passiveとは？ わかりやすく解説

英語：passive

「パッシブ」の基本的な意味

「パッシブ」とは、受け身的な態度や行動を示す言葉である。主に、能動的ではなく、周囲の状況や他者の意志に従うことを指す。また、消極的な性格や態度を持つ人を表す際にも使用される。

「パッシブ」の英語表記・英語例文

「パッシブ」の英語表記は ""passive"" である。以下に英語の例文を示す。 1. He has a passive attitude towards his work.（彼は仕事に対して受け身的な態度を持っている。） 2. The passive design of the building reduces energy consumption.（その建物のパッシブデザインにより、エネルギー消費が抑えられる。） 3. She tends to be passive in group discussions.（彼女はグループディスカッションで消極的になりがちだ。）

「パッシブ」の類語・類語の意味

「パッシブ」にはいくつかの類語が存在する。以下にそれらの類語とその意味を示す。

消極的

主体的に行動せず、他者や状況に従う態度を示すこと。

受け身的

自分から積極的に行動することなく、周囲の状況や他者の意志に影響されること。

無関心

特定の事柄に対して興味や関心を持たない態度を示すこと。

「パッシブ」に関連する用語・知識

アクティブ

「パッシブ」の対義語であり、積極的な態度や行動を示すこと。

パッシブスキル

主にゲームやスポーツにおいて、能動的に使用しなくても効果が発揮されるスキルのこと。

パッシブハウス

エネルギー消費を抑えるために、断熱性能や自然エネルギー利用を重視した住宅設計のこと。

パッシブインカム

労働や能動的な行動を伴わずに得られる収入のこと。例えば、投資や不労所得など。

パッシブスモーキング

喫煙者の周りにいる非喫煙者が、煙を吸い込むことで受動的にタバコの有害物質を摂取すること。

「パッシブ」を用いた例文

1. 彼はチームプロジェクトでパッシブな態度を取ることが多いため、リーダーから注意されることがある。 2. パッシブな投資戦略を採用することで、長期的なリターンを追求することができる。 3. 環境に配慮したパッシブデザインの家は、冬暖かく夏涼しい快適な住環境を提供する。

別表記：パッシブ

「passive」とは・「passive」の意味

「passive」とは、英語で受動的、消極的、無抵抗なといった意味を持つ形容詞である。主に人や物事の態度や性格を表す際に用いられる。例えば、受動的な性格の人や、消極的な対応をする場合に「passive」と表現される。

「passive」の発音・読み方

「passive」の発音は、/ˈpæsɪv/である。日本語では「パッシブ」と読むことが一般的である。

「passive」の語源・由来

「passive」の語源は、ラテン語の「passivus」であり、「受ける」という意味がある。また、英語では14世紀頃から使用されている。

「passive」の対義語

「passive」の対義語は「active」である。これは、積極的、能動的、活発なといった意味を持つ形容詞である。

「passive」を含む英熟語・英語表現

「passive-aggressive」とは

「passive-aggressive」とは、受動攻撃的な態度や行動を示す形容詞である。表面上は穏やかであるが、実際には相手に対して敵意を持っていることを表す。

「passive voice」とは

「passive voice」とは、英語の文法用語で、受動態を指す。受動態は、主語が動作の受け手となる文であり、能動態とは対照的である。

「passive」を含むその他の用語の解説

「passive house」とは

「passive house」とは、高い断熱性能や省エネ性能を持つ住宅の設計・建築手法である。ドイツ発祥で、エネルギー消費を大幅に削減することが特徴である。

「passive」の使い方・例文

1. He is a passive person.（彼は受動的な性格の人である。）
2. She took a passive role in the project.（彼女はプロジェクトで消極的な役割を担った。）
3. The passive resistance of the people was remarkable.（人々の無抵抗な抵抗は注目に値する。）
4. The company adopted passive marketing strategies.（その会社は消極的なマーケティング戦略を採用した。）
5. The window is designed with passive solar heating in mind.（その窓は受動的な太陽熱利用を考慮して設計されている。）
6. The sentence is written in the passive voice.（その文は受動態で書かれている。）
7. His passive-aggressive behavior is difficult to deal with.（彼の受動攻撃的な行動は対処が難しい。）
8. The passive income from investments was substantial.（投資による受動的な収入はかなりのものであった。）
9. The device operates in a passive mode to save energy.（そのデバイスはエネルギーを節約するために受動モードで動作する。）
10. The passive house design reduces energy consumption.（受動住宅の設計はエネルギー消費を削減する。）

英語：passive

 

「パッシブ」とは・「パッシブ」の意味

「パッシブ」とは、「自分から積極的に働きかけないさま」であり、「受動的」「消極的」であることを表す言葉。「パッシブ」の反対語は「アクティブ」で、「自分から進んで働きかけるさま」「能動的」「積極的」であることを指す。「パッシブ」はITの分野でも用いられ、自ら動作はせず外部からの呼びかけに対して答える設計や動作を「パッシブ」と呼ぶ場合がある。例として「パッシブインターフェース」とは、特定のインターフェースでのアップデートの送信を停止するインターフェースを示す。

また、投資の世界では、投資商品の運用において目標とされるベンチマーク（日経平均株価やTOPIXなどの指標）と同様の運用成果を目指すことを「パッシブ運用」と呼んでいる。それに対するのが「アクティブ運用」であり、こちらはベンチマークを上回る成果を目指して株価の上昇が期待される銘柄を厳選、リスクをとって運用することを言う。

「パッシブ」の熟語・言い回し

「パッシブ」を使用した熟語・言い回しには、以下のようなものがある。

・パッシブな行動：受け身、消極的な行動
・パッシブシートベルト：席に座りドアを閉めるだけで自動的にベルトがかかるシートベルト
・パッシブセーフティー：自動車の安全技術で事故が起きた際に被害を最小限に抑える技術、衝突安全
・パッシブスモーキング：受動喫煙、間接喫煙、吸っている人のそばで煙を吸い込んでしまうこと
・パッシブソーラー：建物の構造や資材などを工夫することで、受動的に太陽エネルギーを利用すること
・パッシブスピーカー：アンプが内蔵されていないスピーカー、外部アンプを接続して使用する
・パッシブタグ：ICタグの一種で、リーダライタ（ICカード・タグとの通信を行う端末）からの電波等を動力源として駆動する
・パッシブソナー：船や魚などが発する音をとらえて、位置や方向を測定するソナー
・パッシブホーミング：目標物が発する音波・赤外線・電波などをとらえて、ミサイルを誘導する方式
・パッシブフィルター：電気回路で、抵抗器・コイル・変圧器・コンデンサーなどの受動素子だけで構成されたフィルター回路

インパッシブとは

「インパッシブ」とは、英語の「impassive」から由来し「感情を表さない」「無表情の」「無神経な」などの意味を持つ表現であるが、日本ではほとんど使用されていないと言える。

パッシブファンドとは

「パッシブファンド」とは、分散化されたポートフォリオ（金融商品の組み合わせ）を保有し、市場全体の平均的な収益を獲得することを目標としたファンド（投資信託）のこと。最も代表的な「パッシブファンド」は「インデックスファンド」と呼ばれるもので、市場の動きを示す様々な指数に連動した成果を目指すファンドのことである。使用される指数には、日経平均株価、ダウ平均株価などの株価指数の他に、債券指数、REIT（不動産投資信託）指数、コモディティ指数などがある。「パッシブファンド」のメリットとして、取引時の手数料や運用管理にかかる費用が安く設定されており、コストが安いことが挙げられる。デメリットとしては、「株価指数の構成内容の変化によって売買コストが高まることがある」「構成内容の変化を機に他の市場参加者が儲けようとする投資行動に出て、結果不利益を被る場合がある」などが考えられる。

パッシブスキルとは

「パッシブスキル」とはゲーム用語で、「ロールプレイングゲームなどにおけるキャラクターのスキルで、コマンド選択など能動的に発せられるものではなく、特定の条件が満たされれば常時発動する能力」のことを表す。「受動スキル」「常時発動スキル」「永続スキル」とも呼ばれている。「パッシブスキル」の対義語は「アクティブスキル」であり、必殺技や魔法、ゲージがたまったあとの技など手動で発動される能力のことを指す。「パッシブスキル」は、プレイヤーに大きな恩恵をもたらすことが多いが、結果的に不利となる状況でも発動を抑えることが出来ない場合もある。

読み方：うけみ
別表記：受け身
英語：passive

「受身」または「受け身」は、「自ら対象に働きかけるのではなく、対象からの働きかけを受ける」ということを意味する語。対象が動作主体となり、自分は動作の受け手となる形。要するに「～される」ということである。「受動（じゅどう）」ともいう。

文法における受身

文法の分野では、「受身」は「主語が動作や作用を《する》のではなく《される》」という表現形式（＝態）を指す。「受動態」「被動態」あるいは「受身形」などと呼ばれる。

受動態は「能動態」と対をなす。能動態は「主語が～する」という一般的な形式の表現である

日本語では受身は「れる」「られる」等の助動詞によって表現される。

英語では受身は「be動詞＋過去分詞」という叙述形式で表現される。

格闘技における受身

柔道あるいはプロレスなどにおける「受け身」は、相手に投げられる等して倒れ込む際の衝撃を和らげる（分散させる）ために行う動作のことである。後方に倒れる際に地面（床やリング）を腕で払うように打つ動作が代表的。

性格や態度を指す受身

人の性格・態度・行動様式などを指していう「受身」は、自分から行動を起こすのではなく、他人からの干渉を受けてはじめて行動するさま（傾向・性向）を形容する表現である。「消極的である」「積極的でない」「能動的でない」と言い換えられる。

他者からの提案・勧誘・指示・命令を受けてから行動しがちで、自分で意思決定して自分で行動しはじめることの少ないような態度は、「受身な態度」である。

性的プレイにおける受身

性風俗の用語としての「受身」は、相手に主導権を握らせて「されるがまま」になること、および、そのようになる人のことである。自分から積極的に触ったり吸ったり揉んだりしようとせず、相手のしたいようにさせること。客の態度を指すばかりとは限らず、「客のしたいようにさせるキャスト（のプレイ）」を指すこともある。