せ【世】
せい【世】
読み方:せい
[音]セイ(漢) セ(呉) [訓]よ
〈セイ〉
1 家督を継いでから子に引き継がれるまでの期間。また、人の一代。「世子/終世・早世・隔世遺伝」
3 一定の尺度で区切られる時間。時代。「世紀/隔世・季世・近世・後世(こうせい)・盛世・中世」
4 世の中。「厭世(えんせい)・経世・警世・在世・時世・辞世・処世・人世・絶世・治世・遁世(とんせい)・乱世」
〈セ〉
1 の1に同じ。「世代」
3 世の中。「世界・世間・世事・世上・世情・世相・世論・世話/出世」
4 仏教で、過去・現在・未来のこと。「現世・後世(ごせ)・三世(さんぜ)・宿世(すくせ・しゅくせ)・前世・来世」
[名のり]つぎ・つぐ・とき・とし
せい【世】
よ【世/代】
読み方:よ
2 一人の支配者、または一つの系統・政体に属する支配者が政権を維持している期間。時代。「明治の—」「武家の—」
3 家督をついでその家を治める期間。また、その治める権利や立場。「息子の—になる」「—を譲る」
4 仏教で、過去・現在・未来のそれぞれの期間。前世・現世・来世のそれぞれ。「あの—」「この—」
5 出家した人の住む世界に対して、凡俗の住む世界。俗世間。「—に背く」
6 人が互いにかかわりあって生きていく場。世の中。社会。世間。「浮き沈みは—の習い」「新しい思想を—に広める」
7 社会での境遇。特に、時運に乗って栄えること。「—を時めくタレント」
8 その時の社会の流れ。時勢。「—はまさにコンピューター時代だ」
「二条の后の宮まだ帝にも仕うまつり給はで、ただ人におはしましける—に」〈大和・一六一〉
「国王の仰せ言を、まさに—に住み給はむ人の、承り給はでありなむや」〈竹取〉
「むげに—を思ひ知らぬやうにおぼほれ給ふなん、いとつらき」〈源・帚木〉
[下接語] 徒(あだ)し世・彼(あ)の世・新た世・有らぬ世・幾千代・幾世・今の世・浮き世・現(うつ)し世・彼(か)の世・上つ世・神代・仮の世・君が代・此(こ)の世・先の世・末の世・千代・塵(ちり)の世・露の世・時世・常(とこ)世・中つ世・後(のち)の世・人の世・一世・又の世・三(み)世・御(み)世・百(もも)世・八千代・夢の世・代代・万(よろず)代
世
世
世
世 |
「世」の例文・使い方・用例・文例
- 科学的知識は16世紀以来大いに進歩してきた
- 彼は立身出世した
- 私は先生の世話でこの仕事に就いた
- 出世する
- この世のだれでも
- 世代交代
- それは20世紀で最も影響力のある理論に数えられる
- ビートルズは20世紀の最も偉大なバンドだった.今後このようなバンドが現れるだろうか
- 出世欲
- ジョンは金持ちならばだれかれ構わずお世辞を言う
- 世論に訴える
- おそらく17世紀最高の英国作家といえるジョン・ミルトン
- 救世軍
- 世界一周旅行
- 人々は,世界がパンケーキと同じように真っ平らであると信じていた
- 彼女はまるで自分が世界で唯一の少女であるかのようにふるまう
- 彼女がいなくなったからといって世界が終わるわけじゃあるまいし
- 子どもにはできる限りの世話が必要なのだ
- 嫌味なお世辞
- 数世紀過去にさかのぼって
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