掲題の通りなのだが、私の祖父はヒゲを剃ってから床屋に行く人だった。私にはそれが不思議で仕方なかった。
ヒゲが濃い祖父ではあったが、床屋はどんなに濃いヒゲであろうがツルツルに剃ってくれるのだから、わざわざ自分で剃ってから行く必要なんてない。
それはまるでクリーニングに出すYシャツを一旦洗濯機で洗ってから出す行動と同じに見えた。
祖父はとうの昔に亡くなっている。大正生まれで戦時中は兵隊として満州に送り込まれていた世代だ。
性格は几帳面で、木彫りを趣味としており、幼少の頃はとても趣味の範疇とは思えないその木彫りの丁寧な仕事ぶりを見て驚いた記憶がある。
そんな祖父に「ヒゲを剃ってから床屋に行く」という習慣があったことを令和3年に突如として思い起こしてしまったのは、私が床屋に行こうとしていたある日の朝に、ついついいつもの流れで普通にヒゲを剃ってしまったからである。
「今日床屋に行くのに勿体ないことしちゃったなぁ……あ、でもこれおじいちゃんと同じだ」と即座に思った。その足でいつものように床屋へ行き、髪を切ってヒゲを剃ってもらった。
支払いを済ませて店を出て、自らの顔に手をやって驚愕した。
そのとき、かつて味わったことのないほど私の顔はツルツルスベスベ肌となっていた。「あれ?俺にヒゲってあったっけ?」と勘違いしてしまうほどのツルスベ具合だった。
人にもよるとは思うが普通は床屋でヒゲを剃ってもらっても、多少は剃り残し感が残るものである。
しかし、この日は違った。自分で触ってても気持ちが良いほどヒゲの存在を感じられない顔へと仕上がっていたのである。
祖父が床屋へ行く前にヒゲを剃っていた理由はこれだったのだろうか。
この究極のツルスベ感を味わいたいがためにわざわざ床屋へ行く前にヒゲを剃っていたのだろうか。
今となってはそれを確認することはできないが、あのときの祖父の気持ちをちょっとだけ追体験できたような気になれて、少しだけ嬉しくなってしまった。
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こういう人が真のジェントルメンだよな
自分も髭濃い&肌ヨワイ。なので最近は、髭も剃らない・洗髪もしない1,000円カットだけだわ(カネも無い)
同じく 普段はシェーバーで剃ってるからか、床屋のカミソリで剃ってもらうとカミソリ負けして痛いんだよね シェーバーだと逆剃りしてもそれほどダメージはないが、カミソリで逆剃り...
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剛毛の知人は、何度も何度も蒸しタオルを変えて顔剃りだけで1時間くらいかかるので大変申し訳ないと言っていた
風俗行く前に一発抜いておくと長持ちする
見栄というか礼儀というかたしなみの問題だと思うけどねぇ。 例えばプロにお化粧してもらえるサービスがあるとして、そこの店まですっぴんでいくのか?みたいな?
芸能人の話見るとそういう人多いぞ
服を買いに行く服がない
公衆便所使う前にうんこするのと一緒じゃね?特に違和感ない
「彼氏にプロポーズしたいけどスペックが足りない」この増田と文体似てる
俺は散髪に行く前にシャンプーするけどみんなそうじゃないの?
前日風呂入ってなかったりだとジャンプーする
風俗に何日も風呂入ってない身体では行かないし同じことだな
ほえー