2015年、サンクトペテルブルクでLGBTのデモが禁止されたことに抗議する女性 photo: Aleksei Nazarov 「プーチンを支持するゲイ」という皮肉を演じる モスクワの金曜の夜。酔ってはしゃぐ若者たちの横で、サーシャ(31)はひとり静かにバーカウンターでコーラを飲んでいた。ここは、同性愛者らが集まるクラブの一つ。「ここに来ると、優しい人ばかりで安心するんだ」 仕事は鉄道関係という以上話さない。職場にはゲイであることは隠している。「知られたらクビになるか、退職に追い込まれる」 ロシアでLGBT(性的少数者)であることは、生きづらいだけでなく、危険でもある。SNSでゲイを装って誘い出して監禁・虐待し、その様子を撮ってSNSで堂々と公開までする。LGBT反対派のページには「家族を崩壊させる犯罪だ」「我々の価値観は西欧とは違う」との言葉が躍る。 ロシアの独立系世論調査機関レバダ・セン
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