B'z The "Mixture"
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/04 08:56 UTC 版)
『B'z The "Mixture"』 | ||||
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B'z の ベスト・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ハードロック ロック J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | BERG レーベル | |||
プロデュース | 松本孝弘 | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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B'z 年表 | ||||
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『B'z The "Mixture"』収録のシングル | ||||
『B'z The "Mixture"』(ビーズ・ザ・ミクスチャー)は、日本の音楽ユニット・B'zが2000年2月23日にリリースした公認の裏ベストアルバムである。全曲リマスタリング収録。
内容
通称「パール盤」。「パール盤」の意味は、以前にリリースしたベストアルバム『B'z The Best "Pleasure"』『B'z The Best "Treasure"』が、ジャケットの色からそれぞれ『金盤』『銀盤』と呼ばれており、そこにライオンが当時行っていた洗濯用洗剤「ブルーダイヤ」のキャンペーンコピーである「金・銀・パール プレゼント」に引っ掛けて、「パール盤」となった。「何故、銅盤では無いのか?」とインタビューで尋ねられた際に、メンバーは「銅だと3番目みたいで、嫌だった」と答えた。
公認ベストアルバムシリーズの3作目に当たり、B'zがそれまでに発売した作品から、現在入手困難なシングルの2nd beatや未発表曲、過去の楽曲のリレコーディングやリミックスなどを行った楽曲で構成されており、文字通りの「混合アルバム」である。
B'z自身はこのアルバムを「裏ベスト」や「B面集」といった呼び方はせずに「マストアルバム」と捉えている。また、他のベストアルバムと異なり、雑誌・ラジオ・テレビ出演と積極的にプロモーションを行っており、テレビ出演の際には本作を「ニューアルバム」と紹介していた。
2nd beatが多くを占める構成だが、このアルバムに収録されなかった曲も存在する(「Don't Leave Me」の2nd beat「Mannequin Village」、「FIREBALL」の2nd beat「哀しきdreamer」など)。
なお、このアルバムにはボーナストラックがあり、2000年の2月から3月に期間限定でオープンしていた「BZ-MIXTURE.COM」というサイトでのみ配布された「B'z Media Player」をパソコンにインストールし、CDをパソコンに入れると、後に発売された11thアルバム『ELEVEN』に収録されている「Raging River」のデモバージョンが聴けた。その「BZ-MIXTURE.COM」は現在存在しないので、「Raging River」のデモバージョンは入手不可能となっている。
初回生産特典として松本・稲葉の顔写真とロゴがついた「B'z CUBE」(ルービックキューブ)が付属していた。また、このアルバム発売後に発行された会報誌「be with!」Vol.46では、会員にキーホルダー型の「B'z CUBE Jr.」(もちろん遊べる)がプレゼントされた。『B'z The Best "Pleasure"』『B'z The Best "Treasure"』同様スリーブケース仕様であるが、1つはパッケージの裏に松本・稲葉の顔写真が載っており、モンタージュ風に二人の顔が混合されている物と、もう1つはアルバム名と曲名が書いてある細長い物と2種類ある。
松本は本作について「自分でB'zの曲をカバーするような不思議な感じ。」とコメントした。
「Mixture style」と「Mixture mix」について
- 「Mixture style」は新たにレコーディングされたものである。ドラムやベースの音が打ち込みから生音に変更されており、またほとんどの曲はギターの音が重くなっている。「だからその手を離して」のように大幅にアレンジされた曲もあり、初期の楽曲に施されている。
- 「Mixture mix」は既存の楽曲をリミックスしたもので、ほとんどの曲は左右の音の振り分けが変わっている。
発売元に関して
このアルバムは、非公式ベストアルバム『Flash Back-B'z Early Special Titles-』に関係する複雑な権利問題の和解のために製作されたとも言われており、アルバムの原盤権はBeingが保有し、発売元は「BMGファンハウス」(現・アリオラジャパン)のBeing専用レーベルBERG レーベルからの発売となっている。裏ベストといわれながらも、過去の1st~3rdアルバムの楽曲の再録が多いのはこの為でもある。しかしこのアルバムは公式ページのディスコグラフィーにも入れられており、選曲には全て本人が関わっている公式アルバムである。ただし、このアルバムの一部収録曲が着うた・着うたフルとビーイングが運営している配信サイトmusingのみで配信されている以外は、BERGレーベルより発売された他のアーティストの音源は、現在どのサイトに於いても音楽配信がされていないのが現状である。
収録曲
- だからその手を離して -Mixture style- (4:10)
- 1stシングルの再録。本作のためにハードロック調にアレンジし、プロモーションでのテレビ出演で最も多く歌われた。27thシングル「今夜月の見える丘に」の2nd beatにも収録されている。
- PVは「The true meaning of "Brotherhood"?」のビデオに収録されていたライブ映像と、1999年の「Brotherhood」ツアーの横浜国際総合競技場の映像を使ったフルヴァージョンとなっている。
- YOU&I -Mixture mix- (4:08)
- 16thシングル「ねがい」2nd beat。原曲よりもデジタル音が目立たなくなり、ギターリフがより強調されている。
- PVは「love me, I love you」のPVの余り映像となっている。
- OH! GIRL -Mixture style- (4:00)
- NEVER LET YOU GO -Mixture style- (5:45)
- 2ndアルバム『OFF THE LOCK』の3曲目の再録。ギターの音が太くなっている。
- PVは「FRIENDS II」の余り映像となっている。
- JOY -Mixture mix- (3:41)
- 12thシングル「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」2nd beat。ドラム音がやや強調されており、ラストのコーラスがカットされている。
- PVは「Calling」のジャケット撮影時の映像となっている。
- 今では…今なら…今も… -Mixture style- (5:22)
- 孤独のRunaway -Mixture style- (5:00)
- 3rdミニアルバム『MARS』の1曲目の再録。キーボードの音が控えめになり、ハードロック色が強調された。
- 「OH! GIRL」同様、現在のライブではこのバージョンでの披露となっている。
- PVは1992年のツアーの映像となっている。
- MOVE (3:44)
- 19thシングル「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜/MOVE」2nd beat。原曲収録されており、アルバム初収録。
- このアルバムの中で唯一のシングルA面曲となる(バージョン違いの「だからその手を離して」を除く)。
- PVは「Real Thing Shakes」のレコーディング時の映像。
- 東京 -Mixture mix- (4:09)
- 17thシングル「love me, I love you」2nd beat。原曲よりも全体的に楽器の音の重みが抑えられている。
- PVは橋のふもとに座るB'zの2人の映像となっている。
- hole in my heart -Mixture mix- (3:20)
- 15thシングル「MOTEL」2nd beat。原曲よりギター音が強調されたミックスが施されている。
- PVは会報撮影時の映像となっている。
- KARA・KARA -Mixture mix- (3:47)
- 13thシングル「裸足の女神」2nd beat。ホーンの音が強調され、キャッチーさが増している。
- PVは1993年の「JAP THE RIPPER」ツアーで演奏したときの映像となっている。
- FUSHIDARA 100% (3:52)
- 18thシングル「LOVE PHANTOM」2nd beat。原曲収録されており、アルバム初収録。曲終了後、すぐ次の曲に移る。
- PVは1996年の「spirit LOOSE」のライブ映像となっている。
- ビリビリ -Mixture mix- (3:34)
- Hi (3:55)
- 24thシングル「さまよえる蒼い弾丸」2nd beat。原曲収録されており、アルバム初収録。
- PVは1998年の「SURVIVE」のライヴ映像となっている。
- The Wild Wind (3:45)
- 25thシングル「HOME」2nd beat。原曲収録されており、アルバム初収録。
- PVは「HOME」と同じく、香港で撮影された。
- あなたならかまわない (3:58)
参加ミュージシャン
- 松本孝弘:ギター、全曲作曲・編曲
- 稲葉浩志:ボーカル、全曲作詞、編曲(#1.2.8.12-16)
- 明石昌夫:マニピュレーター(#5.10.11)、シンセサイザー(#3.4.6.7)、ベース(#5.8-11.12.14.15)、編曲(#3-7.9.10.11)
- 池田大介:マニピュレーター(#2.12)、シンセサイザー(#15)、編曲(#9.12)
- 徳永暁人:ベース・シンセサイザー(#16)、編曲(#13.16)
- 黒瀬蛙一:ドラム(#1.3.7)
- 山木秀夫:ドラム(#2.4.6.13-16)
- 青山純:ドラム(#9.10.11)
- そうる透:ドラム(#8)
- 田中一光:ドラム(#5)
- デニー・フォンハイザー:ドラム(#12)
- 満園庄太郎:ベース(#1.3.7)
- 中村“キタロー”幸司:ベース(#2.4.6)
- 小野塚晃:ピアノ(#2.9)、シンセサイザー(#2)、オルガン(#14.16)
- 増田隆宣:オルガン(#8.10.12)、モーグ(#12)
- 佐々木史郎:トランペット(#2)
- 小林太:トランペット(#2)
- 中路英明:トロンボーン(#2)
- 勝田かず樹:サックス(#2)
- 数原晋:トランペット(#10)
- 古村敏比古:サックス(#11)
- 大黒摩季:コーラス(#5)
- 古川真一:コーラス(#9)
- 飯島直子:Female Voice(#12)
- 大田紳一郎:コーラス(#14)
- 日色Strings:ストリングス(#2.5.9)
- 篠崎Strings:ストリングス(#15)
外部リンク
- B'z DISCOGRAPHY 『B'z The "Mixture"』 ※楽曲の試聴が可能
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「B'z The "Mixture"」の例文・使い方・用例・文例
- その4人の日本人受賞者は人気ロックデュオB'zのギタリストの松本孝(たか)弘(ひろ)さん,クラシックピアニストの内(うち)田(だ)光(みつ)子(こ)さん,ジャズピアニストの上(うえ)原(はら)ひろみさん,琴奏者の松山夕(ゆ)貴(き)子(こ)さんだ。
- 松本さんは1988年にボーカリストの稲(いな)葉(ば)浩(こう)志(し)さんとともにB'zを結成した。
- The Malay Times に掲載されていた、非常勤の下級アナリストの職に関する広告についてご連絡を差し上げています。
- ‘They are flying kites.' はあいまいな文である.
- 話し中です (《主に英国で用いられる》 The number's engaged.).
- 名詞相当語句 《たとえば The rich are not always happier than the poor. における the rich, the poor など》.
- 総称単数 《たとえば The dog is a faithful animal. の dog》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- 王立オペラ劇場 《the Covent Garden Theatre のこと》.
- 英国学士院 (The Royal Society)の会報.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- 『Scotish』は、『The Scottish Symphony』や『Scottish authors』、あるいは、『Scottish mountains』のような、より正式な言葉遣いの傾向がある
- STD(神学博士)はラテン語のSanctae Theologiae Doctorに由来する
- 『The boy threw the ball(少年がボールを投げた)』は、能動態を使う
- 『The ball was thrown(ボールは投げられた)』は簡略化された受動態である
- 1992年,「The Animals(どうぶつたち)」という本のために,まどさんの動物の詩のいくつかが皇后美(み)智(ち)子(こ)さまによって英訳された。
- 式典は,3Dコンピューターアニメ映画「I Love スヌーピー The Peanuts Movie」の米国公開の数日前に行われた。
固有名詞の分類
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