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サウザー(北斗の拳)

登録日:2010/06/29 Tue 14:28:28
更新日:2024/09/18 Wed 00:43:19
所要時間:約 9 分で読めます






わが拳にあるのはただ制圧前進のみ!



サウザーとは六聖拳の一つ「南斗鳳凰拳」の伝承者である「将星」の男。同時に南斗聖拳最強の男。
自らを聖帝と名乗り、聖帝軍を率いており、移動にはトライク(三輪バイク)に玉座をつけたヘンテコなものを使用する。


概要


ケンシロウに敗北を刻みつけ、ユダをそそのかし、南斗を崩壊に導いた張本人。
モデルはキリストを迫害した暴君ネロ


作中でケンシロウが負けた初めての敵でもある(敗北シーン自体は回想でシンに負けたのが初出)。
構えもせず猛烈な速度で踏み込んできたサウザーに驚くも、全ての秘孔の中で最も破壊力のあるとされる秘孔「人中極」を突くことには成功。
しかし、ケンシロウに「お前の命はあと3秒」と宣言されるも、「ひと~つ、ふた~つ、みぃ~つ!!」などと余裕の笑顔で返された挙句、何故か突いたはずの秘孔が作用しない。
必殺のはずの技を破られたケンシロウは動揺し、しかも実はこの時既に切り刻まれていたため、劣勢になり倒されてしまう。

実はサウザーは、心臓の位置が常人とは逆にある右胸心であり、このせいで秘孔の位置、神経・血管の走り方が体の裏表で逆になっていたのである。
秘孔を喰らったのもケンシロウの実力あってのものだが、そもそも相手を絶望させるためと腕試しの意味を込めてわざと舐めてかかった印象すらある。奥義使ってないし。

ただ、拳の勝負自体はケンシロウが勝ったということを本人も認めている。意外に素直ですね。
実際、ケンシロウがサウザーの攻撃をかいくぐった際には(消えた!!)と目で追うことが出来なかった。
もちろんそれは人中極が利かず驚き、直後に斬られていたことに気付いて大ダメージを追ったケンシロウも同じだが、それでもケンシロウは一応戦闘続行できた。
最終決戦においても、秘孔の位置が発覚してからは奥義『天翔十字鳳』を繰り出したにもかかわらず、ラオウトキから「勝負はすでに見えた」と断言され、多少傷つけたもののケンシロウに倒された。
つまり初戦でサウザーがケンシロウに勝てたのは、本人も言う通り「帝王の血」、先天的な右胸心のおかげである。
またトキは「サウザーの秘密(右胸心)を知っている自分なら、問題なく勝てる」と判断していた模様。まあ、トキも病んでいたとはいえ、ケンシロウやラオウと並べるぐらい強い男なのだが。
ちなみに耐久力はかなり高く、凄まじい怪力のケンシロウに本気で殴られても割と平然と耐えている。「だからといって殴られて痛くないとかそういう事では ない!!!」

とはいえ劇中の活躍や、本気のケンシロウを相手に見せた戦闘力など、その腕前はジャギといったほかの達人たちとは明らかに格が違う「南斗最強」にふさわしい男と言える。



さて、世紀末の時代においてサウザーは、ラオウに匹敵するほどの戦闘能力やカリスマ、南斗聖拳一門の組織力などを駆使しつつ、ラオウを首領とする拳王軍に匹敵する巨大組織「聖帝軍」を構築。
反抗する大人たちを容赦なく虐殺する一方、非力で従順な子供たちを拉致しては労働力として駆使し、己の権威を誇示するためといわれる巨大ピラミッド聖帝十字陵を完成させようとしていた。
この過程で、子供を差し出したものには聖帝正規軍に迎えるという方法で兵士と労働力を確保していたようだ。
また、もと南斗六星の一角としての人脈もあり、かつてシュウの同門だった男を配下に加えたりしている。

領内ではすさまじい弾圧を展開しており、特に子供まで拉致して労働力とする彼には、反抗の意志を灯すものがいたのも事実である。
そうした勢力はやがて、南斗六星の一角・仁星のシュウを中心としてレジスタンスとしてまとまっていく。
しかしサウザーは拳法の腕前・聖帝軍の組織力・謀略などあらゆる面でシュウとレジスタンスを上回っており、ついには本部まで占領。
特攻をかけたシュウにも、人質を使うことで戦わずに勝利。足の筋を斬って拳士としての生命を断ち、聖帝十字陵の最後の石碑を積むことを命令するなど、極悪非道の行いを展開した。

シュウはその少し前にケンシロウと接触してサウザー討伐を依頼したのだが、上述のようにこれをものともせず打ち倒した。
当初はケンシロウに聖帝十字陵の最後の石碑を積ませようとしてわざと止めを刺さなかったため、潜入したシュウの息子・シバによって救出されてしまう。
しかし超常的な回復力のケンシロウでも救出直後はロクに動けないほどの虫の息だったため、反逆どころかシバの命と引き換えに脱出した。
やがて復活したケンシロウは、ラオウやトキの支援を受けつつサウザーの前に立ちはだかる。

そこでサウザーはシュウがケンシロウの恩人であることを知ったうえで、ケンシロウの眼前でシュウを死に追い込む。
シュウを殺されたケンシロウは復讐の怒りに燃え、そしてサウザーもケンシロウを討ち果たし、続いてラオウ・トキをも倒すべく、聖帝十字陵を登り始める。


……ところがその瞬間、人質にしていたターバンのガキによって釘で太ももを刺されてしまう。
シュウの復讐心から、自殺同然の暴挙に出た少年……しかし、そんな彼を見下ろすサウザーの目には怒りの情はなかった。



ネタバレ




愛故に人は苦しまねばならぬ!!
愛故に人は悲しまねばならぬ!!


サウザーが上記のような人物になったのは愛が深かった故の哀しい過去があったからである。


孤児だったサウザーは子のいなかったオウガイに拾われた。

幼いころから深く愛を注がれ、厳しい修行もオウガイの存在があるからこそ乗り越えられたサウザー。
しかし、南斗鳳凰拳の先代伝承者オウガイの最期は悲劇的なものだった。
南斗鳳凰拳は北斗神拳同様に一子相伝。伝承者は新たなる伝承者に倒されるのが宿命。
そうした掟を知らされないまま、目隠しされたサウザーはオウガイの命を自らの手で奪ってしまった。
その時我が子のように可愛がってくれたオウガイを失ったサウザーは、愛の温もり以上に悲しみと苦しみを知ってしまった。
この過酷な宿命を背負うに、サウザーはあまりにも純粋すぎたのである。

「こんなに苦しいのなら…悲しいのなら……」

「愛などいらぬ!!」

聖帝十字陵とは偉大なる師オウガイへの最後の心であり、己の愛と情の墓だったのだ。
そんな大事な物を子供達に施工させてよかったのだろうか…
事実、十字陵に大した損傷はなかったにもかかわらずサウザーの絶命と同時に倒壊している。あからさまな欠陥物件である。
しかし世紀末の子供たちまじストロング。

もしこの様な出来事が無ければ乱世の英雄になっていたかも知れない…
ぶっちゃけサウザーがこんなことになったのはオウガイのフォローが足りなかったせいじゃね? と思ったあなたは間違っていない





かくして、己の過去と愛を完全に葬るべく作り上げた聖帝十字陵で、サウザーはケンシロウに挑む。

再戦当初もケンシロウが已然としてサウザーの謎をつかんでいなかったため、秘孔が利かない肉体と強力無比な南斗鳳凰拳を生かして圧倒。
観戦していたラオウも「やはりケンシロウでは勝てぬのか……」と見限り、トキもケンシロウの敗北を認めて出陣しようとするほどであった。

ところがその戦いのさなか、胸の鼓動の感触から「心臓の位置が逆である」こと、眉間の秘孔を突かれたことから「秘孔は確かに存在している」ことを看破される。

サウザーはそれでもなお、とっておきの奥義『天翔十字鳳』を起動。
「宙を舞う羽根」とまで称する、実体がないかのような刹那的な回避運動によって再びケンシロウに猛攻をかける。

しかし、すでに秘孔が通用する状態となっていたサウザーはケンシロウの敵ではなく*1
闘気によって遠距離から秘孔を突く「天破活殺」の奇襲によって強烈な一撃を食らってしまう。
この瞬間、秘孔の位置を完全に暴露されたのみならず、足の筋肉まで破壊されてしまい、天翔十字鳳を失ってしまった。

もはや“鎧”と“翼”を剥がされたサウザーには勝機は無かった。
しかし、南斗六星の帝王としての意地とプライドを見せる。


お、俺は聖帝…南斗六聖の帝王……

“退かぬ!”“媚びぬ!”“省みぬ!”


帝王に逃走はないのだ!!!


両腕を使い、最後の飛翔を見せたサウザーだったが、それはもはや地に落ちるだけのものでしかなかった。
ケンシロウは最後の一撃を挑むサウザーに、無数のラッシュからの「北斗有情猛翔破」を打ち込み、ここに勝敗は決した。*2


しかしケンシロウの放ったのは「有情拳」であり、サウザーは死を前にして、わずかな猶予を与えられていた。

「貴様…苦痛を生まぬ有情拳を……この俺の死さえ情で見送るのか…!?」

「愛や情は哀しみしか生まぬ…なのになぜ哀しみを背負おうとする」

ケンシロウは語る。
愛や情が生むのは哀しみだけではないと。

「……おまえもぬくもりを覚えている筈だ」

「ぬくもり……」

「おまえの命はもはやこれまで 一番死にたい場所で死ぬがいい…」


「フッ、フフフ…負けだ…完全に俺の負けだ……」
北斗神拳伝承者……俺のかなう相手ではなかった……」

ケンシロウに敗れた後、ケンシロウの言葉で最期に再びかつて受けた愛の温もりを思い出し、師の膝元で安らかに逝った。

「お…お師さん……む…むかしのように…もう一度…温もりを…」

「哀しい男よ 誰よりも愛深き故に」


直後、聖帝十字陵は崩壊。
サウザーは師父、そしてシュウとともに永遠の眠りについた。
他方、サウザーを完全に独力で倒したケンシロウは、その成長をトキとラオウに明確に示していた。
トキはケンシロウを、もはや自分が手を貸す男ではないと見定め、ラオウもまたかつては見下していたケンシロウを、決着をつけるべき対等な強敵として認めたのである。

やがて戦いはラオウとの決戦に収斂されることになる。




外伝作品


外伝出演などはやや薄め。メインキャラでも屈指のシリアスな過去を持つはずなのに
なぜか本人のシリアスな外伝が存在しないのも大きい。


『天の覇王 ラオウ外伝』では、ユダを利用し拳王軍に奇襲を仕掛け、ラオウと対峙したが引き分け…ラオウが倒れない間は休戦協定を結んだ。

しかし、このラオウ外伝はいくら後付けばかりの北斗の拳とは言え、無理のあるラオウage他sageなどが目立つせいで全般的に原作ファンからの評価が悪く、
このラオウ対サウザーについても、サウザーに秘孔こそ通用しなかったが思いっきり重傷にしているにもかかわらず、ラオウが妙にびびっている。
そもそも原作でのサウザーは北斗三兄弟を一気に相手にしても構わないほどに強がっているなど、この様な理由で休戦協定を結ぶような男には見えず、
そしてラオウが一方的に恐れている関係性なので(※体の秘密を探るべくケンシロウと戦わせて自身は見学)、とても違和感の強い描写となっている。

実際のところサウザーは、体の秘密があったとは言えケンシロウを真正面から倒せた唯一の人物である。
(シン戦はまだアマちゃんだった頃&唐突な戦い、カイオウは暗琉天破という初見殺しを持っていてその対策ができるまでは戦う以前の話だった)
加えて「ラオウには暴かれていない秘密」「ラオウとほぼ同じぐらいの筋力があるケンシロウの打撃に、血反吐を吐きながらも攻撃を続けられるタフネス」「ケンシロウ以上の攻撃速度」「温存しているとはいえ、高度な緊急回避能力を誇る天翔十字鳳」を備えている。
対するラオウは、サウザー戦から少し経った時点で、ケンシロウと戦ったところ完敗を喫している。
つまりサウザー戦時点で「ケンシロウ>サウザー>ラオウ」という図式が成り立ってしまうのだ。
まさに『ラオウが交戦を避けた』にふさわしい存在というか、実は天敵に近いのではなかろうか。

一応ラオウはラオウで強力な闘気があり、それで翻弄すれば天翔十字鳳は通用しなくなる可能性はある。
ただ、ラオウは原作で自分の勝機は薄いと判断しているので、天将奔烈を考えに入れても厳しい可能性もまた高い。


レイ外伝』で南斗会議にちょろっと出たり『ジュウザ外伝』でキムにイヤミを吐く…とぶっちゃけ地味。
人気やインパクトの割に外伝での活躍には恵まれていなかった。


しかし2013年、『北斗の拳 イチゴ味』では、遂に主人公に抜擢!
尊大な態度と南斗最強の実力は原作と変わらないが、意地っ張りかつ寂しがり屋で大人嫌いという非常にめんどくさい性格になっている。
カレーが好物らしい。赤子の頃から青春時代の全てを修行とサバイバルで過ごしているため、リア充に対してかなり強い憎しみを抱いている*3
喜怒哀楽を本編よりよく表に出しており、割と情緒不安定レベル。
それでいて戦闘力は原作と同じ「南斗最強」であり、レイやシュウら他の六聖拳の面々を事あるごとに居城に呼び出してはリーダー面して振り回している。当然彼らには煙たがられているのだが、結局逆らえないまま事が進むのが実情。
強がりっぷり原作同様なので肉体的な痛みや、自分と同等以上(実質上回っているけど)の実力を持つケンシロウにはよく強がっている。
なお、何度も戦って原作における敗因の天破活殺も何度か喰らっているので後の巻では既にこれは見切っている。
そんな彼のトラウマは(ある一場面の影響により、最強と化している)ターバンのガキ。

そのインパクトもあってか、原作作画担当の原哲夫氏がサウザーの描き下ろしイラストを書いた際に
「考えてみると、サウザーは30年ちかくまともに描いたことがなかった」
「描きはじめた時は、なかなかしっくりこなかった」
「僕の中でも、『北斗の拳 イチゴ味』のふざけたサウザーのイメージが定着していて、何が本当のサウザーか見失ってた」とコメントしていた。


CR北斗の拳ではバトルリーチ系では余程強予告が絡まない限りハイワロレベルであり、
バトルモードにおいてもケンシロウに対する最強の相手として立ちはだかり、よく二通を持ってくるので打ち手を苛立たせている。

しかしサウザーの回想擬似連ではサウザーの生い立ち、そして師オウガイとの衝撃的かつ哀しき死別を描いており、
BGMの秀逸さも相まって見応えのあるものになっている。

しかし期待度は一番低い。だがそれがいい


AC北斗の拳での性能


ノーゲージでも星を3つ奪える程に高い星取り性能と、
長く画面に残る飛び道具「極星十字衝破風」「南斗爆星破」を基点とした強力な固めと見えない起き攻めを駆使する攻撃特化キャラ。
平然とガー不を仕掛けることも出来る。

1R目で星を全て取り2R目で何か適当に刺して一撃へ繋げるのが王道パターン。
戦い方もコンボレシピも比較的簡単で初心者でも扱いやすい。

ブーストがあれば元々高い攻撃性能がさらに凶悪になり、低ダ(この時点で下段or中段択が発生)すかし爆星波(中段)ブーストすかし下段という攻めも可能。
さらに細かくなるとここに投げやめくりまで加わる。もはや意味不明である。

ゲージ消費の強化技を使えば更に攻め性能や崩し性能が向上し、ただの下段→中段連携すら実質ガー不。
安定するわけはないが、槍投げコンに移行することで普通に即死も狙える鬼畜性能。


攻めに関しては非常に強力だが、反面防御においては相手が誰だろうとガードゲージが出現する上防御力自体もマミヤと同等と極端に低い。
切り返し手段はマミヤよりも頼りなく気絶値すらも低いために防御面はマミヤより明確に劣る最弱であり、固められたらガーキャンか席を立つしかほぼやることがない。
もちろんオラガと直ガを駆使すれば割り込みチャンスは作れるが、トッププレイヤーですら難しい行為な上にオーラやガードゲージがガンガン削られていくのでそうそう上手くいかない。
蓄積が凄く溜まっている場合は実質ほぼ割り込めなかったりもする。
そのため、バクステしながらブースト連打で前進して無理矢理壁際から脱出するという謎ムーブすら実用的になるキャラでもある。(通称、無想聖帝)
それとバスケ(永久コンボ)がシンと同様にトップクラスに難しいことが悩み。 

固めに加えて頼みの綱の爆星破を取れる当て身をもつトキが相手だとイントロで殺される事も……というかめちゃくちゃ相性が悪くガードした時点でほぼ負け。
中堅クラスのケンシロウともトキより二段劣る程度の相性の悪さで、やはりめちゃくちゃ相性が悪い。
どちらにもAC北斗最強の攻め性能がかなり制限される……とは言え攻める事さえできれば普通に勝てたりもする。
他強キャラ全般とも相性は悪いのだが、まあトキ相手の絶望感を思えば仏の如く慈悲があるように見える。

曰く「触られたら負け」「攻めてる時だけ最強」「攻めてないと死ぬ」「やわらか聖帝」「ガードが出来ないバグ」「画面見ずに暴れた方が強い」


防御面で秀でている点は北斗残悔拳を無効化できる事(星は取られる)。
だが北斗残悔拳は作中屈指のロマン技である為実用性は皆無。開発陣の北斗愛故の原作再現である。

また一撃の演出が全キャラ中最も長く、残りタイムが少ないと一撃を決める前に次のラウンドに行ってしまう場合がある。
その時は一撃を決められなかった事になり、次ラウンドがきつくなる為注意。
尤もサウザーの性能を考えると勝つにしろ負けるにしろそこまで勝負が長引くこと自体が稀であるが。


ちなみにロケテ時は否退→否媚→否省で星三つ取れる壊れ性能であった。


余談


北斗の拳を現代に大いに広める要因の一つとなったパチスロ版では当然初代から登場。
期待度はシンに次ぐ低さのため、サウザーとの戦闘になるとだいたいケンシロウは牛乳かオレンジジュースを吹き出す羽目になる。
後に原作のワンシーンを再現した「南斗の帝王」演出が実装され、食事中のナプキンの色で子役の成立を示唆するというものであるが、
出てくる度に毎回毎回「今日のは口に合わぬ」と呟いているため、「毎日不味い飯を食わされているのでは……」と一部でネタにされていた。



婦人服の製作販売を行う「サウザー」という企業があったが、業績不振により2009年に倒産。
そのニュースが流れたとき、当然ながら北斗ファンが北斗ネタを書き込みまくった。
「(値段を)引かぬ!(客に)媚びぬ!(帳簿を)省みぬ!」
「ほう…でかくなったな負債」
そりゃ倒産もするわな。


東京理科大学の研究室で内臓逆位のハエが見つかった時、
教授はこの遺伝子を、同様の体質を持つサウザーになぞらえて「サウザー変異体(Myo31DF souther)」と命名した。
サウザーが完全な内臓逆位なのか、心臓の位置だけが逆の右胸心なのかは本編では語られていないのだが、
現実世界にまで影響を与えるとは、さすが聖帝といったところだろうか。



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最終更新:2024年09月18日 00:43

*1 上述の通り、サウザーが猛攻をかけている状態でありながら、ラオウからは「勝負はすでに見えた(ケンシロウが勝つ)」と断言されている。トキも直接ではないが賛同している。

*2 アニメ版ではサウザーもラッシュを繰り出しており、ラッシュの打ち合いをケンシロウが制し、北斗有情猛翔破を放つという流れになっている。

*3 意外かもしれないが、サウザーほどに拳法のみの生活を送っていた人物は北斗の拳においてもほとんどいない。核戦争前までは普通の世界だったし。