https://reform-trouble.hatenadiary.com/
この増田の詳細です。
https://anond.hatelabo.jp/20250205080518
ただ、このリンク先だけは是非見て頂きたいです。
擁壁の内側の地中に埋もれる部分とはいえ、どのような品質だったのかがわかりやすい画像です。
https://drive.google.com/file/d/1jZnMRGNzuKzI3ckrjRYos0O-Eu950HO_/view?usp=sharing
今回の問題発覚後に調べた知見をもとにしているので誤っている可能性がありますが、大筋では合っているはずです。
溜桝とも。
雨水管の合流や方向を変える時に使われる。
単に浸透枡とも。
雨水枡と用途は近いが穴が空いていて地中に雨水を浸透させる機能を持つ。
降水量に対し浸透が間に合わない場合、雨水枡と同様に下流に水を排出する。
雨水浸透枡は、地下水位の低下が問題となっている地域等で推奨されている。
宅地造成や丘陵地のような地下水の増加で地滑り等が懸念されるような地域では、
盛土規制法(旧宅地造成法)やそれに伴う条例で雨水浸透枡の使用が規制されているため、
どちらが推奨されているのかまたは規制されているのかは、地形や歴史的経緯により同一自治体内でも混在する。
擁壁(いわゆる土留め)を形成する時に使用することができる少し特殊なコンクリートブロック。
ブロック内部の空洞が通常のコンクリートブロックよりも広く、内部に格子状の鉄筋コンクリートを形成することができる。
型枠ブロックによる擁壁形成は例外的な扱いらしく、構造計算を行った上で施工を行うか、型枠ブロックメーカーが定めた施工方法で施工しなければならないらしい。
型枠ブロックメーカーが定めた施工方法も特殊で、実際に施工方法に沿った工事を行い、国交省の検査に合格して「大臣認定の型枠ブロック」と認められないといけないらしい。
つまり、構造計算を行わない場合、「大臣認定の型枠ブロック」を使用した上で「大臣認定の施工方法」でないと擁壁には使用できない。
一定の高さ以上は使用不可等の細かい条件があるため気になる人は調べてみて欲しい。
ちなみに、一般的なコンクリートブロックのことは空洞ブロックまたはCBブロックという。
興味のない方は読み飛ばしてください。
ひとえに公平性です。
こちらが増田に一方的にこちらの主張を書いても、増田ではカインズの反論が不可能なため、公平ではないと思ったからです。
しかし、カインズは最初の回答の「公式見解」を基に論理を積み重ねており、
こちらとカインズとのやりとりのみに絞り公開することが、偏りのない両論併記になると考えました。
最初の増田への反応の通り、非常にわかりにくい状態での公開になってしまいました。
公開するにしてももう少し工夫ができたと今になっては思います。
増田ではリンク先は開いてもらえないので要約を載せてはどうかという意見にもっともだと思ったので、
要約をスレッドに貼ったのですが余計混乱を招いてしまったようです。
この項でも可能な限り公平な書き方を心掛けますが、前回の増田とは違いこちら側の視点が含まれてしまうことをご了承ください。
また、今日に至るまで本当に様々なトラブルがあったため、ここに列挙するできごとも後述するリンク先の資料内でも、実際に起きたことの一部でしかないことをご了承ください。
わかりやすいことだけを列挙してもこれだけの項目になってしまいました。
最初期の打ち合わせで型枠ブロックの色を選択する際、サンプルを見てから色を決めることになったのですが、サンプルを見てもいない状態で突然型枠ブロックを発注した旨のメールを受け取りました。
メールに気付いた時にすぐに指摘したのですが、一部の型枠ブロックは受注生産のためキャンセル不可とのことでした。
それまでの打ち合わせでも不安になるやりとりはあったのですが、発注してしまった型枠ブロックについて「使用先はこちらで探したので大丈夫です」のようなことを言われたため不信感を大きくしました。
工事の現場担当者には、最初期の打ち合わせから「敷地内の雨水は極力敷地外に排水したい」と伝えていました。
ところが、打ち合わせをする度に何故か雨水浸透枡を設置することを前提とした話となり、その度に雨水浸透枡ではなく雨水枡をお願いしたのですが、工事が止まる寸前までこの妙なやりとりは継続しました。
後にですが、当該敷地は雨水浸透枡の設置規制エリアであることが発覚しました。
庭と駐車場を隔てる擁壁と隣地との境界側の壁を、型枠ブロックで組むまで進みました。
このため、工事のやり直しをするにしても契約解除を行い別の業者さんにお願いするにしても、一度擁壁と壁を撤去する必要があります。
雨水浸透枡ではなく雨水枡を設置してもらうため、工事の現場担当者と店舗の担当者を交え打ち合わせを行いました。
この時にやっと雨水枡の設置を受け入れて頂き、再設計する時間が必要とのことだったので工事を一時中断することになりました。
この項は言葉だけで説明するのが非常に難しいので、ふわふわした説明になってしまいます。
この件はどの時点だったか記憶が曖昧ですが、工事が止まる前だったのは確かです。
外構工事の過程で、敷地内の雨水を敷地外に排出する系統の工事が必須でした。
(この敷地は、雨水は下水道への接続は行わず、道路排水の地域です。)
当初予定されていた設置位置についての具体的な場所については、資料2の7ページのイメージ図を参照してください。
ところが、出来上がった擁壁に設置された排出口は、イメージ図よりも1メートル程ずれた位置に設置されており、雨の多い日は駐車した車の車体に雨水が直接かかるような位置となっていました。
このため、設置してしまった排出口は地中に染み込んだ雨水の水抜き穴に流用し、新たに擁壁の端に雨水管の排出口を設けるよう依頼しました。
(他の水抜き穴の高さと違い見た目が悪いのですが、修正のためには擁壁の設置を最初からやり直さないといけないらしく、しかたなく妥協しました。)
また、既設の雨水管の径が100mmなのに関わらず、擁壁に設置された排水口の径が75mmしかなかったため、新たに開ける排水口の径を100mmとすることも依頼しました。
そもそもですが、雨水管の下流側に上流よりも細い雨水管を接続するのは業界のセオリーに沿っていません。
雨水管の勾配がほぼゼロで、ともすればマイナス勾配になりそうだということ。
雨水の排水口の径を変更しなければ、確実にマイナス勾配となっていたこと。
そもそも、型枠ブロックによる擁壁が、メーカーの定める施工方法に則っていなかったこと。
等々。
資料1の作成前には写真のみ印刷し店舗に持ち込み、担当者に問題点を指摘しました。
この時に「水勾配がマイナスでも問題なく、気にし過ぎ」のようなことを主張され、担当者への不信感も生まれ始めました。
数々の問題のいくつかは法令違反であることがわかってきたので、それを資料1にまとめ再度店舗の担当者と話し合いを持ちました。
店舗では対応できない内容だということで、本部対応になるだろうという話になり、その場は終わりました。
しばらく連絡がなかったので、本部の連絡先を教えて欲しいとか本部から連絡が欲しいと話をしましたが叶いませんでした。
(各消費者センターはある程度連携しており、相談内容に応じてより分野に詳しい消費者センターを紹介されます。)
資料1を提出して3週間が経過してもカインズ側からは「協議中」以上の回答を得られません。
「実は店舗が資料を抱え本部に伝わっていない」という可能性もあったので、カインズの公式サイトの問い合わせフォームに後述の資料1を送付しました。
その際、消費者センターに相談していることを伝えつつ回答期限を指定しました。
(詳細は省きますが、複数の消費者センターに相談しているにも関わらず、ひとつしか名前を出さなかったは、消費者センターとの話の結果です。)
消費者センターの名前を出したからかは不明ですが、その日のうちにカインズの本部からメールで連絡が入りました。
カインズとの以降のやりとりは、後述の資料「C社とのやりとりまとめ」にまとめてあります。
以降は電話でのやりとりもありませんでしたし、対面したのも現状調査の一度だけのため、ほとんど全てのやりとりが「C社とのやりとりまとめ」にまとまっています。
ここから、こちらからの質問とカインズの回答のやりとりが二ヶ月ほど続きます。
カインズからの回答がかなり酷いので是非「C社とのやりとりまとめ」を読んで頂きたいのですが、ここではいくつかを抜粋します。
(1)外構工事等のリフォーム工事を御社が請け負う際、宅地造成法や自治体の条例等により、工事現場に適用される法規の調査は行われないのでしょうか。調査を行わずとも問題なく施工できるという認識でしょうか。御社の公式見解を教えてください。
雨水浸透枡が規制されている地域でも雨水浸透枡を設置しますとの宣言に等しいです。
近年、断熱性能の高い樹脂サッシが注目されていますが、準防火地域では規制されています。
カインズに樹脂サッシへの交換を頼むと、準防火地域であることを無視して施工しそうです。
雨水浸透枡と樹脂サッシの規制は、何か起きた場合の影響が設置する敷地内に留まらず近隣の土地や建物を脅かすリスクを軽減するためです。
雨水浸透枡の規制は地盤沈下や陥没や地すべり等のリスクを軽減し、樹脂サッシの規制は火事の際に延焼のリスクを軽減し、共に人命と財産を守るためにあります。
カインズの公式見解からは、工事箇所だけでなく周辺の災害に対する耐性を下げることになっても問題はないとの認識であると読み取れます。
当件工事の現場にこれまで来られたのは、御社の協力業者の社員様数名と御社の店舗の担当者様一人だけです。
担当者様も、最初期のトラブル発生後にこちらが「現地を見に来て欲しい」とお願いし初めて実現しました。
しかしながら、店舗の担当者様は他店に異動になったと伺っており、つまり御社の当該店舗に現在在籍している社員や本部の社員の誰一人として現地を見ていないことになります。
現地を一度も見ていないにも関わらず、何故「⇒契約書通り施工しております。」や「⇒見積書通りに契約、施工を行っております。」と回答することができるのでしょうか。
店舗の担当者は11月中旬に他店に異動となり、その後の店舗とのやりとりはリフォーム部門の責任者か店長になりました。
何故異動となったのかは不明です。
カインズの問い合わせフォームに資料1を送ったのが11月下旬、カインズの本部から回答があったのは11/29です。
上記の引用の通り、この時点でこの件に関わっているカインズの社員は誰一人現場を見ていません。
「契約書通り施工しております。」というのもカインズの「公式の見解」とのことでした。
流石にこの指摘は逃れられないと考えたのか、この後に現状調査が実施されました。
もし指摘をしなければ、今も調査が行われていなかったのかもしれません。
弊社としては今後、工事を行い、引き渡しを行う事が困難であると判断いたしました。
再度になりますが原状回復工事にて再度打ち合わせをさせていただきたいと考えております。
改めて原状回復工事にて再度打ち合わせをさせていただきたいと考えております。
原状回復工事の実施について承諾いただけるようであれば、本件契約の解除について合意書を作成したいと存じます。そのうえで、原状回復工事に関する打ち合わせをさせていただきたいと考えております。
契約書を交わした後に原状回復工事の詳細を決めるとの主張です。
「車を買う契約をしてから車種やオプションを選択させる」ようなものですが、気付かずに合意書を締結してしまう人もいるのではないでしょうか。
合意書を作成した後に、原状回復工事の内容に異論があっても引き返すことは難しいと思います。
これに関しては以下のように指摘しました。
つまりこれは、原状回復工事の内容の提示もない状態で合意書を交わす予定ということでしょうか。
以下に続きます。
追記4: 詳細を書きました。 https://anond.hatelabo.jp/20250207172425 追記3: 元々の資料が経緯を知っている人向けが前提なので、簡単に前提条件を書きます。 カインズに外構工事を依頼 ...
まあこういうことする人は企業とも問題起こしやすいだろうなぁ
問題を起こしたのはD社
先方が問題を起こしまくったから仕方なくですよ
3秒しか見てないけど怪文書としか見えない っぱリフォーム業界はや〇ざものが多いな
セルクマしないの?
先方にはてなアカウントを知られたくないじゃないですか
元増田です。 「C社とのやりとりまとめ」を生成AIに要約してもらいました。 問題点の要約 法令違反および業界標準非準拠の疑い: 下水道法違反の可能性: 現場の工事が下水...
元増田です。 「資料1 外構工事問題解決にむけて」から文章部分を抜き出し生成AIに要約してもらいました。 問題点1: 雨水浸透枡の設置問題 依頼内容との違い: 当初より「雨水浸...
元増田です。 「資料2 外構工事問題解決にむけて(追加資料)」についても生成AIで要約しました。 課題点 境界鋲の削除と境界の不明確さ 御社の作業員が境界鋲を取り除い...
元増田です。 「資料3 外構工事問題解決にむけて(追加資料2)」の要約です。 相談済みの公共機関 国民生活センター @都道府県管轄消費者センター名@ 公益財団法人住宅...
1時間もしたら投稿が流れて誰も見なくなるところで拡散希望とかバカがやってるな~って感想にしかならない
C社の問題点じゃなくて増田側のストーリーをくれよ。 〇〇な理由で外構リフォームをしようと思った、何社かある中でC社に決めたのは〇〇だったから、こういう話をして契約した(そ...
元増田先生の次回作にご期待ください
糖質かな?
https://megalodon.jp/2025-0205-2056-13/https://anond.hatelabo.jp:443/20250205080518 ■【拡散希望】某超有名企業とのリフォームトラブルの資料【現在進行形】 追記: 要約を載せた方が良いとの意見を頂いた...
非公開モードで+15
この読む側の負担を一切考慮してない情報の出し方からすると、増田のコミュニケーション能力に深刻な欠陥があるのは明らかなので、不必要に吹き上がって問題を拗らせているだけと...
先方と対面で話をしながら説明するために作成した資料と 消費者センター等に相談するために作成したやりとりをまとめたものです 元々公開する予定はなかったのですが 公益性の観...
上の人も書いてるけど、読み手(俺たち)に負担をかけ過ぎ 何のリフォームをして、どんな不都合が起きて、どんな衝突が起きているのか把握しづらい 擁壁と塀の二か所をリフォームして...
元増田に簡単な経緯を追記しました カインズが有名でないというのはすいませんでした
それだと「外構工事ってなんだろ」とか「カインズに1ヶ月放置された時点で業者変えたら良いじゃん」とか思えて、何をそんなに怒っているのかがわからない。
なるほど 既に擁壁ができてしまっていて品質の問題を解決するには一度取り壊して工事をやりなおす必要があります しかしカインズはこのまま工事を続けようとしています 元の資料...
なるほど。いや俺は全くの素人で、しかも追記3から読んでるから(というか追記3しか読んでなくて、資料とか全く読めてない。赤の他人の問題にそこまで時間さけないので)わけがわから...
公益性のために拡散はしたかったのですが炎上が目的ではなかったのでセンセーショナルな書き方は避けました また、カインズも含め平等性の観点から可能な限り事実のみだけに絞って...
カインズはホームセンター業界で売り上げトップ https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/78183
よくわからないんだけど、↓こういうことだな ・一軒家の擁壁と塀のリフォームを依頼した ・トラブル発生 ・擁壁のトラブル ・ブロックの組み方がメーカー手順通りになっ...
概ねあってます 要約ありがとうございます
うちの実家も上水管の更新工事を行わないといけないんだけど、こーいうの見ると工程毎に逐一チェックしないといけないといけないんかなあーって気がしてきて鬱になる
始終観察していても 水道管の勾配がないとか資材の施工手順書に沿っていないとか 基本的なことができていないとどうしようもないです
施工に異常な下地が必要なくらいめんどくさい場所だということを住人元増田は知らなかったのかな、 古い家を買い取ったケースか
雨水の浸透が規制されているくらいのごく普通の敷地です そういう土地はリンク先の通り日本中にありますよ https://www.google.com/search?q=%E5%AE%85%E5%9C%B0%E9%80%A0%E6%88%90%E8%A6%8F%E5%88%B6%E6%B3%95+%E9%...
https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000047030.pdf だいぶ広い敷地に工場でも建てようとしてるのかね、このシャッチョさんは
以下の続き。 https://anond.hatelabo.jp/20250207172425 その他 カインズと契約するメリット 地元の工務店に頼まずホームセンター等の大手に頼むのは、それが安心だと考えるではないでしょう...
ナメた企業はちゃんと燃やさないと消費者の権利はいつも蔑ろだから頑張って
[外構工事 C社とのやりとりまとめ]の資料を読んでみたけど、最後の方で相手は「(契約解除を申し出たけど、やっぱり)工事の続きをやります」と書いているように見える。 増田の質問に...
今の擁壁の状態で再開すると、雨水浸透枡と水勾配の問題は解決しますが、擁壁の傾きや欠けたブロック等の問題が解決しません。 また、カインズの言う通りに契約通りの施工となると...
第三者の意見は聞いたの? 自治体は、雨水浸透桝は設置できないと回答したの? 県か整備局へ、建設業許可業者との請負契約トラブルの相談は? そして最終的にどうしたいの? 現状は...
書きました! https://anond.hatelabo.jp/20250207172425