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Lolとは? わかりやすく解説

lol

別表記:エルオーエルロル

「lol」とは・「lol」の意味

「lol」とは、SNSやオンラインゲームゲームなどで積極的に使用されるインターネットスラングであり、文章上で笑っていることを表現するために用い言葉だ。日本でよく使用される、「(笑)」「www」「」に相当する日本でも、笑うことを示すためにlolが使用されることはある。しかし、「(笑)」「www」「」ほど一般的に浸透しているわけではない。lolは、「大声で笑う」という意味を持つ言葉だ。ただ、実際に声を出して笑ってない場合でも、笑えるという意図伝えるためにlolが使用されることは非常に多いまた、楽しい、面白いといった感情ない場合でも、その場凌ぐためにlolが使用されることもある。

lolは、笑えることがあったことを伝え文章の、最後に置く形が多い。また、相手言葉に対して言葉ではないリアクションをする際に、lolのみを使用するパターン少なくないリアクション使用するlolは、基本的に笑えるという意味だが、状況に応じて意味が大きく異な場合がある。親し相手から、些細な不幸があったと伝えられ場合驚嘆の意味でlolを使用することは珍しくないまた、相手がつまらない内容伝えてきた際に、単純に笑うのではなく苦笑の意味合いでlolを使用することも多い。

lolは、悲しいことがあった際にも使用される。自ら使用する場合文章最後に置くことで、自嘲的な意味合いとなる。相手から、悲しいことがあったと伝えられ時のリアクションでは、驚嘆や軽い同情などの意味合いとして使用される。ただ、あくまでもlolは、笑えるという意味が根底にある。そのため、誰かが亡くなった時のように、心の底から悲しい場面で使用しない

lolは、あくまでもインターネットスラングであるため、基本的にビジネスシーンでは用いない日本ビジネスシーンで「(笑)」「www」「」を使用するのと同じように、ビジネスマナーがなっていないという印象与えかねないからだ。ただ、気心知れたビジネスパートナー相手で、なおかつ社交辞令的な笑い表現では長たらしくなってしまう場合に、lolが使用されることはある。

lolは、ゲームでも使用されることが多い。特に、Apexヴァロラントのようなプレイヤー同士コミュニケーションが重要となるオンラインゲームでは、lolが使用される頻度が高い。チームメンバー冗談に笑う時や、面白バグ発生した時など、使用される場面は様々である。また、メンバー些細なミス笑って許す時に、lolが使用されることもある。

ただ、オンラインゲームにおけるlolは、必ずしも良い意味使用されるとは限らない相手不快にさせることを目的とした、いわゆる煽り行為使用されることもある。よくあるのは、対戦ゲーム終了間際で、勝者敗者に対してlolとコメントするパターンだ。本来「good game」などのコメントで、お互いねぎらい合うところ、lolコメント連続投稿された場合、ほぼ確実に煽り行為である。また、「お前は弱い」「雑魚」といったコメントに、lolが添えられることも多い。

さらに、相手イライラさせて、雑なプレイをさせるために、攻撃当たったり、キャラクター倒したりするタイミングで、lolというメッセージを送るパターンもある。もちろん、対戦ゲーム敵同士だったとしても、良い意味でlolが使用されることはある。よって、状況に応じて煽り行為そうでないのかを見極めることが重要だ


また、lolは、ゲームタイトルである「リーグ・オブ・レジェンドleague of legends)」を指す場合もある。10人のプレイヤーが5人ずつのチーム分かれて対戦をするゲームだ。「league of legends」を略して、「lol」となる。多く場合アルファベット大文字使用して、「LoL」あるいは「LOL」と表記される。そのため、笑えることを意味するlolと区別することは容易である。

「lol」の読み方

「lol」は、「エルオーエル」と、アルファベット読みするのが一般的だまた、単語としてロル」と読む場合もある。さらに、「嘲笑」を意味する単語「lawl」の読み使って、「ラウル」と読まれることも少なくない。lolはあくまでもインターネットスラングであるので、正し読み方存在せずどのような読み方使用して間違いではない。

「lol」の語源・由来

「lol」は、「大声で笑う」という意味の「laugh out loud」または「laughing out loud」が語源である。単語頭文字取って、「lol」となっている。また、数多く笑い声」を意味するlots of laughs」が語源とされる場合もある。lolという表記自体は、古い時代から使用されていた。ただ、そのlolは、「小柄な老女」を指す「little old lady」や、「幸運を祈る」という意味の「lots of luck」など、古い表現略したであった。笑うことを意味するlolは、1980年ネットニュース使用されたというのが、最古の記録である。そして、ネットニュースから世間浸透しインターネットスラングとして定着した可能性が高い。

「lol」の熟語・言い回し

lolサプライズとは


lolサプライズとは、アメリカ会社であるMGAエンターテインメントが、2016年から製造販売している玩具シリーズである。日本では株式会社タカラトミー販売代理担っている。lolサプライズのlolは、「ちょい悪ベイビー」を意味するlittle outrageous little」を略したものだ。大きな目特徴的な人形と、その人形に装着する衣装アイテムメインとなっている。

パッケージはブラインドタイプであり、どの人形アイテム入っているのかは、開封してみないとわからないいわゆるサプライズトイに分類される玩具である。また、人形に濡らすと、色が変わったり、涙を流したりするなど、ランダムギミック備わっている。サプライズトイであることと、ギミックサプライズ要素になっていることで、名前にサプライズ使用されている。

そのようなサプライズ要素相まって、lolサプライズ2017年アメリカでもっとも売れた玩具となった。そして、2018年時点で、世界で5億体売れたという記録打ち立てた。さらに、TVアニメ化映画化もされるなど、メディア巻き込んで展開しているシリーズとなっている。

lol用語とは


「lol用語」とは、ゲームタイトルであるリーグ・オブ・レジェンド内で使用される用語のことである。基本的には、ゲーム内専門用語短縮したものを指す。ゲーム内で「通常攻撃」と表示されるものは、lol用語では「AA」となり、「魔法防御」は「MR」となる。そのようにゲーム内のキャラクター動作アイテムステータスに関する用語には、ひと通りlol用語が割り振られている。また、ゲーム放棄」を意味するafk」や、「降参」という意味の「ff」など、プレイヤー行動に関するlol用語もある。そういったlol用語は、日本人相手にのみ通じるものと、外国人相手でも使用できるものに分かれる

「lol」の使い方・例文

「lol」は、文章最後に置くのが基本の形である。面白くて笑えるという意味合いであれば、「It seems that he went to school in his pajamas yesterday. lol(彼は昨日寝巻のままで学校行ったらしい笑)」「I ran into a friend in real life on the internet. lol(インターネット現実友達に出くわしたwww)」といった形で使用する。悲しい意味の場合は、「My bread in my hand was stolen by a kite. lol(手に持っていたパントンビ取られた笑)」のような例文となる。また、lolは、「大笑いする」という意味の動詞として使用することも可能だ例文にすると、「he loled when he looked my face(彼は私の顔を見て大笑いした)」といった形だ。

リアクションとして使用する場合のlolは、文章形にすることは少ない。「Look! The dog in this photo has eyebrows(見て!この写真眉毛がある)」「I put salt in my coffee instead of sugarコーヒー砂糖ではなく塩を入れてしまった)」のような表現に対して、ただ「lol(笑)」「lol(苦笑)」と返すのが基本である。

日本語表現の中でlolを用いるのであれば、「今日可愛双子赤ちゃん見たlol」「お気に入り靴下に穴が開いたlol」のように、「笑」や「www」と同様に使用する

日本語インターネットスラングでは、笑っているという意味を強めるために、「笑笑笑」「wwwwww」「草草」という風に、同じ文字連続して使用することがある。lolも同様に連続使用することが可能だ。lolの場合は、「lolololol」という風に、「l」と「o」を繰り返し並べパターンと、「loooool」のように、「o」だけを増やすパターンがある。それらを用いて例文作ると、「My dog ​​sleeps funny! lolololol(私の寝相面白笑笑笑)」「I was wearing my T-shirt inside out all day today. loooool(今日1日中、Tシャツ表裏逆で着てwwwwww)」となる。

LoL

読み方:ロル

「LoL」とは、世界大会開催されていることで有名なオンライン対戦アクションゲームLeague of legendsリーグ・オブ・レジェンド)」の略称である。MOBA呼ばれるジャンル代表するタイトルであり、世界で最もプレイヤー人口の多いPCゲームのひとつとされる

ちなみにMOBA」は「Multi-player Online Battle Arenaマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)」の略であり、複数名のプレイヤーキャラクターチーム編成して敵チーム対戦するタイプゲームである。

League of legends」というタイトルの意味は「レジェンド伝説的英雄)たちの同盟(またはリーグ戦)」といったところであろう。なお、「LoL」の日本語化タイトルは「リーグ・オブ・レジェンド」であるが、中国語版タイトルは「英雄联盟(英雄連盟)」である。


「LOL」は、「大爆笑」を意味する英語圏インターネットスラングでもある。これは「laughing out loud声出しワロタ)」の略である。すべて大文字で「LOL」またはすべて小文字で「lol」と表記されることが多い。「LOL」がどちらの意味使われているかは、ひとえに文脈よる。YouTubeコメント一言「lol」とだけ書かれているような場合十中八九大笑い」(「笑」「」「wwww」)の意味である。

エル‐オー‐エル【LOL】

読み方:えるおーえる

laughing out loud英語圏インターネット俗に使われる記号の一。「大笑い」を表す。→ダブリュー10


lol

フルスペル:laugh out loud, laughing out loud, laugh out loudly, lot of laugh

lolとは、英語圏でよく利用されているインターネットスラングで、「大笑い」を意味する表現である。

lolをさらに強調した表現として「lololol」と連続させたり、「笑い転げた」を意味するROFL」(rolling on the floor laughing)のような表現用いることもある。文脈によっては「笑い」とは異なる意味の場合もある。

lolに相当する日本語インターネットスラングとして、「(笑)」や「w」などを挙げることができる。


参照リンク
Wiktionary:lol - (英語)
情報と社会のほかの用語一覧
インターネットスラング:  枯れた  けまらしい  クール  lol  マウスイヤー  メッセ  ナード

LOL

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/31 10:36 UTC 版)

LOL または lol は、laugh(ing) out loud(大きな笑い声)[1][2][3]またはlots of laughs(多くの笑い声)[4][5][6]頭字語であり、(特に英語圏で)よく使われるインターネットスラングの一つである。日本語における「(笑)」に相当する。元々はネットニュースで使われていた物であるが、後に他の形式のコンピュータを介したコミュニケーション(CMC)や対面英語版のコミュニケーションでも用いられるようになった。

これは身体的な反応、特に笑い声を文章で表現するための数多くの頭字語の一つである。そのような頭字語には、LMAO[7]("laugh(ing) my ass off"の略)やROFL[8][9][10](または古い形のROTFL[11][12]。"roll(ing) on the floor laughing"の略)のような、より笑い声を強調した表現もある。かつては、手紙において "lots of luck" や "lots of love" の略語として"lol"が使われたこともあるが、今ではほとんど使われていない[13]

頭字語のリストは「月ごとに成長」し[9]、それらは、ネットニュース、IRC、およびその他の形式の(文字ベースの)コンピュータを介したコミュニケーションのユーザの間で非公式に流される俗語辞書に、顔文字などと共に収集される[14]。これらの頭字語には議論の余地があり、何人かの著者[15][16][17][18]は、一般に、あるいはビジネスコミュニケーションのような特定の状況において、使用しないことを推奨している。

LOLは、2011年3月に『オックスフォード英語辞典』で初めて文書化された[19]

批評

Laccetti(スティーブンス工科大学人文学部教授)とMolskiは、The Lost Art of Writing(書く技術の喪失)と題したエッセーで、この言葉を批判し、このようなスラングを使う学生の雇用機会の減少を予測して、「残念ながら、彼らの上司は、適切な句読点や文法に欠けている報告書を読んだり、数多くのスペルミスや、さまざまな構成の単語や、ばかげた頭字語を読んだときに、'lol'になることはない」と述べた[15][16]。FondillerとNeroneは、スタイルマニュアルの中で、電子メールや出版物を書くかどうかにかかわらず、「プロフェッショナルやビジネスのコミュニケーションは、不注意や構成が不適切であっては決してならない」と主張し、顔文字や略語の使用に対して、「電子メールの俗語であり、ビジネスコミュニケーションにはふさわしくない」と警告している[17]

YunkerとBarryは、オンライン講座とポッドキャスティングを通してどのように改善できるかについての研究で、これらのスラングや顔文字について、学生が「しばしば誤解している」こと、その意味が前もって説明されていない限り「解読するのは難しい」ということを発見した。彼らは"ROFL"の例を挙げているが、これは明らかに"rolling on the floor laughing"という言葉の略語ではない[18]。Haigは、LOLとBFN("bye for now")、IMHO("in my honest/humble opinion")を、インターネットスラングの最も人気のある頭字語として選んでいる。彼はインターネットスラングの様々なイニシャルを便利だと説明しているが、「あまり知られていない頭字語が出現するにつれ、混乱する可能性もある」と警告している[1]。Bidgoliも同様に、これらの頭字語が「送信者のキーストロークを保持するが、(中略)受信者にとってはメッセージの理解をより困難にするかもしれない」「スラングは異なる意味を持ち、特に国際的な環境で誤解を招くことがある」と述べており、「他の人がその意味を知っているとあなたが確信しているときにのみ」使用することを勧めている[20]

Shortisは、ROFLは「文章にト書きのような注釈を付ける」手段であることを確認している[10]。Hershockは、演技発話の文脈でこれらの用語を論じる際に、誰かに声を出して笑っていることを「伝える」ことと、実際に大声で笑っていることの違いを指摘する。「後者の応答は簡単な操作である。前者は行動の自己反射的な表現である。私は実際には笑っていないかもしれないが、ユーモアでのあなたの試みに対する感謝の意を伝えるために、'LOL'という言葉づかいを使用するかもしれない[9]。」

デビッド・クリスタル英語版は、スマイリーフェイスの使用が必ずしも本物ではないように、LOLの使用は必ずしも本物であるとは言えないとし、「'LOL'と送信するときに、何人の人々が実際に「大声で笑っている」('laughing out loud')のか?」と修辞的な疑問を投げかけている[21]。Franziniは、LOLを書くときに実際に笑い声を出している人の割合を決定した研究はまだないと述べている[2]

ビクトリア・クラーク英語版は、telnetの話し手の分析で、人々がLOLを書くときには大文字であることが重要であり、「'LOL'と入力するユーザーは、'lol'と入力するユーザーよりも大きく笑っているかもしれない」と述べ、「これらの笑い声の標準的な表現は、過度の使用によって力を失っている」と述べている[22]。Eganは、LOL、ROFL、およびその他の頭字語は、過度に使用されていない限り役立つものとして説明している。彼は、ビジネスコミュニケーションでの使用に対しては推奨していない。なぜなら、受信者がその意味を認識していない可能性があり、一般的には、それらの絵文字もそのような対応には(彼の視点で)適切ではないからである[3]。June Hines Mooreもその意見を共有している[23]。Lindsell-Robertsでも同様であり、ビジネスコミュニケーションでそれらを使用しないか、「さもなくば、LOLしていられなる(or you won't be LOL)」とアドバイスをしている[24]

受容

2011年3月24日、LOLは他の頭字語とともに『オックスフォード英語辞典』の改訂版で正式に採用された[19][25]。彼らの研究では、"LOL"が頭字語として最初に使用されたのは、1960年代の"little old lady"の意味としてだったことが判明した[26]。また、「笑い声を出す」という現代的な意味でのLOLの使用に関する最古の記録は、ネットニュースのアーカイブにあった、1980年にWayne Pearsonが入力したメッセージであることも発見した[27]

ガブリエラ・コールマン英語版は、アノニマスに関する人類学的研究において、"lulz"が広く使われているとしている[28][29]

ナオミ・バロン英語版による2003年の大学生に対する調査では、コンピュータを介したコミュニケーション、特にインスタントメッセージにおけるこれらの頭字語の使用が、実際に期待したよりも「低かった」ことが分かった。学生は「略語、頭字語、絵文字をほとんど使用していない」。2,185回の送信のうち、使われた頭字語は合計で90語だった[30]。そのうち76語は'LOL'だった[31]

LOL、ROFL、およびその他の頭字語は、コンピュータを介したコミュニケーションから対面のコミュニケーションに移行した。デヴィッド・クリスタルは、LOL、 ROFL 、その他の話し言葉の導入は15世紀のヨハネス・グーテンベルク活字の発明の革命に匹敵するとし、これは過去5年で若者によって発明された「まったく新しい多様な言語」であり、「言語の範囲、表現力および言語の豊かさを拡張する」と述べている[32][30]。しかし、Geoffrey K. Pullumは、たとえLOLやROFLのような表現が英語で一般的になったとしても、それの「言語に対する全面的な効果」は「まったく自明」であると主張している[33]

語彙形式

"lol"の過去形は"lolled"である。分詞は"lolling"である。

バリエーション

他の言語での同様の表現

これらの変種のほとんどは、通常小文字で書かれる。

  • mdr: エスペラント版。"multe da ridoj"(英語に直訳すると"lot of laughs")の頭文字から。
  • mdr: フランス語版。"mort de rire"(英語に直訳すると"died of laughter")の頭文字から。ただし、多くのフランス人は"LOL"も使用している[34][35]
  • חחח/ההה: ヘブライ語版。ח という文字は'kh'と、 ה は 'h' と発音する。これらを繋げると(通常は3つ以上連続)、笑い声の"khakhakha"や"hahaha"となる(ヘブライ語の母音は一般には書かれない)。
  • 555: タイ語版。タイ語の"5"は"ha"と発音し、3つ繋げると"hahaha"になる。
  • asg: スウェーデン語版。「激しい笑い」を意味するasgarvの略語。
  • g: デンマーク語版。「笑い」(laughing)を意味するgrinerの頭文字[36]
  • rs: ブラジル語版。動詞の「笑う」(laugh)の意味のrisosの頭文字"rs"が文字ベースのコミュニケーションで使用される。"rsrsrsrsrs"のように繰り返した場合は長い笑いや激しい笑いを意味する。また、笑い声をそのまま表現した"kkk"(通常は長く繰り返す)も良く使われる[37]
  • (笑): 日本語版。「かっこわらい」または「わら」と読む。省略形として w が使用され、w を複数続けて書くのが一般的である[38]。(wwwと3回続けて書くと草とも読む)
  • mkm: アフガニスタン版。ダリー語の"ma khanda mikonom"(「私は笑っている」(I am laughing.)の意)の頭文字。
  • 哈哈哈/呵呵呵: 中国語版。大笑[tɑ̂.ɕiɑ̂ʊ])も使用されるが、インターネットにおいてもっと広く使われているのは、笑い声を表現した"哈哈哈"(ha ha ha、[xɑ́.xɑ́.xɑ́])や"呵呵呵"(hē hē hē、[xɤ́.xɤ́.xɤ́])である。
  • ههههه: アラビア語版。アラビア文字で「ハ」または「ヘ」と読む"هـ"を繰り返した物。"هـ" はラテンアルファベットの"H"と等価である。文字数は不定。
  • ㅋㅋ ("kk")/ㅎㅎ ("hh"): 韓国語版。は"k"の音を、は"h"の音を表す字母であり、どちらもそれらを複数繋げて笑い声を表す。母音も合わせて書いた場合は하하 "haha" 호호, "hoho"のようになる[39]
  • ha3: マレーシアにおけるLOLの変種。haを3回繰り返してhahahaと読むという意味。
  • jajajá: スペイン語版。スペイン語で"j"は /x/ と発音する[40]
  • jejeje: フィリピンで"hehehe"を表すのに用いられる。フィリピンの諸言語で"j"は /h/ と発音する(これはスペイン語の /x/ から派生したものである)。その起源はSMS言語英語版に遡ることができる。ジェジェモン英語版として知られているフィリピンの若者のサブカルチャーで広く使用されている[41][42]
  • kkkkkk: アフリカの角で話されているソマリ語アムハラ語やその他のアフロ・アジア語族において、"k"の繰り返しがLOLの意味で使用される。
  • wkwkwk: インドネシア語版。

インターネット電子メールが使用される以前より、モールス符号で笑い声を表現するときは"HIHI"と打鍵した。モールス符号では「.... .. .... ..」(短点が4つ・2つ・4つ・2つ)となり、この音がくすくす笑いを表現するものと考えられていた[43][44]

関連項目

脚注

  1. ^ a b Matt Haig (2001). E-Mail Essentials: How to Make the Most of E-Communications. Kogan Page. pp. 89. ISBN 0-7494-3576-3 
  2. ^ a b Louis R. Franzini (2002). Kids Who Laugh: How to Develop Your Child's Sense of Humor. Square One Publishers, Inc.. pp. 145–146. ISBN 0-7570-0008-8 
  3. ^ a b Michael Egan (2004). Email Etiquette. Cool Publications Ltd. pp. 32, 57–58. ISBN 1-84481-118-2 
  4. ^ Ann Hewings, Martin Hewings, Grammar and Context, An advanced Resource Book, Routledge Applied Linguistics, 2005, ISBN 0-415-31080-6
  5. ^ Jimmi Harrigan, Robert Rosenthal, Methods in Nonverbal Behavior Research, Oxford University Press, 2005, ISBN 978-0-19-852962-0
  6. ^ John P. Sloan, Instant English 2, Gribaudo, 2011 ISBN 978-88-580-0448-7
  7. ^ LMAO – entry at Netlingo.com
  8. ^ Ryan Goudelocke (August 2004). Credibility and Authority on Internet Message Boards (PDF) (M.M.C. thesis). Louisiana State University and Agricultural and Mechanical College. p. 22.
  9. ^ a b c Hershock, Peter (2003). Technology and cultural values : on the edge of the third millennium. Honolulu: University of Hawaii Press East-West Philosophers Conference. pp. 561. ISBN 9780824826475 
  10. ^ a b Tim Shortis (2001). The Language of ICT. Routledge. pp. 42. ISBN 978-0-415-22275-4 
  11. ^ Eric S. Raymond and Guy L. Steele (1996). The New Hacker's Dictionary. MIT Press. pp. 435. ISBN 0-262-68092-0 
  12. ^ Robin Williams and Steve Cummings (1993). Jargon: An Informal Dictionary of Computer Terms. University of Michigan. pp. 475. ISBN 978-0-938151-84-5 
  13. ^ American Heritage Abbreviations Dictionary 3rd Edition. Houghton Mifflin. (2005) 
  14. ^ Steven G. Jones (1998). Cybersociety 2.0: Revisiting Computer-Mediated Community and Technology. Sage Publications Inc. pp. 52. ISBN 0-7619-1462-5 
  15. ^ a b Silvio Laccetti and Scott Molski (2003年9月6日). “Cost of poor writing no laughing matter”. Atlanta Journal-Constitution. http://www.ajc.com/opinion/content/opinion/0603/08special_writing.html 
  16. ^ a b "Article co-authored by Stevens professor and student garners nationwide attention from business, academia" (Press release). Stevens Institute of Technology. 22 October 2003.
  17. ^ a b Shirley H. Fondiller and Barbara J. Nerone (2007). Health Professionals Style Manual. Springer Publishing Company. pp. 98. ISBN 0-8261-0207-7 
  18. ^ a b Frank Yunker and Stephen Barry. "Threaded Podcasting: The Evolution of On-Line Learning". In Dan Remenyi (ed.). Proceedings of the International Conference on e-Learning, Université du Québec à Montréal, 22–23 June 2006. Academic Conferences Limited. p. 516. ISBN 1905305222
  19. ^ a b Anna Stewart (2011年3月25日). “OMG! Oxford English Dictionary adds new words”. CNN. 2011年3月28日閲覧。
  20. ^ Hossein Bidgoli (2004). The Internet Encyclopedia. John Wiley and Sons. pp. 277. ISBN 0-471-22201-1 
  21. ^ David Crystal (September 20, 2001). Language and the Internet. Cambridge University Press. pp. 34. ISBN 0-521-80212-1 
  22. ^ Victoria Clarke (2002年1月30日). “Internet English: an analysis of the variety of language used on Telnet talkers” (PDF). 2009年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  23. ^ June Hines Moore (2007). Manners Made Easy for Teens. B&H Publishing Group. pp. 54. ISBN 978-0-8054-4459-9 
  24. ^ Sheryl Lindsell-Roberts (2004). Strategic Business Letters and E-Mail. Houghton Mifflin. pp. 289. ISBN 0-618-44833-0 
  25. ^ Marsia Mason (2011年4月4日). “OMG, K.I.D.S., IMHO, Needs to Go”. Moorestown Patch. 2011年4月9日閲覧。
  26. ^ Graeme Diamond (2011年3月24日). “New initialisms in the OED”. Oxford English Dictionary. 2011年3月28日閲覧。
  27. ^ James Morgan (2011年4月8日). “Why did LOL infiltrate the language?”. BBC News. 2011年4月9日閲覧。
  28. ^ Norton, Quinn. “Why Do Anonymous Geeks Hate Scientologists?”. Gizmodo. 2012年2月17日閲覧。
  29. ^ Coleman, Gabriella. “Our Weirdness Is Free: The logic of Anonymous — online army, agent of chaos, and seeker of justice”. Triple Canopy. 2012年2月17日閲覧。
  30. ^ a b Kristen Philipkoski (2005年2月22日). “The Web Not the Death of Language”. Wired News. https://www.wired.com/news/culture/0,1284,66671,00.html 
  31. ^ Naomi Baron (2005年2月18日). “Instant Messaging by American College Students: A Case Study in Computer-Mediated Communication”. American Association for the Advancement of Science. 2009年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  32. ^ Neda Ulaby (2006年2月18日). “OMG: IM Slang Is Invading Everyday English”. Digital Culture. National Public Radio. 2018年2月4日閲覧。
  33. ^ Geoffrey K. Pullum (2005年1月23日). “English in Deep Trouble?”. Language Log. 2007年5月3日閲覧。
  34. ^ MDR”. The Free Dictionary. 2011年4月9日閲覧。
  35. ^ French-English translation for "mdr (mort de rire)"”. babLa. 2011年4月9日閲覧。
  36. ^ Elkan, Mikael (2002年). “Chat, chatsprog og smileys”. http://www.elkan.dk/sprog/chat_smileys.asp 2009年8月22日閲覧。 
  37. ^ Learning to laugh and smile online…”. Brazilian Portuguese from Semantica. 2011年4月9日閲覧。
  38. ^ LOL=wwwwww”. Tokyo-Insider. 2011年4月9日閲覧。
  39. ^ Slang 속어”. We Study Korean. 2011年4月9日閲覧。
  40. ^ ¡ja, ja, ja!”. SpanishDict. 2011年4月9日閲覧。
  41. ^ Marcoleta, Harvey (2010年4月24日). “Jejemons: The new ‘jologs’”. Philippine Daily Inquirer. 2010年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年4月30日閲覧。
  42. ^ Nacino, Joseph (2010年4月26日). “Jejemon in the Philippines”. CNET Asia. 2010年4月30日閲覧。
  43. ^ Dinkins, Rodney R. (2010年). “AMATEUR RADIO GLOSSARY: JARGON, ABBREVIATIONS AND TERMINOLOGY”. 2010年9月21日閲覧。
  44. ^ Dinkins, Rodney R. (2007年). “Origin Of HI HI”. ORIGIN OF HAM SPEAK – FACT, LEGENDS AND MYTHS. 2010年9月21日閲覧。

参考文献


LOL!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/07 21:53 UTC 版)

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LOL!
黒木メイサシングル
B面 Be Like That
リリース
規格 CD、デジタル・ダウンロード
録音 2010年7月28日[1]
ジャンル ダンス
時間
レーベル gr8!records
作詞・作曲 カミカオル、JUNE
チャート最高順位
  • 週間12位(オリコン)
黒木メイサ シングル 年表
5-FIVE-
(2010年)
LOL!
(2010年)
One More Drama
(2011年)
テンプレートを表示

LOL!」(エル・オー・エル)は日本ポップ歌手黒木メイサの楽曲である。彼女の3枚目のシングルとして、2010年10月6日gr8!recordsより発売された。カミカオルにより作詞され、JUNEによって作曲された本作は、音楽的にはダンスミュージックとされる。また、黒木がラップに初挑戦している[2]

背景

2010年8月28日、ソニーミュージックの黒木の公式サイトでシングルの発売情報が公開された。同年9月7日に曲がネスレ日本キットカット」のコマーシャルソングに決定したことが発表された。

ウェブサイト『レコチョク』とのインタビューによると、曲は10以上の候補の中から選ばれた。テーマは「笑い飛ばせ」で、ラップでは黒木が言いたいことが詰め込まれている[3]。録音は映画ソルト』の宣伝で来日したアンジェリーナ・ジョリーと対談した後に行われた[1]

批評

『hotexpress』の武川春奈は、これまで様々なアプローチでリスナーを驚かせてきた彼女だが、本作はその中でも群を抜いていると批評。初挑戦となったラップでは、挑発的で妖艶な微笑みを見せ、激しいダンスビートに合わせてクール&ビューティーさを全開にしているとコメントした[4]。『WHAT's IN?』の柳沢幹夫は「ザラザラとブーミーなエレクトロ•ビート、速射される挑発的リリック、ラップとメロディのコントラストにもハッとさせられる攻めの一曲」と批評し、「否応なしにフロアをハンズ・アップさせる、午前零時のクラビング讃歌」とコメントした[5]

チャート成績

2010年10月5日付けの日本レコード協会による着うたフルのダウンロード数を集計したRIAJ有料音楽配信チャートで初登場9位、翌週12日に6位、19日に最高4位を記録[6]。11月23日の94位を最後に100位圏外となったが、2011年2月1日付けに33位で再びチャート入りした。2010年10月18日付けのビルボードJapan Hot 100で初登場及び最高62位。同年11月22日付けのオリコン週間ランキングで初登場及び最高12位[7][8]

ミュージックビデオ

ビデオは久保茂昭が監督を務めた[9]2010年9月11日から12日までの24時間限定でソニーミュージック公式ホームページのトップにビデオがフルサイズで掲載れた。

プロモーション

「LOL!」は黒木が出演するネスレ日本キットカット」のコマーシャルソングとして起用された[10]。2010年10月6日に恵比寿ガーデンホールで開催された黒木初のワンマンライブ「1st sololive“ATTITUDE2010”」で披露された[11]2011年1月8日放送音楽番組ミュージックステーション』に出演し、披露[12]

収録曲

CDシングル
#タイトル作詞作曲時間
1.「LOL!」カミカオルJUNE
2.「Be Like That」MOMO"mocha"NU-Key zone
3.「LOL!」(instrumental)カミJUNE
4.「Be Like That」(instrumental)MOMO"mocha"NU-Key zone
合計時間:
初会盤DVD
#タイトル作詞作曲・編曲監督
1.「LOL!」(Music Video)  久保茂昭
2.「SPECIAL MAKING OF "LOL"」   

チャート

チャート(2010年) 最高
順位
オリコン週間[8] 12
Billboard Japan Hot 100 62
Billboard JAPAN Hot Top Airplay 81
Billboard JAPAN Hot Singles Sales 16
Billboard JAPAN Adult Contemporary Airplay 49
RIAJ有料音楽配信チャート 9

発売日一覧

地域 リリース日 規格
日本 2010年9月25日 (2010-09-25) 着信音
2010年10月3日 (2010-10-03) 携帯電話端末向けフル配信
2010年10月9日 (2010-10-09) CD

出典

[ヘルプ]
  1. ^ a b 黒木メイサ (2010年10月6日). 黒木メイサ『クールビューティに解放感をプラスした意欲作!』. インタビュアー:高橋栄理子. オリコン.. 東京都. http://www.oricon.co.jp/music/interview/2010/kurokimeisa1006/index.html 2011年2月14日閲覧。 
  2. ^ “黒木メイサ、3rdシングル発売&期間限定Twitter開始” (日本語). ナタリー. 東京都: 株式会社ナターシャ. (2010年9月8日). http://natalie.mu/music/news/37349 2011年2月14日閲覧。 
  3. ^ 黒木メイサ (2010年). インタビュー. インタビュアー:西村綾乃. レコチョク.. 東京都. http://recochoku.jp/pickup/101008a/index.html 2011年2月14日閲覧。 
  4. ^ 武川春奈 (2010年). “LOL!” (日本語). レビュー. hotexpress. 2011年2月14日閲覧。
  5. ^ 柳沢幹夫 (2010年10月). “LOL!” (日本語). WHAT's IN?. ソニー・マガジンズ. 2011年2月14日閲覧。
  6. ^ レコ協、10月19日付「着うたフル」レコ協チャートを公表” (日本語). NEWS. Musicman (2010年). 2011年2月14日閲覧。
  7. ^ LOL!” (日本語). 詳細情報. you大樹 (2010年). 2011年2月14日閲覧。
  8. ^ a b 2010年10月第3週の邦楽シングルランキング情報” (日本語). オリコン (2010年). 2011年2月14日閲覧。
  9. ^ LOL!” (日本語). 楽曲関連情報. スペースシャワーTV (2010年). 2011年2月14日閲覧。
  10. ^ “黒木メイサ「LOL!」特集” (日本語). goo音楽. 東京都. (2010年10月). http://music.goo.ne.jp/special/kurokimeisa_101013/index.html 2011年2月14日閲覧。 
  11. ^ “黒木メイサに魅了、観客総立ちの初ワンマンライブ” (日本語). BARKS. 東京都: アイティメディア株式会社. (2010年10月10日). http://www.barks.jp/news/?id=1000064768 2011年2月14日閲覧。 
  12. ^ “今週「Mステ」にアヴリル、少女時代、東方神起、flumpoolら” (日本語). ナタリー. 東京都: 株式会社ナターシャ. (2011年1月24日). http://natalie.mu/music/news/43881 2011年2月14日閲覧。 

LOL

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:34 UTC 版)

Bon Voyage (倖田來未のアルバム)」の記事における「LOL」の解説

タイトルは「LOL」(=Laughing Out Loud)の略語で、海外通訳すると「“(笑)”」を意味するという。

※この「LOL」の解説は、「Bon Voyage (倖田來未のアルバム)」の解説の一部です。
「LOL」を含む「Bon Voyage (倖田來未のアルバム)」の記事については、「Bon Voyage (倖田來未のアルバム)」の概要を参照ください。

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