トレント・オルテン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/14 09:22 UTC 版)
ロサンゼルス・ドジャース時代 (2011年6月17日) | |
基本情報 | |
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国籍 | オーストラリア |
出身地 | ニューサウスウェールズ州シドニー |
生年月日 | 1983年2月23日(39歳) |
身長 体重 | 6' 1" =約185.4 cm 190 lb =約86.2 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2001年 |
初出場 | 2009年8月6日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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派遣歴 | |
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国際大会 | |
代表チーム | オーストラリア |
五輪 | 2004年 |
WBC | 2006年、2009年、2017年予選、2017年 |
この表について |
オリンピック | ||
---|---|---|
オーストラリア | ||
男子 野球 | ||
銀 | 2004 | 野球 |
トレント・オルテン(Trent Oeltjen , 1983年2月28日 - )は、オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州シドニー出身の元プロ野球選手(外野手)。左投左打。
「オエルチェン」と表記される事もある。「日豪親善 野球日本代表最終強化試合」では、「トレント・オールティエン」と表記された[1]
経歴
プロ入りとツインズ傘下時代
2004年シーズン途中にアテネオリンピックにおける野球競技のオーストラリア代表に選出された。
2006年開幕前の3月に開催された第1回WBCのオーストラリア代表に選出された[2]。
2007年11月に「日豪親善 野球日本代表最終強化試合」のオーストラリア代表に選出された[1]。
ダイヤモンドバックス時代
2008年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍する。
2009年開幕前の3月に開催された第2回WBCのオーストラリア代表に選出され[3]、2大会連続2度目の選出を果たした。
シーズンでは8月6日にジャスティン・アプトンのDL入りに伴いメジャー初昇格を果たし[4]、同日にメジャー初安打を記録した。オフにFAとなった。
ブルワーズ傘下時代
2009年12月9日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結ぶ。
2010年7月1日に解雇された。
ドジャース時代
2010年7月6日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、AAAのアルバカーキ・アイソトープスで49試合に出場し打率.347を記録した。9月7日にメジャーに昇格した[5]。12月3日にノーテンダーFAになったが、12月7日にマイナー契約で再契約した。
オフにはオーストラリアン・ベースボールリーグのシドニー・ブルーソックスでプレーした。
2012年5月14日に、DFAとなり40人枠から外れ、10月6日にFAとなった。
ボローニャ時代
2014年6月に、イタリアンベースボールリーグのフォルティチュード・ボローニャと契約を結んだが、目立った成績を残せず同年限りで退団した。
現役引退
2015年1月20日に現役引退を表明した[6]。5月には、オーストラリアの野球少年のアメリカ遠征に帯同した[7]。
現役復帰
2016年1月28日に第4回WBC予選のオーストラリア代表に選出され[8]、2大会ぶり3度目の選出を果たすと同時に、現役復帰した。同大会でオーストラリアは本戦出場を決めている[9]。6月6日に第28回ハーレムベースボールウィークのオーストラリア代表に選出された[10]。
2017年2月9日に第4回WBC本戦のオーストラリア代表に選出された[11]。大会終了後、2度目の現役引退。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2009 | ARI | 24 | 73 | 70 | 11 | 17 | 4 | 1 | 3 | 32 | 4 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 13 | 0 | .243 | .250 | .457 | .707 |
2010 | LAD | 14 | 30 | 23 | 5 | 5 | 1 | 1 | 0 | 8 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 1 | .217 | .357 | .348 | .705 |
2011 | 61 | 91 | 71 | 10 | 14 | 1 | 1 | 2 | 23 | 6 | 6 | 0 | 4 | 2 | 13 | 1 | 1 | 13 | 1 | .197 | .322 | .324 | .646 | |
MLB:3年 | 99 | 194 | 164 | 26 | 36 | 6 | 3 | 5 | 63 | 11 | 7 | 1 | 7 | 3 | 18 | 1 | 2 | 26 | 2 | .220 | .299 | .384 | .684 |
背番号
- 16 (2009年)
- 49 (2010年 - 2011年)
- 32 (2014年)
代表歴
- 2004年アテネオリンピックの野球競技・オーストラリア代表
- 2006 ワールド・ベースボール・クラシック・オーストラリア代表
- 日豪親善 野球日本代表最終強化試合 オーストラリア代表
- 2009 ワールド・ベースボール・クラシック・オーストラリア代表
- 2016 ハーレムベースボールウィーク オーストラリア代表
- 2017 ワールド・ベースボール・クラシック・オーストラリア代表
脚注
- ^ a b 日豪親善 野球日本代表最終強化試合 オーストラリア代表チーム[リンク切れ] 日本野球機構オフィシャルサイト 2015年6月9日閲覧
- ^ 2006 Tournament Roster[リンク切れ] WBC公式サイト (英語) 2015年2月24日閲覧
- ^ 2009 Tournament Roster[リンク切れ] WBC公式サイト (英語) 2015年2月24日閲覧
- ^ Upton lands on DL with strained oblique
- ^ Speedy outfielder Oeltjen joins Dodgers
- ^ Former MLBer Oeltjen to retire with Sox MiLB.com (英語) (2015年1月20日) 2015年6月14日閲覧
- ^ Former big leaguer Oeltjen to lead prospect tour ABL.com (英語) (2015年5月18日) 2015年6月14日閲覧
- ^ Team Australia’s Roster Announced for Sydney Qualifier Baseball Australia (英語) (2016年1月28日) 2016年2月16日閲覧
- ^ World Baseball Classic - Here we come Baseball Australia (英語) (2016年2月14日) 2017年5月1日閲覧
- ^ Team Australia squad announced for Honkbal Baseball Australia Southern Thunder (英語) (2016年6月6日) 2016年7月17日閲覧
- ^ Australia’s roster finalised for WBC Baseball Australia Southern Thunder (英語) (2017年2月9日) 2017年2月13日閲覧
関連項目
- オリンピックの野球競技・メダリスト一覧
- オーストラリアン・ベースボールリーグの選手一覧
- オーストラリア出身のオーストラリアン・ベースボールリーグ選手一覧
- オーストラリア出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
- オーストラリアでプレーした経験があるメジャーリーグベースボール選手一覧
外部リンク
- Trent Oeltjen stats ABL.com (英語)
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Trent Oeltjen stats MiLB.com (英語)
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固有名詞の分類
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