
特に格闘ゲームなどのロケーションテストは、まず間違いなく秋葉原が開催地として選ばれるため、マニアは早朝から列を作っている。
各ゲーセンを覗いてみても最先端の人気キャラがずらりと並ぶプライズ筐体&ガチャガチャに、懐かしのシューティングやアクションゲームまで勢揃い。
アーケードに興味がなくても、Atariから限定版Switchまで家庭用ゲームが何でも買えてしまい、まさに宝庫としか言いようがない。
カードゲームショップも多く、色々な大会も開かれている。

  • エロ
主にPCゲームや同人誌、AV映像ディスクによって根付いた成人向けの界隈。
隣の台東区吉原が関東一の風俗街なら、こちらはHなサブカル街として賑わっている。
電気街口の近くには堂々と大人のおもちゃ屋があり、TENGAショップ、ラムタラなどの店舗もある。
特に専門店やレンタルボックスなどで販売されている希少なR18フィギュアは、なかなかお目にかかれない逸品ばかり。
風俗店も昭和通り方面に多く、バニーガールやメイド、スクール水着などのアキバらしいコスプレ店が中心となっている。
また、映像ディスクの販売店が多いことからAV女優のサイン会なども開催されている。

勿論これらの属性を複数、ないし全て兼ね揃えている剛の者も多い。
色々な人間が集まるのがこの町の利点であり、新しいものを否定せずに受け入れてみるのも悪くはないだろう。

■名所■

・電気屋

専門店から量販店まで様々な電気屋が現在も軒を連ねている。
DELL・ソフマップ・石丸電気・ヨドバシカメラ・オノデン・ドスパラ・ヤマダ電機・LAOX・ビックカメラ等。

・同人ショップ・ホビーショップ等サブカル系

今や秋葉原の代名詞。表通りから裏道まで様々な所にある。
アニメイトメロンブックス・ゲーマーズ・まんだらけ・リバティー・駿河屋・あみあみ・コスプレ専門店(コスパティオ ジーストア・みつば堂など)・コトブキヤ・イエローサブマリン・ジャングル・アダルトショップ・メイドカフェ……等。

・飲食店

かつては少なかった飲食店も着実に増えている。2000年以降は『アキバグルメ』という言葉で認識が広まった。
サンボ・ゴーゴーカレー・吉野家・マクドナルド・ケンタッキー・ドトール・肉の万世・モスバーガー・てんや・焼肉ライク・サイゼリヤ……といった実用性の高い店舗の他、
実は神田から続くラーメン激戦区だったりする。特に2010年以降は家系ラーメンが熱い。
また、中央通りのドン・キホーテ前ではその場でケバブやたこ焼きなどの軽食を買って食べられる他、
ヨドバシビルの1階に並ぶファーストフード店では大抵何らかのコラボイベントを開催している。
500円から1000円くらいの予算で肉やラーメン等濃いものが食いたいというなら秋葉原に行こう!

・その他名所

カオスな街には似合わない店舗も更にカオスにする店舗もあるのが秋葉原。
武器屋・サンボ・ワシントンホテル・AKB48劇場・東京アニメセンター等。

  • 秋葉原といえば『おでん缶』が有名だが、日本で最もドクターペッパーが売れている地域でもある。そのシェア率は他の地域の約2倍。
    STEINS;GATEでも作中で取り上げられているが、それ以前からアキバのオタク界隈では人気の飲み物だった。

  • 電器店のDVDコーナーやDVDショップでは毎週末グラビアアイドルやAV女優のサイン会が開催されている。
    特にデビュー直後の初サイン会は秋葉原ってのは定番。

  • 隣の駅までは歩いても遠くないので、散歩ついでに楽器屋が多く立ち並ぶ御茶ノ水や古本の聖地、神田神保町まで行くのもいいかもしれない。
    上野のアメ横にも驚くほど近くにあり、貴金属や衣類、グルメに関してはこちらで満たすのも一興。

  • ゲーセンは、GiGOが3店舗(うち一店舗はプライス中心)。レジャーランド2店舗や普通のタイトーステーションもなんかがある。
    中でも秋葉原Hey*5はレトロゲームが充実しており、2Fは全一クラスがゴロゴロ存在する魔境かつSTGの聖地として有名*6、配信台もあるよ。
    他にもレトロ大型筐体が充実しているGiGO3号館6F「Retro-G」も一見の価値あり

  • トレーディングカードゲームショップも充実
    カードキングダムやトレカの洞窟にホビステにカードラボ等、上げだすときりがない。
    ラジオ会館も1階、2階、9階ビル群も多い。
    特に駅前の秋葉原UDXと明治安田生命秋葉原ビルではイベントも重点的に行われている。
    ヨドバシカメラも巨大店舗となっており、大都会東京のパワーをひしひしと感じられる。
    割とおしゃんてぃな飲食店や店も多いので、お金に余裕があるなら食べても良いだろう。

  • その秋葉原UDXはでかいスクリーンで有名だが実は大型複合施設となっており、1階部分は銀行などの金融機関と交番と駐車場。
    2階から行ける場所としてはサブカルグッズを扱っているショップに絵画展などが開催されているイベントスペース。奥には少し高級なレストランが立ち並んでいる。
    特にイベントスペースはコミケで販売されたばかりの同人誌の委託販売イベントが開催されており、2回戦の開催場所として重宝されている。
    ちなみに上の方はオフィスビルとなっており、釣銭機の会社やカード会社が入居していたりするが、一時期良く言われた「秋葉原がビジネス街になる」噂の動機になっていた割に実際はご覧のあり様。ところが、2021年9月から再開発プロジェクトが開始され、ディープな街という様相は徐々に薄れつつある。

■観光時の注意点■

歓楽街の中では治安が良いと言われるが、それでも歌舞伎町などに劣らぬ犯罪や迷惑行為も多い。
下記によくあるトラブルをまとめたので、秋葉原を訪問する際は注意してほしい。

  • 絵画販売の勧誘やアンケートを称した怪しい人物などに話しかけられても、絶対に目線を合わせず無視しよう
主に秋葉原駅電気街口改札前のラジオ会館前や駅前広場、アキバCOギャラリー隣の絵画販売店前などによく出没している。
他にも若い男女または外国人によるアンケートや慈善活動に扮した募金詐欺*7や勧誘*8、強引な路上販売*9などもいる。
話しかけてくるのは大体1人の時なうえに、あちらは顔を見て「こいつなら騙せそうだな」と値踏みをして近寄ってくる。
資料や商品を手渡して立ち去りにくくしてくる者もいるので、相手が差し出した物は手に取らず、無視して立ち去ろう
無視は心が痛むという人やコミュニケーションが苦手という人は、電話をするフリをしたり、「急いでいるので……」とだけ言って立ち去るといい。
※こうした連中を論破しようと息巻く人もいるが、彼らにとって論破目的の冷やかしは想定済みなので(対策されているので)止めておこう。

  • 見知らぬ人に連絡先を教えてはいけない
秋葉原には、個人情報を聞き出そうとしてくる輩や
特に多いのが宗教やマルチ商法の勧誘であり、主にヨドバシカメラなどの家電量販店、ラジオ会館、ホビーショップ、カードショップなどの商業施設に出没する。
勧誘行為を禁止している店舗が増えているため、駅前や路上で話しかけてくる者も増えている。
手口としては、「好きなアニメ・ゲームは何ですか?」「プラモデルを組んでみたいのですが…」「最近の環境デッキって何ですか…?」「○○お好きなんですか?」といった趣味の話題で接してくる事が多い。
だが、安易に話に乗って連絡先を教えたり・場所を変えて話そうものなら、新興宗教などの勧誘*10や高額商品の購入を迫ってくるので、絶対に連絡先を教えてはいけない
怪しい人物に話しかけられた時は、その場を離れて店員および「+81332570110」に通報しよう。
アンケートや署名活動などにも迂闊に個人情報を書かないように注意した方が良いだろう。

  • 怪しいメイドカフェやコンセプトカフェ、ガールズバーの客引きには目を合わせない、付いていかない
2018年あたりから、カフェ&バーという名目でガールズバーのような業態をする飲食店が非常に増加している。
コトブキヤ前の通りや、ドン・キホーテ店舗前には行列を成して客引きを行う女性店員の姿が見られるが、中にはバックに反社会的勢力がついているぼったくり店舗も多いため注意*11
客引きのメイドから少し離れた所でタムロしている明らかに浮いた格好*12の男は見張りであり、観光客が風景を撮影した際に削除するように要請するなど揉めた事例もある。
2020年にコロナの影響とグループ単位で一斉検挙された時には客引きがぱったり消えた時期もあったが、2022年には復活して大量に路上に並んでいる。
客引きなどからチラシを貰ったりするのは良いが、実際お店に行く場合は、必ず評判を調べてから行くこと
一般的な居酒屋・飲食店選びでも言われる事だが、客引きをする店や銀聯カードを使わせない店利用しない方が安全なので素直にスルーしよう

千代田区では客引き行為は違反で、路上に立っている店員は道路使用許可を貰ってビラ配りなどの宣伝しかしてませんよという建前で存在している。
なのでよく見るとビラを持っていたり立て看板を持っていたりとそれなりに言い訳のつく都合を持ち合わせていたり、決められた位置から動くと違反にあたるため絶対に動こうとしない。
また定期的に行われる千代田区のパトロール巡回があると、その場で居心地が悪そうにしながら黙って立っている姿がみられる。

ぼったくりとは異なるが、メイドカフェ、コンセプトカフェ、ガールズバーなどではキャストドリンクなどで出費が嵩みやすい。
キャストドリンクは強要される物ではないとはいえ、あまりにもキャストドリンクを出さないというのも野暮である。
なので、ある程度予算や滞在時間を決めて来店し、必要以上にお金を浪費し過ぎないようにしよう。
お酒を飲む際は特に注意すること。

  • ショッピングでの注意点
特に中古ホビーやTCGのシングルなどは、店舗によって価格が大きく異なる。
少しでも安く買いたいという人は、購入前に相場のチェックをしておこう*13
特に昨今の転売屋問題で、特にホビー系の商品は店舗絡みで中古品の値段を引き上げているケースが見られるため注意。
ただし中古品の状態も店舗によって差があるため、購入する前*14にしっかりと状態を確認してから購入するようにしたい。
2023年現在では、店舗ではなく路上でキャリーワゴンを持って販売している露天商もいるが、当然クレジットカードが使えるわけないし無許可かつ法のグレーゾーンでやっている行為なので相手にしないように。

  • その他犯罪・迷惑行為など
スリや置き引きの被害や、オタクからカツアゲを行う「オタク狩り」などが、かねてから問題視されている。
多くの犯罪対策に言えることだが、金目の物を見せびらかさない、人通りの少ない場所を避ける、カバンを開けたままにしない、カバンや財布から目を離さない、財布や貴重品をポケットに入れる際はウォレットチェーンを付けるなど、必ず対策をしよう。
現在ではあまり聞かなくなったものの、いずれも紛れもない犯罪行為であるので、万が一被害に会った際は警察に通報を
また、TCGなどの不当なトレード(シャークトレード)を持ち掛ける者もいるが、相場がわからない場合はきっぱりと断ろう*15


追記・修正は秋葉原に行ってお願いします。

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最終更新:2024年11月17日 12:15

*1 こちらは女性向けコンテンツに強い。

*2 ただし、近年では中国の深圳(深セン)が、現在の秋葉原とは比較にならない世界最大級の電子部品市場となっている。

*3 パッケージや表紙のエロ絵が大量に道端に並んでいた。

*4 なお、一般論として男女関係なくコスプレ衣装で市街地を出歩くことはマナー違反とされているので注意。

*5 Hirose Entertainment Yardの略、タイトー系列。

*6 勿論、STGの初心者が遊んでも問題ない。

*7 アンケートだけでなく、慈善活動を装った物もある。

*8 マルチ商法や新興宗教など。

*9 いきなり商品を手渡してから料金を要求してくる。お菓子やCDなどを売りつける事例が知られている。

*10 半ば監禁されて勧誘されるケースもある。

*11 2022年に秋葉原で反社会勢力によるみかじめ料請求絡みの事件が起きており、そうした連中の浸食も進んでいるのは確かである。

*12 いわゆるチャラ男やオラオラ系っぽい風貌で、黒い服を着用しており通信用の無線機やイヤホンを装着している。

*13 人件費や家賃などの関係で、オークションやフリマアプリと比べて若干割高な場合が多いため、ネット上での価格はあくまでも参考程度に捉えておいた方が良い。一方で、送料などの手数料が掛からない点や実物を見て買えるというメリットもある。

*14 大体の店舗では返品不可としている。

*15 シャークトレード自体詐欺罪に問われる可能性もあるためやってはいけない。