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ZEROGRAM エルチャルテン プロ 2P

設営がメチャメチャ簡単!結露に強い超軽量テント<ZEROGRAM>エルチャルテン プロ 2P

<ZEROGRAM(ゼログラム)>の中でも人気のテント「El chalten(エルチャルテン )」シリーズ。超軽量&快適な居住性、結露への強さが好評ですが、何より設営がスピーディーで構造もユニーク。今回は2人用モデルの「エルチャルテン プロ 2P」を試し張りし、その性能をチェックしてみました。重くなりがちなテント泊装備の軽量化を考えている人は要チェックです。

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

簡単設営かつ軽量!<ZEROGRAM>エルチャルテン プロ 2P

軽くて簡単設営!エルチャルテン プロ

撮影:筆者

アウトドアアクティビティを快適にするギアがたくさんラインナップされている<ZEROGRAM(ゼログラム)>。その中でも、テントの「El Chalten Pro(エルチャルテン プロ)」は、設営が簡単なうえ、2人用で最小重量1.54kgという超軽量さが人気!

1.5P(1人用)、2P(2人用)、2.5P(2~3人用)の3タイプのラインナップのうち、今回は2Pをピックアップし、どれほど簡単設営なのか実際に試してみました。

「エルチャルテン プロ 2P」はどんなテント?

エルチャルテン プロはどんなテント?

撮影:筆者
エルチャルテン プロ2P
重量最小(フットプリントを除く)1,540g
サイズフロア 210cm(L)×120cm(W)、インナー高さ 98cm
素材フライ:20D N/R silicone/PU coated
インナー:15D monofila
フロア:15D N/R silicone/PU coated,耐水圧4000mm
ペグ:DAC J-stake, Silver
ポール:DAC NSL 8.5mm
構成フライ、インナーテント、ペグ6、ポール3、スタッフサック
※専用フットプリントはオプション
カラーOLIVE, SANDMOSS, CLEAR RED(日本限定カラー)
その他前室2、通気窓2、インナーテント内にポケット4(天井2、出入口横 2)、ランタンフック
(オプション)
専用フットプリントー
205×120cm, 218g, Poly 75D PU coating
税込価格テント:¥70,400
専用フットプリント:¥5,500

 

「エルチャルテン プロ2P」はどんなテントなのか、まずは多くの登山者に支持される理由でもある3つの特長を紹介します。

テント全体を吊り下げる画期的な一体型ダブルウォールテント

フライを吊り下げる画期的な一体型ダブルウォールテント

撮影:筆者
エルチャルテン プロは、フライシート・インナーテント・フットプリント(別売)を接続でき、ポールで全体を吊り下げる画期的な方式。したがって、設営はいたって簡単です。

 

■一般的な吊り下げ型ダブルウォールテントの場合

フットプリントを敷く→テント本体を広げる→ポールを立てる→インナーテントを吊り下げる→フライシートを被せる→設営完了

 

■エルチャルテン プロの場合
テント本体を広げる→ポールを立てる→テントを吊り下げる→設営完了

 

「エルチャルテン プロ」なら、赤字の2つの工程がありません。特にフライシートを被せるときは、方向を見定めたり、風にあおられたりと意外と手間。これが省けるといということは、かなりの時短です。

高い居住性

居住性の高さ

撮影:筆者

「エルチャルテン プロ」は、テントを立ち上げるクロスポール2本と天井のリッジポール1本の計3本のポールで設営します。この3本目のリッジポールで、テント上部に余裕のある空間を確保。十分なフロアサイズ、前後2か所の出入口とともに、居住性が高くなっています。

また、インナーテントを外せば、フライシートとフットプリントのみにする「シェルターモード」にもでき、さらに広い空間のテントになります。

結露は、ほぼゼロ

結露は、ほぼゼロ

撮影:筆者
テント内で一番不快なのが結露。しかし、エルチャルテン プロは、ほとんど結露しないという驚きの仕様です。

 

インナーテントの生地に、特殊素材「モノフィラメント(※)」を使用。メッシュではなく、上の画像のように非常に薄い生地です。フロアより上の部分はこの生地が使われています。

 

※モノフィラメント
モノフィラメントはナイロン糸の構造の1種で、単繊維(単一の構造のストリング)。耳馴染みがありませんが、釣り糸や歯ブラシのブラシ素材などに使われています。モノフィラメントは糸自体に水を含まない性質で、生地としては通気性があります。この素材をインナーテントに使用することで、テント内の水分を外に出し、中に戻さないため、内部結露が発生しにくい状態になります。

 

■フロア部分は結露しないの?

フロア

撮影:筆者

テント泊をしたことがある人はわかると思いますが、一般的にはフロア部分(いわゆるバスタブ)も意外と結露します。「素材が違うフロア部分は結露してしまうのでは?」と疑問に思い、メーカー担当者に質問してみました。

モノフィラメントは、メッシュとソリッドの中間のような素材です。そのため、雨などが入ってこないよう、バスタブ部分はポリエステル素材で耐水圧が高い加工になっています。

モノフィラメントは、インナーテント内の水分を外に出し、中に戻さない機能が優れているため、バスタブ部分もほぼ結露はしません。

なるほど、だから「結露は、ほぼゼロ」なんですね。納得です。

気になるポイントを試し張りチェック!

気になるポイントを実際にチェックしました

撮影:筆者

さまざまな特長がわかったところで、実際に設営して気になるポイントを確認してみました。今回の設営はフットプリントなしのテントを使用しました。

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