コールドボックス法
広義には、熱硬化でない常温で硬化する造型法全体を指すが、狭義にはアメリカのアシュランド社が開発したイソキュア法(Isocure process)といわれる常温鋳型造型法を指す。碇砂にパート1といわれる液状フェノール樹脂とパート2といわれる液状ポリイソシアネートを、それぞれ砂の0.8~1.5%添加して混練し、混練砂をつくる。これを常温の型内に充填したあと、触媒の働きをするアミンガを通気して数秒で硬化させる。シェルモールド法に比べ造型速度が速く、模型の材質が金型でなくてもよい、大型化できるなどの理由で、1980年ごろより普及している。混練砂やできた中子が長く貯蔵できない、シェルに比べ強度が弱いこと、などの欠点がある。自動車用鋳物部品でも、シリンダーブロックのボア中子だけでなく、ウオータージャケット中子を含むすべての中子が切り替わってきている。また、デフギヤケースなどの中子も変更されてきている。
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