増田日記だから正直に書くけど、今売られている日本の歌ものの音楽は、
・人間の声に聞こえない。歌が上手いんじゃなくて、レコーディングの技芸になっている。そのうえに、音声を加工している。いま依頼が集まっているクリエイターは、作家としての能力ではなくて、DAWの技能が高いだとか、制作費を出す側にとって扱いやすいだとか、そういった本質外の理由で登用されている。
・言語になっていない。メロディ先で無理に歌詞あわせて、さらにはメロディを崩壊させるような歌詞を書く奴がいる。
・作文を読んでいる。話し言葉ではない。何を云っているか判らない。
わざわざ録音音源を聴くのは、感動的な実演を聴きたいからだ。それなのに、売られているのは工業音声。エイベックスとかが出てきて音楽を使い棄てにした。けれどその前にそもそも、日本人には職人気質が好きな封建ギルド的勘違い野郎が多いので、演歌なんか技芸であって感動ではない。
感動的な実演を聴きたいのを辛抱して録音物で再生しているのに、買い切りではなくてストリーミング配信とか、売り手の都合の押し付けで、ボッている。
実演をライブで聴くのが理想だけれど、数万人とか集まって音響がクソなところで聞いても鑑賞なんて成り立たない。音楽鑑賞とは異なるものを売っているのだ。
ライブハウスなんかでも、オールスタンディングで押し寿司みたいに詰め込まれても鑑賞なんて成り立たない。そもそも飲酒しながら鑑賞しなきゃいけなくなるようなのが問題外。
けど、そもそも音楽が売れないのは今の日本人が貧困だから。カネもっている奴は暇がなく、時間を確保して人らしく生きたら所得がなくなる。カネもっていて払えるような有所得者の多くは、集中して鑑賞する余裕なんてなくて、「ながら」で聞いているか、そもそもまともに鑑賞する能力なんてなくて鑑賞とは別の原因で買っていたりすることすら少なくない。
まともに鑑賞するに堪えないようなもんを造っといて、単に数が売れたとかマスコミに露出が多かったとかいう理由で自慢してプロフィールに代表作として誰それに提供したとか書くの、恥を知れと思うね。
売れないからって媚び売ったり煽ったりして、クソなもののほうが売れるからクソ売って、ついにはクソであることの認識能力すら失った日本人は、もはや救われようがなく赦されないと考えられるのである。
売れないよ。鑑賞するに堪えないし。払うカネなんて無いか、聴く暇無いか。聴く時間の総量や、買う人の総数が少ないんだから、売上少ないだろ。業界物凄く小さくなっただろ。
増田ゴールデン街
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