participation
「participation」とは、参加・関与のことを意味する英語表現である。
「participation」とは・「participation」の意味
「participation」は、名詞として用いられ、「参加」「関与」「加入」といった意味をもつ。不可算名詞として用いられることが多い。動詞「participate」の名詞形である。
「participation」の複数形
「participation」の複数形は、「participations」である。「participation」の発音・読み方
「participation」の発音記号は、「pɑːtìsəpéɪʃən」である。カタカナで表記すると、「パーティシペイション」となる。実際に発音する際は、「パァーティィサァペェィシャン」「パァーティィサァペェィシャンヌ」のようになる。「p」は、唇を閉じて息を止めた状態から勢いよく唇を破裂させて「プッ」と発音する。「ɑː」は、口を大きく開け、「アー」と長く伸ばして言う。「r」は、舌先を内側に巻き上げ、口内に触れないようにして「ル」のようなラ行の音を出す。「t」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけて息を止めた状態を作った後、勢いよく息を破裂させるようにして「トゥ」と発音する。「i」は、日本語の「エ」と「イ」を同時に言うイメージで「イ」と言う。「s」は、舌先を、前歯の裏の歯茎に近づけ、隙間から息を出して「ス」と発音する。「ə」は、口を少し開け、弱くあいまいに「ア」と言う。ここで再び「p」を発音する。「ei」は二重母音であるため、「e」から「i」へスムーズに変化させ、1つの音のように発音する。「e」の音は日本語の「エ」より少し舌を緊張させて強くはっきりと、「i」の音は弱くぼかすとよい。このとき、「e」にアクセントが付くことに注意する。「ʃ」は、唇を丸く突き出し、舌先を上の歯茎に近づけて息だけで「シュ」と音を出す。ここで再び「ə」を発音する。「n」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけて息が口から出るのを止め、鼻に抜けるように「ン」と発音する。単語の最後にくる「n」であるため、「ヌ」に近い音となる。
「participation」の活用変化一覧
「participation」は名詞であるため、活用変化はみられない。「participation」の語源・由来
原義は「全体の一部を取ること」である。印欧語系で「取る」という意味をもつ「kehp-」がラテン語で「取る」という意味をもつ「capio」となり、それに「一部分」という意味の「pars」が合わさったことで、ラテン語で「参加する」という意味をもつ「participo」となった。これに「こと」を意味する「-tio」が付属し、ラテン語で「参加」という意味をもつ「participatio」となった。これが最終的に英語の「participation」へと変化した。英語で「予測する」という意味をもつ「anticipate」と同じ語源をもつ。
「participation」を含む英熟語・英語表現
「public participation」とは
「public participation」は、「公衆参加」「市民参加」「地元参加」「住民参加」「地域参加」といった意味をもつ。用例には、「He is going to call for more public participation.(彼は市民に多くの参加を呼び掛ける予定である)」「I'm going to invite public participation in this tournament.(この大会への参加は広く一般から募集するつもりである)」などがある。
「active participation」とは
「active participation」は、「積極的な参加」という意味をもつ。用例には、「Active participation is required.(積極的な参加が必要である)」「It's important to promote active participation in politics.(政治への積極的な参加を促進することは重要である)」などがある。
「selective participation」とは
「selective participation」は、「選択的関与」という意味をもつ。「participation」の使い方・例文
「participation」を用いた例文には、「I will withdraw my participation in the party.(私はそのパーティーへの参加を取り消す)」「I'm currently considering participation in that conference.(私は今、その会議への参加を検討しているところだ)」「We appreciate your participation in this discussion.(私たちはあなたのこの議論への参加に感謝する)」「Your participation is critical to the success of this project.(このプロジェクトを成功させるにはあなたの参加が欠かせない)」「The company made an equity participation in the venture.(会社はその事業に資本参加した)」「He retired from the participation of the investment.(彼はその投資への参加を辞退した)」「I applied for participation on the Internet yesterday.(私は昨日、インターネット上で参加申し込みを行った)」「She wants to research the percentage of voter participation in an election.(彼女は選挙で有権者の投票参加の割合を調べたいと考えている)」などがある。
「active participation」は、「積極的な参加」という意味をもつ。用例には、「Active participation is required.(積極的な参加が必要である)」「It's important to promote active participation in politics.(政治への積極的な参加を促進することは重要である)」などがある。
「selective participation」とは
「selective participation」は、「選択的関与」という意味をもつ。「participation」の使い方・例文
「participation」を用いた例文には、「I will withdraw my participation in the party.(私はそのパーティーへの参加を取り消す)」「I'm currently considering participation in that conference.(私は今、その会議への参加を検討しているところだ)」「We appreciate your participation in this discussion.(私たちはあなたのこの議論への参加に感謝する)」「Your participation is critical to the success of this project.(このプロジェクトを成功させるにはあなたの参加が欠かせない)」「The company made an equity participation in the venture.(会社はその事業に資本参加した)」「He retired from the participation of the investment.(彼はその投資への参加を辞退した)」「I applied for participation on the Internet yesterday.(私は昨日、インターネット上で参加申し込みを行った)」「She wants to research the percentage of voter participation in an election.(彼女は選挙で有権者の投票参加の割合を調べたいと考えている)」などがある。
PT participation
パーティシペーション
【英】: participation
同義語: 事業参加

事業参加

住民参加
日本ではしばしば住民参加community participationとして語られるが、参加の概念そのものは地域集団に限らず、市民citizen、若者youth、患者patientsなど参加する住民の種類を冠して、幅広く使われる。参加とは、「人々が、自分たちの生活に影響を及ぼす経済、社会、文化、政治の過程に、密接に関わること」(UNDP 1993)である。この過程(プロセス)とは、計画、実施、評価の全体を含む。
保健医療分野では、アルマ・アタ宣言の中で、プライマリ・ヘルスケアとは、住民の完全な参加(full participation)によって実施される、と謳われたことで、広く認知されるようになった。同宣言では、住民参加は事業の計画、組織化、管理のすべてにわたるものだとされており、これはオタワ憲章の地域活動強化の考え方にも引き継がれている。
参加は、専門家が計画した事業に住民が協力するという意味で使われることがあるが、本来の参加は、事業や政策を動かす「力」や意思決定に、継続的に影響力をもつことを意味する。ワークショップや自主グループ支援、参加型評価手法(PAR: participatory action research)など、様々な参加手法が考案されている。(柳澤理子)
参考URL:UNDP.Human Development Report 1993
http://hdr.undp.org/en/media/hdr_1993_en.pdf
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