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水源とは? わかりやすく解説

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すい‐げん【水源】

読み方:すいげん

川などの水の流れ出るおおもとみなもと。「利根川の—を探る」「—地」

上水道として利用する水の供給源。

「水源」に似た言葉

水源

読み方:スイゲン(suigen)

所在 熊本県熊本市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒862-0907  熊本県熊本市東区水源

水源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/20 16:43 UTC 版)

水源(すいげん)とは、などの流れ出るもと。または用水農業用水工業用水)や水道上水道簡易水道)として利用する水の供給源。後者の場合は井戸はもとより海水淡水化施設が該当することもある。

位置関係

(水源)-上流-中流-下流-(河口)。

水源の種類と特徴

河川

河川から取水することは容易であり、大量に取水できることが多い[1]

河川の水質は上流ほど良好で、下流ほど人為的に汚濁を受けていることが多い[1]。また、上流に貯水池や湖沼がある場合はその影響を直接受けやすい[1]

水質や水量が変わりやすく、一般に降雨時は濁度など水質が悪化しやすくなる[1]。溶存酸素は比較的多く、硬度は一般的に低い傾向にある[1]

湖沼

取水は河川と同様に容易であるが、水量は河川以上に安定していると言える[2]

一般に河川よりも水質が良い傾向にあるが、これは静水で自浄作用の効果が大きいからである[3]。ただし、一度水質が悪化すると回復に時間を要する[2]。また、湖岸よりも湖心の方が水質が良い[3]。湖沼内部では水の循環があり、春秋は水が濁りやすく、夏冬は水が透き通りやすくなる[4]

流入河川やにより水質が変わりやすい[5]。もし栄養塩類が流入した場合は富栄養化現象が起こりやすい[2]

地下水

地下水は自由地下水(浅層水)・被圧地下水(深層水)・湧水伏流水に大別される[6]

海水

地球上の水の97%は海水が占めるが、工業技術を用いて淡水を得られる[7]

日本列島の沿岸における水源

海や河川での航路を示すための浮標は1980年に開催された国際航路標識協会の浮標特別会議により「水源に向かって左側は緑色」「水源に向かって右側は赤色」と定められている。ここで言う「水源」とは、などの場合は一番上流の水が流れ出るもとを指し、港、湾、入り江などの場合は海から見て一番奥まった場所を指す。そして、港、湾、入り江などを除く日本列島の多くの沿岸や離島では、浮標の色を緑か赤かを定めるためにどこか特定の地点を「水源」として決める必要がある。そのために便宜上として日本では与那国島を「日本列島沿岸部の水源」として定めている。

脚注

  1. ^ a b c d e 中村玄正 2001, p. 65.
  2. ^ a b c 中村玄正 2001, p. 72.
  3. ^ a b 中村玄正 2001, p. 71.
  4. ^ 中村玄正 2001, p. 71-72.
  5. ^ 中村玄正 2001, pp. 71–72.
  6. ^ 中村玄正 2001, p. 78-81.
  7. ^ 中村玄正 2001, p. 88.

参考文献

  • 中村玄正『三訂版入門上水道』工学図書、2001年10月20日。 

関連項目


水源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/29 15:55 UTC 版)

アララール山地」の記事における「水源」の解説

多く流れアララール山地を水源としている。峰々の間には、アガンツァ、サルディビア、イビウル、アメスケタの4つ巨大な盆地があり、それぞれ水流形成している。カルスト地形影響で、地面浸透して地下流れ水流もある。これらの水流はこの地域経済貢献しており、アララール山麓には水力発電所などが立地している。

※この「水源」の解説は、「アララール山地」の解説の一部です。
「水源」を含む「アララール山地」の記事については、「アララール山地」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「水源」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

水源

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 08:28 UTC 版)

名詞

すいげん

  1. 河川れる水道などのとなるもののこと。

関連語

翻訳


「水源」の例文・使い方・用例・文例

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