extract
「extract」とは、「抜き出す・抽出する・取り出す・引用する・採取する・抜粋する」などの意味で用いられる英語の単語である。日本語における「エキス」は、この「extract」に由来する語である。
「extract」は主に動詞(他動詞)として用いられるが、名詞の用法もある。名詞としては「抜粋・引用・抽出・抽出成分」などの意味で用いられる。
「extract」の名詞の用法は「抽出物」や「抜粋した字句」などを指す。「抽出(すること)」のような抽象的な概念は「extraction」の語が用いられる。
「extract」の発音・読み方
「extract」は、日本語としては一般的に「エクストラクト」と表記される。英語の実際の発音(/ˈekstrækt/)もほぼ「エクストラクト」である。ただし「イクストラクト」に近い発音をすることもある。「extract」の活用変化一覧
「extract」の活用変化一覧は、過去形が「extracted」、過去分詞形は「extracted」、現在分詞形は「extracting」、三人称単数形の場合は「extracts」である。「extract」の略語
「extract」は「ex」または「ext」と省略表記されることがある。この「extract の略」が日本語の「エキス」の直接の語源といえる。「ex」や「ext」は、そもそも接頭辞であり、さまざまな言葉の省略形であり得る。使用場面は「ex」が「extract」の略であると明確に判別できる場面に限られる。
ちなみに「ex-boyfriend(元カレ)」のような表現における「ex」は、ラテン語で「out of」を意味する「ex」に直に由来しており、「extract」とは直接の関係はない。
「extract」の語源・由来
「extract」の語源は、ラテン語で引き抜くという意味の「extraho」であるとされる。「extraho」が「extractus」に変化し、「extract」になったという。「extract」の覚え方
「extract」の「ex-」は「外へ(out of)」という意味があり、「tract」は「引く」という意味がある。- 「tract(引く)」+「-er/-or(~する者)」→ traktor(トラクター)
- 「at-(~の方に)」+「tract(引く)」 → attract(引きつける)
- 「dis-(反-/分離)」+「tract(引く)」→ distract(逸らす・散らす)
- 「ex-(外へ)」+「tract(引く)」→ extract(取り出す・抽出する)
「extract」の類義語・対義語
「extract」の類語は、引き抜く・汲み上げる・描くという意味の「draw」、抜く・取り出す・引き寄せるという意味がある「pull」、除去する・取り除くという意味を持つ「remove」、引き抜く・根絶するという意味の「uproot」、引っ張り出す・引き出すという意味がある「withdraw」だ。熟語では、抜き出すという意味がある「pull out」、取り出す・持ち帰るという意味の「take out」がある。「extract」の対義語は、入れる・差し込むという意味の「insert」、総合・包括という意味がある「synthesis」などが挙げられる。
「extract」を含む英熟語・英語表現
「extract」を含む英熟語・英語表現は、「extract only」がある。「extract only」とは
「extract only」とは、~のみを抽出する・~のみを採取する・一部抜粋するという意味がある。また、抽出のみ・採取のみという意味で使うこともある熟語だ。「extract」を含む用語の解説
「extract」を含む用語は、「extract関数」がある。「extract関数」とは
「extract関数」とは、エクセルなどの日付データから、年月日や時間などの一部を切り出す際に使う関数のことである。自動的に配列を変換してくれる便利な関数でもある。「extract」の使い方・例文
「extract」の使い方・例文は、「果物から水分を抽出する」という意味の「extract water from fruit」、「コンピューターからデータを抽出する」という意味がある「extract data from computer」、「テキストから抜き出す」という意味の「extract from text」、「主人の言葉を引用する」という意味がある「extract the master's words」などがある。その他には、「大きな果物を採取する」という意味の「extract large fruits」、「重要な部分を引用する」という意味がある「extract the important part」、「学校内の該当者を抽出する」という意味の「extract applicable persons in the school」、「コーヒーの抽出成分が味の決め手となる」という意味がある「extracted coffee extract is the decisive factor in taste」、「抽出すると判定された画像から処理を行う」という意味の「perform processing from the image determined to be extracted」なども挙げられる。
エキス
抽出する
EXTRACT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/09 14:50 UTC 版)
『EXTRACT』 | ||||
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I've の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | ファクトリーレコーズ | |||
プロデュース | I've | |||
I've アルバム 年表 | ||||
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EXTRACT(エクストラクト)は2010年9月24日に発売されたI'veのインディーズアルバム。
概要
I've Girls Compilationシリーズ第7弾。コンピレーションアルバムとしては前作「COLLECTIVE」以来5年ぶりのリリースとなり、アルバムオリジナルの1曲を含む全25曲が選曲されている。I've Girls Compilationシリーズにおいては「verge」以来のCD2枚組のリリースとなる。価格は3,990円。品番はICD-66021。前作と同様にソフトウェア取扱店での販売となる。
島みやえい子は川田まみとのユニット「Healing Leaf」のみの参加である。また2006年4月にI'veを脱退したMOMO(現在はモモイヒトミとしてソロ活動中)[1]の楽曲や、2009年にI'veに参入した桐島愛里の楽曲、そして新規書き下ろしして川田まみが歌うタイトルチューン「EXTRACT〜The truth in me〜」も収録。また、同盤のブックレットの中に収められたチラシによりI'veのベストアルバムの制作、発売が告知された。
収録曲
Disc-1
- La clef 〜迷宮の鍵〜/KOTOKO [5:21]
- 作詞:KOTOKO/作曲・編曲:井内舞子
- 決断のentrance/KOTOKO [6:09]
- 作詞:KOTOKO/作曲・編曲:C.G mix
- a piacere/KOTOKO [5:49]
- 作詞:KOTOKO/作曲・編曲:高瀬一矢
- platinum/川田まみ [4:21]
- 作詞:川田まみ/作曲・編曲:井内舞子
- oblivion/KOTOKO [5:22]
- 作詞:KOTOKO/作曲・編曲:C.G mix
- dilemma/川田まみ [4:15]
- melty snow/川田まみ [5:54]
- 作詞:川田まみ/作曲・編曲:井内舞子
- 絆 〜endless days〜/桐島愛里 [5:04]
- 作詞:KOTOKO/作曲・編曲:井内舞子
- jihad/KOTOKO [4:45]
- 作詞:KOTOKO/作曲:C.G mix/編曲:C.G mix、尾崎武士
- LAST IN BLUE/MELL [5:36]
- 作詞:MELL/作曲・編曲:中沢伴行
- Leaf ticket/KOTOKO [4:57]
- 作詞:KOTOKO/作曲・編曲:C.G mix
- bumpy-Jumpy!/KOTOKO [3:37]
- 作詞:KOTOKO/作曲・編曲:中沢伴行、尾崎武士
Disc-2
- Restoration 〜沈黙の空〜/KOTOKO [5:11]
- 作詞:KOTOKO/作曲・編曲:C.G mix
- Vacillate/川田まみ [5:30]
- 作詞:川田まみ/作曲:羽越実有/編曲:羽越美有、Rich
- 同じ空の下で/KOTOKO [5:35]
- 作詞:MOMO、高瀬一矢/作曲・編曲:高瀬一矢
- Slow Step/Healing Leaf [6:07]
- 作詞:KOTOKO/作曲・編曲:羽越実有
- 幻想の宝石/KOTOKO [4:35]
- 作詞:KOTOKO/作曲:C.G mix/編曲:C.G mix、星野威
- For our days/川田まみ [5:13]
- 作詞:川田まみ/作曲・編曲:高瀬一矢
- HALLUCINO/KOTOKO [5:39]
- 作詞:KOTOKO/作曲・編曲:中沢伴行
- Cherish/MOMO [4:41]
- 作詞:MOMO/作曲・編曲:井内舞子
- Undying Love/KOTOKO [5:27]
- 作詞:魁/作曲:F-ACE/編曲:高瀬一矢
- Bizarrerie Cage/MELL [4:12]
- 作詞:松島詩史/作曲・編曲:井内舞子
- 白い輪舞曲/詩月カオリ [4:13]
- 作詞:KOTOKO/作曲・編曲:井内舞子
- two HeaRt/桐島愛里 [5:01]
- 作詞:KOTOKO/作曲・編曲:井内舞子
- EXTRACT 〜The truth in me〜/川田まみ [6:19]
- 作詞:川田まみ/作曲・編曲:高瀬一矢
タイアップ
曲名 | タイアップ |
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La clef〜迷宮の鍵〜 | 漫画『異国迷路のクロワーゼ』イメージソング |
決断のentrance | PCゲーム『PRISM ARK LOVE^2 MAXIMUM!』挿入歌 |
a piacere | PC・PS2ゲーム『Chanter -キミの歌がとどいたら-』オープニングテーマ |
platinum | PCゲーム『メカミミ』主題歌 |
oblivion | PCゲーム『私立レイプ女学院』主題歌 |
dilemma | PCゲーム『りとるらびっつ -わがままツインテール-』主題歌 |
melty snow | PCゲーム『あねいも2 〜Second Stage〜』主題歌 |
絆〜endless days〜 | PCゲーム『もっと 姉、ちゃんとしようよっ!』エンディングテーマ |
jihad | PCゲーム『BALDR SKY Dive2』オープニングテーマ |
LAST IN BLUE | PCゲーム『DOOP ADVANCE』主題歌 |
Leaf ticket | PCゲーム『パルフェ 〜ショコラ second brew〜』オープニングテーマ |
bumpy-Jumpy! | PCゲーム『ナツユメナギサ』オープニングテーマ |
Restoration 〜沈黙の空〜 | PCゲーム『BALDR SKY Dive1』オープニングテーマ |
Vacillate | PCゲーム『ふたりの兄嫁』オープニングテーマ |
同じ空の下で | PCゲーム『家族計画』オープニングテーマ |
Slow Step | PCゲーム『Slow Step 〜初めての恋愛〜』エンディングテーマ |
幻想の宝石 | PCゲーム『プリズム☆ま〜じカル 〜PRISM Generations!〜』オープニングテーマ |
For our days | PCゲーム『そして明日の世界より――』オープニングテーマ |
HALLUCINO | PCゲーム『夢幻の迷宮3』主題歌 |
Cherish | PCゲーム『真・燐月』主題歌 |
Undying Love | PCゲーム『ALMA〜ずっとそばに…〜』主題歌 |
Bizarrerie Cage | PCゲーム『猟奇の檻 第2章』主題歌 |
白い輪舞曲 | PCゲーム『冬のロンド』エンディングテーマ |
two HeaRt | PCゲーム『FUTA・ANE』オープニングテーマ |
脚注
外部リンク
- I've Official Web Site「LOW TRANCE ASSEMBLY」
IVE_7th_EXTRACT (@IVE_7th_EXTRACT) - X(旧Twitter)- 2010年9月30日付閉鎖
エキス
(EXTRACT から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 02:25 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動エキスとは、動物や植物などの成分を水、エタノールあるいは水とエタノールの混合液に浸出させた液体を濃縮したもの。医薬品や、加工食品の材料などに使われる。日本が江戸時代の鎖国中でも交流があったオランダで「抽出物」を意味する「エキストラクト(オランダ語: extract)」の略から由来し、江戸時代後期に日本語でも使われるようになった。漢字では「越幾斯」とも書いた[1]。軟エキスと乾燥エキスがある。
製法
細かく裁断した原料に浸出剤を加え一定時間そのまま放置するか加熱して成分を浸出させる。浸出液を濾過し、揮発性の成分が失われないように85℃以下で(なるべく減圧下で)濃縮する。濃縮液を水飴状の濃度にしたものを軟エキス(軟稠エキスとも)、濃縮液を冷却乾燥させた後に均一に砕いて粉末状にしたものを乾燥エキスという。
エキスということばの通俗的な用法
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2013年6月) ( |
植物や動物から絞り出す成分そのものを指してエキスと言う場合もある。
なんらかの方法論、思想、哲学、イデオロギーなどの重要な部分の要約、あるいは神髄といったような意味で「○○のエキス」というように使われることもあり、この場合、エッセンスと混同されて用いられることが多い。
演劇、映画、小説、詩などで演出家や著者の主張や考え方などがよくあらわれているもの、内容が濃いものに対して「エキスのいっぱいつまった」などという用い方がされる。
関連項目
- ^ 【何でもランキング】このカタカナ語 何語由来?/第3位 エキス『日本経済新聞』土曜朝刊別刷り「NIKKEIプラス1」2021年6月26日(同日閲覧)
関連項目
固有名詞の分類
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