「将来の介護保険・老齢期の医療保険料の増大を試算した結果、消費税を4%上げざるを得ない結果が出た」みたいな記事が載ってた。
で、それに対して誰かが
「ジジババみたいなの大切にしても何の国力のためにもならない、ただ生き永らえるだけで国益を蝕む存在。
そんな老人に使う金があったら国力に繋がる研究者や、就職難の若者に回すべきだろ常考・・・」みたいに書いてて、
それに対して「ニュースから来ました。全く同感です」みたいなコメントがいっぱいついてた。
国力って何だろう。国益って何だろう。とりあえず就職頑張れよー。って思った、ってのはさておき。
今の私たちは将来に対してそんな明るい期待をしていないから今を割と楽しんで生きているけど、
昔の人達は割と本気で若い間はとにかく必死に働いて、老後は静かに穏やかに暮らせたらいいな、と考えていたんだろうなと最近思うのね。
老人ホームで働いてて、時に話し相手とかしながら色んな人から色んな話を聞く度に、そこの価値観の違いを感じる。
だから若い自分たちの感性で「ジジババを生かしても無駄だろ」って理論を通すのは、なんか申し訳なく感じてしまう。
どうなんだろうなあ。とりあえず私は将来に何も期待していないから今をそんな辛抱せずに、頑張らずに楽しんでしまうけど。
試しに「ジジババになった君の両親を窓から突き落として殺してくれ。そうしたら考える。」 と言ってやったらいいんじゃないかな。
まぁ先見の明が無かった奴は最終的に損するってことだろ。 バブル期に遊びまくった馬鹿とある意味同類というか。 苦労した、苦労した…!っていう話にすると美談っぽくなるけど。
「人づきあいが苦にならない人」と言われて思い浮かぶ彼は、 バーでたまたま出会ったその道の大御所センセー(親より年上)と意気投合し、仕事場の見学や家に招待され、タダで色々...