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2024-10-04

このミス」はミステリー界の芥川賞を目指す、のか?

このミステリーがすごい」(このミス)って基本的には芥川賞みたいなマーケティングの賞なんだろうなと思う。

対象読者はミステリーマニアではなく、「これがミステリーってものか」を一冊でわかりたいくらいの普通の人。

からギミックはびっくりするほど似通っていて、大抵「序盤に登場する協力者みたいな奴」が犯人

あるいは典型的叙述トリック最後にそれまでのストーリー展開が大逆転。

社会派みたいな重いのはなし。理系過ぎたりマニアックな知識要求するトリックはなし。

大事なのは話題性で、題材や作者のキャラクター性で注目を集めやすそうな作品を選んでる(この辺が芥川賞から学んでいると思われるところ)。

最初は違ったのかも知れないけど、最近特にその傾向を強く感じる。

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