米首都ワシントンのキャピタルワンアリーナで開催された大統領就任パレードで、演説するイーロン・マスク氏(2025年1月20日撮影)。(c)ANGELA WEISS/AFP 【1月22日 AFP】米実業家で大富豪のイーロン・マスク氏がドナルド・トランプ米大統領の就任行事で見せたジェスチャーは、たちまち「ナチス式敬礼」になぞらえられ、オンラインでは一部の極右過激派の間で反響を呼んでいるようだ。 マスク氏は20日に演説した際、右手で左胸をたたいた後、真っすぐ突き出すジェスチャーを2回行い、「皆さんに心から感謝する」と述べた。 このしぐさは直ちに話題となり、この瞬間を捉えた切り抜き動画を複数のネオナチ指導者も共有している。 複数の歴史家を含む多くの人々は、このジェスチャーを総統アドルフ・ヒトラーが率いたナチス・ドイツのスローガン「ジークハイル(勝利万歳)」を唱える際の敬礼だと指摘しているが、こうした