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『酒井若菜と8人の男たち』の読者には、私たちが普通に会い、普通に食事をし、普通に語り合い、普通に笑い合い、普通に写真を撮りあえることがどれほど奇跡的なことなのか、共感してもらえると思います
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『奇跡の男』後編〜酒井若菜と8人の男たち、エッセイより〜 | 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba
詳細は、水道橋博士のメルマ旬報に書いていますが、書き漏らしたことで言うと、「禍福はあざなえる縄の如し」という向田邦子さんといえば…な話、向田さんがどれだけ美しかったかという話、エッセイでもお馴染みのタクシーの運転士さんにお金と家の鍵を間違えて渡してしまった話、森繁さんや久世さんと向田さんの秘話、台湾のあの事故の日の話…
酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 博士さんは、怖かった。 10年以上前、私は石原慎太郎さん、テリー伊藤さん、松村邦洋さん、そして浅草キッドさんと一緒にレギュラー番組に出演させていただいていた。 テレビ番組出演経験の少ない当時二十歳そこそこの小娘にとって、大人の男性に囲まれ、またその中で意見するという状況は、臆病者の私を怯ませた。唯一の女で、唯一の新人。自分のプロじゃない匂いを自分で感じとっていた。 今考えればあんなに居やすい環境はないという位皆さん優しくしてくださったにも関わらず。 そんな中、ただ一人、最初から最後まで「話さなかった」ではなく「話せなかった」かたがいた。 それが博士さんだった。 全部見透かされているような「プロ」の目が怖かったのだと思う。 何も言われないこと、怒られ
酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 「どうして死ぬと、人は泣くんだろうね」 先日、飲んでいるときに先輩が言った。 私は言葉が出ずに、黙ってしまった。 それから数日、私の頭にはその言葉がやけに色濃く残っていて、たくさん考えた。 一昨日、桜が散ったのを目の当たりにした私は、ある尊敬している友人のことを考えて、「この時期は、やっぱきついなあ」と思ったりしていた。 そして、気分転換も兼ねて髪をカラーリングでもしようと、美容室に電話をした。 水曜日なのに、休みだった。 今日あらためて電話をしたら、電話に出た店長のTさんが「昨日、ワン(仮名)が死んじゃった」と言った。 私は花屋に寄って花束を作ってもらった。だけど、やっぱり枯れないものにしよう、と思って、成長を見ていけるような小さな観葉植物を買っ
酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 正直、本屋のタレント本のコーナーに行くたび、げんなりしていました。 男性芸能人は、活字がメインの本がほとんどなのに、女性芸能人の棚にあるのは、スタイルブックばかり。 一冊一冊を手に取れば、どれもがとても可愛いし、素敵な本ばかり。 だけど、ボロボロになるまで読める本、数年後読み返して廃れない本が、一体この中にいくつあるのだろう、と。 そして、「オシャレ」の最後のほんの少しの活字部分に、「挫折」を入れてバランスをとっている感じが短絡的すぎて、違和感をおぼえた。入れないほうが貫いていて、かっこいいのに。 もちろん、その分かりやすさこそが魅力だし、親近感ももてるのだろうし、私にはないその人の存在自体のカリスマ性が圧倒的なわけだから、それはすごく素晴らしいこ
酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 小学生の頃。 夏休みのある日、三つ年上の姉が、友達と二人で遊園地のプールに行くというので、私も連れて行ってもらうことにした。 私も同級生の友達を誘って、四人で出発。 何度も行ったことのある遊園地のプールも、普段は両親が車で連れて行ってくれていたので、電車とバスを乗り継いでいくなんて、増してや子供だけでなんて、考えただけでワクワクした。当時の私は、両親なしで電車に乗ったことがなかったから。 こども用の切符を自分で買うのも、バスの降車ボタンを押すのも、遊園地の入場券を買うのも、自分一人でコインロッカーを使えるのも、ヘアゴムの付いたコインロッカーの鍵を手首につけるのも、全部が大人びた行為に感じられた。 夢みたいな時間だった。 その日は天気が良くて、とても
写真の数でごまかしたりなんて、し、しし、ししししししし、してないってば。 何となくお家に帰りたくなくて、近所のベンチに座っていた、ある日暮れどき。 見上げたら、龍がいた。 「ここまで『龍感』出します?」 と思わず苦笑い。 立ち上がって、フェンスの柵に頬杖ついて龍が飛んでいくのを見ていたら、犬の散歩をしていた近所のおじさんと、さっきまでちょっと離れたベンチで本を読んでた若いサラリーマンの子が、つられたかのように私の隣りにやってきて、おんなじように頬杖ついて空を見上げた。 おじさんと男の子も、龍をずっと見ていた。 日が沈んだと同時に、各々アイコンタクトを交わして、それぞれ家路に着いた。 ほっこり気分でお家に帰れて良かった。 傷ついたとき、自分は普段、決して人を傷つけない人間だと断言できるか、考える。 イライラしたとき、自分は普段、決して人をイライラさせない人間だと断言できるか、考える。 自分を
酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 元々あったはあったのですが、先月から、毎日のように「死にたい」というメッセージが届くようになりました。 そんな芸能人ブログは、まず他には存在しないでしょう。 それくらい「死にたい」「死にたい」の連続。 所謂五月病というのもあったのでしょうけれど、その頃、著名人が続々お亡くなりになったという情報が、テレビやネットを通して一斉に駆け巡ったということも、多分に影響していたような気がします。 当たり前にいた人がある日突然いなくなる。 そのポッカリを、自分のもしもの場合と重ねたりしたのではないのかな、と思うのです。 今日の記事は、自殺についてです。 周りにご不幸があったかたは、絶対に読まないでください。 自殺願望者で、私の文体が好きなかただけ、読んでください
酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba ないものねだり。 欲しくなるのは仕方ない。 持っていないのだから。 だけど、 「なくて良かった」ものもたくさんある。 例えば私は、 意地の悪さがない。 卑屈さも皮肉さもひねくれた思考も、天の邪鬼さもない。 人を疑えない。 嫌いになれない。 感情論で物が言えない。 噂や憶測に支配されない。 絶対に人を欺かない。 角度を変えて見れば、「ない」も存外悪くないと、私は思います。 「ない」は必ず「欠落」と結びつくわけではないと思うのです。 自分を好きになれないかたがたくさんいらっしゃるみたいですね。 こう考えてみたらいかがでしょう。 自分を無視できない。 それは少し、優しい響き。 自分を認めてあげたいという愛情が、チラリと顔を出してこないかな。 あのね。 自
酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 桜が好き。 私の全てを変えた人がいる。 私は「その人になりたい」と、ずっと思っていた。 何年も前から、ずっとずっと。 去年の秋だか冬だかに、もうすぐその人がいなくなることを知った。 大事な大事なその人がいなくなることを、私は受け止めきれず、何故だかハハハと笑った。 それから少しずついなくなることに慣れさせていったのだけど「やっぱり無理かもね」と思った頃と、いよいよいなくなる時とが重なった。 私は何故だか、またハハハと笑った。 「いなくなるわけじゃないから」とその人もハハハと笑った。 一生守ってあげる、と。 私は「桜が咲く頃、実感するだろう」と思っていた。 桜には思いが強すぎるから。 2月だったか、雪が降ったことを桜と間違えてひやりとした、とブログに
酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 震災後、初パソコン。 私が何故いつも1人でいるのか。 これについては今まで何度か書いてきましたので今回は省きますが、実はこれにはもう1つ理由があります。 それは、誰かが泣きそうなとき、連絡が確実にとれる人でいたいから。 もし私が泣きそうだったら、いつも仲間といる人には電話しにくい。 「ちょっと落ち込ん、え?クラブで踊ってる?マジ、リスペクト!」 そんなハイテンションに合わせざるを得なくなったら、パワー消費で立ち直れない・・・。 友人や知人が辛くなったとき、寂しくて不安になってしまったとき、パニックを起こしそうになったとき、咄嗟に電話やメールができる相手がいたら、保険になる。私はその保険になりたい。 そういう電話は必ずと言っていいほど深夜にきます。
酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba だいじょうぶ? 疲れていませんか? 吐き気やめまい、 頭痛やPTSD、 気づいたら泣いていたり、 なんだか妙にイライラしたり、 だいじょうぶ?って聞かれて、だいじょうぶって答えるしかなかったり、 優しくいることやポジティブにいることで人を励ます、それは当たり前のことなはずなのに、もっとなにかできるはずと自分にはっぱをかけてぐったりして、それを誰に見せたらいいのか分からなくなってしまったり、 被災地のかたの苦しみや悲しみに比べたら自分はマシだと自分を戒めて苦しくなったり、 周りを気づかって、ガツンと落ち込むより日常を取り戻すことを優先させて、日常に手を出すのはまだ早かったかなって思っても戻るに戻れなかったり、 あの人はどうしてこんな時にあんなこと言う
酒井若菜診断室、復活~八方美人~ | 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba すみません。 ワタクシここのところ全く頭が回りませんで、ブログの更新もままならぬ状態であります。 空っぽブログが多くなったのもそのためです。 空っぽ空っぽと書いていたら「空っぽなんかじゃありませんよ」というメッセージを多数いただきました。 私の言う空っぽは、心を込めずに書いた、という意味です。 説明不足でした、ごめんね。 大好きなアーティストに「若菜さんはサースティー」と最高の褒め言葉をいただいたことは私の自信。しかし私とて「曲がらねば、世は渡られぬ」と思い選ぶこともしばしばで。 そんなわけで、先日「長文も書いている」と書きましたが、何せ頭が回っていないので、書きたかったことは一度忘れさせていただきます。 すみませぬ。 しかし、空っぽばかりでも面目ないので、今日は、数年前、アメブロ
酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 秋感たっぷりの写真ですがあしからず。 2010年が終わります。 今年は、仕事的にはほぼ全て、演じた役が結婚経験者、母親の役でした。 プライベートでは、出会いや再会に恵まれました。 一方で、いくつかの別れもありました。 たくさんの人とたくさんの「ありがとう」を交わした。 「生きていてくれて良かった」。 人に対しそう思うことがたくさんあった2010年。 思えば今年は、人のことばかり考えていた気がする。 心配で心配でたまらなかった。 人に夢中で、自分を置いてけぼりにしてしまっていることにも心の隅っこでは気づいていたけれど、自分にかまう余裕はなかった。 だけど、そのつど誰かからの「ありがとう」が“私”を呼び戻してくれた。 良く言えば、理想の自分。悪く言えば
酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 表参道のイルミネーションがキラキラしていた。 いつ復活したんだ? 去年もキラキラしてたっけ? 一時期の灯篭みたいなイルミネーションじゃなくなってた。 揉めたんだろうな。 環境問題とか、私が思うに・・・ んー ま、いっか。 17歳。12月。夜。 その日、私は高校の制服を着て、表参道の歩道橋の上で頬杖をついていた。 栃木県にある高校に通っていた私は、学校を早退して原宿にオーディションを受けに来ていた。 その帰り道。 当たり前だが、同じ制服を着ている人間など周りに見当たるはずもなく。それどころか、一人で制服を着ている女子高生すら、見当たらない。 賑わいをみせる煌びやかな街を、数え切れないたくさんの大人達が歩いている。 「あー、きれいだなぁ」 と、思った。
酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba これは先日書いた記事です。 ある人に「いつも一人でいるよね」と言われました。 言いたいことは、こうに違いありません。 孤独じゃないのか。 よく聞かれること。 その質問に対しての私の答えはどうも間が抜けていて、自分の感性の乏しさに虚しさをおぼえます。 が、なかなか揺らいでくれないその考え。 人といるから孤独になるんだ。 最初から一人なら、孤独なんて感じない。 だって、人といる楽しさを知らないのだから。 つまらない考え方だと、我ながら。 そんなことを喫茶店でコーヒーを飲みながら一人で考えていました。 「孤独」という言葉を書いたのは、たぶん初めて。 私は昔から歌でも本でも、孤独という言葉を見つけるとその瞬間にスッと心が離れてしまいます。 一気にさめてしま
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