マンションで大麻栽培か 大阪、報知機誤作動で発覚
大阪府豊中市のワンルームマンションで1日、室内から水耕栽培中の大麻草に似た植物が数十株見つかっていたことが、23日、府警豊中署などへの取材で分かった。
栽培用の照明器具などで室温が上昇し、火災報知機が誤作動したのが端緒。府警が植物の鑑定を進めるとともに、大麻取締法違反の疑いもあるとみて捜査している。
豊中署などによると、1日午前0時10分ごろ、報知機が作動したためマンション関係者が119番。火災ではなかったが、駆け付けた同署員が不審な植物を見つけた。
その後、マンションの別の部屋からも水耕栽培中の植物や栽培用の照明設備が見つかったが、部屋に住人はいなかった。同署は住人が何らかの事情を知っているとみて行方を追っている。〔共同〕