Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

仮面ライダーガッチャード

登録日:2023/09/24 Sun 11:48:27
更新日:2025/02/06 Thu 14:50:27
所要時間:ホッパー!(約 5 分で読めるよ!)


タグ一覧
2023年 BACK-ON CHEMY×STORY FLOW たまに飯テロ ガッチャ ガッチャード キッチンいちのせ キッチンいちのせ連合 キミと僕のCHEMY×STORY ケミー ジュブナイル テレビ朝日 ニチアサキッズタイム ボーイミーツガール マルガム ライドケミーカード 井上亜樹子 令和ライダー 令和ライダーシリーズ 仮面ライダー 仮面ライダーガッチャード 仮面ライダー版アニポケ 仮面ライダー版カードキャプターさくら 仮面ライダー版遊戯王デュエルモンスターズGX 内田裕基 冥黒の三姉妹 冥黒王 前作との凄まじい温度差 坂本浩一 学園モノ 富良洲高校 小西克幸 山口恭平 微ラブコメ 本島純政 杉原輝昭 東映 柴﨑貴行 渡辺勝也 湊陽祐 特撮 王道 田口清隆 田﨑竜太 矢印 福沢博文 秀逸な伏線回収 稀にシリアスあり 笑いあり涙あり 終盤は鬱展開 良作 芝高啓介 豪華声優陣 錬金アカデミー 錬金術 錬金術師 錬金連合 長谷川圭一 青春 高木洋 (→v←)




《錬金術》によって生まれた奇跡のモンスター《ケミー》!

《ケミーカード》の封印が解き放たれた時、1人の少年に運命が託された!*1



つかめ!最高のガッチャ!



『仮面ライダーガッチャード』とは、2023年9月3日から2024年8月25日までニチアサキッズタイムで放送された仮面ライダーシリーズの特撮テレビドラマであり、「令和仮面ライダーシリーズ」第5作目にあたる。全50話。

本編開始前には映画『映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』にも主人公であるガッチャードと、ケミーの1体であるホッパー1が登場した他、
その前作『仮面ライダーギーツ』最終話ラストでも、ガッチャードの変身者である一ノ瀬宝太郎とホッパー1が先行登場している。



【概要】

古今東西のファンタジー作品のモチーフとしては定番とも言える「錬金術」を主題とした作品。
錬金術で生まれた人工生命体・ケミーと、ケミーを巡る戦いやその中で成長する主人公達の姿を描く。

仮面ライダーゼロワン』から始まった令和ライダーシリーズだが、それまでが10名近い仮面ライダーが登場する「多人数ライダー」路線であり、勧善懲悪よりもライダー同士の戦いを通した人の不安定な内面や社会風刺が少なからず作品に反映されていた。
それに対し、本作では「仮面ライダーのヒーローとしての価値を改めて見直す」という目的の下、序盤に登場する正式な仮面ライダーはガッチャードのみで、戦闘シーンも善悪の区別がはっきりと分かるようになっている他、
ストーリーの軸もケミーとの交流やそれによる主人公や登場人物の変化を重点的に置いており、仮面ライダーシリーズ以前に子供向け番組としての原点回帰とも取れる作風になっている(過去作で言えば『仮面ライダーW』~『仮面ライダーウィザード』までの第二期平成ライダーシリーズ初期4作品に近い)。
一方でストーリーや玩具展開の都合上、「対象年齢である子供達に好かれてもらうため、ケミーを悪者にしない」という暗黙の了解があり、
それによって話ごとに登場する怪人に変身する人間達の大半が揃いも揃って自己中心的な悪人、及びそれと同等の性格の持ち主となっている。
終盤では敵の策略により、疑心暗鬼にかられた人々からケミーや錬金術師達が非難・迫害される展開も描かれた。
これまでの令和ライダー4作品では流れる事が減っていた戦闘中の挿入歌も本格的に復活している。
通称「キックソング」と呼ばれるこれらの曲は、制作スタッフが『仮面ライダーアギト』に色濃い影響を受けたからか、曲自体の音量も従来の作品と比較すると非常に大きく、変身音やSEに遮られる事なくきちんと聴き取れる点も特徴的。

その一方で
  • 敵組織の初期メンバーが、仮面ライダーシリーズ全体を見渡しても初となる全員女性
    • そのうち1人がライダー変身者にならず*2味方化
  • 2号ライダーが初となる女性
  • 物語全体が外伝や映画と完全に連動しており、通常回と、外伝または映画の両方を観ておかなければ話の流れが絶対に分からないように設計されている
  • ラブコメがフィーチャーされた回もある
など、令和ライダーらしい挑戦的な側面もある。
更に中盤(レジェンド客演回)では過去のライダー(特に平成)の大盤振る舞いと呼べる展開が相次ぐため、
結果として「子供だけでなく大人(特にかつてこのシリーズを観ていた子供たち)も楽しめるライダー」として仕上がっていると言えよう。

チーフプロデューサーはテレビ朝日から芝高啓介、東映からは『ゼロワン』『仮面ライダーセイバー』『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』でプロデューサー補を務め、本作が初のチーフプロデュース作品となる湊陽祐が担当。
メイン監督は平成仮面ライダーシリーズでお馴染みかつ、令和ライダーシリーズでのパイロット監督は初となる田﨑竜太が務め、以降山口恭平、渡辺勝也、柴﨑貴行、杉原輝昭らが参加。
アクション監督は長年スーパー戦隊シリーズに携わり、仮面ライダーシリーズは本作が初となる福沢博文*3が担当。
メインライターは『W』以降、ライダーシリーズでは一貫してサブライターを務めてきた長谷川圭一と、
『セイバー』でライダーシリーズに加わって以降、『仮面ライダーリバイス』のクロスオーバースピンオフや『仮面ライダーアウトサイダーズ』を手掛けた内田裕基が共同で担当。
ちなみに、長谷川氏と内田氏は両名共に本作が仮面ライダーシリーズ初のメイン担当となった。
さらに第19話からはあの井上敏樹の娘にして、過去に「鐘弘亜樹」名義で『小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界~レンズの中の箱庭~』を手掛けた井上亜樹子が参加。
これにより、かつて初代『仮面ライダー』を始めとする昭和ライダーシリーズに参加した伊上勝を含め、昭和・平成・令和と親子三代で仮面ライダーシリーズの脚本を手掛けるという偉業を成し遂げた。
劇伴は『侍戦隊シンケンジャー』や『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』などを手掛け、本作がシリーズ初参加となる高木洋。
ナレーション及び変身ベルトのガッチャードライバーのシステム音声は『天装戦隊ゴセイジャー』のゴセイナイト役で知られる小西克幸が担当しており、
仮面ライダーシリーズへの出演はアニメ『風都探偵』の立川蓮司以来4度目である。

【あらすじ】

富良洲高校2年生の一ノ瀬宝太郎。
彼は3年生への進級が迫るも、目標や夢中になれるものが見つからず、進路を決められずにいた。

そんなある日、宝太郎はひょんなことから不思議な生命体・ケミーや彼らを率いる謎の男・九堂風雅と出会い、ケミーに錬金術師としての素質を見出された他、風雅からガッチャードライバーと「仮面ライダー」の(あざな)を託された。
そして同時に、ライドケミーカードに封印されていた101体のケミー全てが人間界に解放され、世界はそんなケミーと人間が融合して生まれる怪物・マルガムによって混乱に陥ってしまう。

一連の事件に巻き込まれた宝太郎は「仮面ライダーガッチャード」となり、ケミーを回収しつつ「全てのケミーと友達になる」という目標のために知られざる錬金術の世界へと足を踏み入れる。
だが、それはケミーやマルガムの力を悪用し、世界を支配しようとする悪の錬金術師「冥黒の三姉妹」との戦いも意味していた。

果たして宝太郎は自分の見つけた「ガッチャ」を叶える事ができるのか?
そしてケミーを巡る錬金術師達の激しい戦いの行方は如何に?


【登場キャラクター】

《錬金アカデミー/キッチンいちのせ連合》

一ノ瀬宝太郎
演:本島純政

本作の主人公。蓮華からのあだ名は「お宝ちゃん」
どこにでもいる普通の男子高校生ながら、自分にとっての「ガッチャ」を日々追い求める好奇心旺盛な青年。
ケミーとの出会いによって錬金術の世界を知り、アカデミーの新入生として日々邁進する。
詳細は個別項目を参照。

九堂りんね
演:松本麗世

本作のヒロインで、公式では「もう一人の主人公」扱い。蓮華からのあだ名は「優等生ちゃん」
宝太郎のクラスメイトだが、第1話まではそれ以外に接点が無かった*4。お互いを知ってからは苗字で呼び合っている。
詳細は個別項目を参照。

銀杏蓮華
演:安倍乙

アカデミーにおける宝太郎とりんねの上級生。
関西弁で喋る明るく社交的な姐さん気質で、周りの人にも独特なあだ名をつけて呼んでいる。
一方、ケミーに対しては良くも悪くも「便利な生き物」程度の認識で、ケミーの回収も「成績に影響するから」というややドライな動機で行っている。
また、関西人らしくがめつい一面もある。
錆丸とは基本的にコンビで行動しており、彼女がケミーを見つけて錆丸がそれを捕まえるという役割分担を徹底している。

鶴原錆丸
演:富園力也(アイザックの音声も兼任)

蓮華のクラスメイトで、彼女の相方的存在。彼女からのあだ名は「サビー」
大の人見知り(蓮華曰く「人嫌い」)で、常に他人とはか細い声でしか話せず、携帯しているタブレットに内蔵されたAI・アイザックに代弁させているが、その時の口調は妙に粗暴で毒舌。
しかしながら実際には宝太郎と同じくケミーには愛着を抱いており、それ故にケミーの特性にも詳しい。
また、意外と乗せられやすい性格でもあり、宝太郎に先輩と呼ばれた際には本人もアイザックも目に見えて喜んでいた。
生まれ故郷は金剛ラボラトリーという錬金術の研究機関であり、アイザックもそこで開発された量産機の1つである。
嘗ては兄の鍵一とも良好な仲だったらしいが、現在は邪険にされており、錆丸本人も何かしらの負い目や引け目のようなものを感じている模様。

《錬金連合》

ミナト
演:熊木陸斗

宝太郎とりんねの担任教師で、担当科目は世界史。
普段は覇気のない飄々とした振る舞いだが、その正体はアカデミーの指導員で、錬金術師の掟に厳格な姿を見せる。
詳細は個別項目を参照。

黒鋼スパナ
演:藤林泰也

ケミー回収の為に派遣された錬金術師で、錬金アカデミーのOB。
「ケミーは道具」と見なす冷徹な性格で、仮面ライダーに選ばれながらも、未熟かつ自分と真逆の考えを持つ宝太郎を冷笑的に見ている。
詳しくは個別項目を参照。

釘宮リヒト
演:本宮泰風

組織に潜む「内通者」を探すべく派遣された調査官で、どうやら連合の中でもそれなりの権力者である模様。
ミナトと同じく錬金術の掟を重視しているが、宝太郎の柔軟さに一種の可能性を見出している彼と違い、
「ケミーの扱い方に無駄が多くて非効率的」とみなすなど厳格というよりは堅物で排他的な側面が強く、周囲に軋轢や摩擦を頻繁に生む姿勢はスパナにすら難色を示されている。
かつて孔雀の不死生物で、30分後の世界強敵前世と因縁があった。
詳細は個別項目を参照。

針馬汐里
演:吉良彩花

釘宮の助手として共に派遣された調査官。
剣呑な釘宮とは対照的に柔和な笑顔を浮かべるどこか軟派な女性で、アカデミーの面々にも軽々しく接する。

枝見鏡花
演:福田沙紀

連合の技術者。
見た目は美人だが、「プロフェッサー鏡花様」を自称するサバサバとした自信家で、常に作業着姿でいるなど雰囲気は破天荒。
研究に没頭すると寝食を疎かにする悪い癖もあって生活能力は皆無に等しく、料理や片付けといった家事方面についてはスパナに依存している。
しかしながら、10年前に孤児となったスパナを錬金術師として育て上げており(右腕にはその時に負った傷が残っている)、彼にとっては師匠であると同時に育ての親と呼べる存在でもある。
組織を裏切ったとされる風雅の無実を信じる数少ない人物にして、同時にそれを証明するべく行方を追っており、その一環としてスパナにりんねの監視を命じている。

《金剛ラボラトリー》

金剛真美
演:佐伯日菜子

研究施設・金剛ラボラトリーの所長。
連合への不信感、連合がグリオンに乗っ取られていたこともあって連合からは距離を置いている。
錬金術の進化の為に日々研究を推し進めているが、一度連合から禁止されている新たなケミーの錬成を密かに行う等、どこか不穏な雰囲気も漂わせている。
どうやら、グリオンとは過去に何らかの繋がりがあったらしいが……?

鶴原鍵一
演:中山義紘

錆丸の兄で金剛ラボラトリーの研究員。
事あるごとに人前で舌打ちする等、第一印象はぶっきらぼうで取っ付きにくいが、錬金術やケミーに対する思いは弟以上に強い。
その弟である錆丸とは、嘗てこそ仲が良かった物の、現在はきつい態度を取って露骨に距離を取ろうとしている。


《周辺人物》

加治木涼
演:加部亜門

宝太郎の親友でクラスメイト。
眼鏡にロン毛かつ典型的なオタクファッションのオカルトマニアで、未確認生物や超常現象、都市伝説の類に目がない。
幼少期にUFOを目撃するが誰にも信じてもらえなかった過去があり、その存在を証明しようとオカルトに傾倒するようになった。
また『超常惑星』というオカルト雑誌の大ファンで、私服時にはロゴ入りシャツを愛用するほどの筋金入り。
頻繁にケミーやマルガムの騒動に巻き込まれては興奮しているが、そのままろくでもない目に遭う不運体質。
それ以外ではカップルに少なからず嫉妬しているあたり、そういった方面の出会いについては縁遠い模様。

名前についてはごく初期には「亮」ともされていた。

一ノ瀬珠美
演:南野陽子

宝太郎の母親。
「キッチンいちのせ」を一人で切り盛りする肝っ玉母さんで、日々色々な事に挑戦する息子を温かく見守っている。
もちろん、息子の行動をただ放任しているわけではなく、彼が期末テストで目も当てられない点数を採った際にはきっちりと叱責していた。
夫は冒険家であり、海外を飛び回ってなかなか帰ってこないが、そんな夫の事も信頼して心配しておらず、その帰りをいつでも待っている。
ちなみに演じた南野女史は特撮自体は本作が初なものの、東映関連では80年代に実写映画版『はいからさんが通る』・ドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』といった具合で東映が制作に関わった2作品で主演を務めた経歴を持っている。

九堂風雅
演:石丸幹二

りんねの父親で、宝太郎にガッチャードライバーを託した謎多き男。
元々は高名な錬金術師だったが、10年前のある時101枚のライドケミーカードとガッチャドライバーを持ち出して失踪。
ドライバーを宝太郎に託した直後、三姉妹の攻撃を受けて消滅してしまった……かに見えたが、アトロポスはその生存を仄めかしており、現状詳しい事は不明。
錬金術の秘具を持ち逃げしたとして、術師達の間では「裏切り者」として扱われている。


《冥黒の三姉妹》

本作の敵組織。
ケミーや人間の悪意を利用して世界を混乱に陥れようとする悪の錬金術師達で、黒と金を基調とした中東風の衣装に身を包んでいる。
その目的はマルガムやガッチャードライバーの力を使って「禁断の錬金術」を発動し、出現させた「闇の扉」を開いて世界を永遠に闇で覆い尽くす事。
錬金連合やその関係者しか所有していないはずのライドケミーカードを所持しているという不審点もあり、錬金連合からは協力者や内通者の存在が疑われていた。
3人ともギリシャ神話運命の三女神「モイライ」の名をそれぞれ冠している*5
衣装デザインは『仮面ライダーリバイス』でデッドマンズ3の衣装デザインを手掛けた石川紗希氏が担当。

アトロポス
演:沖田絃乃

長女。
一人称は「僕」で、長女でありながら年端も行かない幼女の姿をしている。
だが、その振る舞いは冷静沈着でどこか達観しており、時折その幼い見た目を利用して周囲を翻弄する事も。
ガッチャードライバーを「絶望への鍵」と称し、その奪取を目論む。
前線に出る事はほぼないが、周囲の人間の自我を消して洗脳する強力な錬金術を操る。
現状表立った活動は妹達に任せ、裏で「友達と遊んでくる」と称してりんねと接触するなど謎が多い。
演じる沖田嬢は撮影開始時9歳。

クロトー
演:宮原華音

次女。どこぞの最高神と名前が似ているが、気にしてはいけない。*6
血の気が多い粗暴な気質の武闘派で、生身でもその身体能力の高さを活かして荒々しく相手に挑みかかる。
詳細は個別項目を参照。

ラケシス
演:坂巻有紗

三女。
口琴を用いて発動する特殊な錬金術を使い、自身も剣術を駆使するなどクロトーほどではないが、直接戦闘も得意。
詳細は個別項目を参照。

グリオン
演:鎌苅健太

三姉妹を支配している闇の錬金術師。
黒いスーツとモノクルを身に着け、全ての面が金一色のルービックキューブを手にしている。
当初はアトロポスの口から名前が明かされたのみだったが、第16話にてその姿を現した。
物腰は一見落ち着いているが、その本性は一般人はおろか、配下の三姉妹すらも自分の「実験」に利用する事に何も感じない冷酷な人物。
元々はアカデミーで教師をしており、同僚の風雅やミナトや鏡花などの教え子達と研究をしていた。
また、記憶操作を始めとした錬金術を駆使して自身の悪行を隠蔽してきたため、今なお連合と繋がりがある。
他者の意識を乗っ取る錬金術を行使し、風雅と同じ金赤のアルケミストリングを所有している。
その目的は「暗黒の扉の向こうにいる『冥黒の王』を呼び出し、その力で世界の全てを黄金に変え、自分だけの理想郷(エル・ドラド)を作る」事。
詳細は個別項目を参照。

冥黒王(めいこくおう)

「冥黒の王」とも。
ウロボロス界にある暗黒の扉に封印されていた謎の存在。
当初はギギストのみであったが、その実態はは3体の怪物からなる三位一体の超生物
全員が黒と金の体色を持ち、マルガムのように無数の手が体中から生えているデザインを持つ。

ギギスト
CV置鮎龍太郎
身長:240.3cm
体重:126kg
特色/力:空間錬金術
スーツアクター:草野伸介

劇中最初に出現した冥黒王。
黒と金の体と、金色の鉄仮面を付けたかのような顔を持つ。
グリオン失踪後、アトロポスとクロトーの新たな主人となる。
「全ての人間の理解者」を自称しており、一見すると理知的で落ち着いた物腰だが、実態は人間の負の感情を煽って心を弄び利用する悪辣な性格。

神働術に由来すると思われる、禁術を遥かに超越した超常的な空間錬金術を得意としており、錬金術で別世界を作り出し他者をそこに転送して監禁するなど、強力な錬金術の使い手。
また、媒介となる人間や悪意人形を介することなくケミーそのものを直接マルガムに変える事もできる。

名前の元ネタは恐らく神秘思想・錬金術の文脈に出てくる神「ヘルメス・トリスメギストス」の捩り。

ジェルマン
CV:天崎滉平
身長:221.3cm
体重:114kg
特色/力:錬金術
スーツアクター:浅井宏輔

冥黒王の一体。
肩から天に向けて手を伸ばすかのように無数の手が生えた不気味な造形を持つ。
敗北したグリオンを暗黒の扉に引きずり込んで捕食した張本人である。

チャラ付いた軽いノリの言動を取り「人間を愛している」と嘯くが、実際は人間を愛玩動物や家畜程度にしか思っておらず、一皮剝けば「低俗なる人間共」と評する独善的で酷薄な性格。
そのため、人間の心には一切の関心を示さないどころか、むしろ見下すエゴイスト。
加えてかなり短気であり、癪に触る相手に対しては粗暴な口調で躊躇なく殺しにかかる。
全人類をマルガム化する事が人間とケミーの正しい進化の道筋だと考え、ケミーの返還を求めている。

錬金術師の始祖ともいえる存在であり、無機物から有機物を生み出せるほどの桁違いの技量を誇る。
その関係から錬金術師の事は「ハエ」と呼んで等しく虫けらとしか思っていない。

名前の元ネタは恐らくフランスの文献に記された伝説の錬金術師「サンジェルマン伯爵」の捩り。

ガエリヤ
CV:伊藤彩沙
身長:216.3cm
体重:93kg
特色/力:占星錬金術
スーツアクトレス:酒井菜々子

冥黒王の紅一点。
顔を無数の手で覆い尽くした異様な顔の女性体。
錬金と占星を用いた独自の術式体系を確立しており、あらゆる事象を星の巡りに委ねる独特の感性を持つ。
また彼女こそグリオンの創造主でもあり、グリオンもまたホムンクルスに過ぎなかった事を明かした上で、グリオンの存在は暇潰し程度の価値しか見出していなかった。

名前の元ネタは恐らく旧約聖書に登場する予言者「エリヤ」の捩り。

ゴーレム
身長:212.9cm
体重:317.6kg
特色/力:岩石系錬金術

冥黒王ジェルマンが無機物から錬成した人工生命体で、マルガムとは別種の存在。
土の属性を有しており、とてつもない怪力が自慢だが、それ以上にプラチナガッチャードの連続攻撃ですらびくともしない異常なまでの耐久性を備えているのが最大の特徴。
加えて岩石系の錬金術を得意とし、投石や地形変化による攻撃、岩石装甲や岩壁による防御と攻防ともに隙のない強化を行う。
後にグリオンも使用している。


《レジェンドの世界》

鳳桜・カグヤ・クォーツ
演:永田聖一朗

レジェンドの世界で戦う仮面ライダー
「ゴージャス」が口癖の極度のナルシストにして自信家だが、本人なりに常に世界平和や人々の安寧を考えて戦い、その為なら自分が矢面に立って戦う事も一切厭わない責任感と正義感も併せ持つ。
「オーロラカーテンシステム」という平行世界を移動できる技術を確立した他、自身のライダーシステムも製作した凄腕の技術者としての側面もある。
詳しくは個別項目参照。

バトラー
演:加部亜門(加治木と兼役)

カグヤの執事にして側近。
その姿は加治木と瓜二つだが、どこか慌ただしいあちらと違って常に落ち着いた紳士的な雰囲気の持ち主。
レジェンドライダーの知識も深く、カグヤの発明や開発に助力している。

サイゲツ
演:高木勝也

レジェンドの世界に侵攻する悪の組織ハンドレッドの一員にして、その上級戦士「ハンドレッド四人衆」の1人。
威圧的な見た目と冷徹な振る舞いが特徴。
戦闘時には仮面ライダーダークキバに変身するが、オリジナルの変身者達と違いキバットバットⅡ世は首元に噛み付かせている。
また、仮面ライダーアークゼロ仮面ライダーアークワンにも変身するが、ガッチャードとレジェンドに敗北後、上層部によって通信衛星アークを思わせる爆弾「ドゥームズクロック」に姿を変えられてしまった。

タソガレ
演:橋渡竜馬

ハンドレッド四人衆の1人。
金髪が特徴の優男風の見た目で、常に慇懃無礼な敬語で話す。
戦闘時には仮面ライダーエターナルに変身するが、本来ならばエターナルメモリの適合者である大道克己以外が変身すれば不完全態であるレッドフレアになるところを、ハンドレッドの模倣技術によって無理矢理ブルーフレアの姿にしている。

ミメイ
演:谷口布実

ハンドレッド四人衆の1人で紅一点。
黒い和服姿の色白な女性で、変身前から武器として日本刀を携えている。
「~べき」「~べし」といった言い回しが口癖。
戦闘時には仮面ライダーグレアに変身する。

上層部
CV:中野泰佑、小谷津央典、五十嵐麗

ハンドレッドの元締めと思われる存在。
男性の声で喋る2人と女性の声で喋る1人が確認されているが、全員巨大な黒い装置越しに喋っており、本当の姿は不明。
二度も敗北したサイゲツから意志を奪って平気に改造するなど、目的達成の為なら平気で部下を弄び利用する冷酷な性格の持主。


【登場ライダー】

仮面ライダーガッチャード
一ノ瀬宝太郎がガッチャードライバーと2枚のライドケミーカードで変身する仮面ライダー。
人型の他、ケミーの特性を色濃く反映したワイルド態と呼ばれる姿にも変身できる。
この姿への変身は「多重錬成」と称され、120年間行われた事はなかったらしい。

仮面ライダーマジェード
九堂りんねがアルケミスドライバーとハイアルケミストリング、2枚のライドケミーカードで変身する仮面ライダー。
ごく一部の上級錬金術師のみが制御できるコズミックケミーとファンタスティックケミーの力を宿すだけあって、魔法の力を無力化させる事が可能。
公式では2号ライダーとして扱われており、なおかつ女性ライダー初の2号ライダーでもある。

仮面ライダーヴァルバラド
黒鋼スパナがヴァルバラドライバーと2枚のライドケミーカードで変身する仮面ライダー。
ガッチャードやマジェードと異なり、ガッチャンコケミー同士ではなく同じレベルナンバーのビークルケミーとオカルトケミーの組み合わせで変身と戦闘を行う他、
スパナの「黒い炎」を利用した「黒紫強化多重錬成」により、仮面ライダースーパーガッチャードにも迫る戦闘スペックを獲得。
加えて疑似ライダー時代に備えていた強化錬成も、変身と同じく同一レベルのビークルケミーとオカルトケミーのカードを同時に使った「カスタムアップ」と呼ばれる形態へ強化された。

仮面ライダードレッド
ドレッドライバーとレプリケミーカード「レプリスチームライナー」で変身する仮面ライダーで、アトロポス曰く「暗黒の破壊者」
ビジュアルはスチームホッパーを禍々しく歪めたような造形で、ライドケミーカードを模造した「レプリケミーカード」による錬金術を行使する。
詳しくは個別項目を参照。

仮面ライダーガッチャードデイブレイク
演:DAIGO

第16話にて姿を現した謎の仮面ライダー。
その見た目はガッチャードと酷似しているが、ボディはオレンジと黄色で彩られた炎や太陽を思わせるもの。
また、ガッチャードライバーにガッチャーイグナイターを装着する事により、背中にマントが追加された仮面ライダーファイヤーガッチャードデイブレイクに強化される。
そして、第17話と同日に放送された『芸能人格付けチェック』でリ・イマジネーション版結城丈二と一緒に「映す価値無し」になってしまった。
毎年恒例の夏の劇場版での再登場が告知されており、変身前を演じるのはもちろんDAIGOである。

仮面ライダーウインド
九堂風雅がアルケミスドライバーとハイアルケミストリング、2枚のライドケミーカードで変身する仮面ライダー。
ギガバハムとクロアナの力、そして風雅自身の優れた錬金術が合わさる事により、気流を操作しての浮遊やブラックホールの生成など、本作に登場する仮面ライダーの中でもトップクラスの性能を誇る。

仮面ライダーレジェンド
鳳桜・カグヤ・クォーツがレジェンドライバーとレジェンドライダーライドケミーカードで変身する仮面ライダー。
その姿は仮面ライダーディケイドに酷似しており、そちらと同じくレジェンドライドケミーカードを使って歴代仮面ライダーに変身する他、その歴代仮面ライダーを召喚して使役する事も可能。
更には、「レジェンドカメンライザー」という専用アイテムを使うことで、最強形態「仮面ライダーレジェンダリーレジェンド」へパワーアップする。


《その他》

ヴァルバラド
黒鋼スパナがヴァルバラッシャーとマッドウィールのライドケミーカードで変身した姿。
「鉄鋼」という独特の掛け声からも分かるように仮面ライダーとは別個の存在───いわゆる「疑似ライダー」だが、その戦闘能力はスパナの経験と技術もあって同等以上のものを誇る。
ビークルケミーのライドケミーカードを重ねて使う事で「カスタム」と呼ばれる姿へ強化錬成できる。
第17話にて変身とカスタムに用いるカード全てをミナトに奪われて変身不能となり、カードを取り戻した後も仮面ライダーヴァルバラドが登場した事で事実上役目を終える形となった……と思われたが、第33話以降はラケシスが量産型のヴァルバラッシャーとレプリマッドウィールのカードで変身するようになる。


【用語】

錬金術
本作のテーマとなる古の技術。
本作では「無機物に仮初の命を与える」として、その心得があれば葉や石といった自然物はもちろん、コンクリートのような人工物まで自在に操る事が可能なものとして描かれている。
もはや魔法の域に達しているが、劇中の錬金術師からは否定されている*7
基本的に一般社会にその存在が知られてはならず、ケミーやマルガムの騒動に巻き込まれた人々の記憶はこの術によって消されている。

錬金アカデミー
本作における主人公サイドの組織で、その名の通り錬金術師を育てる教育機関。
富良洲高校の地下に教室となる基地が設けられており、錬金術師の関係者か実技式の入学試験を合格した者しか通うことを許されない秘密組織でもある。
現在は解き放たれた101体のケミーの回収を最重要目標として、指導員と生徒が一丸となって動いている。
第17話にてグリオンと冥黒の三姉妹に乗っ取られ、ミナトによって宝太郎達も退学扱いになった事で一時的に廃校となるも、第27話でグリオンが打倒された事で宝太郎達も無事復学を果たした。

錬金連合
錬金アカデミーを管理する上部組織。
エンブレムは薬品の入ったビーカーとその前にかざした両手。
錬金術の掟故に一般には知られていないようだが、それでも大規模かつ相当の権力を有している模様。
だが、そうして不必要に肥大化していった結果、上層部には構成員やアカデミーの学生達の身の安全よりも自分達の行動方針を最優先する冷徹な空気が流れており、一部の構成員から密かに反感を買われている。

キッチンいちのせ連合
アカデミーを追放された宝太郎達が新たに結成した組織……もとい集団で、名付け親は蓮華。
権力も地位もない貧弱そのものの集まりではあるが、グリオンからアカデミーを取り返すべく、仮面ライダーに変身できる宝太郎とりんねを中心に独自に戦いを進めていった。

アルケミストリング
アカデミー生を含めた錬金連合の所属者に支給される、錬金術を行うにあたって媒介になる銀色の指輪。
この指輪をはめていると、錬金術による記憶操作を受け付けなくなる。
この指輪に嵌められた宝石の色によって錬金術師としてのランク付けもなされており、現時点では(宝太郎、りんね*8、蓮華、錆丸)→(スパナ*9)→(ミナト、釘宮、鏡花)→金赤*10(風雅、グリオン)の順に高くなる。
また、りんねは風雅に力を与えられた事から、宝石の色が彼女だけの特別なオレンジになっており、マジェード変身時には専用のハイアルケミストリングに変化する。
さらに第21話ではスパナが自身に宿る力を制御した事で、宝石の色が彼だけの特別なに変化した*11

ケミー
遥か昔、錬金術によって生み出された人工生命体。
大きさは手のひらサイズから巨大なものまで千差万別だが、現状どのケミーも自分の名前を取った鳴き声を発するのが共通の特徴。要はポケモンと同じと言えば分かりやすいか。
詳細は個別項目を参照。

マルガム
本作の怪人。
悪意を持った人間に引き寄せられたケミーが、そのままその人間と融合する事で生まれる怪人。
素体は銀一色の共通のもので、頭や腕、胴体に融合したケミーに応じた独自の装飾が追加される姿となる。
第17話からはグリオンから力を注ぎ込まれる事で誕生した金の素体のマルガムも登場する。
詳細はケミーの項目を参照。

襟草
本作の主な舞台。
平成二期以降恒例の架空の街であり、「えりくさ」と読む。由来はゲームなどでもお馴染みの錬金術における霊薬「エリクサー」で間違いないだろう。

正式な地名は「東京都(きぬた)区襟草」。*12
一市区町村の更に一部分という歴代仮面ライダーの舞台でも屈指の規模の小ささであるが、いつものビル街から自然豊かな公園、森林や湖なども存在しているなど劇中ではその小ささは実感しづらい。*13

概要項にも記した通り、「ケミーを悪役にしない」という制約の煽りを受けた結果としてしがないチンピラが路地裏喧嘩でナイフを持ち出したり、武装した地上げ屋ヤクザが闊歩していたり……などなどとんでもない悪人がゴロゴロ湧いて出る凄まじい治安の悪さを誇る(?)街になっている。しかも修学旅行回で治安の悪さが京都にまで飛び火した。
そのトンデモ民度は喩えとしてスーパー戦隊シリーズ屈指の民度の低さで知られる王苦市が引き合いに出されるレベル。


【放映済みエピソード】



【主題歌・挿入歌】

  • 「CHEMY×STORY」
作詞:藤林聖子 作曲・編曲:Hi-yunk(BACK-ON) 編曲(BACK-ON×FLOW版):FLOW 歌:BACK-ON
途中からバージョンアップされる事が制作発表会見の時点で明かされており、第17話からはFLOWとコラボしたリニューアル版に変更された。
第1話・第33話では挿入歌、最終話ではエンディング主題歌として使用された。
BACK-ONは、前作『ギーツ』では42話の挿入歌である「Chair」を提供しており、2年連続で仮面ライダーシリーズの楽曲制作に関わることになった。

  • 「Rising Fighter」
作詞:坂田麻美 作曲:与田春生、妻夫木崇次 編曲:妻夫木崇次 歌:Beverly
キックソング。2話〜16話で使用された。回によってサビの部分が流れたり、各メロがカットされたりする。最終話でも使用され、ガッチャードのラストバトルを彩った。

  • 「What's your FIRE」
作詞:藤林聖子 作曲・編曲:tatsuo 歌:RIDER CHIPS
「解体!錬金アカデミー!」編からのキックソング。18話から37話まで使用されており、キックソングの中では最も長く使われ編。41話のジェルマン戦でも使われた。

  • 「THE SKY'S THE LIMIT」
作詞・編曲:Hi-yunk(BACK-ON) 作曲:Hi-yunk(BACK-ON)・TEEDA 歌:BACK-ON×Beverly
「撃退!ライダー対冥黒王!」編のキックソング。38話から最終話まで使用された。

  • 「君にズッキュン」
作詞:瀧尾沙 作曲・編曲:tatsuo 歌:ズキュンパイア(山中柔太郎)
ズキュンパイアのキャラクターソング。第23話の終盤で使われた。

  • 「Living Legend」
作詞:藤林聖子 作曲・編曲:Ryo 歌:鳳桜・カグヤ・クォーツ(永田聖一朗)
鳳桜・カグヤ・クォーツのキャラクターソング。第33話~35話では挿入歌として使用された。

  • 「ガッチャ!101ケミー」
作詞:瀧尾沙 作曲・編曲:tatsuo 歌:仮面ライダーGIRLS
ケミー言えるかな?…もといケミー数え歌。第41話では挿入歌として使用された。

  • 「風の守護者」
作詞:瀧尾沙 作曲:高木洋 編曲:tatsuo 歌:九堂風雅(石丸幹二)
九堂風雅のキャラクターソング。最終話では挿入歌として使用された。


【劇場版】

2023年7月28日に公開された『ギーツ』の単独映画作品。
前述の通り、仮面ライダーガッチャードとホッパー1がゲスト出演。

2023年12月22日公開。
前作『ギーツ』とのクロスオーバー作品で、TV本編の第15話と第16話の間に位置する。

2024年7月26日に公開された『ガッチャード』初の単独映画作品。TV本編の第43話と第44話の間に位置する。
次回作『仮面ライダーガヴ』からショウマ/仮面ライダーガヴが先行出演する他、ある人物がサプライズでゲスト出演した。
同時上映は『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』。

  • 仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS
Vシネクスト作品。2025年2月21日から期間限定で上映予定。
同時上映は『ホッパー1のはるやすみ』。
監督は山口恭平、脚本は大西雄仁(監修:内田裕基)が担当。


【スピンオフ】

  • 仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド
東映特撮Youtube Official、東映特撮ファンクラブ(TTFC)他各プラットフォームにて配信。
並行世界に転移した宝太郎と、鳳桜・カグヤ・クォーツの邂逅を描く。
2023年11月5日にEPISODE1、11月26日にEPISODE2が配信された。
監督は柴﨑貴行、脚本は内田裕基が担当。

  • 冥黒の黙示録 ラケシス
2025年にTTFCにて配信予定。
ラケシスが主役を務めるスピンオフ作品で、そのオリジナルである「有栖川リサ」、そして冥黒の三姉妹の誕生の物語を描く。
監督は越知靖、脚本は長谷川圭一が担当。


【その他媒体】

  • 仮面ライダーガッチャード【変身講座】
YouTubeのバンダイ公式チャンネルで配信のネットムービー。
例年お馴染みの仮面ライダーの変身ポーズのナビゲート動画。
アッパレスケボーが本編に先駆け、マッドパイレーツワイルドも映画『4人のエースと黒狐』の映像を流用する形で登場。実は制作発表会見時の映像の大元。

  • 冥黒の三姉妹プレゼンツ 仮面ライダーガッチャード 未完計画
TTFCで配信されるボイスドラマ形式のネットムービー。2023年12月31日に大晦日スペシャルとして配信された後、翌2024年2月11日からレギュラー配信が行われた。
冥黒の三姉妹が主役(?)を務め、これまでのエピソードを振り返りつつ、本編の裏設定や撮影時の裏話などをキャラ崩壊やメタ発言も交えて解説していく。
……タイトルで察した方もいるだろうが、早い話が『仮面ライダージオウ 補完計画』のガッチャード版である。

  • てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーガッチャード どうする!?宝太郎とりんねがいれかわっちゃった!!
毎年恒例『てれびくん』誌上販売の超バトルDVD
本作オリジナルフォームとして、ガッチャード マーズフェニックスが登場する。
監督は葉山康一郎、脚本は大西雄仁(監修:内田裕基)が担当。

  • 仮面ライダーガッチャードVer.『ロミオとジュリエット』完全版
2024年4月14日よりTTFCにて配信された、第31話で断片的に描かれた演劇『ロミオとジュリエット』の完全版。
ちなみに台本は長谷川圭一の書き下ろし。

  • TTFCショートアニメ ガッチャニメ 富良洲高校七不思議をガッチャせよ!
2024年4月28日よりTTFCにて配信された、『ゼロワン』から続くTTFCオリジナルアニメ。


つかめ!最高の追記・修正!


R04.ギーツ←R05.ガッチャード→R06.ガヴ

この項目が面白かったなら……\ガッチャ!/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 仮面ライダーガッチャード
  • 令和ライダー
  • テレビ朝日
  • 錬金術
  • 錬金術師
  • 錬金アカデミー
  • ケミー
  • マルガム
  • 東映
  • 特撮
  • 仮面ライダー
  • 令和ライダーシリーズ
  • 本島純政
  • 湊陽祐
  • 芝高啓介
  • 長谷川圭一
  • 内田裕基
  • BACK-ON
  • ガッチャ
  • 小西克幸
  • 田﨑竜太
  • ライドケミーカード
  • 高木洋
  • 冥黒の三姉妹
  • 矢印
  • ニチアサキッズタイム
  • ジュブナイル
  • 青春
  • 富良洲高校
  • 学園モノ
  • たまに飯テロ
  • キッチンいちのせ
  • ボーイミーツガール
  • 王道
  • 錬金連合
  • (→v←)
  • FLOW
  • キッチンいちのせ連合
  • 井上亜樹子
  • 仮面ライダー版遊戯王デュエルモンスターズGX
  • 仮面ライダー版アニポケ
  • 仮面ライダー版カードキャプターさくら
  • 豪華声優陣
  • 微ラブコメ
  • 稀にシリアスあり
  • 笑いあり涙あり
  • 渡辺勝也
  • 坂本浩一
  • 杉原輝昭
  • 柴﨑貴行
  • 田口清隆
  • 福沢博文
  • 山口恭平
  • 冥黒王
  • ガッチャード
  • 2023年
  • 終盤は鬱展開
  • 良作
  • キミと僕のCHEMY×STORY
  • 秀逸な伏線回収
  • 前作との凄まじい温度差
  • CHEMY×STORY

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2025年02月06日 14:50

*1 第17話からは「奇跡のモンスター《ケミー》と《ケミーカード》を手にした3人の若き錬金術師達。それぞれの思いを胸に、彼らの戦いは加速していく!」。

*2 厳密には疑似ライダーの変身者ではあるものの、仮面ライダーの変身者になることもなく味方になったのは何気に初だったり。

*3 第11・12話では監督も兼任。

*4 りんねに至ってはそもそも宝太郎の存在を認知していなかった。

*5 本来の(とされる)モイライとは姉妹の順番が異なっている。

*6 名前の由来は同じ。

*7 ちなみに魔法と錬金術を含む科学の違いを大まかに区別すると「条件が揃えば誰であろうと行使可能(=科学)か否(=魔法)かの再現性」にある。

*8 第15話まで。

*9 第21話まで。

*10 宝石が赤色である事に加えて、指輪そのものが金色になっている。なお、赤の位が高いのは、現実世界に伝わる錬金術において術師達が求めた賢者の石が赤く、また卑金属を黄金、もしくは貴金属に変える力を持っているとされていた事に由来すると思われる。

*11 ランクは赤と同等。

*12 「砧」は現実には世田谷区の地名にあたる。

*13 一応「主人公達の住居・拠点が襟草なだけで行動範囲はもっと広い」という可能性もあるにはあるが、微妙なところ。