DB2
別名:IBM DB2
DB2とは、IBM社が提供しているリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)の製品群の総称である。
DB2は「DB2ユニバーサルデータベース」(DB2 UDB)と呼ばれるRDBMSを中核とする、管理ツールや開発ツールなどを含めた一連の製品群となっている。DBが提供された当初は、「S/390」などのメインフレームを対応プラットフォームとしていたが、後にUnixやLinux、Windowsなどの幅広いプラットフォームに対応するようになっている。
また、DB2のデータベース言語としてはSQLが採用されており、ODBC(Open Database Connectivity)やJDBC(Java Database Connectivity)などのようなインタフェースの仕様を用いたアプリケーションからアクセスすることが可能となっている。
DB2はOracle社のデータベースソフト「Oracle」などと並び、RDBMSの市場で高いシェアを獲得している。中小規模市場でもMicrosoft SQL Serverなどと並んで激しいシェア争いをしている。なお、2007年2月現在の最新バージョンは、DB2 9(開発コード名「Viper」)である。
参照リンク
DB2ファミリー製品 - (日本IBM)
IBM Db2
(DB2 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/31 08:23 UTC 版)
IBM Db2 (あいびーえむ でぃーびーつー)は、1983年よりIBMが開発・販売するデータベース管理システムの1つであり、および当製品を中心としたデータ管理ソフトウェア群のブランド名。
- ^ “IBM、DB2を「Db2」にリブランド。開発者向け「Db2 Developer Community Edition」も無償公開。MacOS版も用意”. Publickey (2017年6月26日). 2016年7月25日閲覧。
- ^ コンピュータの歴史 - 日本IBM
- ^ IBM Software Support Lifecycle
- ^ “IBM DB2 11 for z/OS: データと分析用のデータベース” (日本語). www.ibm.com (2013年10月1日). 2022年7月15日閲覧。
- ^ “IBM DB2 12 for z/OS は、業界をリードする IBM のメインフレーム・データ・サーバーがお客様のビジネスに提供する価値を拡張します” (日本語). www.ibm.com (2016年10月4日). 2022年7月15日閲覧。
- ^ “IBM Db2 13 for z/OS 最先端の AI イノベーションと機能拡張をもたらし、ハイブリッドクラウドとデジタルの世界におけるエンタープライズ・コンピューティングの基盤として強化されます” (日本語). www.ibm.com (2022年4月5日). 2022年7月15日閲覧。
- ^ IBM DB2 10.5 for Linux, UNIX and Windows、IBM InfoSphere BigInsights V2.1、および IBM InfoSphere Streams V3.1
- ^ IBM Db2 V11.5 は、データ管理を自動化し、データの移動・変換作業を軽減し、AI 向けデータ・ワークロードをサポートするための機能拡張を提供します
- 1 IBM Db2とは
- 2 IBM Db2の概要
- 3 製品構成
- 4 競争相手
- 5 RDBMSとしての特徴
- 6 関連項目
DB2(1950-1953年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/28 06:23 UTC 版)
「アストンマーチン・DB2」の記事における「DB2(1950-1953年)」の解説
実業家デヴィッド・ブラウン(David Brown )の経営となって最初の市販車となった2リットル・スポーツ(DB2の登場後、DB1と呼ばれるようになった)のエンジンはOHV4気筒1,970ccに過ぎなかったが、後継車として開発されたDB2には、ウォルター・オーウェン・ベントレー設計でラゴンダ(Lagonda )が製造した水冷直列6気筒の鋳鉄製ブロックのVB6E型DOHCエンジンが搭載され、性能面では長足の進歩を遂げていた。2.6リットルの標準仕様では2基のSU製キャブレターから105英馬力(以降hp)を、1951年1月に追加された高性能版の「ヴァンテージ」(Vantage )仕様では圧縮比を8.16:1にアップし大径のキャブレターを装着し125hpを発揮した。この結果動力性能は飛躍的に進歩し、イギリスの自動車誌「ザ・モーター」(The Motor )のテストでは標準型でも最高速度187.3キロメートル毎時(以降km/h)、0-60マイル毎時(97km/h)加速11.2秒という、今日の路上でも通用するほどの動力性能を発揮した。 シャシーはDB1と同じくクロード・ヒル(Claude Hill )の設計で、比較的太い角断面鋼管組みで主構造を形成し、フランク・フィーリー(Frank Feeley )がデザインしたアルミニウム製ボディが被せられた。このボディはフェンダーが車体に完全に融合した戦後型の2ドア・クーペとなり、DB1の過渡的なデザインとは著しい対照を示している。後部には小さなトランクリッドがあったがこれはスペアタイヤのためのもので、手荷物は室内から出し入れされた。 モータースポーツでも活躍し、1950年のル・マン24時間レースでクラス優勝を遂げ、英国を代表する高性能スポーツカーブランドとしてのアストンマーチンのイメージはこのDB2によって確固たるものとなった。デビューがニューヨーク国際オートショーであったことに示されているように対米輸出もDB2から本格化した。 411台が作られ、最初の49台には独立したサイドグリルと、ボディサイドの四角い通気グリルが特徴となっていた。その後のモデルではサイドグリルは廃され、フロントグリルも一体的なデザインに改められた。また、生産台数のうち102台は1950年の後半になって追加された2ドア・ドロップヘッドクーペであった。
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