C61 2
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「国鉄C61形蒸気機関車」の記事における「C61 2」の解説
京都鉄道博物館(旧梅小路蒸気機関車館)で動態保存(西日本旅客鉄道(JR西日本)所属)されている。詳細は以下のとおり。 1948年(昭和23年)7月31日竣工として三菱重工業三原工場で製造された(製造番号641)。D51 1109の改造機である。同年9月6日に仙台機関区(現・仙台車両センター)に新製配置され、東北本線や常磐線で使用された。1966年(昭和41年)10月23日に青森機関区(現・青森総合鉄道部)に転属してからは、東北本線や奥羽本線の旅客列車を牽引していた。1971年(昭和46年)10月のダイヤ改正で奥羽本線が電化されたことに伴い、廃車になる予定であったが、検査期限に余裕があったため、同年12月2日に宮崎機関区に転属し、日豊本線で使用された。1972年(昭和47年)9月13日に梅小路機関区(現・梅小路運転区)に転属し、同年10月10日以降は梅小路蒸気機関車館(現・京都鉄道博物館)で動態保存されている。1974年(昭和49年)5月12日に京都 - 姫路間で大阪 - 神戸鉄道開業100周年記念列車「SL白鷺号」を牽引したこともあった。1979年(昭和54年)3月28日に除籍されたが、1987年(昭和62年)3月1日に車籍復活した。しかし、全般検査を受けていないため、本線走行をすることはできない。京都鉄道博物館構内の蒸気機関車体験列車「SLスチーム号」に使用されることもある。2006年(平成18年)、「梅小路の蒸気機関車群と関連施設」として、準鉄道記念物に指定された。2018年(平成30年)7月15日、同博物館「SLスチーム号」運転終了直後の入換作業中に、車止めの解除失念による脱線事故が発生し、本機の先輪が損傷した。この事故以降、本機は現在「SLスチーム号」の運用から外され、稼働していない状況が続いている。
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