知見
知識や見識などのこと。物事についてよく知り、よく理解すること。とりわけ、見聞によって得られた知識のこと。
「知見」の語は、「専門家の知見」といった言い方で用いられることもあるが、「知見を得る」もしくは「知見を広げる」といった言い回しで用いられる場合が特に多い。
知見の語はたいてい名詞として用いられるが、「知見」には「見て知る」という意味合いもあり、この意味において「知見する」というような動詞の用法で用いることもできる。ただし今日の一般的な文脈では「知見する」という動詞の用法が用いられることは稀といえる。
「知見」の語義には「見る」「見聞する」という体験のニュアンスが含まれると言い得る。とはいえ、現場以外で得た情報(たとえば書物を通じて学んだ知識や、人づてに聞いた話、ウェブ上で得た情報など)は「知見」に該当しない、とまでは言いがたい。
「知見」に似た語に「知識」や「見識」といった語がある。あえて比較対象するなら、「知見」には体験・経験を経て知ったことという意味合いを含み、「知識」は「知っていること」「よく知っていること」という点に特に焦点を当てており、「見識」は知識と共に見解や判断、見通す力を持ち合わせているという意味合いを多分に含む。
ち‐けん【知見/×智見】
知見
名字 | 読み方 |
知見 | ちけん |
知見
姓 | 読み方 |
---|---|
知見 | ちけん |
知見 | ちみ |
知見
知見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/01 08:56 UTC 版)
石垣・宮尾の論文から、動体視力の加齢影響に関してDVAは5歳?10歳にかけて急速に発達し、20歳ごろにピークとなり、その後加齢とともに低下することが明らかとなっている。鹿児島県に住む40歳以上の地域住民321名を対象にした調査では、前後のKVA動体視力が中年後期(55~64歳)から低下するのに対し、横方向のDVA動体視力は老年前期(65 - 74歳)から低下する傾向があることが指摘されている。 また、上下方向のDVAは左右方向のDVAよりも劣るという報告がある。愛知工業大学石垣研究室におけるパーソナルコンピュータによるDVA研究から、上下方向のDVAは左右方向の約8割となり、斜め方向のDVAは、左右方向と上下方向のちょうど中間程度になることが発見[要出典]されている。コントラスト感度など、他のヒトの視覚機能は、斜め方向の能力が最も劣る[要出典]というものが多い。その点において、斜め方向のDVAが左右と上下の中間であるというこの知見に関して、さらなる研究が必要である。 このほか、視力矯正のレーシック手術がDVA動体視力に及ぼす影響については、奈良県立医科大学の付属病院で22名の患者(と疑似レーシックのコンタクトレンズ装着によるスポーツ選手8名)を対象に測定を行い、「術前後のDVA数値には有意差が無かった」との報告が出ている。このことからDVA動体視力は角膜や網膜のピント調整に起因するのではなく、早く移動する対象物を眼球運動によって正確に網膜黄斑部に保持する能力が中心ではないかと考えられている。
※この「知見」の解説は、「DVA動体視力」の解説の一部です。
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