経済成長に伴って老朽化した鉄道の改善が急がれているミャンマーに、日本では使われなくなった中古の鉄道車両が船で到着し、今後、最大都市ヤンゴンで市民の足として活用されることになりました。 ミャンマーでは、すでにおよそ200両の日本の中古車両が走っているということですが、一度に23両が運ばれてくるのは過去2番目の多さで、一両ずつつり上げて、大型トレーラーの上に乗せられていました。 到着した車両はこのあと、ミャンマーの線路に合わせて車輪の幅などを調整したうえで、主にヤンゴンの環状線で使われることになっています。ヤンゴンの環状線は経済成長にともなって利用者が増え続けていますが、車両や線路の老朽化が問題になっていて、日本の支援で近代化が図られることになっています。 ミャンマーでは鉄道の電化が進んでいないため、日本では使われなくなったディーゼル気動車の需要がまだまだあるということで、ミャンマー国鉄の担当
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